ソニー デジタル一眼 Α7R IV

α7R IV対応のコンパクトなケースです。しかもカメラやレンズはもちろん、さまざまな機材を収納できるカメラケースです。

裏地は滑り止め付き、重量のある機材でも肩や首に負担をかけません。柔らかい素材なので手に巻きつけて使用することもできるストラップです。

電力容量は16.4Wh (7.2V/2280mAh)、α7R IVにも対応しているリチャージャブルバッテリーパックです。

有効約6100万画素なので、被写体を精細に、圧倒的な臨場感で写し出します。高解像撮影を実現するために新開発された35mmフルサイズ初の裏面照射型CMOSセンサーを搭載するともに、衝撃吸収ダンパーや手ブレ補正機構などを細部にわたって見直すことでこれを可能にしました。

最高で約10コマ/秒の高速連写を実現しています。また高速連写ができても連写撮影することができる枚数には限界がありました。バッファーメモリーを大容量化することで、これまでにはない連写持続性能を実現しています。

AIを用いてリアルタイムで被写体の瞳を検出し続けるリアルタイム瞳AFを搭載しています。ポートレート撮影では瞳を正確に捉えることは欠かせません。リアルタイム瞳AFが動きのあるポートレートの撮影であっても高精度に瞳を追随し続けます。

α7R IVは画素数が多いカメラです。ところが画素数が多くなると光が少ないところでは画質が悪くなることが考えられます。暗所での撮影をすることが多いのであれば、あわてて買うカメラではないと考えることもできます。

AFに「瞳AF」が追加されました。瞳は被写体では大切な部分です。しかしAFポイントで評価するなら前の機種のほうが画面の端まであります。そのため動く被写体を撮るときには必ずしもα7R IVが適しているとはいえないというレビューもあります。

技術は常に進化し続けています。そしてどのタイミングで新しいカメラを公開するかはメーカー側でも難しい選択になります。今あるカメラが壊れてしまい早く新しいカメラを買いたいうという方ならともかく、そうでないから今のカメラのマイナーチェンジを待つほうがいいかもしれません。

新しいカメラが出たらすぐに古いカメラを下取りしてもらい、買い換えるという考え方もあります。しかし一度買ったカメラはできるだけ長く使いたいと思いませんか。だったら長きにわたって使うカメラとしてα7R IVはおすすめです。

もしいままで使っていたカメラにない機能がα7R IVには搭載されていて、その機能に魅力を感じているのであれば、このカメラは買ってもいいのではないでしょうか。他のメーカーだとその機能を搭載したカメラをいつ発売するかわかりません。

カメラはいつ故障するかわかりません。また不注意でカメラを壊してしまう可能性もあります。そこで予備機を買うという考えに至るわけですが、α7R IVならメインでも使えます。性能も高いのでこれまで使っていたカメラが突然使用不能になっても慌てることはありません。

α7R IIIは2017年11月に発売されたモデルです。これに対してα7R IVは2019年9月のモデルです。両者にはどのような違いがあるのでしょうか。おすすめなのはどのようなユーザーなのでしょうか。

性能面ではまず搭載されているイメージセンサーに違いがあります。α7R IVは世界では初の6100万画素フルサイズセンサーを搭載しています。α7R IIIに搭載されているのは4240万画素のフルサイズセンサーです。画素数の違いはトリミングをしたときの画質に影響を与えます。また画素数が多くなくても画質の高い写真は撮影できるので、トリミングをすることはないというのであれば、4240万画素フルサイズセンサー搭載のα7R IIIでも十分であると考えることができます。

AFもα7R IVとα7R IIIには違いがあります。α7R IVは像面位相差AFを567点に向上させています。これに対してα7R IIIはが399点しかありません。またα7R IVはリアルタイム瞳AFに対応しています。リアルタイム瞳AFに対応しているかどうかは両者の大きな違いになっています。

またファインダーはどうでしょうか。α7R IVの電子ビューファインダーは約576万ドット、α7R IIIは約368万ドットです。α7R IVのほうがより高解像度になっています。

そのためそんなに高画素である必要はない、リアルタイム瞳AFも必要ないというのであればα7R IIIで十分だし、写真をトリミングするかもしれないので高画素の写真が撮れるカメラがよいというのであればα7R IVがおすすめです。

α7 IIIは2018年3月に発売されたモデルです。α7R IVとの違いは何でしょうか。

値段が2倍くらい違います。α7R IVは40万円前後ですが、α7 IIIは20万円前後です。

機能面ではどうでしょうか。α7R IVは6100万画素の写真を撮影することができますが、α7 IIIは2420万画素です。一方、ISO感度はα7R IVが100-32000であることに対してα7 IIIは100-51200です。イメージセンサーによいものをつかっているのでISO感度や連続撮影コマ数ではα7 IIIのほうが優れているようにみえます。ただし連写速度は10コマ/秒と同じです。

このようにしてみると6100万画素という高画素に魅力を感じるのであればα7R IV、機能面では標準的であればよく、安く変えるカメラのほうがよいのであればα7 IIIがおすすめということになります。

ソニー α7R IV デジタル一眼について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

α7R IVはこれまでにない機能が搭載されたカメラです。新たに開発された裏面照射型CMOSセンサーを搭載しているため、6100万画素という高画素の写真を撮影することができます。精細かつ圧倒的な臨場感のある撮影ができます。

また手ブレに対応するために衝撃吸収ダンパーや手ブレ補正機構が細部にわたって見直されています。やはり高解像撮影では微細な振動であっても見過ごすことはできません。そしてグリップ力がぜんぜん違います。α7R IVは本格的なデジタル一眼を購入したい方におすすめです。