オリンパス デジタル一眼 E-620

終わったら即収納ができるポンチョタイプのカメラカバーです。これならいつでもどこでも取り出してすぐに撮影ができます。

E-410用リチウムイオン電池ですが、E-620にも対応しています。容量1150mAh、約500回繰り返して充電が可能なバッテリーです。

撮影時の手ぶれに対応するためにボディー内に補正機構を搭載しています。超広角から超望遠まで対応できます。ボディー内蔵型なのでレンズの光学性能を犠牲することはありません。小型・軽量で持ち歩きに便利なデジタル一眼です。

ライブビュー撮影時に人物の顔を最大8人まで自動検出してオートフォーカスします。また逆光で顔が暗くなる場合には階調オート機能によって顔も背景も美しく撮影することができます。さらに再生時も顔をすぐに選択して拡大表示させることができます。

液晶モニターには太陽光の下でも優れた視認性を発揮する2.7型のハイパークリスタルIII液晶を採用しています。上下左右176度と広い視野角をもっています。また縦にも横にも自在に回転する2軸可動式液晶モニターなので自由なアングルで撮影をすることができます。

どのカメラもそうですがISO感度をあげるとそれだけノイズが入りやすくなります。暗いところでもISO感度を上げることで撮影が可能になるのですが、画質を低下は避けられません。シャッタースピードを調整して対応するしかありません。

機能が増えるとそれだけ電気の使用量も増えてバッテリーが速く消耗することになります。ほとんどのユーザーがバッテリーがダメだとは言っていません。このあたりは使い方との関係です。予備バッテリーを用意することで備えるしかありません。

他の機種に比べてシャッター音が大きいという書き込みがやや多いです。一眼レフはシャッターを切ったときのあの気持ちよい響きがいいんだという人がいる反面、音を立てることがはばかられるような場所で撮影をする場合はちょっとおすすめできないカメラかもしれません。

デジタル一眼にしては小型です。E-620は軽い小型のカメラなのでカバンへのおさまりも良いです。230万画素ハイスピードLiveMOSセンサーと画像処理エンジンTruePicIII+がカメラの小型化と画質の両立を実現しています。

液晶表示案内があるので機能が直感的にわかります。また便利な各種モードも用意されています。これらは操作マニュアルを読めばすぐに使いこなせるようになります。スマホではなく一眼レフになると操作が難しいのではないかという心配はありません。

MENU、INFO、再生、ライブビュー、十字、OK、消去、ISのボタンが点灯する仕様になっています。これだと暗闇で手元がよく見えないときでも操作に必要なボタンが見えるので使いやすいです。星の撮影をするときに便利です。

E-PL2は発売日が2011年1月とE-620よりも後に発売されたモデルです。では両者の違いは何でしょうか。

E-PL2以降の機種ではこれまでの機種と比較するとローパスフィルターが薄くなったため、解像感が向上しています。偽色やモアレを低減させる効果がある反面、解像度が低下するという問題点もあります。技術の進化もあって偽色やモアレはローパスフィルターが薄くなっても抑えることができるようになったのです。解像度感が向上しているので、写真は細部までクッキリ写ります。また発色もE-PL2の方が正確です。

またE-PL2は手ぶれ補正機構の誤動作するという問題も改善されています。ISO感度を上げたくないけど手ぶれも抑えたいというのであれば手ぶれ補正機構が改善されているのは大きなメリットであるといえます。

E-620もE-PL2もいまなら価格が安くなっています。E-620よりも解像度が高い写真を撮りたいのであればE-PL2がおすすめです。

発売日が2009年3月20日のE-620に対してE-30は2008年12月20日に発売されました。両者の違いは何でしょうか。

AFが性能的に違います。E-30は全点ツインクロスの11点、E-620は全点ツインセンサーの7点です。またファインダにも違いがあります。E-30はペンタプリズムを使用していて視野率は98％、倍率が1.02倍であるのに対して、E-620はペンタミラー使用で視野率は95％、倍率は0.96倍です。E-30のほうがファインダーは見やすいといえます。また連写性能も差があり、E620は4コマ/秒でE30は5コマ/秒です。これではE-30のほうがよいかのように見えますが、E-620の利点もあります。

E-30のペンタプリズムは重いためE-620はペンタミラーを採用しています。これによってかなり重量を軽くさせることができています。E-620の方が小型です。背面液晶も半透過型のハイパークリスタルIIではなく全透過型のハイパークリスタルIIIを使用しているE-620のほうが見やすくなっています。液晶を開く部分の強度や明るいところでの見にくさもE-620では改善されています。

このような違いから連写性能やAFを重視するのであればE-30、扱いやすさを重視するのであればE-620がおすすめです。

E-520は2008年5月13日に発売されたモデルでE-620よりも前のものです。両者の違いとして以下のようなものがあります。

外観がE-520はガッチリした印象があり、これに対してE-620は全体にスムーズなラインです。電池はE-520のほうが大容量です。ただ暗い場所でのオートフォーカスはE-520よりもE-620のほうが上です。後継機として開発されたため改善されています。中古だとかなり安く手に入れることができるのでE-520もおすすめです。

オリンパス E-620 デジタル一眼について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

E-620は230万画素ハイスピードLiveMOSセンサーと画像処理エンジンTruePicIII+搭載の小型で使いやすいデジタル一眼です。小型なのでカバンにも入ります。撮影時の手ぶれにボディー内補正機構を搭載しているため、手ブレを気にせず、しかもレンズの光学性能を犠牲することなく撮影ができます。

液晶モニターは見やすく操作も難しくありません。直感的な操作ができます。操作に必要なボタンが点灯するので暗闇でも使いやすいカメラです。E-620はこれから一眼レフをはじめたいという方にもおすすめしたいカメラです。