【2023年最新版】カメラ撮影におすすめの三脚10選！選び方も解説

ブレやすい被写体を撮影する時に重宝するのが、カメラの固定器具です。特に自然や夜景など、シャッターを長時間開ける撮影には三脚などの固定器具の使用が不可欠となります。しかし三脚は種類が多くて、家電店に行ってもどれを買えば良いのか迷ってしまいますよね。

特に三脚は選ぶ際にチェックすべきポイントが多いんです！耐重量、パイプ径、素材、ロック方式、段数...考えれば考えるほどわからない、そのように思われた方も多いのでないでしょうか。

そこでこの記事では、読者の皆様が自分に一番あった三脚を選ぶための様々なポイントを紹介します。ライターおすすめの三脚も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください！

三脚を初めて購入するとき、まずは抑えておきたいポイントとは？自分が使いたいシーンをイメージしてみましょう。

子供の運動会やスポーツ選手の撮影など、離れた場所から撮影する場合は望遠レンズやズーム機能が必須となります。三脚を使わず望遠・ズーム撮影をすると手ブレが起きやすく、ピントが合わずに撮影してしまい、画像や映像がピンポケした状態になってしまいます。

記念に残る撮影をするためにも、三脚を用意しておくのがおすすめです。

風景画や夜景の撮影は、少ない光で動的な写真・映像を撮影するため、シャッタースピードを遅くして撮影することになります。特に写真撮影の場合、長い時間に渡って光がシャッターに入ってくるため、手ブレが起こりやすい状況に。

三脚でしっかり固定すれば、スローシャッターもストレスなく撮影できます。

一眼レフカメラ・コンパクトカメラ・ビデオカメラ・スマホなど様々なカメラがあるように、三脚もカメラの種類や使用用途に合わせたものを選ぶことが大切です。

まず知っておきたいのは「耐荷重」。これを知らずに選んでしまうと、三脚がカメラを支えきれずグラグラしてしまいます。望遠レンズなど、重いレンズを使う場合は特に注意が必要です。

基本的に耐荷重は、カメラ本体の重さの2倍のものを選ぶのがポイント。ミニ三脚は通常の三脚と比べるとサイズが小さく、不安定になりやすいので気を付けましょう。

三脚の素材は大きく分けて「アルミ」と「カーボン」に分かれます。

アルミは軽くて持ち運びやすく、安価で購入できるので初心者におすすめ。その一方、安定性があまりなく振動の影響を受けやすいことが欠点です。

カーボンは丈夫で振動にあまり影響されないのでブレも起きにくく、安定性の高さが人気です。アルミに比べると高価ですが、中級者・上級者に愛用されています。

三脚を使用する際にイメージしておきたいのが「全高」「縮長」「最低高」。

「全高」は標準開脚時にセンターポールのエレベーター上げ止まりの、三脚を一番高くした状態の数値を指します。「縮長」は三脚を折りたたんで持ち運ぶ状態の数値。「最低高」は三脚の脚を広げて他の箇所も伸ばさず、一番低くした状態の数値です。

自分の身長の目線の高さや、持ち運びやすさで選ぶのが良いですが、全高と最低高の長さの幅が大きいほど便利に使えます。

三脚選びで見逃しがちなのが「パイプ径」。基本的にパイプ径が太いと安定性が増すけれど重く、パイプ径が細いと軽くて便利だけど耐荷重は小さいので、選ぶ際には注意が必要です。

目安は~25mmが細い三脚、26~31mmが中型の三脚、32mm~が太い三脚となります。

三脚の脚は複数の棒が繋がってできており、3・4段が一般的です。段数が多いほど折りたたんで小さくなるので、持ち運びには便利ですが、その分一番下の脚が細くなるので不安定に。逆に段数が少ないと安定性がアップします。

三脚の節目に付いており、レバーを開閉して脚を固定させるのが「レバーロック式」。レバーを倒すだけなのでセッティングが素早く行えます。レバーがロックされているか目視で確認できるのも便利です。

頻繁に三脚を使用する方や、アウトドアなど位置を変えながら撮影する時におすすめ。使用期間が長いとレバーの締まりが悪くなることもあるので、たまにチェックしましょう。

ナットを回して脚を固定するのが「ナットロック式」。前後左右どの角度からも固定できるのが便利です。

ただ、手で回す分セッティングに時間がかかってしまうので、運動会や演劇など同じ位置で撮影する時に向いています。目視ではロックされているか分かりにくいので、カメラを乗せる前にしっかり確認しましょう。

三脚選びで重要となるのが、カメラを支える「雲台」選び。雲台は大きく分けて3タイプあります。

まず、カメラを水平と垂直の2軸方向に動かせる「ビデオ雲台」。2WAY雲台とも呼ばれ、スポーツ撮影など動画撮影やパノラマ写真撮影に向いています。

風景写真を撮るなら「3WAY雲台」。こちらは水平・垂直の2方向に加えて、横位置から縦位置にも動かせます。細かい調節ができるのでビデオ雲台より汎用性があります。

さらに自由度が高いのが「自由雲台」。水平・垂直・縦横とすべての方向をダイヤルひとつで操作できます。頻繁にアングルを変えたい時に便利で、何を撮るにも使いやすく初心者に一番おすすめです。

初心者におすすめなのが、三脚をコンパクト・軽量化したトラベラー三脚とミニ三脚。小さいスペースでもカメラやライトを設置することができるので、台所での料理の撮影や卓上でのメイク動画撮影などに便利で、SNSの撮影によく使われています。

非常に軽くて持ち運びしやすく携帯性に優れ、旅行やアウトドアに持参するものおすすめ。岩場や河原など足元が不安定なところでの撮影にも使えます。

軽量化したコンパクトサイズということで、耐荷重が低めのものもあるので、安定性もチェックしておきましょう。

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おすすめの三脚の選び方と、人気モデルをご紹介しました。ブレずに安定したカメラ撮影には、三脚が必須となってきますが、意外に奥深いことが分かって頂けたかと思います。ぜひ参考にしてお気に入りを見つけてください。