ニコン デジタル一眼 D3000

ニコンのDシリーズの専用ケースでセミソフトケースとなります。基本的に型番が変わってもカメラの大きさがそこまで変わるものではないので多くの互換性があります。ちょうどすっぽりカメラが入るので使いやすいです。

しっかりとした造りのストラップでちょうどいい大きさとなっています。手を通して使うもよし、腕に通してよしで使い勝手が良いです。デザインもシンプルなので違和感なく付けられるでしょう。

D3000の純正バッテリーです。Amazonでもいまだに商品が出回っており、表記通りの1230ミリアンペアが出ます。D3000だけでなくその後のシリーズでも同じバッテリーを使っているので他のカメラからの乗り換えでも安心です。

一眼レフは多くありますが、D3000は一眼レフ初心者の為のエントリーモデルです。先代までのモデルは一眼レフの最低限の装備しかありませんでしたが、D3000からは中級モデルにある様な3型液晶モニターを搭載しました。

これにより発色がよりキレイになり、明るく、視認性の高い写真が撮れるようになりました。

D3000は初心者向けに作られたエントリーモデルです。その為、一眼レフの機能をしっかりと使える様にする為にガイドモードが撮影モードの中に搭載されています。

基本的に操作画面内に出てくるガイドに沿って写真を撮るだけでプロみたいな写真が撮れるので、一眼レフを初めて持つという方の強い味方となります。

D3000の発売日は2009年でしたので、かなりの月日が経っています。もちろんニコンのサイトでは既に取り扱いはありませんが、Amazonや楽天ではまだまだ手に入るカメラです。しかも月日が経っているという事はそれだけ安くもなっています。

価格も1万円台で手に入る事があるにもかかわらず、一眼レフとしての機能はしっかりと備わっているので破格の値段で買う事ができます。

古いカメラですから仕方ないのですが、モニターを見ながら撮影するライブビュー機能などが付いていません。昔ながらのファインダーを覗きながら撮影するのは手間と言えば手間です。

もちろん、それを哀愁と捉える方であれば全くデメリットにはなっていませんので、昔ながらのカメラを楽しむには良いと思います。

今のカメラには当たり前にある動画機能ですが、D3000にはありません。この後継機であるD3100から搭載されるのでカメラに動画機能を求めるのであればおすすめはできません。

コンパクトデジタルカメラにもある機能であって当たり前だと思う方は多いはず。それを知らずに買ってからビックリする方も多いですので、その点だけは注意して下さい。

今のコンパクトデジタルカメラでも1200万画素～1400万画素は最低でもある事を考えたらかなりスペックは劣ると言わざるを得ません。もちろん素人目にはパッとD3000で撮った写真1枚だけを見たらわからないでしょうけど、最新モデルと見比べてしまうと明らかに性能差が感じられるので、画質命という方にはおすすめできません。

最近の一眼レフは様々な機能が付いていて使いこなすには数百ページにもなるネット上の説明書を読む必要があったりしますが、D3000は初心者が直感で使える様な設計となっています。

特にガイドモードの使い勝手は非常によく、シーンごとの撮影方法の区別やぼかしなどの写真テクニックなどをガイドに沿って撮るだけで大丈夫です。それでもわからない方の為にヘルプも用意されているので全ての初心者を置き去りにしない設計となっています。

D3000の有効画素数は1020万画素となっているので、今のハイスペックなカメラたちと比べれば見劣りはします。しかし、一眼レフカメラとして必要最低限は備えており、軽さも手伝ってサブカメラとして使う方が多いフットワークの軽いカメラです。

今のカメラの多くはCMOSセンサーとなっていてあまりCCDセンサーのカメラは見かけません。基本的にはCMOSの方が優れていると思いますが、ケースによってはCCDの方が良い事もあります。

例えば青空等の微妙なグラデーションの色の変わり具合などはCCDの方が優れていると思いますので、主に風景画を撮影する方であれば一台持っておいて損はないと思います。

D3100はD3000の後継機として発売されたモデルです。基本的な性能はそのままに各種スペックが向上しています。有効画素数はD3000ではわずか1020万画素しかありませんでしたが、D3100になって1420万画素にまで向上しました。1400万画素以上あればA4サイズの写真現像がキレイにできるでしょう。

また、D3100から動画撮影ができるようになったので、写真だけじゃなくて動画も撮りたいという方でしたらD3100しか選べません。

また、D3000で強みとなっていた初心者に対する使いやすさというのはそのまま継承されており、ガイドモードやヘルプボタンがありますので、わからない事があってもカメラでパパっと調べる事ができます。

弱点としてはややフォーカススピードが遅い事でしょうか。被写体が動くものだとフォーカスが追い付かない事が度々あります。カメラって子供を撮ったりする方も多いですので、ややそのあたりでフォーカスさせるのが難しいというのは残念です。

それでいてライブビュー機能も追加されているので有効画素数だけでなく、使いやすさも向上した完全上位互換と言えるカメラとなっています。

2006年12月に発売されたD40。後継機であるD3000と同じく初心者に優しいモデルとなっています。キャッチフレーズが「デジタル一眼レフカメラは、ここまでやさしくなれる。」となっています。

画素数を見ると610万画素となってい今となってはスペック不足に感じると思います。しかし、必ずしもそれがマイナスだけに働くわけではなく、ノイズが少ないなどのメリットもあります。

デジカメの画素数はだいたい300万画素位あれば結構キレイに見えるので本当にこだわる方でない限りは今でも満足できるのではないでしょうか。

また、シンプル機能であるがゆえに重量も軽く、大きさも小さいです。したがって取り回しも楽という事ですので初心者の方はこの1台で文句なく使えますし、中級者でもサブカメラとしては十分な機能を発揮してくれると思います。

ニコン D3000 カメラの種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

発売から10年以上も経っていますが、今でも通用する機能が様々あり、一眼レフ初心者に優しい造りなのは素晴らしいの一言です。今のカメラは余計な機能がゴテゴテ付いていて中級者位の方でも迷いますのでこれくらいシンプルな方がいいのかなと思います。

しかし、ライブビューが無い、動画機能が無いなどのデメリットも確実にあるので、カメラにあれこれを求める方にはおすすめはできません。そういう場合は後継機のD3100を買った方が良いでしょう。

スペックの画素数が1020万画素というのを見て不安になる方もいるかもしれませんが、十分にキレイに撮れて違いがどこにあるのか素人目からはわからないくらいですので画質で心配する必要はないですよ。