【2024】撮影ボックスおすすめ7選｜大型を自作できる？折りたたみや売ってる場所も

アクセサリーや小物をフリマに出品するときや、SNSに写真を上げるとき「なかなかキレイに写真が撮れない」と感じるときはありませんか？SNS映えが重視される昨今、写真写りが悪いと、その商品の良さを充分に伝えられません。

そこでおすすめのアイテムが「写真撮影ボックス（撮影ブース）」です。撮影スタジオを小物用に縮小したようなアイテムで、簡易スタジオとも呼ばれています。スマホカメラでも小物・フィギュア・アパレル商品をきれいに撮影できます。持ち運びに便利な折りたたみ式を使えば、いつでもどこでも撮影可能です。

今回は、そんな撮影ボックスのおすすめ商品・大型サイズ・色を選ぶときのポイント・簡単な自作方法を紹介していきます。売ってる場所や折りたたみ式など収納や持ち運びに便利な商品も紹介しているので、用途に合った撮影ボックスを選び、魅力的な写真を撮りましょう！

撮影ボックスは、ハンドメイド・アクセサリー・ガンプラ・料理など、家庭で小物の撮影するときに使うものです。とくにメルカリなどネットフリマやオークションに出品するなら、写真の良し悪しは即売り上げに直結します。撮影ボックスの主なメリットは以下の通りです。

• ボックス内の壁は柄のない単色なので背景すっきり
• 余計な光を遮断し、邪魔な影ができない
• 内部に好みの色の布を取り付けて、好きな背景色にできる
• 布越しにライトを当てると、自然光のような明るさを実現できる
• コンパクトで折りたたみ可能な商品が多い

撮影ボックスにはメリットが豊富ですが、いくつかデメリットも存在します。通常の背景で撮影した方がきれいに撮れる場合もあります。ここでは、撮影ボックスを使用する際のデメリットを紹介するので参考にしてください。

• ライティングが難しく、被写体が霞む
• サイズが大きいものもあり、持ち運びや収納に不便
• 4箱の中に被写体を設置するため、構図が限られる
• 箱の大きさが決まっており、被写体のサイズが限られる

撮影ボックスの価格は、1,000円代～3,0000円以上と幅が広いです。なるべく安く手に入れたいと考える方は多いとは思いますが、自分の求める機能がしっかり備わっているかを確認してください。

特被写体を入れて撮影するのに十分なサイズかどうか・光量が足りているかはとくに重要です。アクセサリーなど細部を見せたいものは、光が写真のでき栄えに大きく影響します。20cm以上サイズのものを、光をしっかり確保してきれいに撮影したいなら、予算は5,000円程度を考えておくのがいいです。

撮影ボックスは、被写体が "余裕をもって"納まるサイズのものを選ぶ必要があります。

• 30cm~40cmｌ時計アクセサリーなどの小物
• 80cm以上 l バッグ・靴など

現在では、30cm・40cm・80cmの撮影ボックスの需要が高まっています。ただし、取り扱いの多いサイズとしては40cm～60cmが主流です。そのため、撮影するものは定まっていないけれど、とりあえず撮影ボックスが欲しい、と思っている人は40~60cmの範囲で探すのがおすすめです。

また、大きめの撮影ボックスが欲しい人には、折りたたみ式も便利です。折りたたみを選ぶ場合は、収納しやすいサイズを考慮し折りたたみ時のサイズも確認しておきましょう。

撮影ボックスはライト付きかどうかも大切です。LEDライトの光束はlm（ルーメン）で表され、この数字が大きいほど明るく、小さいほど暗くなります。こだわらないのであれば500lm~1000lm程度でも充分ですが、よりきれいに撮りたければ、1,500lm以上あるものがおすすめです。

具体的な表示がない場合は、LEDライトの数を確認しましょう。数が多いほど明るくなります。また、明るさ調整機能があるものは、さまざまな雰囲気の写真を撮れるので、撮影を楽しむ人におすすめです。

撮影ボックスには背景布がセットになっている商品が多いです。中には白ばかりでなく、白と白以外の何色かをセットにしている商品があります。写真は背景の色を変えるだけでも簡単に変化が付けられますね。もちろん、背景布は手軽に取り換えられます。

背景にテキストを付けるとまた違った雰囲気になります。100均の文字ブロックや小さい壁飾りなどでデコレーションしてみましょう。

写真は被写体の正面から撮る場合が多いですが、少し角度を変えるだけで全く違う雰囲気になります。撮影ボックスも正面だけでなく、真横、真上からも撮影できるよう工夫された商品がたくさん販売されているのでぜひチェックしてみてください。

マルチアングル可能な撮影ボックスはマルチアングル撮影と明記されているので、商品パッケージの表示を確認しましょう。

照明と撮影したいアイテムも間に「ディフューザー」を挟むと、光りを拡散させてやわらかく優しい雰囲気の写真に仕上げられます。写真を通して伝えたいニュアンスを調整するのに、最適なアイテムです。

