GoPro用首掛けできるネックマウントおすすめ7選｜服につけるマウントも

SNSや動画配信サイトの普及により、GoProを使って動画撮影をする人が増えました。しかし、自撮り棒が邪魔に感じる方や周りの目線が気になる方も多いですよね。そこでおすすめなのが、首に掛けたまま撮影でき、視界の邪魔にならないネックマウントです。

ネックマウントとはアクションカメラなどをネックストラップにつけ、撮影できるガジェットです。カメラや自撮り棒を持つ必要がないため、街歩きや家での撮影だけでなく、釣り・サーフィン・バイクなどのアクティブな場面でも両手を自由に使えます。また、首から下げれば撮影者の目線に近づくため、より臨場感のある映像も撮影可能です。

本記事では、Gopro用のネックマウントのおすすめ商品6選・装着方法・首掛けのメリット・デメリットについてご紹介します。ネックマウント対応のGoPro本体や服につけるマウントも紹介しますので、あわせて購入したい方もぜひ参考にしてください。

GoPro用ネックマウントを使う際、メリットとデメリットを知れば、よりクオリティの高い映像を撮れるようになります。ここからは、メリットとデメリットについて解説します。

首掛けのメリットは、プレーヤー視点で釣り・サーフィン・バイクなどを撮影できる点です。両手を使い実際に実演しながら、解説動画・おすすめコースなど音声を交えて紹介できます。手持ちと違いGoPro本体を持たないので、集中しやすく撮りっぱなしで大丈夫です。

また、目立たず違和感がないため、ヘッドマウントと違い人の目も気になりません。慣れてきたらライブ放送にチャレンジしてもいいです。

デメリットとしては以下の4点が挙げられます。

1. 取り付ける際は逆さまに取り付けるので、上下逆に撮影される場合がある。
2. 輪っかの部分が開いたネックマウントは、首を激しく動かすと落ちる場合がある。
3. バイクや自転車では向かい風で擦れる音がする(対応策は後述します)。
4. 水中に潜るダイビングでは揺れやすいので不向き。

1についてはあらかじめ縦向き・横向きの設定をしましょう。3についてはスポンジでマイク部分を覆うと効果があります。詳しくは後述するので、ぜひご覧ください。

ネックマウントならカメラを持つ必要がないため、魚のヒットシーンを収められます。その際は魚をフレームインさせるために、カメラを下に向けましょう。釣りの際は屋根のない場所での撮影になるため、重さや暑さを感じにくいネックマウントがおすすめです。

バイクやモータースポーツをする際にネックマウントを使うと、ハンドルやメーター部分が映るため、体重のかけ方やハンドル捌きを臨場感たっぷりで撮影できます。口元とGoPro本体の距離も近く、解説や雑談をするときにもぴったりです。風や布擦れ音が気になる場合は、スポンジケースを別途購入すると軽減できます。

テニスや卓球などのスポーツの撮影にも、ネックマウントが役立ちます。普段は観客席目線で見る場合が多いですが、ネックマウントがあればプレーヤー目線の迫力ある映像が撮影可能です。ボールの軌道や手元を撮れるため、練習記録として残す用途にも最適です。

自撮り棒と異なりネックマウントは首に掛けるので、カメラが視界に入らず両手の空いた状態で旅行や街歩きを楽しめます。また、観光地や人気のスポットなど大勢の人が訪れる場所でも、周りの迷惑にならず、視線を気にせずに撮影できるのもメリットです。

ウィンタースポーツでは、防水性の高いモデルがおすすめです。また、激しいアクションや振動がカメラにも伝わるので、耐久性の高いモデルを選ぶとなおいいです。ネックマウントであれば両手がフリーの状態で撮影できるので、スキーやボードで滑りながらでも、安心安全に撮影可能になります。

耐久性の高いモデルなら、激しく動くサーフィンの様子もダイナミックに撮影が可能です。波の音や呼吸音まで拾えるので、乗り方の説明をしながらボードに乗れば更にサーフィンの魅力が伝わります。また、マリンスポーツに使う際は、本体の防水性も事前に確認しましょう。

