
RICOHのGR I・GR Ⅱ・GR Ⅲを比較・レビュー!大人気のデジタルカメラの魅力とは
究極のスナップショッターとして人気をはくしているGRシリーズをご紹介します。なぜGRシリーズがここまで愛されるのか、その魅力に迫ります。GRとGR2とGR3の3機種を比較して、機能や実際に使った人の口コミなどから、それぞれのおすすめポイントをご紹介します。
初代RICOH GR Ⅰは1996年発売

初代GRは1996年に発売されました。
35mmフィルムカメラの中でも、当時としては薄型軽量で、手軽に高画質の写真が撮れることで人気をはくしました。
デジタルカメラへの参入は2005年から

高級コンパクトカメラの先駆けとして、2005年にRicohからデジタルカメラとしてのGR Digitalが発売されました。
広角単焦点という使い勝手の悪さに対して、高画質と携帯性の高さで当時多くの人に愛されました。
また、現在でも十分使用可能で、クラシックデジタルカメラとして価値が高まっています。
2013年にAPS-Cセンサー搭載デジタルカメラが誕生

その後2013年にAPS-Cセンサーを搭載した初代GRと呼ばれる「GR無印」が発売されました。
そして、初代のGRを踏襲した「GR2」が2015年に、そして「GR3」が2019年に発売されました。
現在デジタルカメラ愛好家の間で盛んに議論されているのは、これら3機種の違いやどれを買うのがおすすめなのかということです。
GRシリーズの他にもRICOHからは様々な一風変わった魅力的なデジタルカメラが発売されています。
GRシリーズのおすすめポイント
何気ない日常を切り取る最強のスナップシューター

Ricoh GRのデジタルカメラの一番の魅力は「なんでもない日常を情緒豊かに切り取ってくれる」ことです。
普段の何気ない日常の風景をGRでパシャリと撮るだけで、味のある何か映画でも始まりそうな雰囲気の写真にしてくれます。
RicohイメージングのGRデジタルカメラのコンセプトとして、「最強のSnap Shooter」という言葉があります。
起動時間は0.8秒、シャッタースピードは30~1/4000 秒とデジタルカメラの中でもかなり速い処理速度になっています。
さっと取り出せて、すぐ撮影できるという「スナップ撮影」における使い勝手の良さをとことん追求したデジタルカメラです。
デジタル一眼レフに迫る画質がポケットサイズで持ち歩ける

独自開発のGRレンズを使用することで、画像の隅々にまで光を届け、モアレや白飛びの少ない高画質な写真を実現しました。
またローパスフィルターレス構造でありながら、モアレや偽色を防ぎ解像度の高い見たままの写真が撮影できます。
さらに、一般的にはISO感度を上げるとノイズが増えてざらついた画像になるのですが、GRではノイズ提言処理システムが搭載されており、最高ISO感度102400でも撮影可能です。
これらのことから、屋内や曇天などカメラ撮影には不向きな時でも、見たままの景色を高画質で写真に収められるのが、GRシリーズです。
ポケットに入るほどのコンパクトさを兼ね備えた優れた携帯性

GRのコンセプトの一つに「優れた携帯性」というのがあります。
ポケットに入るサイズ、片手で持ち運べるコンパクトさが魅力の一つです。
高性能APS-Cセンサーを搭載しながらも軽量でコンパクトなデジタルカメラはそうありません。
また、GR初代が発売された2013年から、新機種が発売されるたびに、削れる機能を削って「高画質」「速写性」「携帯性」にこだわってきている。
RicohのGRシリーズにとって大切なのは流行の機能を取り入れることや、「世界最速」「世界一」などという目先の数字ではありません。
高画質の写真を思いのままに撮影するためにコンパクトで使いやすいデジタルカメラを作ることが最も大切なことなのです。
GRシリーズは旅行に持っていくデジタルカメラとして最適

コンパクトで持ち運びに便利なGRシリーズは、旅行に持っていくのに最適です。
かさばる周辺機材も必要ないし、何よりデジカメ本体がポケットサイズレベルにコンパクトです。
しかも、デジタル一眼レフレベルに高画質で、画角も広いので、旅行の思い出をさらに特別なものにしてくれるはずです!
Ricoh GRデジタルカメラのマイナスポイント
ズーム機能がない

カメラファンの間では公然の話になっていますが、GRシリーズにはズーム機能が搭載されていません。
デジタルカメラの中で光学ズームが搭載されていないのはかなり異例なことなのですが、GRのコンセプトに反するのでズーム機能がありません。
ズーム機能を搭載するとレンズは暗くそして重くなってしまいます。
そうなるとGRのコンセプトである「携帯性」や「高画質」の実現は難しくなります。
ズーム機能がい代わりにかなり広角の写真が撮影できるのですが、イベントごとや望遠での撮影を期待している場合は、GRは不向きです。
SNSとの連携がない

