タケモ 寝袋・シュラフ スリーピングバッグ7

Takemoのスリーピングバッグ7は、高品質ながらリーズナブルな価格で人気のシェラフです。高品質なダウンを使用していますが、大手メーカーに比べて低価格でコスパの良さが話題になっています。ダウンのシェラフは、保温力が高いのに化繊より軽量・コンパクトに収納できるのが魅力ですよね。

長期保存に適したストリージバッグも付属します。しかし、臭いがキツイという口コミもあり、他にもデメリットがないのか気になるところでしょう。臭いの問題やデメリットについて知るには、購入者の口コミやレビューがかなり参考になります。

今回はスリーピングバッグ7の評判・口コミ・レビューについて調査しました。臭いに関する口コミ・対策、Takemoのシェラフカバーがあるかについてもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

takemo (タケモ)は、2015年に設立されたシェラフの国産メーカーです。30年間国内登山用寝袋メーカーに勤務した武本幸司さんが立ち上げた個人ブランドで、「本物と呼べる良いものをより安く！」をポリシーとしています。

高品質のシェラフを低価格で提供しており、コスパの高さで話題になっているシェラフメーカーです。

Takemoのスリーピングバッグ7の基本スペックは以下の通りです。

• 使用サイズ：肩回り158cm×全長205cm×足元回り104cm
• 収納サイズ：φ20cm×37cm
• 重量：1180g
• 中綿：ホワイトダックダウン ダウン90％ フェザー10％ 700g
• 表地・裏地：ポリエステル１００％
• 最低使用温度：－15℃

保温力が高いモデルで、国内の2000m~3000m級山岳で秋から冬まで使用可能です。

スリーピングバッグ7は高品質のダウンを使用していますが、リーズナブルな価格で購入できます。ダウンにはかさ高を表す「FP（フィルパワー）」という数値があり、600FPで良質、700以上で高品質とされています。スリーピングバッグ7は、750FPでかなり高品質なダウンを使用しているのがわかります。

高品質ダウンを使用した最低使用温度が同程度のシェラフと比べても、1万円～2万円ほど低価格でかなりコスパが高いです

スリーピングバッグ7は、首から冷気の侵入を防ぐ仕掛けがあるので熱を逃しません。首元を包むネックチューブは冷たい空気を中に入れず、シェラフ内の暖かい空気が漏れるのを防止します。アジャスターコードは、首周りのフィット感を調整できるので温度調節に便利です。

アジャスターコードを閉めれば、より暖かくなります。シングルのドラフトチューブをファスナーの内側に配置し、ファスナーサイドからの冷気の侵入も防止します。

スリーピングバッグ7は、足元部分に独自の形状でダウンを増量したイージーボトムを採用しています。足元が逆台形なのでゆったりとリラックスできて、ダウンが多いのでより暖かくなっています。

スリーピングバッグ7の表生地は撥水加工がされており、強度にも優れています。撥水加工を施された生地はダウンの水濡れを防いで、暖かさと快適さをキープします。撥水スプレーを使用すれば撥水効果は長続きし、冬場はシェラフカバーを併用すればより快適に使えます。

生地の素材は、軽量で耐久性に優れた20dポリエステルリップストップを採用しています。軽量でありながら、十分な強度を備えています。

Takemoの製品は返品保証があるので、実際の商品を見て想像と違った場合は返品保証が付いています。ただし、返品できる期間は到着から1週間で未使用の場合に限るので注意しましょう。返品の送料は購入者の負担となります。

Takemoのスリーピングバッグ7は、臭いがあると言われています。実際に臭いが気になるという口コミと気にならないという口コミがあります。気になるかは個人差がありますが、臭いがあること自体は間違いありません。中綿が天然のダウンなので臭いがするのは仕方ないようです。

臭いが気になる場合は寝袋の中の空気を押し出して、空気を入れ替えてから風通しの良い場所で干すと臭いが少なくなります。無香料の消臭スプレーでも、一時的に臭いを消せます。消臭スプレーを使う場合は生地が変色する場合があるので、目立たない場所にかけて試してから使いましょう。

スリーピングバッグ7は撥水加工されていますが、冬のテント内の結露を防ぐにはシェラフカバーが必要です。メーカーもシェラフカバーの使用を推奨していますが、Takemoはシェラフカバーを販売していません。シェラフカバーを使う場合は、別メーカーのものを購入しましょう。

スリーピングバッグ7は使用する前に、ダウンをよくほぐしておくと暖かくて快適に使えます。シェラフのダウンは固まりやすいです。ほぐせばダウンの偏りもなくなり、空気の層もできて保温性が高くなります。

使用後によく乾燥させると、ダウンのふわっとした感触を保って長く快適に使えます。日陰でできるだけ風通しの良い場所にシェラフを広げて、全体を乾燥させましょう。乾燥が終わったら、付属のストレージバッグに入れて保管します。

臭い・汚れが気になる場合はクリーニングに出すのも1つの選択肢です。Takemoのシェラフは中性洗剤で洗えますが、注意点も多く自分で洗濯するのは難しいです。クリーニング店なら確実に洗えます。依頼する際は、シェラフを洗う注意点をクリーニング店に伝えましょう。

スリーピングバッグ2は、最低使用温度8度と夏にぴったりのシェラフです。ダウンを200g封入したコンパクト軽量なシェラフで、冷気の侵入を防ぐチューブは採用していません。暖かい季節に使うだけでなく、冬用のインナーシェラフとしても便利です。

スリーピングバッグ3は、ボックス構造にダウン300gを封入した最低使用温度2℃のシェラフです。高い山なら春から夏・低い山なら秋から冬と、幅広いシチュエーションで利用可能です。

スリーピングバッグ5は、ダウン500gを封入した最低使用温度－6℃のシェラフです。温度調節がしやすいコイルファスナーを採用しており、国内2000m～3000m級山岳で春先から秋口まで3シーズン利用できます。

スリーピングバッグ9は、たっぷり900gのダウンと冷気を強力にシャットアウトするダブルドラフトチューブを使用した最低使用温度－25℃のシェラフです。国内2000m～3000m級山岳で、厳冬期の寒さに対応できる高い保温力があります。

スリーピングバッグ11は、ダブルドラフトチューブに1100gのダウンを採用した最低使用温度－30℃のシェラフです。Takemoのシェラフでも最も保温力に優れており、最も寒い時期の国内3000m級山岳でも問題なく使用可能です。

Takemoのスリーピングバッグ7の評判・口コミ・レビュー、特徴、取り扱い方法などについてご紹介しました。スリーピングバッグ7は、高性能で価格もリーズナブルなシェラフです。臭いが気にならないなら、冬用のシェラフとしてコスパは抜群と言えるでしょう。