100均のアイテムを使ってネックマウントを自作できます。あくまで簡易的なものなので、GoPro本体が落ちないように注意しましょう。

1. 100均のネックストラップの部分と、スマホ三脚の上部を用意する。
2. 2つをバンドで組み合わせる。
3. 三脚の上部に挟む部分があるため、GoProを挟んで設置する。

また、外で使うときに風切りが気になる場合は、100均のスポンジの中をカッターで切り抜き、レンズ穴を開けてGoPro本体を入れると軽減できます。他にはローアングル撮影ができるように改造する方法もあるので、興味のある方は関連サイトを確認してください。

GoProを首掛けしてスポーツや街歩きの撮影をする際、揺れた映像になるため、手ぶれ補正の搭載されたモデルを選びましょう。GoProは手ぶれ補正つきのモデルが多いですが、デジタル手ぶれ補正「ハイパースムーズ機能」を搭載したGoPro7以降が特におすすめです。

写真を撮影し、連続で繋げて動画にする機能が「タイムラプス」です。早送りのように見えますが、実際は多量の写真を繋ぎ合わせたもので、より鮮明な画質の映像を作れます。サーキットコースの紹介や商店街の街歩きなど、特定のシーンを短いプロモーションビデオのように紹介できます。

GoProには、映像を編集できる「GoPro Quick」や「GoPro Studio」などのアプリがあります。趣味やスポーツだけでなく日常生活の様子も、SNS映えのする楽しい映像に編集できます。文字を入れられるため、解説動画や結婚式のムービー作成にもおすすめです。

4Kや5Kに対応しているGoProなら、より美しく精細な映像を撮影できます。解像度の基準は、フルHDで約1920×1080ですが、4Kでは3840×2160、5Kでは5120×2880とかなりの差が出ます。

また、1秒間に処理できる映像の数を表す「FPS(フレームレート)」も合わせてチェックすべきポイントです。FPSの数値が高いほど、低速で再生しても滑らかで高画質な動画を再生できます。動画に滑らかさを求めたい方には"60FPS"に対応しているモデルがおすすめです。

首掛けマウントのデザインや便利な機能だけを見て購入すると、いざ撮影しようとしたときに使用できない場合があります。以下でご紹介する、2つの注意点をしっかり確認して選ぶようにしましょう。

デザインや機能面で気に入って購入しても、機種によってはデバイス非対応のアイテムがあるので注意が必要です。購入する際には、お手持ちの機種に適合しているかを確認してください。

また、良質な動画を撮影するには、撮影したいシーンに適した状態でGoProを固定・設置するのが大切。そのためGoPro撮影の環境を整える手順としては、使いたいアクセサリーを決めてから、対応するGoProを選ぶのも一つの方法です。

同じようなデザインの首掛けマウントも、メーカーが正規に販売している「純正」と互換性のある「非純正」の2種類があります。比較すると純正品の方が、高価な場合がほとんどです。対して、非純正はラインナップが豊富かつ低価格から販売されています。

ただし、あくまで正規品ではないので、何かトラブルが生じたときの対応など行き届かない場合も想定しておく必要があります。安心して使いたいのであれば、やはり純正品がおすすめです。

GoProを首掛けで利用するなら、GLIDERのネックマウントにも目を向けましょう。GLIDERはウェアラブルカメラ用のアクセサリーを幅広く扱う有名メーカーです。クリップマウント・ミニ三脚といった周辺機器もラインナップしているので、用途に応じて好みの商品を選びましょう。

首掛けネックマウントはアタッチメントの中で最も簡単に装着できるため、首に掛けて傾きを水平にするだけで装着完了です。首に掛ける輪の部分には、クリップタイプと輪に切れ目があるタイプの2種類があります。

クリップタイプはアジャスターで長さが調整できるため、体格のいい方でも装着可能。切れ目があるタイプは、両手で開いて首に掛けるだけなのでより手軽です。

ネックマウントを水平に保つには、首に掛けてから手でGoPro本体の傾きがないように調節します。歩いたりスポーツをしたりすると傾くため、定期的に水平を保てているか確認しましょう。どうしても水平に撮影したい方には、GoPro8以降の水平補正する機能がおすすめです。

