コンバージョンレンズおすすめ人気10選！人気のニコン・キヤノン用も

カメラやビデオのレンズに装着することで、写真の写りを変化させるコンバージョンレンズ。装着するだけで手軽に焦点距離を変換することができるため「より遠くの被写体を撮影したい」「広い風景を撮影したい」というときに便利な機材です。

コンバージョンレンズの種類は主に4つ。広大な風景の撮影に適した「ワイドコンバージョンレンズ」、遠くの被写体を鮮明に映すことのできる「テレコンバージョンレンズ」をはじめ、花や虫など近接する被写体の撮影に適した「マクロコンバージョンレンズ」、独特の歪みが特徴の「魚眼レンズ」があります。

とはいえ、初めて選ぶときに不安なのが「レンズとボディが適合するか」ですよね。選び方を間違えると、ボディに合わずに使えなかった…なんてことも。そこで今回は、コンバージョンレンズの選び方と、おすすめ商品をご紹介していきます！

コンバージョンレンズの種類と、種類ごとの特徴や写り方を解説していきます。レンズの種類によって、どのような写真が撮れるのか解説しますので、カメラ初心者の方は参考にしてください。コンバージョンレンズを装着するレンズのことを、マスターレンズと呼びます。

装着することで、マスターレンズより広角側の撮影を可能にします。ワイドコンバージョンレンズは、交換用の広角レンズよりも安価であることが一般的です。

広角撮影は、視界より広い範囲を写真に収めることができます。そのため、風景の撮影に適しています。また広角撮影は被写界深度が深くなり、ピントの合う範囲が広くなる特徴があります。

ピントが合う範囲が広くなると、多少ピントがずれても被写体をはっきりと収めることが可能です。この理由から、広角レンズはスナップ撮影に適しているとも言われます。また広角レンズには、遠近感が強調されるという特性もあるので覚えておきましょう。

装着することで、マスターレンズより望遠側の撮影を可能にします。テレコンバージョンレンズの種類にもよりますが、1.4倍〜2倍の望遠効果があるテレコンバージョンレンズが多いです。

一般的にテレコンバージョンレンズは、距離がある遠くのものを拡大して撮影したい時に使用されます。野鳥撮影や運動会でお子様を大きく撮影したいときに活躍します。

望遠レンズを使った撮影の主な特徴は、「画角が狭くなるため、映る範囲を狭めて主題を主張できる」「遠近感が少ない写真が撮れる」です。また広角レンズと対照的に、被写界深度が浅くなるため、ボケを活かした撮影にも利用されます。

マスターレンズではピントを合わせられない、至近距離のマクロ撮影（接写）を可能にします。マクロ撮影では、花や虫といったものが被写体になることが多いです。

マクロ撮影は人間の目では捉えきれない、細かい描写を可能にするため、カメラ初心者でも簡単に非日常の風景を写真に収めることが可能です。初めてマクロ撮影をされる方は、以下の被写体を選ぶといいでしょう。

• 花
• 昆虫
• 水滴

超広角レンズよりも広い範囲を撮影したい際に使用されます。魚眼レンズはデジタルカメラに限らず、スマホでもおなじみなので知っている方も多いでしょう。

超広角レンズは被写体をできるだけ歪みがないように描写しますが、魚眼レンズは歪みがでるように広い画角を撮影するという違いがあります。

一般的な特徴は広角レンズと同じですが、写真の中央から離れるほど極端に歪む特性があることは覚えておきましょう。魚眼レンズでは、その歪みを活かした独特の世界を表現することが可能です。風景から動植物まで様々な被写体を楽しむことができます。

コンバージョンレンズを選ぶ上で、知っておくべき知識を紹介します。コンバージョンレンズは全てのレンズやカメラに装着できるわけではありません。購入してから後悔しないように、しっかりと目を通してください。

カメラ初心者向けにレンズの種類ごとにおすすめの被写体やシーンを紹介します。

カメラ初心者の方は、レンズの特徴が活かされる被写体やシーンを選ぶことをおすすめします。

ボケた写真を撮りたい方は、望遠レンズを使うと簡単に撮影ができます。焦点距離が長い望遠レンズを装着し、「被写体を近く」に、そして「背景を遠く」に配置すれば、大きくボケた写真が簡単に撮れますよ。

コンバージョンレンズの装着方法には、レンズの先端部分につける「フロントタイプ」と、カメラボティとレンズの間につける「リアタイプ」の2種類があります。それぞれのタイプの特徴と、選び方について解説します。

レンズの前に装着するタイプです。主に広角コンバージョンレンズおよび魚眼コンバージョンレンズがこの付け方になります。レンズ交換ができないスマホやコンパクトデジカメ、ビデオカメラはこのタイプです。

フロントタイプの中には、フィルターのようにサイズ〇〇mm対応と幅広いレンズに対応しているコンバージョンレンズがあります。サイズを間違うと装着することができないので、しっかりと確認するようにしましょう。

レンズとカメラボディのマウントにつけるタイプです。リアコンバージョンレンズと言われることがあります。主に一眼レフのテレコンバージョンレンズが、リアタイプの装着方法になります。

リアタイプは、レンズとマウントの両方に対応していないとつけることができません。特に、純正でないレンズを使っている方は注意しましょう。もし対応しているか不安があれば、実物を持っていき量販店などで詳しい店員さんに聞くことをおすすめします。

コンバージョンレンズは、メーカー純正でなくても問題ありません。メーカー純正でないコンバージョンレンズも販売されており、対応機種が合っていれば、問題なく取り付けることができます。

もし対応機種以外につけたい場合は、マウントアダプターの利用を考えましょう。レンズを取り付ける部分であるマウントは、メーカーごとに違うという特徴があります。

マウントアダプターを利用すれば、ニコンのレンズを別メーカーであるキヤノンのカメラに付けることも可能です。ただしマウントアダプターは、全てのレンズやカメラに対応したものが売っているわけではありません。対応しているものがあるか事前に確認しましょう。

コンバージョンレンズをうまく使うコツを、カメラ初心者向けに解説していきます。まずコンバージョンレンズの取り付け方は、レンズの先端につけるフロントコンバージョンレンズと、レンズとボディの間につけるリアコンバージョンレンズがあることを覚えておきましょう。

以前は、コンバージョンレンズを使うと画質が下がると言われていました。しかし最近は技術が進歩し、通常のレンズとほぼ変わらない撮影ができるようになりました。そのため被写体やシーンに合わせて、気軽にコンバージョンレンズを導入してみましょう。

コンバージョンレンズを使う際に、特に注意が必要なのは撮影倍率が高くなるマクロまたはテレコンバージョンレンズです。なぜかと言うと、撮影倍率が高くなると手ブレが大きくなるからです。手ブレを防ぐためには、三脚の利用が効果的。できるだけ三脚を使うようにしましょう。

コンバージョンレンズを使えば、気軽に様々な被写体やシーンに合わせた撮影が可能になります。また交換レンズを買うよりも安く済みます。最近では技術の進歩もあり、画質もほとんど変わりません。広角や望遠撮影をしたい方は、気軽にコンバージョンレンズを使ってみましょう！