【2023年】ウェアラブルカメラおすすめ10選｜工事現場にも！日本メーカーは？

近年、動画配信サイトやSNSで、ウェアラブルカメラを使った映像が人気を集めています。自分でも、手軽にスピード感のある迫力の映像を撮影できたら嬉しいですよね。実は、ヘルメットやバイクに装着できるウェアラブルカメラなら、臨場感溢れる映像撮影が可能です。

従来のビデオカメラとは違い、非常にコンパクトであることや迫力ある映像を手軽に撮影できるため、今まで撮影に興味がなかった方からも注目されています。アクティビティ以外にも、定点カメラでは細部まで撮影するのが難しい工事現場や結婚式などさまざまなシーンで活用できます。

この記事では、ウェアラブルカメラの特徴・意外な使用法・おすすめの商品を紹介します。その他にも、ソニーなどの人気メーカー・安いタイプ・日本メーカーも存在するのかなども紹介するので参考にしてください。

そもそも、ウェアラブルカメラとビデオカメラの違いがわからない、もしくは曖昧な方も多いのではないでしょうか。ここでは、ウェアラブルカメラの特徴や違いを解説します。

ウェアラブルカメラとは、バイク・ハンドル・ヘルメットなどに装着し、ハンズフリーで撮影できる小型カメラのことです。通常のカメラと違い、防水性・防塵耐久性などに優れているため、マリンスポーツや工事現場などの過酷な環境で性能を発揮します。

シンプルな機能を搭載した機種も多いため、カメラ初心者の人で手軽かつ簡単に撮影できるのもポイントです。

ウェアラブルカメラは、ビデオカメラよりもボタンや機能が少ないため、複雑な操作をせずに撮影可能です。最近のウェアラブルカメラには、4Kが搭載されているモデルもあり、コンパクトなフォルムでありながら高画質な映像を撮影できます。

しかし、ビデオカメラと違ってズーム機能がないのはデメリットです。通常のビデオカメラは、その場から動かなくてもボタン1つでズームできます。一方ウェアラブルカメラの場合は、自分自身が被写体に近付かないとズームできないため、運動会やスポーツ観戦には向いていません。

工事現場や建設現場などでは、ハンズフリー撮影が好まれるため、ウェアラブルカメラが活躍します。従来オフラインで指導していた内容を、現場から音声と映像を送りながらリモートで教えられます。

また、工事現場では竣工が近くなるにつれ、問題点が見つかることが多いです。定点カメラで撮れない部分の写真や動画をメールで送ってやりとりしていたものが、ウェアラブルカメラがあればリアルタイムで送れるので、通話しながらの確認もできます。

このように、リアルタイムで意見を貰える点や、写真の送信のようなやりとりを削減できる点が、ウェアラブルカメラを導入するメリットです。

ハンズフリーで小型なウェアラブルカメラは、警察のパトロールや警備のときにも役立ちます。巡回パトロール時に常時撮影することで、不審者の動きや現行犯の証拠を押さえることが可能です。また、非常に小型なため、撮影していることが相手に見つかりにくいのもポイント。

緊急時の事件や事故の映像も記録できるため、映像による判断材料を提供できます。ハンズフリーだからこそ撮影者が見ているリアルな映像が記録でき、防水性も高いため、雨や雪などの悪天候時にも撮影可能です。

ウェアラブルカメラは、ビデオカメラやデジタルカメラと違い、常に広角で撮影している点や手前から遠くまでピントが合う点から、ドライブレコーダーの代用としても使用可能です。自転車・バイク・車に付けられるので、ドライブレコーダーは高くて手が出しづらい方は、ウェアラブルカメラの導入をおすすめします。

ただ、ウェアラブルカメラはバッテリーが電源となっているため、長時間の撮影には不向きです。また、ドライブレコーダーのように古いデータを自然に消去する仕組みはないため、SDカードを取り換える必要があります。

結婚式や披露宴と言えば参列者との集合写真ですが、映像で記録すると思い出がより鮮明に残ります。小型ながらも高画質な映像を撮影できるので、新郎新婦自身が装着して参列者の様子を撮影したり、参列者が自然体な新郎新婦の表情を撮影したりすることも可能です。

結婚式当日・準備期間・お色直しなどのオフショットも気軽に撮影でき、自然な映像が撮れるため、編集して1つのムービーを作りたい方にもぴったりです。

ウェアラブルカメラは、100°以上の広角に対応しているモデルが多く製造されています。人間の両目は180°〜200°が見える範囲なので、その範囲を目安に選ぶと、普段見えている世界やそれ以上の広角を撮影できます。また、ウェアラブルカメラはフルHD〜4Kまでの解像度のモデルが多いです。

