【ザブーン】ドラム式洗濯機の乾燥に掛かる電気代を比較|おすすめ5選もご紹介

冬や梅雨の時期は、洗濯機の乾燥機能が便利です。特にドラム式洗濯機は使い勝手がよく人気ですが、電気代が気なるという方も多いのではないでしょうか?この記事では、ドラム式洗濯機の乾燥にかかる電気代について解説します。おすすめ洗濯機5選もご紹介するのでぜひ参考にしてください。

2021/11/04 更新

雨が多い季節は洗濯物を外に干せない憂鬱な日が続きますね。かといって、部屋干しすると生乾きのニオイに不快感を覚える方も多いでしょう。雨の季節以外にも花粉・黄砂などの影響があり、快適に洗濯物を外干しできるシーズンはかなり短いものです。

 

最近では外に干さず、洗濯機の乾燥機能を使う方が増えてきたようです。特にドラム式洗濯機での乾燥は、洗濯物が絡みにくく生乾きを防いでくれるため使い勝手は良好。そのため、一度使ってしまうとその便利さから離れられないという声を多く耳にします。

 

一方で気になってくるのが電気代です。乾燥機能を使うとどのくらいお金がかかるのでしょうか?ここでは、ドラム式洗濯機の "乾燥に掛かる電気代" についてタイプ・方式別に解説します。ぜひ参考にしてください。

結論からいうと、乾燥機能の優秀さと電気代の安さを兼ね備える洗濯機は、ドラム式かつヒートポンプタイプです。まずはそれぞれについて説明していきます。

洗濯機にはドラム式と縦型があります。この2つを乾燥機能に注目して比較すると、乾燥に向いているのはドラム式です。構造や仕組みも関係しているので、それらについて知っておくと選ぶ際の参考になります。

 

ドラム式洗濯機は、ドラム内で洗濯物を上下に縦回転させることで乾燥を行います。仕組みとしては、洗濯物が上から下に落ちるときに温風を当てる点が特徴。衣類はほぐされながら乾かされるため、乾燥するまでの時間が短いといったメリットがあります。

 

縦型洗濯機は、洗濯物を左右に横回転させることで乾燥を行います。仕組みとしては、洗濯物を攪拌しながら温風を当てる点が特徴。ただし衣類が絡んだり洗濯槽に張り付いたりするため、空気が当たりにくく乾燥するまで時間が掛かる点がデメリットとなります。

洗濯機の乾燥タイプには「ヒートポンプタイプ」と「ヒータータイプ」の2つがあります。ヒートポンプ乾燥は、空気中の熱を利用し温風を発生させる仕組みです。温風を発生させるのに電気を使わないので、電気代が抑えられます。除湿された洗濯槽内で60℃以下の温風を利用するため衣類に悪影響もありません。

 

ヒータータイプは電気ストーブのように、ヒーターによる温風で衣類を乾燥させる仕組みです。温風を出すために電気を使うので、電気代はヒートポンプ乾燥よりも高くなります。また、ヒータータイプは「水冷除湿タイプ」と「排気タイプ」に分かれています。

 

水冷除湿タイプと排気タイプでは、衣類を乾燥させる際に発生する "水蒸気の処理方法" が異なります。後ほど詳しく解説しますが、水冷除湿タイプは別途水道代が必要なので、メーカーにもよりますが、排気タイプより電気代が上がる傾向にあります。

電気代に関係するのは、熱の発生タイプに加え洗濯機の方式の2つです。ここでは洗濯機のドラム式と縦型の2つを比較し、それぞれどれくらい電気代が掛かるのかをまとめます。

ドラム式で掛かる電気代は、洗濯乾燥容量や乾燥タイプなどによって異なります。ただし基本的に電気代が安くなるのはヒートポンプタイプです。ヒータータイプの場合、水冷除湿タイプと排気タイプでどちらが安いのかは、メーカーによっても変わります。

 

縦型洗濯機の電気代もドラム式と同様に、乾燥タイプによって変わってきます。ただしヒートポンプタイプの縦型洗濯機は種類が少なめです。基本的に縦型はドラム式よりも電気代が掛かるケースがほとんどです。

ドラム式洗濯機の電気代は、乾燥タイプ・メーカー・洗濯物の重量・消費電力などによって決定されます。各メーカーからは目安となる電気代が公表されているので、そちらを参考にするのも有効な手段です。

 

なお洗濯1回に掛かる電気代の目安としては、洗濯のみで2円前後、洗濯・乾燥時で20円前後の洗濯機が多くなっています。

 

機種名/電気代 洗濯・乾燥1回 1ヶ月 1年
シャープ ES-W113-SL 16.2円 502円 6,026円

※毎日洗濯するとする

縦型洗濯機の電気代も、乾燥タイプ・メーカー・洗濯物の重量・消費電力などで決定されます。縦型は乾燥機が付くタイプと付かないタイプがあり、乾燥機付きタイプはヒーター乾燥タイプと簡易的な乾燥機能付きのものに分かれます。

 

洗濯1回に掛かる電気代の目安としては、洗濯のみで2.5円前後、洗濯・乾燥時で60円前後の洗濯機が多くなっています。洗濯・乾燥をドラム式と比較すると3.7倍もの差となりました。

 

機種 洗濯・乾燥1回 1ヶ月 1年
東芝 ZABOON AW-8V9 60円 1,860円 22,320円

※毎日洗濯するとする

続いて電気代に関係する熱の発生タイプに注目します。ここではヒートポンプタイプとヒータータイプを比較し、電気代の違いをまとめていますのでご参考ください。

ヒートポンプタイプとは、湿気を含んだ空気を除湿し、約60℃程の温風を作り出して衣類を乾燥させる仕組みです。少ない電気で効率的に空気中から熱エネルギーを集め、それを増幅して利用する省エネ技術とされています。

