ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の違いを徹底比較!必要な機能から選択を

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の違いやそれぞれのメリット・デメリットって何?という疑問に答えていきます。ドラム式洗濯機は乾燥機能、縦型洗濯機は洗浄機能に優れていますよ。実際に洗濯機を購入した人の口コミも紹介していますので、参考にしてください。

2021/10/21 更新

洗濯機はドラム式洗濯機と縦型洗濯機の2つに分類することができます。ドラム式と縦型のどちらを選べばよいのか悩みますよね。そこで、それぞれの洗濯機の違いやメリット・デメリットを紹介します。

 

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の洗い方・乾燥方法・水道使用量・本体価格を比較します。実際の機種で比較し具体的な数値を出しているので、今使用している洗濯機との比較もできますよ。

 

実際に使用している人の口コミもそれぞれの洗濯機でまとめましたので、参考にしてみてください。どちらを選べば正解ということはなく、家族構成や生活スタイルに適した洗濯機を選びましょう。

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の違いを洗い方・乾燥方法・水道使用量・本体価格の4項目で比較してみました。

洗い方

縦型洗濯機はかくはん水流による「もみ洗い」、ドラム式洗濯機はドラムを回転させて衣類を上から下に落とす「たたき洗い」です。ドラム式洗濯機が発売された当初は汚れが落ちにくいとされていましたが、今では技術が進歩しほとんど差はありません。しかし、泥汚れに関しては大量に水を使う縦型洗濯機の方が落ちやすい傾向にあります。

 

一方、洗うことによる衣類へのダメージは衣類同士がからみにくいドラム式洗濯機の方が少なくて済みます。さらに洗濯機から衣類をばらばらに取り出せるので、干す際の手間が減ります。洗浄力を重視したい場合は縦型洗濯機、衣類へのダメージを軽減したい場合はドラム式洗濯機をおすすめします。

乾燥方法

縦型洗濯機は衣類が脱水後にまとまっている状態にドライヤーを当てているような乾燥方法なので衣類がシワになりやすく長時間熱にさらされてしまいます。一方、ドラム式洗濯機はドラムを回転しながら乾燥するので、衣類同士に隙間ができ乾燥しやすくシワにもなりにくいです。

 

また、ドラム式洗濯機の「ヒートポンプ式」は、空気中の熱を使用して効率よく乾燥することができます。ヒーター式の乾燥方法よりも電気代の節約になります。さらに洗濯機内の温度も上がりにくいため、乾燥直後に洗濯機を開ることができタイムロスがありません。

 

乾燥機を高頻度で使用したいのであれば、ドラム式洗濯機をおすすめします。乾燥機能に関する注意点として、洗濯の容量に対して乾燥の容量は半分ということが挙げられます。購入する際は適切な容量の洗濯機をチェックしてみてくださいね。

水道使用量

ドラム式洗濯機は斜めになっている洗濯槽に水を満タンに貯める必要はなく、水道使用量は少なく済みます。一方、縦型洗濯機は洗濯槽を満タンにするまで水を貯める必要があるので水道使用量は増えます。また水道使用量が少ないドラム式洗濯機では洗剤濃度が高くなるため、必要な洗剤量が少なくて済みます。

 

具体的な水道使用量の例としてPanasonicの容量10kgの洗濯機で比較します。

ドラム式洗濯機 (Cuble NA-VG2400L) 縦型洗濯機 (NA-FW100K7)
約78L 約110L

 ドラム式洗濯機は縦型洗濯機の30%も少ない水量で洗濯をすることができます。1Lにつき0.24円で換算すると、1回の洗濯で約8円の水道代を節約になります。毎日洗濯機を回せば、1か月で240円、1年で2880円も安く済みますよ。

本体価格

同じくPanasonicの容量10kgの洗濯機で本体価格を比較します。

ドラム式洗濯機 (Cuble NA-VG2400L) 縦型洗濯機 (NA-FW100K7)
248,000円 148,888円

10kgという容量で比較するとドラム式洗濯機の方が約10万円高くなります。他の容量の洗濯機でもドラム式洗濯機の方が縦型洗濯機より本体価格が高い傾向です。水道代や洗剤のランニングコストをドラム式洗濯機の方が抑えられるとはいえ、初期投資を抑えたいのであれば縦型洗濯機の方が導入しやすいですね。

 