また、光沢感の強いアイテムを撮影する場合にも有効です。ぎらついた反射がなくなるので、アイテム本来の色味や素材感などをリアルに表現できます。

撮影ボックスは、折りたたみできるものがおすすめです。持ち手付きだとより便利です。収納しやすいだけでなく、気軽に持ち運びできるため、どこでも写真撮影が可能になります。折りたたみ可能な商品で心配されるのは組み立てですが、難しい工程はないので安心して使用できます。

撮影ボックスは100均で材料を揃えられるため、非常に低価格で自作できます。パネル、模造紙、ジョイント、ライトと、最低限必要なものをすべて揃えても合計1000円ぐらいです。製作時間も短時間で、特別な工具も必要ありません。

100均の材料だけで撮影ボックスを作る方法を紹介します。

1. 半透明のパネル（組み立てラック用パネル）5枚をジョイントパーツで繋ぎ、1面だけ空いた直方体にする
2. 厚い目の模造紙をパネルの幅に合わせて切る
3. 切った模造紙の先端をボックス内上奥にテープで貼り、ゆったり流すように敷く

これで完成です。後は実際に被写体を置き、光源で照らして撮影するだけです。

撮影ボックス自作のメリットは何よりも低価格で製作可能な点です。家にあるアイテムと100均で材料が揃えられます。また、自分にとって使いやすいサイズのものを作れるのもポイントです。

しかし、自作の撮影ボックスは耐久性が劣り、長期間の使用ができない場合が多いです。収納を考えると折りたたみできないのもデメリットとなります。材料も撮影用のものではないため、どうしても既製品にはかないません。

既製品であれば、丈夫で長持ち・折りたためるものもあります。長期間での使用を考えるのであれば、少し費用が掛かってしまっても既製品の購入をおすすめします。

撮影ボックスが売ってる場所は、ネット通販・家電量販店・カメラ専門店などが挙げられます。ヨドバシカメラやヤマダ電気などの家電量販店なら、撮影ボックスを実際に手に取り、実物を確認してから購入できます。

その一方で、amazonや楽天のようなネット通販などは、実物を確認できませんが、商品数が豊富なので、ぜひチェックしてください。

Watts（ワッツ）では440円（税込み）で購入可能な撮影ボックスです。ボックス内にLEDライトがついており、別でライトを用意する必要がないためコスパがいいのが魅力です。サイズは22cm×24cm×22cmで、小さなものを撮影するのに向いています。

キャンドゥの撮影ボックスはバックスクリーンが白と黒の2色あるため、用途に合わせて使いたい色を選べます。付属のLEDライトは角度調整が可能で、光の当たり方を調節できます。価格は550円（税込み）、サイズは22cm×24cm×23cmです。

ここでは、撮影ボックスの使い方を紹介します。

1. 組み立て式のものは組み立てる
2. 背景のスクリーンを取り付ける（背景を変更できる場合のみ）
3. 被写体を撮影ボックスの中にセット
4. 電源を入れる（照明付きの場合）
5. 照明を被写体に当てる
6. 被写体にカメラのピントを合わせる
7. 撮影を開始する

撮影状況や被写体に応じてディフューザーを使用したり、カメラの露出を設定したりしてください。

料理を撮影する場合は、何よりも美味しそうに見えることが大切です。そのためには逆光にし、カメラのピントが料理全体に合うように調整しましょう。撮影の角度は斜め45度がベストです。また、カメラを縦向けに撮影すると奥行きが出て、より雰囲気のある写真になります。

アクセサリーや小物を撮影する時はまず、余計なものが映り込まないよう整理整頓しましょう。照明は素材によって多少変わりますが、基本は白色で自然光に近い明るさが最適です。ディフューザー（光を和らげる素材）として白い紙を用意するのもおすすめです。

アパレル商品の場合は、着用した時のイメージが重要です。服のイメージに合うモデルを採用したりトルソーを使用するなど、実際に着用した様子を伝えられる環境を整えましょう。アクセサリー・靴・バッグなどの小物も合わせてトータルコーディネートすると、よりイメージを伝えやすくなりますよ。

照明は斜め前から当てるのがおすすめです。素材の質感がリアルに伝わるよう、光の当てすぎには気をつけましょう。シワや型崩れなど気になる場合は、アイロンなどでしっかりコンディションを整えるときれいに見せられます。

三脚を使うとカメラを固定できるので手ブレ防止になります。とくに、一度にたくさん撮影したい場合は、商品を入れ替えるだけで次々と撮影でき非常に便利です。三脚は、デジカメ用もスマホ用もあります。以下の記事を参考にしてください。

写真を撮って公開する機会が増えた今、撮影ボックスは1つ持っておくと便利なアイテムです。写真の用途はさまざまですが、よりきれいな写真を撮るなら撮影ボックスの活用をおすすめします。ぜひ、こちらの記事を参考にしてくださいね。