キヤノン（Canon）のおすすめ6選｜ビデオカメラから撤退？家庭用も

「Ｃanon（キヤノン）」のメーカーは一眼レフやコンパクトデジタルカメラなどカメラで有名な会社です。日本に住んでいるなら知らない人はいない、と言ってもいいほど知名度が高く、世界的に見ても屈指のカメラのシェア率を誇ります。

そんなキヤノンですが、ビデオカメラを販売している印象はあまりないはず。さらに、キヤノンはビデオカメラ業界から撤退したとの噂もあります。実際のところはどうなっているのか気になりますよね。

そこで、この記事ではキヤノンがビデオカメラ業界から撤退するという噂の真偽、キヤノンのビデオカメラのバッテリー交換についてや、パソコンに取り込む方法まで解説していきます。さらに家庭用のiVISシリーズなどのビデオカメラも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

キヤノンは、カメラやビデオカメラなどの映像機器やプリンターや複写機などの事務機器を製造・販売する日本の大手電機機器メーカーです。特にキヤノンのカメラや一眼レフは、世界的に知られている上、非常に人気です。

日本の大手電気機器メーカー、キヤノンのビデオカメラは主に2種類あります。それぞれどのようなビデオカメラなのかを見てみましょう。

キヤノンはiVISといった家庭用ビデオを扱っています。iVISはミニシリーズやHVシリーズなど6種類のシリーズに分かれています。iVISは、シリーズごとに異なりますがWiFi接続や消費電力が少ないのが共通の特徴です。

キヤノンの家庭用ビデオカメラiVISは、2017年のモデルを最後に販売終了しています。販売終了となった経緯は後の項目で詳しくご紹介しましょう。

キヤノンは家庭用ビデオカメラだけでなく、業務用ビデオカメラも販売していいます。企業や法人向けで家庭用ビデオカメラとは少し使い勝手が異なります。高倍率光学20倍ズームレンズを使うなど、放送用カメラレンズを使用している製品もありますが、個人でも購入は可能です。

キヤノンは、2017年を最後に家庭用ビデオカメラiVISの製造をしておらず、現在の在庫がなくなり次第販売中止となります。それから、世間ではキヤノンはビデオカメラ業界から撤退したのではないかと噂がでています。

しかし、キヤノンの業務用ビデオカメラは2019年にも新作の製品がでているため、現在でもビデオカメラの製造・販売をしています。キヤノンは、家庭用のビデオカメラだけ製造を中止しているようです。

その理由に、ソニーやパナソニックなど他社の製品に追いつけない、また最近は一眼レフでも質のいい動画を撮れるようになったのが挙げられます。他社には勝てない家庭用ビデオカメラを製造するよりは、人気の一眼レフカメラに力を注いでいく方が最善と見たからではないかと推測されます。

家庭用ビデオカメラは販売終了してします。キヤノンのビデオカメラの魅力や特徴はどんな点にあるのか見てみましょう。

キヤノンの一眼レフは、日本だけでなく世界でも非常に人気が高いです。1987年に投入されたキヤノンのカメラEOSシリーズはカメラ業界に衝撃を与えたと言われています。なぜなら、オートフォーカス一眼レフカメラ・ミラーレス一眼カメラで他社とは異なる技術で、シフトレンズや超大径レンズを可能にしたからです。

そんなキヤノンの世界屈指のカメラの性能や技術がビデオカメラにも転用されているため、性能が高いのが大きな魅力と言えます。さらに小型ビデオカメラもあり、スポーツ観戦から自然観察、さらには旅行まで幅広く使えて持ち運びやすいです。特に超望遠撮影が魅力的で瞬時にズームができます。

キヤノンのビデオカメラのもう1つの特徴は、消費電力が少ないことです。キヤノンの長年培われた技術によって高いレベルの省電力化に成功しています。省電力により連続約150分使用できる製品もあります。また、パワーセーブ機能として、一定時間使用していないと自動で電源を切るオートセーブ機能も搭載されています。

画質にこだわるなら、4Kの製品を選びましょう。4KはフルHDの4倍の画素数を持つ最も高画質の画質です。フルHDは1920×1080の約200万画素ですが、4Kは3840×2160の約830万画素の画質を再現してくれます。

4Kの高画質のビデオカメラなら風景だけでなく、子供の顔の表情まできれいに鮮明に表現してくます。そのため、一生の思い出になる大切なシーンを撮影したいなら4K画質はこだわりたい点です。

ビデオカメラを選ぶ時は、ズーム倍率もよく確認しましょう。ズームはレンズを動かし望遠鏡のように拡大して撮影ができる光学ズームや、画像処理によって映像を拡大できる電子式ズームの二種類あります。

ビデオカメラにはこれらの2つの組み合わせているのが多いため、それぞれの倍率だけでなく総合の倍率も確認してみてください。

ビデオカメラでは、最近では当たり前のように搭載されている機能ですが、手ぶれ補正機能が付いているかも、忘れてはいけません。手ぶれ補正は動きながら撮影しても自動で動画のぶれを補正してくれる機能です。

ビデオ撮影は、どうしても手が動いてしまいがちです。そのため子供の運動会やスポーツなど、動きのある動画を撮影したい時には欠かせない機能です。

内臓メモリの容量もよく確認しましょう。ビデオカメラの内臓メモリは16GB～90GBまでが多く、メモリの容量が多いほど値段も高くなります。内臓メモリは32GBくらいはあった方が長時間の撮影もできるため使いやすいです。

しかし、SDカードを一緒に使用すれば、内臓メモリの録画をSDカードにコピーできますので、そこまで容量を気にする必要はありません。

キヤノンのビデオカメラを購入しても、バッテリー交換が気になる方もいるはずです。バッテリーはAmazonで販売されているため、心配はいりません。説明書をよく確認して適切なバッテリーを購入しましょう。

また、ビデオカメラの修理は修理対象になる製品とならない製品があります。家庭用ビデオカメラiVISシリーズでは修理対象になる製品もありますが、そうでない製品もあるため公式サイトを確認してみましょう。

中古でキヤノンのビデオカメラを購入する方法もあります。中古だと価格が安くなるメリットがあります。しかし、中古品だと現在修理の対象になっていない製品が多いため、結果的には新品を購入したほうが、お得であると言えます。

せっかく撮った動画はパソコンに取り込み、しっかりと保存したいはずです。なお、撮影した動画をパソコンに取り込む方法はとても簡単です。5つのステップを見てみましょう。

1. ビデオカメラにコンパクトアダプターをつなげる。
2. ビデオカメラの電源をMEDIAにする。
3. 付属のUSBケーブルでパソコンとビデオカメラをつなげる。
4. パソコンの動画を転送するアイコンをダブルクリックする。
5. Data Import Utilityを操作してパソコンに動画を保存する。

キヤノンの家庭用ビデオカメラは在庫が終わり次第販売終了となってしまいます。高画質で高機能のキヤノンのビデオカメラ。子供の成長や旅行など、一生の思い出を撮影するにはぴったりです。興味のある方は、ぜひ在庫がなくなる前に在庫品を確認してみましょう。