中古デジカメおすすめ20選｜やめたほうがいい？名機・高級型落ちコンデジも

デジカメ(コンデジ)は旅行やイベントなどに大活躍しますが、有名メーカーの製品ともなると数万円と高級なため、気軽に購入するのは難しいですよね。そこでなるべく安くデジカメを購入したいと考えている方におすすめなのが中古品です。

最新モデルは中古品でも高価格なものが多いですが、1〜2つ前の型落ちモデルであれば中古ながらも機能性は十分です。名機と呼ばれるデジカメやコンパクトデジカメも安く買える可能性があります。しかし、状態のいい古いデジカメを購入するには、いくつかの注意点を踏まえて選ぶことが重要です。

この記事では、中古デジカメを購入する際の注意点や選び方・おすすめメーカー・中古デジカメのおすすめ17選などをご紹介します。記事後半では購入方法についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

コンパクトデジタルカメラの寿命は、大体5〜6年が目安です。コンパクトデジタルカメラは初心者向けの用途が多く、一般的には一眼レフ・ミラーレスといった本格的なカメラよりも寿命は短い傾向にあるといえます。また、メーカーの修理対応期間についても、5年に設定されている場合が多いです。

ミラーレスカメラの寿命の目安は、だいたい5〜6年程度とされています。ただし、ミラーレスは一眼レフと異なり、名前の通り内部にミラーがない構造です。そのため、一般的には一眼レフよりは長持ちするとされています。

一眼レフカメラの寿命は、5〜6年程度が目安とされています。寿命を迎える原因は、バッテリーの劣化やシャッターが切れなくなるなどさまざまです。シャッター回数が10万回程度で寿命を迎える機種が多いものの、初心者向けのコンパクトデジタルカメラと異なり、プロ向けのカメラのため寿命が長い傾向にあります。

ただし、製造から年数が経つと修理するにも部品の製造が終了してしまう場合も多いです。部品の製造は5〜8年で終了すると考えておくのが無難です。一度壊れてしまうと修理できなくなる場合もある点は留意しておきましょう。

中古デジカメは他の人が使っていたものなので、商品によって状態が異なります。多少の傷や使用感はしかたがないですが、操作に影響があるほどの損傷があったり、あまりにも古いものはカビが生えている場合もあるので購入はおすすめできません。

中には、プロがきちんと整備をしてから販売しているカメラ専門店もあります。状態に合わせてランク分けをしているため、価格だけでなくランクの確認もすると失敗する可能性を減らせます。実店舗で商品の状態を確認できるとより安心です。

中古デジカメを購入する際、保証の有無を必ず確認しましょう。保証期間内の故障・破損に対して修理・点検を受けられます。また、正常に使用していて故障した場合にも対応してくれます。

お店ごとに保証内容が異なるので、しっかり確認して納得できるお店から購入しましょう。さらに、初期不良時の対応について知っておくと安心です。いずれも保証書が必要になるので大切に保管してください。

中古デジカメは同じ機種でも販売価格がさまざまです。商品の状態も価格に差が出るポイントですが、標準装備されていた付属品がないため価格が安い場合もあります。デジカメの付属品は主にバッテリーやケーブルですが、商品によっては専用ケースやストラップなども同梱されています。付属品がない場合は新たに買い足す必要があるので、購入前に確認しましょう。

中古のデジカメは本体の見た目をチェックしがちですが、累計シャッター回数の確認は重要です。カメラごとに総シャッター回数は定められているので、累計シャッター回数を調べてあとどれくらいシャッターを押せるかを算出すれば、中古デジカメのおよその寿命がわかります。

累計回数はシャッター回数やイメージ番号の欄の数字をチェックすれば調べられますが、店員に聞く・自分でソフトを使って調べる・メーカーに確認する方法もあります。カメラの種類によりますが、趣味で中古デジカメを使う方は約10〜20万回前後を目安に選びましょう。

