スマホ用広角レンズのおすすめ5選｜使い方やメリット・デメリットも解説！

近年は、写真を送り合ったりSNSで近況報告したりと、インターネット技術を用いた遠隔の交流が増えてきました。スマホで手軽に写真を撮って、遠くにいる大切な人と交流をより深めたり、個性をアピールしたりしたいですよね。

最近、自撮り棒を使って撮影する人を見かけなくなったなと思いませんか？それは、スマホのカメラレンズに、広角レンズを使用して撮影する人が増えているからです。クリップ式で手軽に装着できて、自撮り棒がなくても広く背景を入れた自撮り撮影が簡単に行えます。

写真の幅が広がれば、コミュニケーションの幅も広がります。ここでは、スマホに簡単に装着できて、写真撮影がもっと楽しくなる広角レンズの性能や使い方を、おすすめ商品5選と合わせて紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

自撮り棒の撮影を規制する場所でも迷惑のかからない範囲で撮影を行いたい・人前で自撮り棒を使って撮影するのは恥ずかしい方におすすめな製品が、スマホ用の広角レンズです。簡単に装着できて便利な広角レンズですが、メリットとデメリットをご紹介します。

スマホに広角レンズをつけるメリットは、スマホでも本格的な写真撮影が可能になる点です。クリップ式で手軽に装着できて荷物にならずコンパクトなのに、一眼レフで撮ったような本格的な写真撮影が可能です。

画角が広く、奥行きのある写真が撮れるので、自撮りの際に後ろに大きく下がらずに撮影が可能です。複数人での自撮り撮影や動画撮影も楽々できます。

スマホ用広角レンズを使うと、歪みやケラレができる場合があります。「ケラレ」とは、撮影したときに写真の隅のほうが暗くなったり、歪んでしまったりする現象です。

いい写真が撮れたと思っても、このケラレがあったら落ち込みますよね。ケラレが起きないようにいくつか対策はありますが、使用しているスマホによっては、少しコツが必要になることもあるので、購入時にレンズとスマホの相性を確かめましょう。

ちなみに多くの方が気になる重さについてですが、レンズのサイズ自体が小さいため重さは大きなデメリットにはなりません。

スマホ用の広角レンズは家電量販店やダイソーなどの100均で購入できます。メーカーも多くから販売されているため、価格や使い勝手をみて選んでみてください。

スマホレンズを選ぶ際に、最も重視する点は使用感です。レンズにフィットして、撮影中ズレないように固定できるものを選びましょう。クリップ式で取り外しが簡単な点はスマホレンズのメリットの1つですが、同時に外れやすいデメリットもあります。

クリップが一定以上開かないように、ボルトのようなもので固定できるものや、レンズ周りに吸着パットが付いている製品を選ぶと撮影がより快適になります。特に吸着パット付きのものは、取付けに手間取らないのでおすすめです。

スマホに備え付けられているレンズとスマホレンズの口径が合わないと、歪みやケラレの原因になります。対策としてスマホレンズの口径が大きいものを選ぶと、ケラレを軽減できます。

撮影方法を工夫してケラレを避けられますが、まずはレンズの口径を測って製品選びの時点から気をつけるのが大切です。スマホのレンズよりもレンズの口径が大きいものを選ぶと、写真全体の歪みや、手ブレのようなボヤけを軽減できます。

スマホレンズを購入する前に取り付けたいスマホレンズの口径を測り、大きさに余裕があるレンズを選びましょう。

自撮りをきれいに撮りたい方には、LEDライト付きのレンズがおすすめです。瞳にハイライト効果を加えて、顔全体を明るく華やかにします。アプリで加工しなくても、美しい自撮り写真が撮影可能です。

複数人での撮影で使用するなら、三脚つきのレンズもおすすめになります。Bluetooth接続でスマホからシャッターを遠隔操作できるリモコンシャッターを合わせて使うと便利です。

ケラレ・歪みには、いくつかの原因があります。まずは、スマホレンズが本体レンズからズレていないか確認しましょう。レンズが中心にセットされていないと、ケラレの原因になります。スマホレンズが広角レンズの真ん中に来るようにセットしましょう。

光量不足でもケラレが起こります。暗いところでの撮影は避け、明るい場所に移動するか、フラッシュをたくなど明るい環境を作るのもケラレを防ぐポイントです。

いくつか対策を行ってもケラレが無くならないときは、カメラのモードをスクエア（正方形）に変更して撮影してみましょう。iPhoneの場合は、「写真モード」から「スクエアモード」に変更できます。Androidなら、解像度と撮影割合を「4：3」に変更します。

スマホレンズには、広角レンズのほかにも種類があります。遠くの被写体を撮影したいときには、「望遠レンズ」がおすすめです。種類にもよりますが、8～18倍のズームが可能で、動物園や水族館など、被写体に近づいて撮影できないときに便利です。

また、細部までキレイに撮影したいときには、「マクロレンズ」をおすすめします。数cmの距離でも、はっきりピントを合わせられるので、植物や料理を撮影するのにぴったりです。

さらに個性的な写真を撮りたい方には「魚眼レンズ」もおすすめです。180°の画角を平面に写すため、写真の中心が丸い写りになり、可愛らしいペットのアップ写真や、ユニークな自撮り写真が撮れます。

一部のカメラアプリには、広角レンズや魚眼レンズのようなエフェクトをかけられるものがあります。もちろん実物の広角レンズとは異なるものの、実物を買う前に使用感を確かめられます。カメラアプリの中には、300種類以上のカメラエフェクトがあるアプリもあるので、あわせてチェックしてみてください。

スマホの内蔵カメラはどんどん進化していますが、広角レンズを使えば、さらに楽しく、本格的な写真撮影が可能になります。スマホレンズを使い分けて、大切な人が思わず笑顔になるような写真を撮影しましょう。