スマホ用望遠レンズおすすめ7選｜iPhoneに外付けできる！運動会にも

運動会や友達と遊んでいる時や旅行に出かけた時に、もっときれいな写真や動画が撮りたいと思っている人は多いですよね。Android・iPhoneのスマートフォンカメラも品質が向上しているとはいえ、遠くのものを撮る場合はズームにしても、ぼやけて画質も悪くなってしまいます。

しかし、スマートフォン用の外付け望遠レンズを取り付けると、本格的なカメラで撮影したような写真を撮れます。また、望遠レンズは夜景やスポーツシーンによって使い分けられ、より満足のいく撮影も可能です。

この記事では、スマートフォンの外付け望遠レンズのおすすめポイントや選び方、おすすめの外付け望遠レンズを紹介します。どこに売ってるかも紹介するので、外付け望遠レンズの購入の際にはぜひ参考にしてみてください。

スマートフォンのズーム機能は、その部分を切り取って拡大するため、画質が粗くなります。しかし、スマートフォンに望遠レンズを取り付けると画質を落とさず、きれいに撮影可能です。

望遠レンズはズームして遠くのものを大きく写すのが特徴なので、遠くの風景も細かい質感まではっきりと映せます。

ズームするとより遠近が強調されるため、背景がぼやけやすくなります。ぼやけやすさを利用すると、被写体をはっきり写せるところも魅力のひとつです。スマートフォンでは表せないプロのような仕上がりを楽しめます。

望遠レンズには圧縮効果もあります。圧縮効果を使うと、遠くの被写体が大きく写ると手前に近づいたような写真を撮れます。街並みを撮りたい時に望遠レンズを使えば、人が多くなったように賑わいを見せられ、表現の幅も広がります。

簡単に取り付けられて高画質でズーム写真が撮れるスマートフォンの外付け望遠レンズですが、デメリットも存在します。ここでは、そのデメリットについて詳しく解説します。

スマホに搭載されている望遠レンズと比べて、外付けの望遠レンズは手ブレがしやすいです。そのため、何らかの手ブレ対策が必要になります。

外付け望遠レンズの手ブレ対策として、三脚を固定して使うのがおすすめです。三脚を使うことで、遠くの被写体も安定させて撮影ができます。

ケラレとは、写真のふちにレンズが黒く写り込んでしまうことです。スマホのカメラに外付けの望遠レンズのサイズが合わないと、このケラレが発生してしまいます。

対策としてスマホでズームをすることやトリミングする方法がありますが、撮れる写真の画角が狭くなってしまいます。

Kenko（ケンコー）は、日本の写真用品・光学製品の製造・販売を行っているメーカーです。スマホ用望遠レンズは、クリップでスマホに簡単に取り付けられるので、シャッターチャンスを逃したくない時にすぐ使えて便利です。

「リアルプロクリップレンズ望遠8倍」は、光学8倍の望遠撮影が可能で、本来の画角と望遠の8倍を素早く簡単に切り替えられます。また、価格帯が2,000円前後とリーズナブルな点も魅力の1つです。

APEXELは、広角レンズや望遠レンズ・マクロレンズなどのあらゆるレンズを取り扱っています。離れた場所にいる野鳥の撮影などに最適な望遠機能に加え、マクロ撮影などの小さな被写体と大きく撮る機能も欲しい方におすすめです。

また、防塵・防飛沫や凍結を防ぐなど、屋外の使用でもしっかりと本体を守ります。三脚やパーツ一式が収納できるケースが付属しているので、携帯にも便利です。

Take-Oneのスマホ用望遠レンズは、大口径のレンズを使用しており、夜間でも美しい望遠撮影が可能です。35倍まで拡大できるので、夜景や花火などの撮影に適しています。高性能な望遠レンズが欲しいのであれば、こちらがおすすめです。

月や星などの夜空を撮影したい場合、望遠レンズは50〜100倍の倍率がおすすめです。スマートフォンのみでの撮影だと月の形が分かるだけの写真になりますが、高倍率な望遠レンズを付けると、クレーターや地面の起伏まできれいに撮影できます。

運動会でお子さんを撮影したい場合は3〜20倍の倍率がおすすめです。スマートフォンでズーム撮影をして表情が潰れていた場合はよくありますが、望遠レンズを付けるとしっかりと表情を写真に残せます。また、アウトドアでの撮影時は防水・防塵機能付きがおすすめです。

スマートフォンの外付け望遠レンズを、通常のスマートフォンのカメラやデジカメのズームと同じように考えていると、落とし穴があります。スマートフォン用の望遠レンズは倍率調整できないものがほとんどです。

そのため、月を撮るために購入した望遠レンズでは、運動会のような被写体との距離が異なるものを上手く撮影できません。購入する際は何を撮影したいのか考えてから購入するようにしましょう。

iPhone 14・iPhone13・iPhone12やiPhone11は、本体に「2つのカメラレンズ(デュアルレンズ)」iPhone 14 Pro・ iPhone 13 Pro・iPhone 12 Proは「3つのカメラレンズ」を搭載しています。

そのため、スマホ用望遠レンズを選ぶ際はデュアルレンズに対応したものを選んでください。多くの望遠レンズがデュアルレンズ対応ですが、購入前に必ず確認しましょう。

スマホ用の望遠レンズはレンズ自体の作りや透明度・ピントの甘さなどで画質が変わります。価格帯は1,000〜5,000円とさまざまですが、価格が高いレンズはその分画質もよくきれいな写真が撮れるのが特徴です。

