GoPro（ゴープロ）のおすすめ8選｜車載マウントや取り付け方法も！

GoPro（ゴープロ）はプロ・アマ問わず人気のアクションカメラです。最近はサーキットやバイクのロードレースを撮影して楽しむ方も増えました。アクティブな使い方が可能なGoProですが、激しいレースでは映像も揺れてしまい上手く撮影できないのではと不安を感じる方もいますよね。

GoProは手ぶれ補正機能があるので、動くシーンでもきちんと映像が撮れます。また、迫力ある音を細かく拾うため、臨場感や緊迫感がより感じられるのも特徴です。ダイナミックで魅力的な映像が撮影できるのがGoProの良さです。

本記事では、GoProの車外などの正しい取り付け方法を解説します。あわせてダッシュボードやさまざまな場所に取り付け可能な車載マウントの種類・固定する場所・おすすめのGoProと、フロントガラスへの取り付けは違法かどうかを紹介します。車載動画をSNSにアップしてレースの魅力を伝えましょう。

GoProはドライブレコーダーとして使用でき、楽しいドライブやサーキットの記録として使う方法もあります。ここではGoProをドライブレコーダーとして使用した場合のメリット・デメリットについて解説します。

GoProは高画質で録画できるので、運転中の映像をハッキリと確認しやすいメリットがあります。また、ワイドな視野角で記録できるのも特徴です。ループ録画に対応しているので、容量が一杯になっても自動上書きをしながら記録を残せ、一般的なドラレコのように使えます。

GoProの場合はバッテリーが約90分しか持たないため、長時間のドライブには不向きです。しかし、シガーソケットやモバイルバッテリーから給電しながら使う方法もあります。また、エンジンと録画開始機能が連動していないために、毎回手動で録画のセットをする手間が掛かります。

4Kなど高画質にこだわりたいなら、GoPro5ブラック以降のモデルを選びましょう。GoPro6以降の製品なら60fpsのハイフレームレートなので、更に美しく撮影が可能になり、動きも実物に近くなります。

GoProの手ぶれ補正はすべてのシリーズにありますが、最新版に近いほど強力に発揮します。特にGoPro7 Black以降には「hyper smooth(ハイパースムーズ)」機能が備えてあり、激しいレースに最適です。

サーキットでは左右のカーブをコーナリングするので激しく揺れますが、その時に役に立つのが手ぶれ補正機能です。GoProは特に他のアクションカメラと違い、内部のセンサーが検知しデータを補う仕組みの「デジタル式手ぶれ補正」が強いと評判です。シリーズを追うごとに強化されています。

GoProに対応した専用のアプリを使えば、BluetoothやWiFiで撮影時の細かい設定・SNSへのシェア・動画の編集・リモートでの操作なども可能です。また、パソコン版の編集ソフトGoPro Studioは、インストールすれば撮影した動画や静止画を編集できます。操作は簡単なのにクオリティーの高い映像が作成できるのでおすすめです。

ドライブなどで長時間撮影した内容を、短くまとめるのがタイムラプス機能です。間延びした映像もコミカルに面白く仕上がります。長い時間に少しずつ変化する動きを短時間にまとめたり、メイキング映像やショートムービーの作成をしたりできます。

機能性に優れているGoPro HEROですが、本体に付いているのは電源ボタンと録画ボタンだけでなので操作が非常に簡単です。その他の各種設定はGoProのタッチパネルで行ないます。最初に日付や日時をしてから、画質の設定やフレームレートを自由にえらんでください。

サクションカップは取り付ける面がゴムの吸盤になっており、平でツルツルした場所に付けて使用します。取り付け方法が簡単で1番オーソドックスなマウントです。一般的な車の場合は、フロント・リア・サイドのガラスに吸着します。

サーキットカーなら、車外フロント部分・ルーフ(屋根)部分・サイドドア、バイクならヘルメットにも取り付けができます。

ベースマウントは底にある強力な粘着テープを平面に貼り付けてから、GoProを連結させるタイプです。5個前後のセットで1,000円前後で購入できるため、出費を抑えたい方にもおすすめです。

スポーツ道具や壁などにも固定でき、汎用性があります。しかし、粘着テープ式のベースマウントは1度貼ると再利用はできないので、貼る場所には気を付けてください。

ロールバーマウントは二輪車のハンドルのパイプなどに設置します。ネジを締めて固定するだけなので、手軽に取り付け可能です。バイクのハンドルに設置すると、臨場感溢れる映像を撮影できます。

ロールバーの太さは20~40mmまで対応している物が多いので、大概のバイクや自転車にも対応できます。

法律では、公道ではフロントガラスに付けられる物は点検・法規関係のステッカー・ETCアンテナ・ドラレコなど種類が決められています。ドラレコであれば上部に取り付けOKなのですが、GoProがドラレコとして認められるかは不明です。GoProの設置は違法とみなされる場合があるので、フロントガラスへの設置はやめましょう。

その他で車内に取り付けるおすすめ位置は、助手席後方のリアウィンドウです。取り付け方法は吸盤式のサクションカップを用います。公道・サーキットともにおすすめです。アームが自由に動くのでアングルを自由に調整できます。