ネックマウントはGoPro本体の下にあるフィンガーの穴に装着するため、本体は上下逆さまの状態になります。最新版に近いGoPro HEROなら、画面を自動で反転するので便利です。旧製品は自動反転機能がないものがほとんどなので、編集するときに上下反転させる必要があります。

ネックマウントには、首に掛ける部分に切れ目のあるタイプがあります。歩く分には問題ありませんが、汗をかいた状態で飛ぶ・跳ねると、ネックマウントごと下に滑り落ちる場合があります。

アクティブなスポーツをするなら、しっかりロックできるクリップタイプを選びましょう。100均で売っているネックストラップを紐で本体底部に取り付けて落下を防げるので、不安な方はお試しください。

ネックマウントにGoProを固定すると自分の声がGoProに少し届きにくくなり、服とGoProが擦れる音が目立つようになります。そのため、ネックマウントを使用する場合は外部マイクを使用するのがおすすめです。

外部マイクを使用すると、風切り音や音のこもりなどを解決できてクリアに録音ができます。GoProを使用していて音が悪いと感じる方は、ぜひ外部マイクを導入してみてください。

GoProを服につけるなら、チェストマウントを使用するのがおすすめです。チェストマウントとはその名の通り、胸部にGoProを固定して撮影する道具で、ハンズフリー、手ブレが少ないなどさまざまなメリットがあります。自転車に乗っての撮影や、スポーツなどの臨場感あふれる撮影など、動きの激しい環境での撮影で大活躍します。

固定式は身体の一部に装着して、GoProを固定するタイプです。ヘルメットや胸に固定するタイプや、手首・腕・足首に巻きつけて固定するタイプなど形状もさまざま。撮影シーンを想定して、邪魔にならない場所に固定できるタイプを選ぶのが大切です。

また、いずれのタイプもカメラの向き・角度は調整できますので安心してください。体形に合わせてベルトの長さが調節も可能でしっかり固定されるため、プレイヤー目線の動きをよりリアルに再現できます。臨場感のある画を撮影したい方にはおすすめです。

クリップ式はその名の通り、リュックの持ち手やベルトなど、あらゆる場所にクリップで挟んでGoProを固定するタイプです。装着が簡単な点が最大のメリットとなります。両手を空けた状態で撮影ができる上に身体への負担も少ないので、旅行中の町歩きなどちょっとした記録に使用するのにも便利なアイテムです。

ただし、クリップ式は固定力は強いものではないので、激しいアクションをしながらの撮影には向きません。映像が大きくブレてしまい、カメラ本体が脱落する恐れがあるので、使用シーンは選ぶ必要があります。

粘着式はマジックテープなどでGoProを固定するタイプになります。大きな凹凸のない面であれば、巻き付けるだけで取り付けられる手軽なアイテムです。

マジックテープは水濡れすると剝がれやすくなる性質があるので、屋外で雨に濡れる可能性がある場合や水場での撮影を想定している方は、防水対応かどうかを確認しましょう。防水に特化したテープも展開されているので、マリンスポーツの撮影などをしたい方にはそちらもおすすめです、

GoProを首掛けして登山やサイクリングの撮影をする場合、録画時間を考慮しないと録画可能時間を超える可能性があります。GoProは本体サイズの分バッテリーも小さく、1個で1～2時間しか持ちません。5時間以上かかる登山やハイキングの場合は、2～3個は必要です。あらかじめ別途購入し、外出までにそれぞれを充電しましょう。

また、モバイルバッテリーをGoPro本体と繋いで充電しながら使う方法もありますが、防水性能がなくなり、バッテリーの寿命が減るなどとデメリットが多いため、緊急時に留めてください。そのほかに、初めから終わりまで撮影するのは諦めて、ハイライトシーンのみ撮影する方法もあります。

動画配信サイトやSNSには、GoProを使った臨場感のある映像がたくさん投稿されています。この記事を参考にGoProとネックマウントを導入して、より臨場感と迫力たっぷりの映像を撮影しましょう。