レコルト ミキサー・フードプロセッサー RCP-3-W

RCP-3には付け替え可能な3種類のブレードとプレートが付属しているため、1台で刻む・混ぜる・練る・潰す・砕く・おろす・泡立てるの7役をこなすことができます。野菜のみじん切りから大根おろし、生クリームの泡立てまでさまざまな用途で使えるのが魅力の1つです。

毎分24,000回転する260Wのパワフルモーターと切れ味のいい4枚のプレートは、市販の氷や冷凍フルーツのような硬い食材も粉砕することができます。同価格帯かそれ以上の価格帯のフードプロセッサーは、氷を砕けても粒が大きいことが多いですが、RCP-3は細かく砕くことが可能です。

フードプロセッサーは使い方が難しそうと思う方もいますが、RCP-2は簡単な2ステップのみ。ブレード・プレートをセットしたカップに食材を入れて、カバー・本体をセットした後に上から押さえるだけです。使用後も付属のスパチュラを使って、中身を無駄なく取り出せます。

他社のフードプロセッサーでジュースやスムージーを作る際、蓋と容器の間から液体が漏れてお悩みの方は多いです。しかし、RCP-3の蓋にはシリコンパッキンが付いているため、液体漏れの心配がありません。さらに、蓋には取り付け・取り外しがしやすいツメも付いています。

本体のセーフティロックとカバー(蓋)の凸凹が正しくセットされていないと動かない設計なので、赤ちゃんや小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使えます。

本体以外のパーツは全て丸洗いできるため、衛生面でも優れています。蓋についているパッキンも、取り外して洗うことが可能です。洗った後はよく水切りをして十分に乾かすことで、より長く使用できます。

RCP-3の連続使用時間はブレード使用時なら約1分、泡立て・おろしプレート使用時なら約2分なのですが、それ以上の時間使おうとすると自動で止まる仕組みになっています。次の使用までの待機時間に10分ほどかかるというレビューもあるので、硬い食材の場合は予め火を通したりある程度小さく切ったりと、工夫が必要です。

公式HPの使い方にも記載がありますが、使用前に食材を一口大に切る必要があります。少し面倒に感じる方もいると思いますが、むらなく刻んだりすり潰したりするためには必須の工程です。他のフードプロセッサーも同じように切ってから入れるものが多いので、フードプロセッサー全体の特徴とも言えます。

容器のMAXの線まで食材を入れると動かなくなるとのレビューがありました。特に氷や硬い食材の場合は、線より少し下まで減らす必要があるようです。

他のフードプロセッサーに比べても小型ですが、パワーが強くすぐにみじん切りが終わるという声が多かったです。メレンゲやかき氷も簡単にできるほどパワフルなので、料理の幅がぐんと広がりそうです。

デザインの可愛さやコンパクトさを評価するレビューも多かったです。ころんとした丸っこいフォルムや、シンプルな見た目はインテイリアの邪魔にならないので、出しっぱなしにしておけるのは嬉しいポイントです。レッドはキッチンのワンポイントに、クリームホワイトは北欧系のインテリアとマッチします。

手が臭くなる玉ねぎや痒くなる山芋に加えて、力のいる大根おろしも短時間で楽にできるというレビューがありました。食材によっては小さな塊が残ったり、おろし目が粗くなったりするようですが、一方でそれほど気にならない方もいます。手の力が弱いご年配の方や女性にも重宝されています。

パナソニックのフードプロセッサー MK-K61は、RCP-3より8年前の2011年2月に発売した商品です。容量・コード長は同じですが、サイズは154x212x225mmとRCP-3より横に一回り大きく、重量も2倍以上あります。

ナイフカッター使用時120W・回転数は最大で2,900回/分とパワーはRCP-3に軍配が上がりますが、連続使用時間は30分とかなり長めです。また、ジューサーや泡立て機能がない代わりに、お菓子やパン生地をこねることができます。

価格はRCP-3より3,000円ほど高く、静音性に優れているようです。デザインは昔ながらの調理家電という見た目なので、おしゃれなキッチンやインテリアにこだわる方には不向きかもしれません。より安くパワフルでデザイン性の高いモデルが欲しい方にはRCP-3を、連続使用時間が長く静音性に優れが重量感のあるモデルが欲しい方にはMK-K61をおすすめします。

ブルーノのスティックブレンダー BOE034は、アタッチメントを付け替えることでフードプロセッサーや泡立て器としても使える万能なブレンダーです。RCP-3と比較すると練る・おろすの2役が不足していますが、それ以外の機能は搭載されています。チョッパー(フードプロセッサー)使用時の回転数は2,800回/分、・消費電力は200WとRCP-3に比べてパワーは劣りますが、連続使用時間は3分と少し長めです。

また、フードプロセッサー使用時の容量は0.3Lと少な目ですが、ハンディタイプのスティックブレンダーとして使えるため、鍋で茹でた野菜をそのまま攪拌できます。しかし、本体からシャフト部分が取り外せないため、RCP-3に比べるとこびりついた汚れや油汚れを落としにくいです。お手入れのしやすさでは、本体以外を丸洗いできるRPC-3に軍配が上がります。

価格は変動しますが大差はないので、スティックブレンダーとして使いたい方にはBOE034を、パワフルな切れ味・多機能性・お手入れのしやすさを重視する方にはRCP-3をおすすめします。また、収納する際にできるだけコンパクトにまとめたい方にもRCP-3がおすすめです。

レコルト RCP-3について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

RCP-3は1台で刻む・混ぜる・練る・潰す・砕く・おろす・泡立てるの7役をこなせるうえに、圧倒的なパワーで氷や冷凍フルーツなどの硬い食材も細かく粉砕できます。また、本体以外の部品はすべて丸洗いできるため、衛生的に保つことが可能です。一方で、連続使用可能時間が短いというデメリットもあります。

以上の点から、さまざまな用途に使いたい方や硬い食材を調理したい方や、隅々まできれいにお手入れしたい方におすすめの商品です。また、デザイン性が高いためキッチンに出しっぱなしにしたい方にもおすすめします。コンパクトなボディからは想像できないような、パワーと機能を搭載しているのがRCP-3です。気になる方は、ぜひAmazonや楽天などのネットショッピングや家電量販店をチェックしてください。