レンズが安いものや中国製のクリップレンズは画質が劣るものもあるため、購入する際にはしっかりと見極める必要があります。口コミを参考にして選ぶと失敗が少ないためおすすめです。

レンズにはガラスとプラスチックの2種類があります。ガラス製は画質がよくスムーズに撮影できますが、その分価格は高くなります。いっぽう、プラスチック製はガラス製の画質には劣りますが、手に入れやすい価格が魅力です。

お試し程度であれば安いものでも問題ありませんが、再度購入するとなると二度手間ですし、無駄な出費になります。どちらの種類を選ぶかよく考えて購入するようにしましょう。

多くのスマホ用の望遠レンズは外付けのクリップ式を採用しています。外付けクリップはケースを付けたまま、レンズをスマートフォンに取り付けられるため、手間がかかりません。また、比較的コンパクトなものが多いため、持ち運びもしやすいです。

マウント式は、ケースを外して部品を取り付ける必要があり、手間がかかります。しかし、安定感があるのがマウント式の魅力です。倍率が大きくなるとレンズが長くなり、クリップ式では外れやすくなります。マウント式はしっかりと固定できるため、倍率の大きなレンズはマウント式がおすすめです。

より安定して撮影したい場合は三脚がおすすめです。付属で三脚がセットになっているものもあるため、運動会やイベントなどで固定して撮影したい場合は三脚付きを選びましょう。アルミ製の三脚が多いため、軽量で持ち運びもしやすいです。

CPLレンズとは不要な光がスマホカメラに届かないよう、光の量を調整してくれるレンズです。このCPLレンズがあると、空気中の水蒸気による光の乱反射や、ガラスに反射している像を抑えられます。

そのため、何も取り付けずに撮影するよりも、クリアでコントラストのはっきりした写真が撮れます。美しい青空や、紅葉した葉っぱなどを撮りたい方は、CPLレンズのついている望遠レンズを選びましょう。

スマホ用望遠レンズはさまざまな機種で使用できますが、カメラの形状によって取り付け不可の場合もあります。スマホのサイズや折りたたみスマホなど、特殊な形状は対応していない場合もあるため、購入前に対応スマホをチェックしましょう。

望遠レンズ以外にも、広角レンズや魚眼レンズがセットになったレンズキットも販売されています。レンズキットがあれば被写体に合わせた撮影ができ、撮れる写真のバリエーションも増えて、更に写真撮影を楽しめます。

また、リモコンがあれば遠隔でカメラをリモート可能です。大人数での写真撮影に役立ち、自撮りもしやすくなります。

ヨドバシなどの家電量販店では多種多様なスマホ用の望遠レンズが販売されています。さまざまなメーカーのレンズから選べます。三脚セットなど種類豊富のため、多くの望遠レンズの中から選びたい人におすすめです。

ロフトの望遠レンズはクリップ式で装着しやすく、手に入れやすい価格が魅力です。運動会でも一瞬を逃さず活躍します。レンズ保護キャップ・レンズクリーナー・収納ポーチ付きでレンズのお手入れも簡単です。

ドン・キホーテでは、かなり激安でスマホ用のクリップレンズや望遠レンズを販売しています。高品質なスマホ用望遠レンズと比べると品質は劣りますが、レトロで雰囲気のある写真を撮影できます。

ただし、店舗によって価格や在庫状況は異なるので、気になる方は問い合わせるか、お近くのドン・キホーテに足を運んでみましょう。

おすすめ9選でも紹介したように、スマホ用望遠レンズはAmazonや楽天などのネットショップでも購入できます。購入の際は、手持ちのスマホに対応しているかスペックをしっかり確認しましょう。また、後悔のない買い物をするために「激安の無名メーカー」「評価の低い出品業者」はできるだけ避けるのがおすすめです。

100均でもスマホ用の望遠レンズを購入できます。中でも有名なのがキャンドゥで販売されている望遠レンズです。外付けクリップ式で装着しやすい設計となっています。ただし、倍率は2倍と低めで、耐久性については大手メーカーと比較すると劣るので、「スマホ用望遠レンズを試してみたい」方にはおすすめです。

望遠写真は、望遠レンズがない場合でもアプリで撮影することが可能です。アプリを使って写真を撮ると電池の減りが早くなってしまいますが、レンズを取り付ける手間がなく便利です。ここからはおすすめの望遠アプリを2つ紹介します。

最大で16倍のズームが可能です。超望遠アプリのため離れた景色もはっきりと映せます。また、無音シャッターのため静かな場所で撮影したい時にもおすすめです。対応スマホはiPhoneのみとなっています。

ズームカメラは最大で1000%のデジタルズームが可能です。画質は落ちますが、ホワイトバランスや色調補正もでき、自分好みの写真にできます。

ソニーが発売した、世界初の望遠光学式ズームレンズ搭載スマホです。Xperiaシリーズの新作で、3型発売されました。どのシリーズもカラー展開も豊富・スペックもさまざまなので、自分好みのカラーと機能面としてこだわりたい点など、比較しながら選べるところもおすすめです。

スマホ本体に搭載されているので、別に購入する必要がないのも嬉しいポイントです。ぜひ、一度店頭でチェックしてください。

スマホ用の望遠レンズはクリップ式のものが多いため、機械が苦手な人でも簡単に装着できます。いつもとは全く異なった写真を撮れる望遠レンズを使用して、もっと撮影を楽しみましょう。