バイタミックス ミキサー・フードプロセッサー PRO750

PRO750には、スイッチを合わせるだけで自動調理してくれる全自動プログラムが搭載されています。スムージー・フローズンデザート・ホットスープ・ピューレ・セルフクリーニングの5つのモードが使用できるため、料理の幅が広がります。スタートのスイッチを押せば、あとは終了まで放置すれば良いので忙しい朝の時間も役立つアイテムです。

混ぜる・温める・冷やす・つぶす・刻む、砕く・挽く・こねるの8つの工程をこのミキサー1つでこなすことができます。材料を入れるだけでスムージーはもちろん、温かいスープを作ったりパンをこねたりなどさまざまなことが可能なので、今までできなかった料理にも挑戦できます。

バイタミックス PRO750はパワーが強いのも魅力の1つです。果物や野菜の皮や種まできれいに粉砕し、滑らかで飲みやすいスムージーを作れます。そのため、しばらく時間が経っても食材が分離しません。普段は捨ててしまう食材の一部も使えるので、栄養をたっぷりと体に吸収することができるでしょう。

コンテナの容量が2Lと大容量で、家族が多い家庭でも活躍することができます。大容量でも高さは抑えめで、撹拌力が高いので全体的に滑らかになります。さらに作った料理が取り出しやすいので使い勝手がいいとも言えるでしょう。

1番気になる点として挙げられるのが、動作音の大きさです。気にならないという人もいる一方で、工事や掃除機並みの音がすると感じる人もいるので、集合住宅にお住まいの方は注意が必要です。パワーはあるので短時間で調理はできますが、常識的な時間帯での使用を心がけましょう。

全自動プログラムは放っておいても調理してくれますが、自分で使用するより長い時間が必要です。また、長く使いすぎると音が気になって途中で止めてしまう人もいます。温かいスープやパンなどは途中で止めてしまうと完成しないので、このことは念頭に置いておきましょう。

公式に日本語の説明書は作っておらず、通常は英語の説明書が付いてきます。正規の代理店でしたら翻訳された日本語版説明書がついているものもあります。しかし、簡易的なもので説明が十分ではなく、多くの人は最初は使い方に戸惑います。高額な商品なため、万が一壊してしまったらと不安に思う人もいるので、自力で翻訳する必要があります。

大容量なこともあって、他社の製品より大きいと感じる人もいます。思ったより場所を取る可能性もあるので事前に設置場所の確保はしておきましょう。比例して重さもそれなりにあるので、うっかり落とさないよう安全に気を使う必要もあります。

全自動プログラムのひとつにクリーニング機能があり、水と洗剤を入れるだけできれいに掃除してくれます。いちいち分解して洗う必要がなく、刃で手を傷つける危険性もないので、安全かつラクに手入れができます。使用から片付けまでを短時間でできるので、忙しいときでも手入れを怠らず、長く使うことができるでしょう。

短時間でできるというのも非常に魅力的です。パワーが強力なので全自動プログラムを使わずに手動で操作してもあっという間に作ることができます。動作音が気になる人も、ジュースやドレッシングなら長時間使う必要がないので、そこまで気にする必要はないでしょう。

刃が硬化ステンレス製で、非常に耐久性に優れています。そのため錆びづらく長期的に使うことが可能です。刃の切れ味のよさは、滑らかさにも影響してくるので重要な部分でしょう。また、従来品より角度も改良されており、より残るカスが少なくなるように設計されています。

何といっても強力なパワーが魅力の本製品。そのパワーは下ごしらえしなくてもスープやスムージーがふわふわかつ滑らかにできるほどです。完成後に濾す必要もないので、手作りのスープに比べ非常に短時間でできます。飲んだ後の皿やコップもさっと流すだけできれいになるほど、サラサラなものが出来上がります。

バイタミックス TNC5200は、PRO750より前のモデルになります。そのため、価格はPRO750より安くなっています。古い製品ですが、混ぜる・温める・冷やす・つぶす・刻む、砕く・挽く・こねるの8つ機能性はこちらも搭載されています。

また、容量も同じく2Lと変わらないので、大量に作ることができます。刃も硬化ステンレスなのでパワーはしっかり、耐久性にも定評がある製品です。しかし、こちらには全自動プログラムは搭載されていません。

そのため、自分で手動で操作する必要があり、放置して違う作業をしたい人には少々面倒に感じるかもしれません。また、コンテナの容量は変わりませんが、形状は変わっており、PRO750より背が高くなっています。

撹拌力の面では背が高いTNC5200のほうが劣っているでしょう。また、静音性に反してはPRO750はTNC5200に比べ40％削減されています。とはいえ高速モードで回した際は大して変わらないという評価もあるので、音に関しては実際感じるレベルは大差ないかもしれません。

PRO750とTNC5200の大きな性能差は全自動プログラムの有無なので、どちらを選ぶかはこの機能と価格に注視して考えるといいでしょう。そこまで時短にこだわらないのであれば、価格の安いTNC5200がおすすめです。

バイタミックス PRO750について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

PRO750は8つの機能と5つの全自動プログラムと非常に多機能な製品になっています。容量も大きく、大家族の家庭や業務用としてもおすすめです。また、手入れも簡単なので手間に感じることなく長期的に使用ができるでしょう。

しかし、価格が高いため即決で購入を決めれるものでないのと、使用音の大きさが自分の生活環境によってはネックになってきます。そのため、一軒家に住んでる人や、日中に家にいる人、料理をする頻度が高い人におすすめの製品となります。

あれば役立つアイテムではありますが、使用頻度によっては機能を持て余してしまうので、まずはどんな調理に使いたいのか目的を明確にしましょう。そして自分に合った機能とバランスの製品を見つけてください。