サーキットは公道ではないので車外に取り付けできます。ただサーキットのルールがあるのでそれに従ってください。車外のサイドドアやルーフ(車の屋根)に取り付ける場合は、吸盤式のサクションカップを使います。吸盤式なので、車の表面をよく洗って落ちないようにしましょう。

車外のフロント部分に設置する場合には、ベースマウントを使用します。取り付ける部分が両面テープになっており、シール部分を貼り付けるだけです。防水性はありますが毎回剥がれる危険がないか、定期的にチェックしてください。

GoProを車載したり車外に取り付けたりする位置はさまざまで、どのような目的で使うのかによっても違います。ここでは、「公道走行」「サーキット走行」に分けてご紹介します。

意外と気付かれていない便利な取り付け場所が、助手席側後方のリアドアガラスです。アームで自由に角度調整してから助手席を倒せば、運転手や走行方向・対向車までワイドに確認でき、全体の雰囲気が伝わります。

リアウィンドウに設置する場合は車の最後部にあるので、全体が見渡せて家族や仲間との会話など楽しいドライブの記録ができます。電熱線には吸着せずに剥がれるので、その際部分は避けましょう。上部にサクションカップを貼り付けてください。

また、ヘッドレストやサンバイザーへの取り付けもおすすめします。前方で撮影できるため、風景や後部座席の様子の撮影にぴったりの場所です。ヘッドレスト用の車載マウントはすでに販売されており、サンバイザーはクリップ型のマウントを使えば取り付けできます。

サーキットコースならではの撮影を楽しめるのが、車の屋根にあるルーフの中央部分です。前述のサクションカップかベースマウントで設置すると、周りの景色をワイドに撮影できます。風圧をまともに受けるのでしっかり固定し、不安なら補強もしましょう。

車外のサイドドアに取り付けると、横幅が出るので公道では使えません。しかし、サーキットなら迫力のある映像が撮れます。コーナリングでタイヤが路面の上を走行する際の映像は迫力タップリです。飛び石でなどで傷付やすいので、GoProを保護してくれるハウジングケースを使いましょう。

サクションカップは吸盤なので、ホコリや油分が付くと吸着力がなくなります。その際はいったん剥がしてよく汚れを取り除いて再度貼り付けましょう。また、ベースマウントは防水対応ですが、継続的に使うと粘着テープの耐久性が落ちるので、定期的にしっかりと装着されているか確認しましょう。

GoProのバッテリーは1個で1~2時間持ちますが、それでは足りない場合もあります。USB端子にモバイルバッテリーを繋げながらの録画や、ハイライト部分だけ撮影する方法もあります。また、マイクロSDカードは高画質になると容量が多くなるため、長く撮りたいなら画質を落としてください。

構図が上手く狙えていないと迫力や盛り上がりに欠けた映像になってしまいます。GoProは水平に設置するのはもちろんですが、テスト撮影などを行いイメージ通りの映像が撮れるか確認しておくのも必要です。

運転中の撮影を行う場合は、撮影時のフレーム内にはメーター・ハンドル・クラッチなど入れておくと、運転テクニックが伝わりやすいです。複数設置する場合は、車外なら路面やボンネットを映して構図を確認しましょう。

GoProを車内に設置して外を撮影すると、外が白く映ってしまう「白飛び」が起きる場合があります。白飛びが起きてしまった場合は、GoProの露出コントロール機能を使って対処してください。

手順は以下の通りです。

1. 中央にドットがある角括弧が画面の中央に表示されるまでタッチ スクリーンを押します。これは露光計です。撮影画面中央の露光に基づいて露出を設定します。
2. 撮影画面内の別の領域から露出を設定したい場合は、角括弧をドラッグして中央以外の領域へ移動します (角括弧をドラッグする代わりに、設定に使用するエリアをタップしても OK です)。
3. 画面をチェックして、露出が適正に見えるかどうかを確認します。

タッチスクリーン内の外が映っている部分に角括弧をフォーカスすると、露出が調整されて白飛びが防げます。

YouTubeではサーキットでの走行を、GoProで撮影した映像が多くアップされて人気を集めています。GoProで撮影した映像は、まるで自分が運転しているような臨場感ある仕上がりになっていて迫力満点です。

プロの愛用者も多いGoProは、アクティブなシーンで特に力が発揮されます。ライバル車とのデッドヒート、ハンドル捌きやギアチェンジなど運転手のテクニックを高画質な映像に記録してくれます。

普通免許さえあればサーキットを走るのは可能なので、ぜひGoProを手に入れて実際にサーキットで撮影しましょう。公道とサーキットの取り付け位置の違いさえ分かれば、意外と簡単に使用できます。

GoProで長時間撮影したい場合に、気になるのが充電の減りです。対策として充電しながらの撮影になりますが、ここでは、HERO8～10のモデルを例にモバイルバッテリーを使った充電方法を説明します。

1. サイドドアを開ける
2. サイドドアの内部にあるUSB-Cポートにモバイルバッテリーを接続する
3. 充電しながら撮影する

また以下記事では、カメラの充電におすすめの大容量モバイルバッテリーについて紹介していますので、ぜひご覧ください。

GoProを車に取り付ければ、臨場感溢れる映像が撮影できます。また、各種のマウントを使い分けて、今ままで伝わりにくかったサーキットの魅力もアピールしましょう。道交法を確認して正しく設置を行い、迫力ある映像撮影を楽しんでください。