ビクセンの単眼鏡おすすめ5選｜刀剣乱舞コラボ商品も【美術館におすすめの倍率は？】

双眼鏡を使用したことはあっても単眼鏡を使ったことがある人は少ないのではないでしょうか。「そもそも単眼鏡っていつ使うの？」と疑問を抱く人もいると思います。確かに遠くを見るには双眼鏡を使えばよく、単眼鏡はどんな用途で使うのかわかりにくいです。

しかし、コンパクトで手軽に持ち運びできる単眼鏡は、実は多くのシーンで活躍する優れもの。美術館で作品の細部までじっくり鑑賞したい時や、植物観察といった細かい部分までしっかり確認したい時に単眼鏡は重宝します。

そこでこの記事では、ビクセンの単眼鏡について徹底的にまとめました。シーン別の単眼鏡の選び方や倍率の選び方、おすすめの商品5選・刀剣乱舞とのコラボ商品についても解説しているので、「単眼鏡を購入してうまく活用したい」と考えている方はぜひ参考にして、最強の単眼鏡を見つけてください。

単眼鏡と双眼鏡の大きな違いは、片目で覗くか両目で覗くかの違いです。また単眼鏡は双眼鏡の半分の大きさで、持ち運びに便利。ポケットにも入れやすく、常にカバンに入れておきたいタイプの方にもおすすめです。

見え方にも違いがあり、単眼鏡は片目で覗くため視野が平面に見えます。双眼鏡と比べると奥行が分かりにくく、立体・遠近感が分かりにくいです。そのため立体・遠近感を重要視する場合は、シーンによって使い分けるなどの工夫が必要です。

単眼鏡と双眼鏡の違いが分かったところで、のメリット・デメリットについてご紹介します。

【メリット】

• 計量・コンパクトだから持ち運びに便利
• 手間な調整がなくピントを合わせるだけでスグ使える
• 絵画・彫刻を鑑賞するときにおすすめ

持ち運びしやすいのが単眼鏡のメリットです。ポケットやカバンにいれても荷物になりにくいので、外出時・美術館などで美術品を鑑賞するときにも最適です。双眼鏡とは違い左右のレンズ調整の必要がないため、使いたいときにスグ使えます。

【デメリット】

• 片目で見るため、距離感・立体感がつかみにくい
• 片目で見るため素早い動きには追いつきにくい
• 片目で見るため視野が狭い

単眼鏡のデメリットは片目で見ることでおきる、視野の狭さです。両目で見る双眼鏡と比べると距離・立体がつかみにくく、素早い動きを目で追うのが難しいです。活用シーンを考えて使用するのがおすすめです。

ビクセンは国内にある光学機器メーカーです。国内シェアNo.1を誇る天体望遠鏡をはじめ、双眼鏡や顕微鏡、ルーペなど自然科学に関する機器を製作・販売しています。

ビクセンの単眼鏡は光学機器メーカーとして培ってきた技術が生かされた性能の良さが魅力です。また、デザイン性の高さからも人気を集めています。快適な使い心地のビクセンの単眼鏡はどこにでも持ち運びたくなる製品です。

単眼鏡が使用されるシーンとして多いのが美術館での作品鑑賞です。作品の細部まで鑑賞するためには、4～6倍の倍率の単眼鏡がおすすめです。倍率による見え方の違いを解説します。

「拡大して見るのだから倍率は高い方がいい」と思うかもしれませんが、必ずしもそうではありません。倍率が高くなるほど遠くの対象物は良く見えますが、同時に視野が狭くなり視界も暗くなります。

そのため、美術館のような暗い場所には高すぎる倍率は適していません。また、視野が狭くなると対象物を探しにくくなるため、細かく描かれた作品を鑑賞する美術鑑賞では低めの倍率のアートスコープがおすすめです。

一般的な美術鑑賞では4倍の単眼鏡で十分楽しめます。視野も広いため見やすく、初心者でも使いやすい倍率です。4倍でも着物の縫目や素焼き茶碗の素焼き具合まで見ることができます。美術品マニアの人には6倍の単眼鏡もおすすめです。4倍に比べると多少視野が狭くはなるものの、6倍であれば問題なく茶碗の釉薬の具合までしっかり確認することができます。

最短合焦距離とは、単眼鏡でピントを合わせることができる最も短い距離のことをいいます。この最短合焦距離が短いほど、近くの対象物を見やすくなります。そのため、植物観察といった至近距離で観察物を見たい場合は、できるだけ最短合焦距離が短い単眼鏡を選ぶのがおすすめです。　　

アイレリーフとは、単眼鏡の接眼レンズからアイポイントと呼ばれる「ひとみ」ができる位置までの距離を指します。メガネをかけたまま単眼鏡を使用する場合には、接眼レンズからメガネまでの距離、つまりアイレリーフが15ｍｍ以上のものを選ぶと快適に使用できます。

単眼鏡には防振機能付きのものもあります。音楽に合わせて楽しむコンサートでは、自分自身も対象人物であるアーティストも動いた状態で鑑賞します。そのため、普通の単眼鏡ではブレて見えにくいです。そこでライブやコンサートなどで使う場合は、細かなブレを軽減してくれる防振機能付きの単眼鏡を選びましょう。スポーツ観戦でも重宝します。

アウトドアやスポーツ観戦をするときは、倍率が10倍前後の単眼鏡がおすすめ。とくにスポーツ観戦では、素早い動きや激しい動きが多いので、視野が広い単眼鏡が使いやすいです。「見かけ視野」と呼ばれる、双眼鏡を覗いた時に見える視野を参考に選んでみてください。見かけ視野は、「実視界×倍率」で計算できます。

屋内スポーツなどで会場が暗い場合は、明るさの数値も重要ですので、以下の表を参考にしてみてください。急な雨や予期しないトラブルには、防水機能付きの製品もおすすめですよ。

バードウォッチングには倍率10倍程度・対物レンズ径が大きい製品がおすすめです。防振機能がついた製品なら手ブレの心配がないので、鳥が動いてもしっかり鑑賞できます。

明るさは屋内スポーツ観戦の明るさと同様に、明るいときはは4〜9程度・暗いときは9〜25程度の製品が見やすいです。バードウォッチングでは急な雨やトラブルの可能性があるので、防水機能付きの製品がいいですよ。

単眼鏡の使い方は双眼鏡と比べるととてもシンプルです。単眼鏡は拡大したい対象を覗きながら、本体の筒部分でピントを調整します。製品によって使い方に違いはありますが、基本的な使い方は同じです。

単眼鏡は片手で持てるアイテムですが、手ブレする方や初心者は両手で持つのがおすすめです。また、単眼鏡を覗く前に肉眼で拡大したい場所を決めておくと、素早く鑑賞に移れます。

ビクセンの単眼鏡には用途に合わせたさまざまなシリーズがあります。単眼鏡を愛用している人も今まで単眼鏡を使用したことがない人も、きっとビクセンの単眼鏡なら満足できるはず。ぜひ自分にぴったりの単眼鏡を見つけて、趣味をもっと楽しみましょう。ビクセン以外のメーカーの単眼鏡が気になった方は下記リンクもご覧ください。