より高画質で記録したい方や動画編集をする方は、画像劣化の少ない4K対応モデルを推奨します。

マリンスポーツやウィンタースポーツには、防水・耐衝撃性能が強いモデルを選びましょう。カメラ本体に防水性能があれば、水濡れによるリスクを軽減できます。水深10mまで対応可能のモデルもあるので、スキューバーダイビングで使いたい方は、このタイプがおすすめです。

ハウジング（防水ケース）を取り付けられるモデルならさらに深く潜れます。また、アクティブな動きを撮影したい方は、耐衝撃性能に注目しましょう。高さ2mからの耐衝撃性能を搭載したモデルもあり、険しい山道をバイクで走行しながら撮影しても安心です。

ウェアラブルカメラは、バッテリーが搭載されたモデルが多いです。長時間の撮影をしたい方は、USBで給電しながら撮影できるモデルを選ぶか、予備のバッテリーを持ち歩きましょう。

ドライブレコーダー・防犯用・旅行先など長時間撮影するシーンにおいて、容量は重要なポイントです。大容量のモデルや、SDカード対応のモデルを選びましょう。SDカードにも容量があるため、SDカードを複数枚持っておくと安心です。

ウェアラブルカメラは、用途や撮影したいシーンに合わせて装着・撮影方法を選びましょう。自転車やバイク走行中のスピード感溢れる迫力の映像を撮影したい場合は、頭につけるタイプが最適です。また、ヘルメットやハンドルに取り付けるタイプもあるので、購入前にチェックしておいてください。

片手が開くシチュエーションなら、自撮り棒やスタビライザーを使用した手持ち撮影もおすすめです。

ウェアラブルカメラを選ぶときは、録画可能時間にも注目してください。結婚式など、人生に一度きりの大切な日の撮影には、長時間録画が可能なモデルだと安心です。また、工事現場など仕事で使用する場合も、長時間録画できるタイプを選ぶといいでしょう。

コンパクトなモデルは持ち歩きやすいですが、バッテリーが小さいため連続撮影に向いていない場合があります。長時間録画したいのであれば、バッテリー容量が大きいモデルや充電しながら撮影できるモデルがおすすめです。

SNSが盛んな近年、自分で撮影した映像をSNSで発信する方も多いです。Wi-Fi機能が搭載されているモデルであれば、撮影した画像や映像をいち早くSNSにシェアできます。スマートフォンにアプリをインストールすれば、遠隔での操作やリモコン操作も可能なので、撮影の幅をさらに広げられます。フィルター加工ができるものもあるので、編集好きな方にぴったりです。

アメリカ生まれのGoProは、ウェアラブルカメラ市場のトップメーカーです。超広角カメラを採用したGoProのウェアラブルカメラは、広い範囲の撮影を可能にしています。多くの人を画面内におさめられるため、結婚式やパーティなどでも人気です。

特にHEROシリーズが人気で、価格設定の安い『HERO8』・自撮りに最適な『HERO9』・超高画質の『HERO10』など、用途に合わせて選べます。初心者から上級者まで納得のラインナップを展開している注目のメーカーです。

DJIは、中国生まれの撮影機材専門メーカーです。ウェアラブルカメラは手ブレに強いOSMO Action(オズモアクション)シリーズが定番で、4K対応の新機種『Actioln3』が一番人気です。

また、手軽に使用したい方は小型ジンバルカメラのOSMO Pokectシリーズもチェックしてみてください。軽量コンパクトで携帯性に優れているので、旅行にも向いています。

ソニーは、日本生まれの総合電機メーカーです。日本メーカーとして小型モデルのウェアラブルカメラを多く販売してきたソニーですが、最新機種は標準サイズとなっています。ウェアラブルカメラ『HDR-AS50』とリモコンセットの『HDR-AS50R』を展開しているので、使い方に合わせて選びましょう。

ブレ補正機能や防水機能搭載で、手に取りやすいリーズナブルな価格設定なのも嬉しいポイントです。より本格的な撮影をしたい場合は、4K撮影可能な上位モデル『FDR-X3000』をおすすめします。ソニーのウェアラブルカメラは、日本製の高品質な商品をお探しの方にぴったりです。

コスパ最強のアクションカメラも、種類によっては十分に使えます。手振れ補正つきのタイプや防水ケースつきなど、コスパ重視のアクションカメラでも役立つものは多いです。5,000～10,000円前後で購入可能できるタイプもあるため、下記のサイトを参考にチェックしてみてください。

スポーツ・アウトドア・防犯など、さまざまなシーンや環境で対応可能なウェアラブルカメラ。SNSや動画配信サイトに投稿する動画撮影にもぴったりです。ぜひ、ウェアラブルカメラを活用し、臨場感のある映像を撮影しましょう。