【徹底解説】デジタルカメラのバッテリー|長持ちさせる秘訣は?

バッテリーはデジタルカメラを使うために必要不可欠なものです。しかし、バッテリーは消耗品なので使っているうちに劣化します。そこで今回は、バッテリーを長持ちさせるポイントや互換バッテリー、飛行機への持ち込みなどデジタルカメラのバッテリーについて解説します。

2021/02/18 更新

デジタルカメラは一般的に家庭用電源から充電したバッテリーを使用します。充電しておけば何度も使用でき、乾電池のように毎回購入する必要がなく経済的です。しかし、永久に使い続けられるわけではありません。

 

デジタルカメラ用のバッテリーは使用しているうちに劣化してしまいます。また、使用環境によってもバッテリーの消耗や劣化までの時間が変わります。そこで今回は、デジタルカメラ用バッテリーについて徹底解説。

 

バッテリーの寿命や長持ちさせるコツ、充電できないトラブルが発生した際の対処方法もご紹介します。さらに、互換性バッテリーや飛行機搭乗時の持ち込み可否など、デジタルカメラを使う上で知っておきたい知識も解説するので、ぜひ最後まで御覧ください。

デジタルカメラのバッテリーには寿命がありますが、いつ寿命を迎えるかは使用環境によって変動します。どのように取り扱えばバッテリーの寿命が長持ちするのか解説します。

バッテリーの寿命

基本的にバッテリーは消耗品です。使い始めは容量いっぱいまで充電ができる上に長時間の使用も可能ですが、何度も充電を繰り返して使用し続けたり、使用期間が長くなったりすると容量は低下していきます。

 

使用頻度が高いとその分消耗しやすいので、デジタルカメラの使用状況や使用環境に応じて容量の低下スピードも変動します。

長持ちさせるためのバッテリーの保管方法

しばらく使用しないデジタルカメラのバッテリーは、正しい方法で保管すれば長持ちします。まず、長期間使用しない場合はカメラ本体からバッテリーを外しておきましょう。外したバッテリーは、15度程度の冷暗所に保管しておくのが理想です。

 

また、保管時のバッテリー容量もポイントです。充電切れの状態では劣化が速くなってしまいます。バッテリーを保管する際は満充電または空の状態ではなく、30~50%程度の充電容量で保管しましょう。

寒い環境でバッテリーの使用時間を長持ちさせる方法

バッテリーは低温環境でエネルギーが減る性質を持っています。そのため、寒い中でデジタルカメラを使用すると暖かい場所よりもバッテリーの消耗が速くなります。低温環境で長くデジカメを使用したい場合は、使用前にバッテリーをポケットの中などに入れて温めておき、撮影前にバッテリーをセットしましょう。

 

また、バッテリーをポケットの中で温める際は、金属が一緒に入っているとショートする可能性がある点に要注意です。

デジタルカメラのバッテリーを効率良く充電する方法

バッテリーの充電に最適な気温は、10~30度です。この範囲内の気温下であれば、効率的に充電できます。反対に、この範囲外となる暑すぎる、または寒すぎる環境は充電に不向きです。

 

気温が低すぎると満充電できず、気温が高すぎる環境ではバッテリーの温度が上がり充電ができなくなる恐れがあります。極端な高温・低温下での充電は充電時間が長くなったり満充電できなくなったりするので、できるだけ避けましょう。

デジタルカメラのバッテリーを充電したいのに充電に失敗する、なかなか充電が進まないという経験はないでしょうか。そのような場合は、以下の方法で対処しましょう。

劣化していないかどうか確認

長期間繰り返し充電して使用し続けていたバッテリーが充電できない場合は、時間の経過とともに劣化している可能性が高いです。使用頻度が高いと一般的な使用期間よりも速く寿命を迎えていることがあります。

 

どんなに満充電してもすぐにバッテリーが切れてしまう場合は、すでに劣化して寿命が近い状態です。このような場合は、バッテリーの取り扱いそのものに改善方法はないため、新しいバッテリーに交換する以外に方法はありません。

接点の部分に汚れがないか

バッテリーには充電するための「接点」という金属部分がありますが、接点が汚れていると充電器にうまくセットできず、充電ができません。特に長期間保管した後のバッテリーを充電する際は接点に汚れがないかをチェックし、汚れていた場合は乾いた布で拭き取ってから充電しましょう。

 

また、バッテリーだけではなく充電器側の接点もチェックしましょう。充電器の接点が汚れていても充電できません。バッテリーと充電器両方の接点はきれいな状態を維持してください。

使用しているデジタルカメラのバッテリー交換のために新しいバッテリーを探していると、純正品よりも安価な互換バッテリーが多く見つかることがあります。純正品と同様に使用できると謳われる互換バッテリーは、本当に安全に使用できるのでしょうか。

互換バッテリーにはリスクがある

互換バッテリーは純正バッテリーよりも安価なので、つい手を出してしまいがちです。見た目も純正バッテリーと同じように見えるものの、互換バッテリーの質は製品によって差が大きく、中には容量が少なかったり使用しているとすぐに容量が減ったりするなどの粗悪なバッテリーも混じっています

 

さらに、互換バッテリーを使うとメーカー保証の対象外となる場合もあります。互換バッテリーの使用には、万が一故障した場合に保証が受けられないリスクがあることを知っておきましょう。

純正バッテリーを購入する際は型番を確認しよう

万が一のトラブルや保証を考えると、互換バッテリーを避けて純正バッテリーを使用するのがベストです。ところが、同じメーカーの純正バッテリーでも複数の種類があることも多く、対応するカメラが異なる場合は使用できません。

 

純正バッテリーを購入する際は、使用しているデジタルカメラの型番を確認し、対応したバッテリーかどうかを必ず確認しておきましょう。

できるだけ長く撮影をしたいときに重宝するのが予備バッテリーです。旅行先でも持っておくと便利なものですが、飛行機移動の場合は機内や預け入れ荷物へのバッテリーの持ち込みは可能なのでしょうか。

機内持ち込みはOKだが容量や個数制限あり

飛行機へのリチウム電池やリチウムイオン電池の持ち込みには制限があります。デジタルカメラのバッテリーを手荷物として持ち込む場合は、容量160Wh以下であれば2個まで持ち込みが可能です。160Wh以上のバッテリーや容量不明のバッテリーは持ち込みできません。

 

注意したいのは、制限はカメラのバッテリーだけではない点です。デジタルカメラ以外にバッテリー付きの機器がある場合は個数制限に注意しましょう。

預け入れ荷物は容量に関わらず持ち込み禁止

「手荷物にバッテリーを入れるのが煩わしい」という理由で預け入れ荷物にバッテリーを入れたいと考える人もいるでしょう。しかし、デジタルカメラの予備バッテリーは貨物室での爆発や発火などトラブルの可能性があります。

 

そのため、個数や容量にかかわらず預け入れ荷物へ入れることはできません。予備バッテリーを飛行機で持ち運ぶ場合は、必ず手荷物のみに入れておきましょう

デジタルカメラのバッテリーは、正しい方法で充電することで長く使用できます。取り扱いに注意するだけでなく、正しい方法でバッテリーを保管し、お気に入りのデジタルカメラで撮影を楽しみましょう。