【2023最新】マクロレンズのおすすめ14選｜安いモデルやスマホ用も

カメラで撮影する際、景色や人物など以外に、花や小物など細かいものを撮影する場合もあります。その際に役立つのが、マクロレンズです。マクロレンズとは近距離撮影で小さな被写体をより大きく、繊細かつ鮮明に写し出せるレンズを指します。

このマクロレンズを使えば、肉眼ではなかなか捉えられない被写体もより鮮明に写し出せるため、日頃何気なく見ている景色の中に、新たな発見ができる楽しみも増えます。しかし、マクロレンズの種類はさまざまあるので、選ぶ際に迷う方も多いです。

そこでこの記事では、マクロレンズの選び方や特徴などを解説します。また、おすすめのマクロレンズも紹介します。さらに、マクロレンズのメリット・デメリットについても解説しますので、ぜひマクロレンズ選びの参考にしてください。

マクロレンズは通常のレンズに比べてピントを合わせやすいほか、被写体を大きく捉えてドラマティックな写真を撮影できます。

被写体を大きくくっきり写せる特徴を活かして、細部まで表現できます。高解像度設定で風景を撮影でき、被写体を強調したポートレートの撮影も可能です。

ピントを上手く調整して被写体だけを強調し、背景に強いボカシを入れられます。加工していない自然なボカシであるため高品質な写真が撮影可能です。

マクロレンズは通常のレンズよりも手ブレによる写真のブレが発生しやすく、撮影技術がないとどうしても手ブレが起きてしまいます。そこでおすすめなのが、手ぶれ補正機構がついたマクロレンズを使用しての撮影です。初心者の方や、動きながら撮影をしたい方にはこの手ぶれ補正機構付きのレンズをおすすめします。

また、マクロレンズ自体に手ぶれ補正機構がない場合、三脚を使用してしっかり固定して撮影すればブレのない写真が撮影できるのでおすすめです。

マクロレンズを購入する際、必ずレンズのサイズ（マウント）を確認しましょう。レンズマウントが合わないと、物理的に装着できないので気をつけてください。

カメラにはフルサイズとAPS-Cの2種類があります。フルサイズカメラ用マクロレンズはレンズマウントさえ間違えなければどのカメラでも使えますが、APS-Cカメラで使うと画角が1.5倍になって撮影範囲が広くなるのが特徴です。

マクロレンズには最大撮影倍率が設定されていますが、細部までくっきりとしたマクロっぽい写真を撮りたいのであれば倍率は等倍にしておくのがおすすめです。

レンズの種類にもよりますが、0.5倍・0.25倍（倍率が小さいほど大きく撮影できる）などさまざまな倍率が存在します。

被写体を大きく撮影したい場合は、物理的に被写体とカメラとの距離を縮めましょう。近づきすぎるとピントが合わないですが、そのときに参考になるのが最短撮影距離です。

最短撮影距離とはピントが正確に合う最短距離を指し、最短撮影距離以上に被写体に近づけると何をしてもピントが合わなくなります。

焦点距離とはカメラ内部の撮像素子とレンズとの距離を指し、焦点距離が長ければ長いほど価格が狭くなります。簡単にまとめると焦点距離100mm前後のものはポートレートに適していて、風景も一緒に撮りたい場合は焦点距離40〜60mm程度のマクロレンズが最適です。また、焦点距離が長い（画角が狭い）ほど長距離撮影に向いています。

マクロレンズは仕様上、手ぶれが発生しやすいです。よっぽど熟練した撮影技術を持っていないと、三脚などで固定せず手ブレで思うように撮影できません。

そうした場合は、手ぶれ補正機能付きマクロレンズを購入するのがおすすめです。補正機能があれば、初心者でも満足いく写真を簡単に撮影できます。

純正ではないサードパーティ製マクロレンズを購入する際は、気をつけなくてはいけません。サードパーティ製レンズの場合のレンズの回転方向がカメラによって異なるほか、純正メーカーのサポートを受けられないからです。

そのため、サードパーティ製のレンズを購入する場合はある程度マクロレンズの使用経験を積んでから検討しましょう。

マクロレンズを手に入れたら、次は装着です。付け方はとても簡単なので、こちらを参考にして正しく取り付けを行いましょう。

1. レンズの固定を解除するボタンを押しながらレンズを回して取り外す
2. 新しいマクロレンズに付け替える
3. カチッとするまで回してつけたらレンズが固定されます

くっきりアーティスティックな写真を撮影するのに便利なマクロレンズですが、カメラとレンズの接合部分のマウントさえ同じであればミラーレス一眼カメラにも装着可能です。

また、カウントが多少異なっていたとしても、それぞれの規格に準拠した専用の互換アダプタを使用すれば装着できるので、ミラーレス一眼カメラを持っている方でも使えます。

マクロレンズは、いざ使ってみると使う機会がほとんどないといったケースも少なくありません。試しに使ってから検討したい方や使用する機会が多くない方は、マクロレンズをレンタルするのがおすすめです。

レンタルレンズなら使いたいときだけ使えるため、登山やイベントなど一時的に使いたい場合にぴったりです。以下におすすめのレンタルサイトを記載しますので、参考にしてください。

今回は、おすすめのマクロレンズについてご紹介しました。マクロレンズにはたくさん種類があるため、ある程度選び方を知っておかないと理想のレンズを見つけるのは難しいです。ぜひこの記事をマクロレンズ選びの参考にして、撮影を楽しみましょう。