 

最大の特徴は、電気代の安さと衣類の傷みを軽減できること。乾燥途中でもドアを開閉でき、周囲も熱くならないなどのメリットもあります。

多くの洗濯機はヒートポンプタイプかヒータータイプに分類される中、日立のドラム式洗濯機には独自のヒートリサイクルタイプが採用されています。ヒートリサイクルとは、運転時に発生する熱を回収して乾燥時の温風に再利用する方式です。

 

ヒートリサイクルは消費電力の低さと運転中のドア開閉が可能な点が特徴。運転時に発生する熱を再利用するため消費電力は低減され、ドラム内の温度上昇が抑えられるので乾燥中のドアの開け閉めも可能となっています。

ヒータータイプはヒーターで熱を発生させて乾燥させる仕組みで、衣服の傷みがあるものの、からっとした仕上がりが特徴です。ヒータータイプは水冷除湿タイプと排気タイプの2つに分類されます。

 

乾燥時に発生する水蒸気を冷水で除湿するのが水冷除湿タイプ。水を使用するため水道代が掛かるのは欠点ですが、湿気は回収されるので洗濯機周囲の温度は上がりません。

 

一方、排気タイプは乾燥時に発生した水蒸気をそのまま外に排出するため、別途水道代は必要ありません。ただし周囲の温度・湿度が上昇します

各メーカーごとにタイプと方式を分け、本体価格と電気代を表にまとめて比較しました。電気代に関しては、ヒートポンプタイプの方がヒータータイプよりも安いことが分かります。

日立は独自のヒートリサイクルを採用したドラム式洗濯機に注目です。ヒータータイプの洗濯・乾燥の電気代は53.5円に対しヒートリサイクルは23円。ヒートリサイクルの電気代は半額以下で大きな差になっていますが、本体価格では一転してヒートリサイクルがかなり高めです。

 

品番 乾燥方式 価格帯 電気代 1ヶ月の電気代
BD-SX110EL ヒートリサイクル 249,500円~ 23円 713円
BW-DX100F ヒーター 149,700円~ 53.5円 1,659円

パナソニックの洗濯機は温水泡洗浄と洗剤自動入が特徴。電気代はヒートポンプの洗濯・乾燥で25.1円、水冷除湿式ヒータータイプで52.9円となりました。ヒートポンプは電気代が半値以下な一方、本体価格はかなり高めな設定になっています。

 

品番 乾燥方式 価格帯 電気代 1ヶ月の電気代
NA-VX800BL ヒートポンプ 255,000円~ 25.1円 778円
NA-FW80K8 水冷除湿 144,000円~ 52.9円 1,640円

東芝の洗濯機はザブーン洗浄・マジックドラム・自動お掃除機能などが特徴。電気代はヒートポンプの洗濯・乾燥で31.1円、空冷除湿式ヒータータイプは60.8円となりました。他メーカー同様、電気代と本体価格に大きな差が出ています。

 

品番 乾燥方式 価格帯 電気代 1ヶ月の電気代
TW-127X9L ヒートポンプ 235,424円~ 31.1円 964円
AW-8V9 排気 85,161円~ 60.8円 1,885円

シャープといえばプラズマクラスター。プラズマクラスターには汗やカビの消臭効果があります。電気代はヒートポンプの洗濯・乾燥で16.2円、ヒータータイプは75.4円となりました。

 

品番 乾燥方式 価格帯 電気代 1ヶ月の電気代
ES-W113-SL ヒートポンプ 253,000円 16.2円 502円
ES-TX5D ヒーター 52,378円 75.4円 2,337円

便利な乾燥機能ですが、やはり毎日使うと電気代も積み重なります。乾燥機能を不便を感じない範囲で、電気代を節約しながら使えることが理想ですよね。この章では、ドラム式洗濯機で乾燥にかかる電気代を抑えるコツをご紹介します

多くのドラム型洗濯機に搭載されている「速乾モード」ですが、通常より早く乾燥できる代わりに電気代が高くつきます。また速乾モードで乾燥させると、衣類を傷める原因にも繋がるので、仕上がり品質面でもおすすめできません。時間に少しの余裕をもって、通常モードで乾燥させることをおすすめします。

指定されている乾燥容量以上に、洗濯物を詰め込みすぎないことが大切です。容量オーバーの状態で乾燥をかけると、乾燥するまでに時間がかかり余計に電気代を消費してしまいます。また、洗濯容量より乾燥容量の方が少なく設定されている場合が多いので、お使いの洗濯乾燥機の容量をチェックする際は注意してください。

乾燥フィルターが汚れで詰まってしまうと、乾燥効率が悪くなり余計に電気代がかかります。最終的には乾燥もできなくなってしまうので注意しなければなりません。ついつい面倒で怠りがちになる掃除ですが、電気代の節約をするならば毎回お手入れするのがベストです。歯ブラシなどで軽くこすって掃除しましょう。

もしも今使用している洗濯機が古いモデルで、1回あたりの洗濯・乾燥費がかさんでいるのであれば、省エネ性能の高いモデルに切り替えることで、節約できる金額は大きくなります。洗濯機の寿命は約10年ほどと言われていますが、故障していなくても買い替えた方が電気代・機能面でプラスになる場合があるので、10年前の製品をお使いの方はぜひ検討してください。

今回は洗濯機の乾燥に掛かる電気代を解説しました。電気代はドラム式か縦型か、乾燥タイプはヒートポンプかヒーターかで異なります。電気代が抑えられるのはドラム式かつヒートポンプタイプ。ただし本体は高額になるので、予算と相談しながら満足できる製品を見つけてくださいね。