  ドラム式洗濯機 縦型洗濯機
洗い方 たたき洗い もみ洗い
乾燥方法 ドラムの回転で乾きやすい 衣類が絡まって乾きにくい
水道使用量 少ない 多い
本体価格 高い 安い

ドラム式洗濯機を選ぶメリットとデメリットを紹介します。

ドラム式洗濯機のメリット

  • 乾燥機能が優れているので、干す作業がいらない

ドラムの回転によって衣類同士の間に隙間ができるため、乾燥効率が高いです。完全に乾かすことが可能なので、干す必要がありません。干す手間を減らしたい、干すスペースがないという方におすすめです。

 

  • 節水効果がある

斜めになっている洗濯槽に満タンになるまで水を貯める必要がないため、水の使用量を抑えることができます。

 

  • 洗濯機の上のスペースが広く使える

洗濯機の上にこれから洗濯する衣類を入れるカゴや洗面所で使うものを一時的に置くスペースとして使うことができます。

 

  • 生地が傷みにくい

洗濯槽内で衣類を上下に回転しながら洗濯するので、衣類同士が絡みにくいことで生地を傷めずに洗濯や乾燥することができます。

 

  • 水道代が安い

少ない水量で洗うので、もちろん水道代の節約にもなります。

ドラム式洗濯機のデメリット

  • 価格が高い

ドラム式洗濯機を購入にためらう理由として一番大きいのは、価格が高いという点でしょう。ランニングコストは縦型洗濯機より節約できるので、長期的に考えれば初期投資の金額差は小さくなります。

 

  • 汚れが落ちにくい

ドラム式洗濯機は水を少なく洗濯できる反面、水によって落ちる泥汚れを落とす能力はあまりありません。洗濯機に入れる前に泥は予洗いしておくことをおすすめします。

 

  • 置く場所が限られる

ドラム式洗濯機は縦型洗濯機よりサイズが大きめになります。さらに、扉が横に付いているので、扉を開閉するための空間が必要で狭い賃貸物件だと置けない可能性もあります。

 

  • パッキンの手入れが必要

乾燥を使った後には、パッキンやフィルターの掃除が必要です。糸くずやほこりが溜まると乾燥が不十分になったり故障の原因になったりするので、こまめにお手入れをしましょう。

縦型洗濯機のメリットとデメリットも紹介します。

縦型洗濯機のメリット

  • 汚れが落ちる

多くの水を使って洗濯するので、泥汚れも落ちやすいです。汚れた服を洗う機会が多いお子様がいる家庭には縦型洗濯機の方がおすすめです。

 

  • 狭いスペースでも設置可能

本体のサイズがドラム式洗濯機より小さめで、扉も上に付いているので狭いスペースに設置することができます。物件によっては屋外に洗濯機を置く場合がありますが、縦型洗濯機であれば設置可能なケースが多いです。

 

  • 価格が安い

ドラム式洗濯機よりかなり安く購入できます。縦型洗濯機の中には5万円以下で購入できるものもあるので、学生さんや初めて一人暮らしする人にはぴったりです。

縦型洗濯機のデメリット

  • 乾燥機能は使いにくい

縦型洗濯機だと洗濯で衣類同士が絡んだ状態から熱風を当てて乾燥するため、シワになりやすく乾きにくいです。乾燥機能を高頻度で使いたい場合は、縦型洗濯機の乾燥機能はおすすめできません。

 

  • 水を多く使う

洗濯槽を満タンにして洗濯するので、水の使用量はドラム式洗濯機より多いです。縦型洗濯機の一部機種では、お風呂の残り湯を使用して洗いとすすぎをできる機能もあるので、水道代が気になる方は検討してみてください。

 

  • 衣類がからみやすい

縦型洗濯機のかくはんする洗い方では、衣類同士が絡み合いやすくなります。縦型洗濯機でも日立の機種には「ほぐし脱水」という衣類の絡みをほぐす機能が付いているものもあります。

ドラム式洗濯機をおすすめしたい人の特徴や、ドラム式洗濯機を実際に使用している方の口コミをまとめました。

時短で洗濯したい方・忙しい一人暮らしにも!

