ビデオカメラの電源が入らない場合の対処法｜充電できない場合は？バッテリーが原因？

パナソニック・ソニー・JVCなどから数多くの製品が販売されているビデオカメラは、思い出に残したい場面の撮影にうってつけです。しかし、いざ使おうと思ったときに、電源が入らないと困りますよね。「子どもの運動会やお遊戯会で久しぶりにビデオカメラを使おうとしたら電源がつかなかった」なんてことはありませんか？

ビデオカメラは長い間使っていなくても、充電が自然と消耗されて充電切れになる場合が多いです。しかし、ビデオカメラの電源が入らない原因はビデオカメラのバッテリーだけでなく、ビデオカメラ本体にある場合もあります。

今回は、ビデオカメラの電源が入らない原因とその対処方法について紹介します。さらに、ビデオカメラが故障して動かない・充電できないときの修理に出す方法や、データを復元できるのかについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ビデオカメラの電源が入らないときは、バッテリーの充電切れが原因の場合もあります。ビデオカメラの充電は、使用時以外も自然と少しずつ消耗されていくきます。そのため、長い間使用していないと充電がなくなっていることが多いです。

また、買った直後であればそもそもビデオカメラに充電がされていない場合もあります。そのときは、バッテリーの充電をし、それでも電源が入らないことを確認してから購入した家電量販店やメーカーに問い合わせましょう。

バッテリーの挿入方向が間違っているとうまく接触せず、ビデオカメラの電源が入らないので、バッテリーが正しい向きで挿入されているかを確認してください。また、バッテリー挿入直後は、カメラが状態を確認しているので、電源が入るまでに時間がかかる場合もあります。

バッテリーを収納するところのふたがしっかりと閉まっていないと、カメラの電源が入らない場合もあります。機種によって操作に差はありますが、ビデオカメラにバッテリーを入れる場合は、「カチッ」といった音が聞こえるまでふたを閉めるようにしましょう。

ビデオカメラの電源が入らない場合は、バッテリーが寿命を迎えたことが原因の可能性もあります。バッテリーの平均寿命は大体6～7年くらいです。そのため、バッテリーの寿命によって電源が入らなくなった場合は、バッテリー自体を交換する必要があります。

ビデオカメラの電源が入らないときは、バッテリーを一度取り外して再度入れなおしてみましょう。バッテリーがずれて装着してあるとうまく接続できないので、電源が入らない場合があります。また、バッテリーが正しい向きで挿入されているかも合わせてチェックしましょう。

ビデオカメラの電源が入らない場合には、そもそもバッテリーの充電が切れている場合もあるので、充電をして電源が入るかどうか試してみましょう。バッテリーの充電をしても電源が入らない場合は、バッテリーではなく、ビデオカメラの方が故障している可能性もあります。

バッテリーを取り外して端子に汚れがないかを確認してみましょう。もし、汚れが見られる場合は、乾いた布や綿棒を使って汚れをふき取ってから再度充電してください。汚れを放っておくと故障の原因にもなるので、汚れがたまらないように定期的にお手入れしましょう。

バッテリーを複数台持っている場合は、他のバッテリーを挿入して使えるか試してみましょう。もし、満充電後のバッテリー使用時間が、取扱説明書に書かれた使用時間の半分になったらバッテリー交換の目安なので、新しいバッテリーに交換しましょう。

充電してもバッテリーが充電されない場合は、バッテリーが故障している場合もあります。そこで、バッテリーが故障しているのかビデオカメラ自体が故障しているのかを判断するため、ビデオカメラをACアダプターで直接充電してみましょう。

バッテリーを取り付けて、付属のACアダプターを使ってビデオカメラを充電してみましょう。もし、ビデオカメラがACアダプターを使えば充電できる場合は、バッテリーに不具合が生じている可能性が高いです。その場合には、新しいバッテリーに交換するのもおすすめです。

ACアダプターを使っても充電できない場合は、バッテリーではなく、ビデオカメラ本体が故障している可能性が高いです。その場合には、ビデオカメラを家電量販店やメーカー、専門の修理業者に修理に出しましょう。付属品やバッテリーも合わせて修理に出した方がいいです。

ビデオカメラのパネルで電源が「切」になっている場合は電源が入りません。そのため、液晶パネルを開いてカメラ側面にある「POWER」ボタンを押し、電源が入るか確認してみてください。もし、電源が入った場合は設定が変わっているので、「セットアップ」から設定を変更しましょう。

液晶やレンズカバーが故障している場合があります。さらに、ビデオカメラの画面が割れていると、内部も故障している可能性も高いです。ビデオカメラを高いところから落としてしまったり強くぶつけてたりしてしまうと、その衝撃で壊れてしまうので、慎重に扱うようにしましょう。

バッテリーが充電されていて、正しく挿入されているのにも関わらず電源が入らない場合は、電源スイッチが故障している可能性もあります。電源ボタンが故障している場合は、バッテリーに手を尽くしても変わらないので、ビデオカメラ自体を修理に出すのがおすすめです。

バッテリーに問題があるわけではなく、ビデオカメラ本体の故障が原因で電源が入らない場合は、修理や買い替えの方法をとりましょう。ここからは、ビデオカメラを修理に出す方法や修理費用の目安について紹介します。

もし、ビデオカメラがメーカー保証の期間内であれば、修理窓口に問い合わせてみましょう。ソニーのデジタルビデオカメラの修理費用の目安は、2万5千～9万円くらいです。

パナソニックでは公式サイトの「よくあるご質問」の中で、不具合が起きた際の解消方法を掲載しています。また、修理が必要な際は宅配修理サービスを行っており、専用フォームから申し込んで修理したいビデオカメラを梱包して送るだけと簡単です。取扱説明書や保証書がある場合は、付属品と合わせてそれらも一緒に入れましょう。

下記にパナソニック・JVC・ソニー・キヤノンの修理の申し込みリンクを掲載していますので、参考にしてください。

ビデオカメラを修理する場合、お近くの家電量販店に依頼する方法もあります。ケーズデンキの場合は、近くの店舗に持ち込むか、ケーズデンキオンラインショップに修理を依頼できます。ヤマダ電機の場合も、店頭に持ち込めば対応してくれます。

費用は店や故障具合によって変わるので、一概には言えませんが、いずれの場合もデータが消失した場合の責任は負ってくれないので注意しましょう。修理に出す場合には、機器内に保存されているデータのバックアップを取っておきましょう。

ビデオカメラの修理をしたい場合は、修理専門業者に依頼する方法もあります。修理専門業者によっては、宅配修理サービスを行っており、無料配送してくれるところもあるので、さまざまな修理専門業者を比べてベストなところを選びましょう。修理費用も業者によって変わります。

ビデオカメラの寿命は5～7年くらいと言われており、バッテリーの平均寿命も大体6～7年くらいとなっています。そのため、ビデオカメラを5年以上使用していて故障したときは、修理に出すのではなく、新製品も多く出ているので新しいビデオカメラへの買い替えもおすすめです。

ビデオカメラの電源が入らない場合、本体に記録されているデータの復元は難しいです。専門の業者に頼むこともできますが、それでも100％データが復元できる保証はありません。しかし、メモリーカードに保存されている場合は、取り出してパソコンを使って確認ができます。

今回は、ビデオカメラの電源が入らないときの原因やその対処法について紹介しました。長い期間使っていない場合は、充電が切れている可能性があります。また、ビデオカメラの電源が入らないときは、カメラ本体が故障している可能性もあるので、確認してみましょう。