デジカメは1年〜数年おきに新作が発売されており、新作が発売する直前から値下げされる場合が多いです。新作のデジカメに強いこだわりがない方は、型落ちのデジカメをおすすめします。新作の方が機能性や操作性はグレードアップしているものの、型落ちでも機能性は十分です。

また、デジカメは価格が下がる時期や安定する時期が分かれる傾向があり、発売から半年後〜1年後中辺りが狙い目と言われています。ある程度の機能性を満たしたデジカメを少しでもお得に購入したい方は、型落ちデジカメの安い時期を狙いましょう。

コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)は小型・軽量・使い勝手のよさが特徴です。中古で購入するなら、高画質・高性能の高級モデルがおすすめ。高級モデルは高く売れるため新商品が出た時の買い替え前提で購入する人も多く、中古でも比較的きれいなものが手に入ります。

低価格・低スペックの新品を買うより、中古の高級機を買う方がお得です。

コンパクトデジタルカメラよりも繊細できれいな写真を撮りたいけど、操作は簡単なものがいい方におすすめなのは、ミラーレス一眼です。ただし、コンパクトデジタルカメラと違いレンズ一体型ではないので、本体と一緒にレンズも購入する必要があります。

サイズはコンパクトデジタルカメラよりも少し大きくなりますが、気軽に本格的な写真を取りたい方には最適なカメラです。

プロ並みの本格的な写真を撮りたい方には、デジタル一眼レフがおすすめです。価格は上がりますが、以前よりも小型になったため、より身近な商品になりました。ミラーレス一眼と同様に別途レンズの購入が必要です。

画質のよさは群を抜くため、コンパクトデジカメやミラーレス一眼では物足りない方のステップアップに最適です。最近では趣味として使うアマチュアの方も増えています。初めて一眼レフを購入するなら、まずは中古品で試しましょう。

離れた位置から被写体を撮影したい方は、ズーム倍率が大きいデジカメを選びましょう。光学◯◯倍と表記され、ズーム倍率が大きいほどより遠くから撮影できます。ズーム倍率は4〜50倍と商品によって幅広いので、用途にあった倍率かチェックして自分に最適な1台を見つけてください。

特に子どもの行事やイベント時に活躍する機能です。普段はあまり使わなくても、ある程度のズーム機能があるといざという時に活躍します。

デジカメは、被写体やシーンに合わせて撮影モードを変更できるモデルがおすすめです。たとえば、ワイドでダイナミックな景色を撮りたいなら、広い範囲が撮影できる広角モードが役立ちます。

また、繊細な草花をより近くで撮影したい場合には接写モードが最適です。動きが速い被写体を撮影できる連射モード・夜間の撮影にはナイトモード・美肌モードなど、種類はさまざまですので、自分の用途にあったモードが搭載されているか確認して購入しましょう。

レンズから入ってきた光を電気信号に変換する部品を「撮像素子」と呼びます。高画質=画素数と考える方も多いですが、デジカメは撮像素子サイズとレンズの大きさによって画質が決まります。撮像素子サイズが大きいほど光を多く取り込み、本来の色彩に近い写真を撮影可能です。

コンパクトデジタルカメラの場合、撮像素子サイズが大きい順にAPS-C・フォーサーズ・I型・2/3型となります。サイズが大きいほど価格が高くなる傾向がありますが、高画質のコンパクトデジタルカメラが欲しい方はAPS-Cがおすすめです。

近年はスマートフォンで撮影した写真をSNSにアップするシーンが当たり前になっていますが、よりきれいな写真を投稿したい方はWi-Fi機能を搭載したコンパクトデジカメをおすすめします。パソコンを通さず簡単にスマホに写真を送れます。

