【2024】アクションカメラおすすめ10選｜webカメラとして使うこともできる？

近年、テレワークの需要が高まり、テレビ会議やビデオ通話をする人が増えています。そこで、欠かせないのがWebカメラです。Webカメラは、パソコン本体にUSB接続するだけで簡単に利用できるため、使う人が急増して一時品切れ状態になりました。

ところで、アクションカメラをwebカメラとして使用できるのはご存知ですか。Webカメラとして使わない時は、動画撮影ができ便利です。動画配信をGoProを初め、他にもコスパのいい中華系アクションカメラがあります。

この記事では、Webカメラ用アクションカメラの選び方や、おすすめ商品を紹介します。ウェブカメラは、クリップでつけるだけのものや、三脚付きのもの、直接設置するものなど、いずれも設定が簡単です。アングルも自由自在に動かせるので、テレワークやテレビ会議、動画撮影に活躍が期待できます。

ここからは、アクションカメラをWebカメラに接続する方法を紹介します。「Webカメラモード」を搭載した一般的なアクションカメラをPCに接続する方法と「キャプチャボードを利用」してGoProと接続する方法を確認しましょう。

Webカメラモードを搭載した外付けアクションカメラを使えば、パソコンに接続してWebカメラとして活用できます。使う際には、以下の3つの手順で設定しましょう。

1. パソコン本体側にケーブルで接続
2. パソコン画面が切り替わるためWebカメラを選択
3. パソコン側で認識したら完了

マイクロUSBケーブルなどで接続できる高画質モデルを選択すれば、映りの良さを重視して取り入れられます。

GoProをWindowsのZoomやSkypeで使うためには、キャプチャーボードのデバイスを利用します。キャプチャーボードとは特定機器の映像や音声をパソコンの出力に用いる機器で、ゲームなどでよく使われます。これをパソコンのUSB端子に接続すれば、入力ができます。

GoProでWebカメラ機能に対応しているのは、以下の機種です。

• HERO9 Black
• HERO8 Black
• HERO7 Black
• HERO6 Black
• HERO5 Black
• HERO4 Black

HERO8 Black・HERO9 BlackをWebカメラにする方法は、さらに簡単に実践できます。Macの方は以下の手順で設定しましょう。

1. GoProを最新のファームウェアにアップデート
2. GoPro ウェブカメラアプリをインストールして起動
3. カメラの電源を入れUSBケーブルでコンピューターに接続
4. ステータスバーのGoProアイコンをクリックして「プレビューを表示」を選択
5. Zoomなどの任意のアプリで優先するウェブカメラをGoProに指定する
6. GoProアイコンのユーザー設定で解像度の調整をする

Windowsの場合、さらに少ない手順で使用可能です。

1. GoProを最新のファームウェアにアップデート(Windows 10のみ対応)
2. GoPro ウェブカメラアプリをインストールして起動
3. カメラの電源を入れUSBケーブルでコンピューターに接続
4. ステータスバーのGoProアイコンをクリックして「プレビューを表示」を選択
5. Zoomなどの任意のアプリで優先するウェブカメラをGoProに指定する

アクションカメラをWebカメラとして使う場合、通信機能があるのか確認してください。商品紹介ページに「Webカメラ」と記載してあればWebカメラとして使用可能です。また、低価格のアクションカメラの場合は、数秒の遅延が発生することもあります。古いタイプのアクションカメラの中には、Webカメラとして使えないモデルもあるので注意が必要です。

アクションカメラの「メリット」と「デメリット」を知ると、Webカメラや普通に撮影する時に気をつけるポイントが分かります。用途によってはビデオカメラやデジカメの方が合っている方もいるので、参考にしてください。

一般的なWebカメラは1人で映ることを想定して作られているので、画角が狭いことが多いです。複数人で映りたい時は、視野角が100℃以上の広角レンズで広い範囲を映せるタイプの購入をおすすめします。

アクションカメラは3,000円前後から購入できます。画質は劣りますが、手に入れやすい金額です。4Kの最新機能を搭載したモデルでも5,000円ほどで購入できます。また、Webカメラのみならず趣味やスポーツでも使いたい場合、10,000円前後の高品質なタイプも選べます。

アクションカメラを使用する方の中には、屋外でのライブ配信を頻繁にする方もおられます。屋外では予期せぬ雨や風に見舞われることがあるため、防水・防塵機能付きがおすすめです。アクションカメラ本体に防水機能があるタイプと、ハウジングケースが必要なタイプがあります。

ビデオカメラやデジカメに比べると、「マイクの性能が低い」「暗所撮影だと画質が荒くなる」欠点が目立ちます。晴天時や明るい部屋で撮影するなど、これらの欠点が特に気にならないなら、購入しても問題ないです。

アクションカメラは内蔵マイクの性能がよくない場合があります。中には外部マイクが最初から付属品として付いている場合もあるので、音にこだわる方にはおすすめです。他に別途購入する方法もあり、遠くの音も拾える大きめのガンマイクタイプもあります。

