赤ちゃん撮影におすすめのビデオカメラ22選｜必要かどうかについても解説【成長記録】

日々、できることが増えていく赤ちゃん。そんな我が子の成長を映像として残しておきたいものですよね。最近では、スマホで赤ちゃんの成長を撮影している方も多いです。しかし、大きくきれいに撮影でき、しっかりと残せるビデオカメラをおすすめします。

赤ちゃんの成長記録を撮るにはビデオカメラをおすすめしますが、一口にビデオカメラがいいと言われても、さまざまなメーカー・種類があり、選ぶのは難しいですよね。また、人によっては必要か・いらないと思う方もいます。

そこでこの記事では、赤ちゃんの撮影にぴったりなビデオカメラをご紹介します。お母さんに注目してもらいたい軽さや手ぶれ補正機能など、チェックポイントもご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ビデオカメラは動画の撮影に適したカメラですが、最近はスマホのカメラの進化が目覚ましいため、いらないと感じる声もあります。以下では、ビデオカメラのメリット・デメリットについて解説します。

ビデオカメラには以下のようなメリットがあります。

• 動画で高倍率ズームができる
• 手ぶれ補正が優れている
• 片手で撮影が可能
• マイク性能がいい
• モニターがバリアングルで見やすい
• 動画を長時間撮影可能

スマホでは動画で遠くをズームをすると粗くなってしまいますが、ビデオカメラは遠くの被写体も鮮明に撮影可能です。加えて手ぶれ補正も優れているため、赤ちゃんを連れての旅行先での撮影も役立ちます。

片手で撮影でき、長時間の動画撮影が可能なため、赤ちゃんが成長してからの運動会やお遊戯会などでも重宝します。

ビデオカメラのデメリットは以下の通りです。

• 暗い場所での撮影は苦手
• レンズの交換ができない
• ぼけの効いた動画は撮れない
• 普段使いではスマホの方が使い勝手がいい場面も

ビデオカメラは搭載されているセンサーサイズが小さく、暗い部屋や夜間で撮影するとノイズがのってしまいます。そのため、暗所での撮影には不向きです。一眼レフで撮ったようなぼけの効いた動画も撮れません。

また、ビデオカメラはイベント時に役立つ場面が多く、頻繁には持ち歩かないことが多いです。そのため、普段使いではスマホのカメラの方が使いやすい声もあります。

ビデオカメラには「ハンディビデオカメラ」と「アクションカメラ」の2つの種類に分けられます。それぞれの特徴をご説明するので、自分にとって使いやすいビデオカメラがどちらの種類か確認しておきましょう。

ハンディビデオカメラは、片手で持って使用できる一般的なビデオカメラです。赤ちゃんが動いても素早くビデオカメラを動かせます。また、手ブレ補正が搭載されているモデルを選べば、初心者でも安定して撮影できます。

日常生活や外出先など、場所を選ばず使用できるのでコストパフォーマンスが高いのもポイントです。子供が成長しても運動会などで使えます。

アクションカメラは、広角レンズが搭載されている小型のビデオカメラです。ハンズフリーで制御できるモデルもあるので、レジャーなど使用されます。防水機能が搭載されているので、海やプールでも安心です。さらに小型なので旅行に持っていってもかさばりません。

そして、狭い場所でも広い範囲の撮影ができるアクションカメラですが、迫力がある映像も撮れます。普段と違う印象で映像を残せるのもポイントです。以下の記事も参考にしてみてください。

上手に動画を撮影するには、ビデオカメラが「持ち運びやすさ」が重要です。丁度いい軽さで、長時間の撮影でも疲れにくいビデオカメラを選びましょう。一般的に400g以下のビデオカメラは軽量モデルとされています。購入する時の参考にしてください。

ビデオカメラを選ぶときは「ズーム倍率」も確認しましょう。ズーム機能には「光学ズーム」と「電子式ズーム」の2つがあります。光学ズームは、鮮明で劣化が少ないのが特徴です。一方で、電子式ズームは映像が粗いですが、数百倍もズームできるモデルがあります。

この2つのいいところを搭載したのが、パナソニックの「iAズーム」という方法です。解像度を保ちながら、数十倍ものズームを可能にしています。

ビデオカメラは「フルHD」と「4K」が一般的です。きれいな映像を求める方は4Kを選びましょう。フルHDが1920×1080の解像度であるのに対して、4Kは3840×2160の解像度と4倍の画素数で高精細な映像を残せます。

しかし、ビデオカメラが4Kでもテレビやモニターが4Kに対応していなければ、高画質での再生ができません。また、フルHDよりも価格が高いので、コスパを重視する場合はフルHDがおすすめです。

光学式の手ぶれ補正機能は、カメラ内部に組み込まれているレンズが機械的に動くことで手ブレを抑えます。メリットは残像が少なく、自然な画質になることです。一方で駆動装置が搭載されているので、小型化しにくく消費電力が増えてしまうデメリットがあります。

電子式の手ぶれ補正は、ソフトウェアを使用して撮影後に画像の中心部を切り抜きます。それから、被写体の位置を調節して電子的にブレを直しているのです。光学式よりも電子式の手ぶれ補正の方が、画質が悪くなる傾向があります。

パナソニックのビデオカメラは、光学式と電子式を組み合わせた「ハイブリッド式」の手ぶれ補正を搭載しています。5軸方向で手ぶれを自動補正する機能で、センサーエリアで検知して手ぶれ補正専用レンズで修正します。

光学式と電子式のいいところを兼ね備えているので、動きが激しくても安定した動画を撮影可能です。

ソニーは「空間光学手ぶれ補正」を採用しています。レンズとセンサーが一体化されており、内部の光学ユニットがバランスを保ちつつ5軸方向でブレを補正します。ですので、どんなシチュエーションでも素早く被写体のピントを合わせて撮影チャンスを逃しません。

また、空間光学手ぶれ補正に「インテリジェントアクティブモード」も搭載されているので、ブレやすいズームでもきれいに撮影できます。

ソニーとパナソニックには赤ちゃんの撮影におすすめな機能が搭載されています。それぞれのメーカー独自の技術ですので、チェックしておきましょう。

ソニーでおすすめなのがオートフォーカスとナイトショットです。一般的なビデオカメラにも搭載されていますが、ソニーは素速い反応で被写体のピント合わせが可能。さらにナイトショット機能が搭載されているモデルを選べば、暗闇でも赤外線で撮影が可能です。

オートフォーカスとナイトショットを駆使すれば、かわいいお子さんの寝顔も睡眠を邪魔することなく映像として残せます。

パナソニックには「ワイヤレスワイプ撮り」という機能が搭載されているビデオカメラがあります。これは、メインカメラで撮影した映像と、サブカメラで撮影した映像を同じ画面に表示させる機能です。

最新機種ならスマホ映像も画面に追加できるので、お子さんだけではなくご両親の映像を一緒に残せます。また、さまざまな角度やシチュエーションの撮影ができるので、赤ちゃんが成長しても運動会やお遊戯会で大活躍してくれる機能です。

赤ちゃんの成長はあっという間です。そんな短い赤ちゃんの成長記録には、静止画ではわからない仕草や表情を残せるビデオカメラがおすすめです。今回ご紹介した内容を参考に、お気に入りのビデオカメラを探してみてくださいね。