撮影した写真をすぐにスマホやタブレットで編集加工ができるので、美しい写真を頻繁にSNSを更新したい方にはぴったりです。

自分自身を撮影することが多い方は、自撮り機能を搭載したカメラがおすすめです。画面が180°回転して撮影している自分たちをしっかり見ながら撮影できるため、失敗が少なくなります。

さらに、片手での操作性・シャッターの位置・方法も確認すると安心です。タッチパネル式の商品なら簡単にシャッターが押せます。

中古のコンパクトデジタルカメラは状態・機能・年式で価格に差が出ます。古いモデルで状態の悪い商品であれば安い金額で購入できますが、せっかく買ったのにすぐに壊れて使えなくなるリスクがあります。

最新モデルの1～2つ前のモデルが機能性と価格のバランスがよくおすすめです。さらに、先に予算を決めれば候補が絞れて選びやすくなります。同じ商品で価格に違いが出る場合もあるため、よく比較して購入しましょう。

カメラはメーカーによってデザインもさまざまです。近年はレトロな雰囲気のデザインやシンプルなデザインが人気で、ご自分のファッションに合わせてアクセサリー感覚で選べます。

カラーもモノトーンであればどんなコーディネートにもマッチしますし、ポップなファッションが好みの方にはカラフルなカメラがぴったりです。持っているだけでも気分が上がるような、デザインを重視した選び方もおすすめです。

ニコンは大正時代に起源を持つ、日本の光学機器メーカーです。デジカメは上級者向け商品を多く展開していますが、初心者向けの商品も製造しています。ナチュラルで落ち着いた色合いの写真を撮影できるのが特徴です。

オートフォーカス機能やホワイトバランス機能に優れていて、風景・料理・商品の撮影に最適です。カメラの作りも頑丈なので、さまざまな環境下でタフに活躍します。

SONYはフルサイズのミラーレス一眼を最初に販売したメーカーです。現在はコンパクトデジタルカメラやミラーレス一眼に力を入れています。機能性の高さからプロのカメラマンからも定評があり、一眼レフからSONYのミラーレス一眼に買い換えた方も多数いるそうです。

最新のオートフォーカス機能を搭載したモデルは、人物だけでなく動物の瞳に反応して撮影できます。動画性能がアップしクリエイターからの支持が高いのが特徴です。

カメラにあまり詳しくない方でも名前を聞いたことがあるほど知名度の高いCanonは、歴史が長く実力も確かです。初心者からプロまで使える幅広いラインナップを展開し、多くのカメラファンの支持を得ています。

私たちが実際に見ている色に近い写真を撮影できるので、自分の目で見たイメージをそのまま伝えられます。オートフォーカス機能にも定評があり、失敗が少なく撮影できるので初心者の方におすすめです。

家電メーカーとして確かな知名度を誇るPanasonicは、今話題のミラーレス一眼を最初に発売したメーカーでもあります。デジカメも人気があり、写真と動画どちらもきれいに撮れると評判です。

デジカメの種類が多くそれぞれに違いがあるため、自分の求めている商品を見つけやすいのでカメラ初心者の方にもおすすめです。デザインは落ち着いたものが多く、ほとんどのモデルがブラックとなっています。

元は顕微鏡の開発をしていたOLYMPUSは、現在ではカメラ部門でNikonとCanonに次ぐ事業規模を誇ります。デザイン性の高さに定評があり、初心者でも使いやすい操作性と、持ち歩きたくなるおしゃれさが特徴です。

人気のコンパクトデジタルカメラToughシリーズは、過酷な環境にも耐えられる防水・防塵機能や100kgの耐荷重が魅力です。

FUJIFILMは創業80年以上と歴史あるメーカーで、フィルムメーカーならではの色彩表現力に定評があります。画像技術とデジタル技術を融合して開発されたデジカメは、圧倒的な高画質で愛用者を魅了します。

再ブーム中の「写ルンです」も話題ですが、現在は特にミラーレス一眼に力を入れているので、これから本格的にカメラを楽しみたい方はチェックしてください。