アクションカメラは元々晴天下での撮影を前提として製造されているので、全般的に暗所撮影には弱いです。室内で使用する際は部屋を明るくして使用しましょう。それでも暗い場合は、特別な照明を使うようにしてください。暗所撮影に強いアクションカメラにソニー製のアクションカムがあります。

無線・Wi-Fi機能を使えば、スマホ・PCから操作が可能になります。アクションカムのリモコンとしてや、撮影した動画の編集、スマホへの転送ができます。また、複数のカメラを操作するのも可能です。

アクションカメラにはマイクが内蔵されていますが、音が籠もったり雑音が入ったりすることがあります。それが気になる方は、外部マイク入力端子付きのカメラを購入しましょう。集音機能が優れているので小さな音を拾ってくれます。Web会議のようなシーンでもスムーズに話し合いができます。

一般的なWebカメラの画角は75度です。画面に1人入るには丁度いい画角ですが、複数人入ると全員が映らない可能性があります。アクションカメラは170°以上の物が多いですが、広視野すぎると画面が歪んだり、被写体が小さく見えたりしてしまいます。人数に見合ったタイプを購入しましょう。

フレームレートとは1秒間に使用される「コマ数」で、多いほど実際の動きに近づきます。15fpsは動きがスムーズではありませんが、表情が伝わればいい方にはおすすめです。推奨は30fps以上で、動画配信で表情まで細かく伝えられます。しかし、スペックに対応していないPCでは、重くなる場合もあります。

一般的にテレワークで使われるシステムの解像度は、740Pや1080Pです。解像度が高すぎると受信する側が対応できない場合があります。アクションカメラをWebカメラのみの用途で使うなら、コスパのいいフルHD(1080P)を選ぶのがおすすめです。

アクションカメラはディスプレイの大きさが2インチと小さめですが、タッチパネルが使いづらいわけではありません。むしろ、ボタン操作なしで使えるため「使いやすい」との声が多いです。ただ反応が鈍いタイプもあるので、口コミなどをチェックしましょう。

ビデオ通話や会議は長時間使用することがあり、1個のバッテリーでは持ちません。そこでUSBケーブルをコンセントやモバイルバッテリーに繋いで、充電しながら使う方法があります。ただし、使い方によってはバッテリーの寿命を縮める可能性もあるのでご注意ください。

アクションカメラは机の上に直接置いて自分が映るように撮影します。基本的に中華系の製品の付属品にはミニ三脚があります。アングルの自由度が効き、これをメインにして使うと便利です。アングルが合わない場合は別途、アングル調整しやすいアタッチメントを購入する方法もあります。

日本で製造されたものかどうかも、選ぶ際のポイントです。日本製は、GoProを基準にしたハイスペック志向のものが多いため、一般に長持ちといわれます。

一方、中華製は故障などのトラブルが起こりやすいとの声があり、注意が必要です。メリットとしては、日本製より安く手に入れられるものが多い点です。

GoPro HEROシリーズは世界中の人が利用するアクションカメラの中では、もっとも信頼できるメーカーです。しかし、Hero8などは利用するのにソフトウェアのインストールが必要です。詳しい設定方法などについては下記のURLを参照してください。

主にネット通販で、監視カメラやドライブレコーダーを安く販売している中国のメーカーです。評価も全体的に悪くなく人気があります。価格をおさえつつ、最新の機能を備えたモデルがほしい方にはおすすめのメーカーです。

ドライブレコーダーやプロジェクターで有名な光学機器の製造メーカーです。アクションカメラの価格は比較的安く、レビューの評価が高く人気もあります。ラインナップも豊富なのでご自身に合った商品を見つけやすいです。

ソニーのアクションカムはパソコンとアクションカメラをケーブルで繋いで連携すれば、Ustream(動画共有サイトサイト)でライブ配信が可能です。なお、あらかじめUstreamのアカウントの取得や、パソコン専用アプリをインストールしておく必要があります。

ドライブレコーダーやポータブルDVDなどを製造・販売する、中国のメーカーです。アクションカメラのラインナップはハイエンドからローエンドまで豊富です。種類が豊富なだけでなく、価格も安いいためお気に入りのモデルをお得にゲットできます。

SACは神奈川県に本社がある日本のメーカーです。モバイル・デジタルガジェット・ストレージ関連など、低価格で高品質に展開しています。アクションカメラの人気はまだありませんが、グループ内で製品を一貫して製造しており、今後期待できます。

COOAU(クーアウ)はプロジェクター・防犯カメラ・ドライブレコーダーを主に販売している、中国のメーカーです。ホームページはまだなく、アクションカメラのラインナップも少ないですが、今後期待できるメーカーです。

Webカメラが認識しない場合はパソコンの「設定」→「カメラ」から「デバイスのカメラへのアクセスを許可する」項目の内容をチェックしてみてください。許可できていなければ、それが原因と考えられます。

テレワークの需要は今後も高まると予想されます。YouTuberなら動画配信もでき、アピール力のアップに繋がります。Webカメラにも使えるアクションカメラが1台あれば、多用途に屋内や屋外でも撮影できる機会が増えて、発信力も上がります。