アイリスオーヤマ ミキサー・フードプロセッサー IBB-600

IBB-600には専用のドリンクキャップが付属しているので、フードプロセッサーで作ったジュースやスムージーにドリンクキャップを付ければ、そのまま持ち運べます。節約のために外で飲み物を買わない方や、健康志向の方におすすめです。

トライタンは米イーストマン社が開発したプラスチック素材です。強靭性・透明性・耐熱性に優れています。プラスチックでできているためガラスよりも軽く、曲げても壊れない頑丈さがあるので、飲み物や食品を安心して持ち運び可能です。

チタンでコーティングされた4枚刃は強度と耐久性に優れています。そのため、野菜やフルーツはもちろん、氷や冷凍保存している食品も砕くことが可能です。ただし、砕ける氷のサイズは「3cm角以下・50g以下」に限られるので、注意してください。

上記のおすすめポイントで、チタンコーティングされた4枚刃が頑丈だと述べましたが、一方で何度か使うと刃が折れるという意見が見られます。硬いものを何度も砕いたり、洗うときに力を入れたりすると、刃が折れやすいようです。

IBB-600を使用する際に音の大きさが気になる方もいました。例えば、集合住宅にお住いの方や、深夜帯や早朝に使いたい方は注意が必要でしょう。見方を変えれば、音が大きい分フードプロセッサーとしてのパワーが強いと言えます。

アイリスオーヤマの公式ページには「ふりかけも作れる」と書いてあります。しかし、取扱説明書を読むと「乾物だけでの使用はできない」と書いており、実際にふりかけを作ろうとした方も無理だったようです。少し出汁を加えて、細かくしてから乾かすというような工夫が必要かもしれません。

IBB-600はボトル・ドリンクキャップ・カッター部分が取り外せるので、丸洗い可能です。しかし、カッター部分にあるゴムパッキンやカッターなど細かいところは洗いづらく、カビが発生したり食材の色が移ったりするという意見があります。特に衛生面が気になる方は、十分に洗う必要がありそうです。

IBB-600は0.33L・0.6Lと2種類のボトルが付属しており、とても便利との声が多いです。0.33Lの方は1人分を作るときや持ち運びに便利です。一方で、0.6Lは一度に2~3人分作れるという点が魅力的なポイントになっています。

IBB-600は350Wのパワフルさが評価されています。氷や冷凍果物などの硬い食材もあっという間に細かくなるので、とても便利という口コミが多いです。特に、スムージーやフレッシュジュースは忙しい朝の時間帯に飲む方もいるでしょう。その中で素早く作れるのは時短にも繋がるので重宝します。

IBB-600はボトル・ドリンクキャップ・カッター部分を取り外して丸洗いできるので、お手入れが楽という声も多く見受けられます。食材を扱う機械なので、やはり衛生的に使いたいものです。一方、悪い点でご紹介したようにゴムパッキンやカッターが洗いづらいというレビューもあるので、より衛生面に気を付けたい方は、カッター部分を重点的に手洗いするといいでしょう。

IBB-600は2017年6月にアイリスオーヤマから発売され、COK-MS1Aは2020年4月にオーム電機から発売されました。Amazonでの販売価格で見ると価格は若干COK-MS1Aが高いですが、ほとんど違いはありません。

COK-MS1Aは0.4Lの小ボトル・0.6Lの大ボトル・ドリンクキャップ2個が付属しています。IBB-600は小ボトルの容量が0.33Lなので、COK-MS1Aの方が容量が少し多いです。また、IBB-600はドリンクキャップが1個だけなのに対し、COK-MS1Aは2個付属しています。さらに、IBB-600の消費電力は300Wで、COK-MS1Aの消費電力は小ボトル使用時で300W、大ボトル使用時で310Wです。差は小さいですが、COK-MS1Aの方がよりパワフルと言えるでしょう。

容量・付属品・パワフルさから総合すると、IBB-600よりCOK-MS1Aの方が利便性が高いです。とはいえ、スペックの違いはほとんどありません。少しでも安く購入したい方はIBB-600を、発売年が新しくより利便性を求める方にはCOK-MS1Aをおすすめします。

PBB-330はIBB-600と同じアイリスオーヤマの製品です。PBB-330は2016年12月2日に発売、IBB-600は2017年6月7日に発売されました。PBB-330より約半年後に発売されたIBB-600ですが、大きな違いはIBB-600には0.6Lのボトルが付属している点です。また、IBB-600は消費電力が300Wであるのに対し、PBB-330は230Wとなっています。

正直、それ以外の商品スペックはほとんど変わりません。価格がほぼ一緒だという点を考えれば、IBB-600はボトルが2種類なのでその分お得感があるでしょう。0.33Lのボトルが1つだけだと用途が限られますが、それに加え0.6Lのボトルもあるとやはり便利です。例えば、家族がいて人数分の食材を加工したい方、夏場の熱中症予防で飲み物を多く持ち歩きたい方には、容量の大きいボトルが重宝します。

また、PBB-330とIBB-600は共通して、チタンコーティングカッターとトライタン製ボトルを採用しています。せっかく同じ価格帯で購入するのであれば、PBB-330よりも発売日が新しく、その上ボトルが2種類付属しているIBB-600を検討するのがおすすめです。

アイリスオーヤマ IBB-600 フードプロセッサー について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

IBB-600はチタンコーティングが施された4枚刃で、野菜・果物・氷を素早く細かくします。また、トライタン製ボトルでそのまま持ち運べる利便性に優れた商品です。一方で、カッターが破損しやすかったり、使用時の音が大きかったりするなど、使用する際に気を付けなければいけない点もいくつかあることが分かりました。

さまざまな点をまとめると、IBB-600は「健康志向で新鮮なジュースやスムージーを継続して飲みたい方」「ドレッシングやふりかけなどオリジナリティ溢れる調味料を作りたい方」におすすめです。最近は毎朝スムージーを飲む方や、ノンオイルドレッシングを手作りする方が増えています。ヘルシーな生活を送りたい方は、ぜひIBB-600の購入を検討してください。