【2023年最新】おすすめSDカード5選｜種類や違いも徹底解説！

SDカードはパソコンやカメラ、ゲーム機などのさまざま機器に使われており、今やなくてはならない記録メディアです。しかし、SDカードはさまざまな種類があるので迷ってしまう方も多いと思います。

SDカードを使用する機器によって最適なSDカードは異なります。また、機器とSDカードの組み合わせによってはSDカードが使えない場合もあるので注意が必要です。

そこで、この記事ではSDカードの種類と共に、おすすめのSDカードを紹介します。また、「サイズ」「容量」「スピードクラス」それぞれの規格についても解説するので、是非最後までご覧ください。

SDカードはスマートフォンやゲーム機・デジタルカメラなど、さまざまなデジタル機器で使用されている記録メディアです。SDカードを取り付けることで対応機器の記憶容量を拡張することができます。同じような見た目ですが、機器やSDカードの種類によっては対応していない場合があります。購入前に対応しているかどうかを取扱説明書で確認してください。

SDカードのサイズは主に「SDカード」と「microSDカード」の2つの規格に分類されます。「miniSDカード」というものもありますが、現在はあまり使用されていません。

SDカードは幅24×高さ32×奥行2.1mmとSDカードの中では最も大きいサイズです。主に、パソコン・デジタルカメラ・ビデオカメラなど、さまざまなデジタル機器で幅広く使われています。一般的にSDカードはこのサイズのものを差しますが、microSDカードをSDカードと表記している場合があるので、使用する機器に対応しているSDカードのサイズを確認しておくと安心です。

microSDカードは、幅11×高さ15×奥行1mmとSDカードの中では最も小さいサイズです。スマホやスイッチなど小さいデジタル機器でよく使われています。また、アダプターがあればmicroSDカードをSDカードとして使うこともできるので、汎用性が高いです。ただし、小さいので紛失しやすく壊れやすいので、取り扱いには注意してください。

SDカードは容量ごとに「SDカード」「SDHCカード」「SDXCカード」の3規格に分類されます。使用する機器が対応していない規格だと使用できない場合があるので、購入前によく確認しましょう。

容量が最大2GBまでのSDカードです。最も容量が少ない規格で、SDHCやSDXCに対応している機器でも問題なく使えます。microSDカードも同様です。また、約2000万画素のデジカメで撮影すると約250枚記録できます。十分に思うかもしれませんが、旅行などでよく撮影する方ならすぐいっぱいになってしまうので注意が必要です。

SDHCカードは容量が4GB～32GBまでのSDカードです。2008年頃からSDHC対応の機器が出始め、現在では多くの機器がSDHCに対応しています。しかし、SD対応のみの機器では使用できないため、事前に確認しておきましょう。大量に高画質の写真や動画を撮影したり、ゲームソフトをダウンロードしたりしない方ならSDHCで十分です。

SDXCカードは64GB～2TBと大容量のSDカードです。比較的新しい規格で、SD対応機種・SDHC対応機種ではSDXCを使用できません。写真や映像の編集などを行うプロのクリエーターやハイアマチュアのカメラマンなどにおすすめです。容量が大きいだけでなく転送速度などのスペックが高いものが多いため、快適に使用できます。

スピードクラスは最低保障転送速度を表す規格です。転送速度が早いほど、SDへのデータの書き込みやSDからのデータの読み込みが早く、主に動画撮影する方はチェックしましょう。規格は「スピードクラス」「UHSスピードクラス」「ビデオスピードクラス」の3種類あります。

スピードクラス2006年頃に策定された規格です。スピードクラスはCLASS2(2MB/秒)・CLASS4(4MB/秒)・CLASS6(6MB/秒)・CLASS10(10MB/秒)の4種類あり、それぞれ()内が最低保証速度を表しています。もし、ビデオカメラで使用するならフルHDでCLASS4以上、4KならCLASS10でないと対応していないので注意してください。

UHSスピードクラスは2010年頃に発表された規格で、UHSはUltra High Speedの略語です。UHSスピードクラス1(10MB/秒)とUHSスピードクラス3(30MB/秒)の2種類あり、それぞれクラス1は4Kビデオ、クラス3は8Kビデオに対応しています。スピードクラスよりも全体的に速い規格になっています。

ビデオスピードクラスは2016年に策定された規格で、4Kや8Kの高画質動画の記録を念頭に作られました。V6(6MB/秒)・V10(10MB/秒)・V30(30MB/秒)・V60(60MB/秒)・V90(90MB/秒)の5種類です。ビデオスピードクラスだから必ずUHSスピードクラスよりも速いというわけではありません。今後、スピードクラスはビデオスピードクラスに統合されると言われています。

SDカードを探していると、明らかに値段が安いSDカードが販売されていることがあります。容量や性能で値段の差があるのは当然ですが、性能が似通っているのに値段が安い場合は並行輸入品であることが多いです。

国内正規品と並行輸入品は流通ルート違い、同じ製品でも値段が変わります。並行輸入品でも同じ製品なら性能は変わりませんが、並行輸入品はメーカー保証が受けられません。また、並行輸入品は偽物の場合もあります。心配な方は国内正規品を買うか、並行輸入品を選ぶなら信頼できるショップから購入しましょう。

以上のようにSDカードは容量やスピードでさまざまな規格があります。使用する機器に合わせて適切なカードを選ばないと容量に不満が出たり、そもそも使えなかったりもします。購入前に使用する機器の説明書を確認して、適切なSDカードを選びましょう。