ドラム式洗濯機で乾燥まですれば、天気に左右されず洗濯ができる上、洗濯物を干す必要がありません。家事に時間をかけたくない、共働きの家庭や仕事が忙しく家にいる時間が少ない方におすすめします。初期費用がかかりますが、購入後の生活が格段に楽になりますよ。

ドラム式洗濯機を使用している方の実際の口コミ

購入して1か月。少しでも家事を軽減したくて奮発しました。 自動投入最高です。洗剤を量って入れるという煩わしさから解放されました。 乾燥機能申し分ありません。あれ?乾いてないなと思ったことは一度もありません。 立ったまま洗濯物を投入してスタート押せば完了です。2時間半後には乾いています。タオルもふかふかです。乾燥後1時間程度は放置してもしわになっていません。 傷みも感じたことはありませんし、毛玉できてる感じもありません。 洗濯層内は結構見えます。水が飛び出てたたき洗いしているのをついつい眺めてしまいます。

出典:https://review.kakaku.com

洗濯後のフィルターの掃除が……。特に乾燥フィルターですが、毎回掃除しても「え! こんなに」というぐらいにホコリが溜まります。掃除自体は構わないのですが、上にあるので背の低い人は見づらい位置です。私(身長158)は大丈夫ですが、母(身長150)はよく見えないとこぼしています。実際、フィルターの構造が複雑になっていて、奥の方にホコリが溜まったままになってしまうことも。指で掻きだしたこともあります。  ドアパッキンのところにも結構ホコリが溜まります。ドラム式は初めてなので、これが普通なのかわからないですが、縦型では考えられないほどの綿埃です。

出典:https://review.kakaku.com

縦型からの買い替えです。 毎回、乾燥機を使うつもりじゃなかったのですが、もう最近はほとんど乾燥機使用になってしまいました。 洗濯って干すのが面倒だったんだなーとあらためて思います。 水温や硬度で洗剤の量も調整してくれてるようですし、洗濯物を入れてスイッチオンで終わりです。

出典:https://review.kakaku.com

乾燥機能に満足しているという口コミが大半です。完全に乾かすことができ、洗濯物を干す手間を省けることがドラム式洗濯機の良さですね。

 

ただし、縦型洗濯機から買い替えた人には毎回フィルターを掃除する習慣がないため、最初は戸惑うようです。特に身長が低い方は、洗濯機の上部にある場所は掃除しにくいようなので注意が必要です。

縦型洗濯機をおすすめしたい人の特徴や縦型洗濯機を実際に使用している方の口コミをまとめました。

衣類の汚れが多い方・本体価格を抑えたい方

お子様がいる家庭など汚れた衣類を洗濯する頻度が高い場合は、汚れ落ちが良い縦型洗濯機をおすすめします。また、本体価格はドラム式洗濯機よりも安く購入できるので、初めての一人暮らしなどなるべく安く済ませたい場合は縦型洗濯機を購入してみてはいかがでしょうか。

縦型洗濯機を使用している方の実際の口コミ

洗浄力には大満足です。野球でつけてきたどろシミもしっかり落としてくれました。ただ、野球のドロになると、下洗いは多少したほうが、ネットに、砂がたまりません。

出典:https://review.kakaku.com

乾燥機能付きの安い洗濯機ということで購入。洗濯は細かい設定ができるようですが、標準と倍速で十分かと思います。これなら高齢の母でも使えます。乾燥機能はそれほど期待していなかったとはいえ、やはり期待はずれ。下着とパジャマ二人分ですが3時間でも生乾き状態。しかもスパゲティのように団子状にもつれ合っています。これでは乾かないはずで改善を望むところ。また乾燥時間設定の表示が分かりにくいのでなんとかして欲しい。

出典:https://www.amazon.co.jp

洗浄力が高く、子どもの部活の洋服の汗くささが匂わないようになっていて驚きました。 洗濯時はモーターの音より、水流の音がします。脱水時もかなり静かです。 通常のお家なら、おけるサイズです。特にうちは、脱衣所が狭いので置けるか心配でしたが大丈夫でした。

出典:https://review.kakaku.com

部活で汚れたユニフォームや子供が汚した服などを洗浄しても、臭いや汚れがきれいに落ちているという洗浄力に関する良い評価が多くありました。また最新の機種を中心に、静音性が高く夜に洗濯機を使っても問題ないと評価されています。

 

一方、乾燥機能は梅雨や冬の間だけ使用している方もいましたが、多くの人は縦型洗濯機の乾燥を使用せず部屋干しや外に干しているようです。

ドラム式洗濯機は乾燥機能を毎回使用したい人に、縦型洗濯機は汚れ落ちが気になり、そこまで洗濯機のお手入れをしたくない人におすすめです。それぞれの特徴を確認して、あなたの生活に合った洗濯機を選んでくださいね。