ホットプレートの寿命は何年？｜プリンセスや保証期間外の故障についても

お気に入りのホットプレートは長く愛用したいもの。特にブルーノ・プリンセス・レコルトなどおしゃれで高価なホットプレートをお持ちの方は、大切に使いたいですよね。最近ではインテリアとしても使えるホットプレートですが、寿命はどれくらいなのでしょうか。

使用頻度や、お手入れが行き届いているかにもよりますが、ホットプレートの寿命の目安は約5年です。プレートだけでなく、プラグなどの部品もお手入れをしっかり行えばより長いことホットプレートを使い続けられます。

今回はホットプレートの寿命の見極め方やお手入れ方法を紹介します。故障具合（電源が入らないなど）や保証期間外なのかによって修理や部品の交換、買い替えと対応が変わります。故障した場合、修理料金を払うべきか買い換えるべきかで迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

ホットプレートのテフロン加工が剥がれた場合は、寿命の可能性が高いです。テフロン加工が剥がれると、食材がプレートにこびりつきやすくなります。テフロンをコーティングし直すより、新しくプレートを買う方が時間的にも金銭的にもお得です。

購入してから年数が経っていると、別売のプレートが販売されていないケースもあるので注意しましょう。

ホットプレートの電源がつかない場合や温度がなかなか上がらない場合、どこが悪いのか判断がつきにくいです。いくつもの原因が考えられるので、すぐに使用を中止してメーカーに問い合わせましょう。

故障した場合、保証期間内であれば、修理や交換を安く行える可能性があります。ただし落下など使用の際に消費者側が起こしたトラブルが原因である場合は、保証の対象外になる場合もありますので要注意です。

断線やプラグが溶けている症状が見られる場合、ホットプレートが正常に動いていても使用を止めてください。そのまま使用するとトラブルの危険があるため、修理が必要です。使用期間が長い場合は、部品の買い替えをして対応しましょう。

部品の販売がすでに中止されている場合は、寿命と判断して本体ごと買い換えるべきです。

ホットプレート使用中に煙が出ていると、火事に繋がる可能性もあり不安になりますよね。新品のホットプレートを初めて使うときは、煙やにおいが出るケースがあります。しかし、使用していくうちに解消されるので問題ありません。

新品でないのに煙が出ているときは、水受けをチェックしましょう。水受けの水が減っていると煙が出やすくなるので、水を足して様子を見ましょう。これまで水受けをセットしていなかった方は、ホットプレート使用時は水受けをセットするようにしてください。水受けを調整しても煙が消えない場合はメーカーのサポートセンターへ相談をおすすめします。

ホットプレートの焦げ付きは、お手入れ次第で解消できる可能性があります。焦げや汚れを防ぐために、普段からプレートはきれいに洗っておきましょう。傷がつきテフロン加工が剥げるので、金属製のヘラなど硬さのある調理器具は注意が必要です。

ホットプレートの寿命の目安は5年前後となりますが、メーカーやブランドによって寿命が異なります。たとえば、人気のプリンセスのホットプレートの寿命は、使用頻度によるものの約2～3年と言われています。長く愛用するためには、やさしく丁寧に拭いてお手入れしましょう。

プレートが温かいうちに、キッチンペーパーや柔らかい布で油や汚れを取りましょう。熱い場合は菜箸を使ってください。その後、スポンジと中性洗剤で汚れを落としましょう。洗い終わったら、水分を拭き取ります。

それでも取れない場合は、プレートに水を張って、電源を入れて沸騰させたり、樹脂製のヘラなど先の柔らかいものでこすったりしましょう。使用中も汚れや油を取っておくと、お手入れがしやすいです。

遮熱板は台所用洗剤を含んだ布で拭いた後に、乾いた布で拭いてください。使用する度にお手入れをしないと、汚れが焼きついて取れなくなります。ヒーターや差し込み口・温度調節プラグは、水洗いせず柔らかい乾いた布で拭きます。

このお手入れ方法が一般的なやり方ですが、機種によってお手入れの方法は異なります。取扱説明書を読んで、適切なお手入れをしてください。

ホットプレートが故障してしまった場合は、メーカーに修理依頼をすれば治してもらえます。保証期間内の場合は基本的には無償修理ですが、保証期間外の場合は有償になります。

ブルーノやレコルトのような有名ブランドは、電話での修理依頼だけでなく公式WEBサイトからの問い合わせも可能です。ブルーノでは直営店限定で保証期間の延長サービスも行っているので、長く愛用したい方は活用しましょう。

電源コードはメーカーごとに違っていて、共通ではありません。そのため公式サイトやネットショップで、機種や品番を確認してから購入しましょう。ネットショップだと心配な方は、直接メーカーに問い合わせてみましょう。

プレートのみの買い替えは可能です。しかし、電源コードと比べればプレートは価格が高いものもあります。値段を見てプレートを買い替えるか、本体を買い換えるか決めましょう。

最新のホットプレートは30年前よりかなり進化しており、ただ焼くための調理器具からさまざまな調理ができる機械になりました。中にはパンケーキやパエリアを作るためのプレートがついている製品もあります。昔のものと比べて作れる料理のレパートリーが増えただけでなく、性能も格段に良くなりました。

最近では、キャンプの際に便利なガスボンベ式のコードレスタイプもあります。小型のホットプレートであれば、消費電力が600Wのものもあり、電気代を従来の半分ほどに抑えられます。

ホットプレートの使用期間に合わせて、部品の買い替えか本体ごと買い換えるかを判断してください。お手入れを丁寧にしておけば、ホットプレートは長持ちします。いらなくなったホットプレートは適切な方法で処分しましょう。