最近の多くのデジタルカメラは、撮影した瞬間にスマートフォンに転送して確認できたり、カメラから直接SNSに投稿できたりします。
GRシリーズはⅡとⅢにはWi-Fi機能が付いているので、撮影直後に携帯で確認することはできますが、SNSへの投稿はできません。
SNSとの連携をするためには、スマートフォンと同様のOSをカメラに取り入れる必要があります。
さらにバージョンアップの度に動作の確認が必要になり、言語や使用地域によってはうまく作動できないこともあり得ます。
そのため、現時点ではGRシリーズにはSNSとの直接の連携はありません。

変わらないデザインで、世代が新しくなるにつれて性能がブラッシュアップされていくのがGRの魅力です。
しかしGRⅠ、GRⅡ、そしてGRⅢのそれぞれでどのような違いがあるのでしょうか。
また、今GRの購入を検討している人は、どのGRを買えばいいのでしょうか。
3機種それぞれのおすすめポイントを紹介します。
RICOH デジタルカメラ GR APS-CサイズCMOSセンサー ローパスフィルタレス 175740
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価格:72,000円 (税込)
APS-Cセンサーを搭載した高画質デジタルカメラ
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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
RICOH デジタルカメラ GRII APS-CサイズCMOSセンサー ローパスフィルタレス 175840
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価格:54,450円 (税込)
スマホとの連動が可能になったGR Ⅱ
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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
初代GRⅠと比べて、画素数やサイズに大きな違いはありませんが、変わったのはWi-Fi機能が搭載されてことです。
Wi-Fi機能が搭載されたことで、撮影した写真をスマホですぐに確認、加工ができるようになりました。
専用のGR Remoteというアプリを使えば、GRⅡ本体でできる各種機能の操作や撮影がすべて携帯からすることができます。
スマホで操作することで、さらに軽快でスピーディーな操作が可能になりました。
また、GR Remoteでカメラを操作できるため、リモート撮影も簡単にできます。
価格的にもⅠとⅢの中間程度で、手が届きやすい値段設定になっています。
一眼レフカメラレベルのAPS-Cセンサーを搭載しながらも、ここまで軽量でコンパクトに使えるカメラはそうありません。
しかも肉眼で見えるよりも広い範囲の画像を写し取って、深みのある写真にしてくれるので、まさに究極のスナップショッターと言えるでしょう。
RICOH デジタルカメラ GRIII GRIII APS-CサイズCMOSセンサー リコー GR3 15041
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価格:105,890円 (税込)
6年ぶりのフルモデルチェンジ
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※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
前回のGRⅡの発売から6年たった2019年3月に新しく発売されたのがGRⅢです。
ⅠとⅡに比べて、さらに「高画質」「速写性」「携帯性」にこだわって改良が重ねられました。
サイズをコンパクトにしたことで、背面の操作性ボタンを配置する面積が狭くなり、とのことで前機種と違うボタンは入りとなっています。
また、さらにコンパクトで携帯性に優れたカメラを作るために、あえてフラッシュを非搭載にし軽量化を実現しています。
そして、画像処理システムの改良とレンズの性能が上がったことで、さらに線が細くデティールにこだわれる画像の再現が可能になりました。
起動時間もⅠとⅡが1秒だったのに対して、0.8秒まで早めることに成功しさらに速写性が高まりました。
しかし、値段的には前2機種に比べて桁が1つ分違うため、買い渋りをするファンが多数います。
基本的な機能としては2と変わりないので、細かい画質の違いにこだわらないという人などはⅡを購入しているようです。
2013年に発売されたGR無印と呼ばれるGRの初代デジタルカメラです。
GR Digitalが発売された2005年から常に「高画質」で撮ること、「速写性」にこだわることに重点を置きブラッシュアップされた結果生まれたのがGR初代です。
一眼レフに迫る画質でありながら、携帯性の高いコンパクトで握りやすいサイズ感が売りです。
Ⅱとの違いは、Wi-Fi機能が搭載されていないこととGRのロゴに2の文字がないことです。
ⅡとⅢに比べて発売から時間がたっていることや、Wi-Fi機能がないことなどから、中古でかなり低価格で手に入れることができます。
高画質で味のある写真をスナップショット感覚で手軽に撮影したいという人は、低価格のGRⅠがおすすめです。