2008年の日本初のiPhone発売から始まったスマートフォンブームは、今ではすっかり定着しお子さんからご年配の方まで一人1台所有しているのが当たり前となりました。そんな最新のスマートフォン事情は、コストパフォーマンスの高い2万円前後の格安機種と、5万円以上のハイエンド機の二極化です。
特に、ハイエンド機種では、一時期ブームだったデジタルカメラがスマートフォンカメラに置き換わったこともあり、カメラ機能のハイスペック化が顕著です。薄型のスマートフォンには搭載できないと思われていた望遠ズームすら今では搭載されています。
そんなスマートフォン事情ですが、大手キャリアと格安会社(MVNO)やSIMフリー機種など、よくわからないという方も多いのが実情です。ここでは、そんなスマホの選び方から、話題の格安スマホ・格安SIMの意味、そしておすすめの機種まで、わかりやすくご案内します。
スマートフォンを選ぶ前に、前提知識としてiPhoneとアンドロイドの違い、そしてドコモやソフロバンク、auなどのいわゆる三大キャリアで購入できる端末か、SIMフリー端末かの違いをご紹介します。端末価格やランニングコストに大きく関わりますので、しっかりと考えて選びましょう。
それでは先に、『iPhone』と『Android』の違いについてご紹介します。最近はどちらも使用したことがあるという方も増えていますが、どちらか片方しか使ったことがないという方もいるでしょう。わかりやすく比較していきましょう。

iPhoneはアップル社が販売しているスマートフォンで、OSにはiOSを搭載しています。端末の製造からOSの開発まで、アップル社が全て担っていることが一番大きな特徴で、アドバンテージでもあります。iOSはiPhone専用OSで最適化されているため、汎用性を持たせる必要がなく、iPhoneに対しての最適な動きが計算され尽くしています。
ダウンロードできるアプリも当然iPhone専用となっており、公開にはアップル社の許可が必要なため悪意のあるアプリを極力排除することが出来ます。また、操作性では直感的にスマートに使用できることに重点が置かれており、感覚的に使用できるため機械類は苦手という方も比較的使いこなせます。
しかしiPhoneは操作説明などでいわゆる三大キャリアのサポートを受けることが出来ません。修理もキャリアの有料オプションを使用するか、アップル社と直接のやり取りをすることになります。また最近発売のモデルは本体価格の高額化が顕著になっており、アンドロイドと比べて高価です。
AndroidとはAndroidOSを搭載したスマートフォンのことで、OS自体はGoogle社が開発しています。オープンソースとなっており無料で全世界に向けて公開されているため、多くのメーカーがこのAndroidOSを搭載したスマートフォンを発売しており、これがAndroidスマートフォンと呼ばれています。
メリットは様々なメーカーから発売されているため、価格やスペックも様々な種類があり、多くの選択肢の中から自分に最適な機種を選べるということです。いわゆる3大キャリアも、格安スマホと呼ばれるMVNOもこのAndroidスマートフォンをいくつも販売しています。
しかし種類が多いため、性能差が激しく中には非常にレスポンスが遅くて使いにくい機種もあること、アプリは公開自由なためウイルスなど悪意のあるソフトも存在すること、非常に拡張性が高いため、使いこなせる人とあまり機能を使用しない人に別れることなどがデメリットです。
次はキャリアから販売されている端末か、SIMフリー端末かを比較していきましょう。iPhoneもAndroidもそれぞれキャリアから発売されている端末と、SIMフリー端末と存在します。
キャリア端末はドコモやソフトバンク、auなどから発売されているスマートフォンです。キャリアのショップ窓口あるいはキャリアのオンラインショップで購入することが出来ます。一括払い、分割12回、分割24回、分割48回、など様々な購入方法が存在します。
各キャリアの『月々サポート』『毎月割』『月々割』『一括購入サポート』など様々な名目のプラン割引施策を併用することで、分割料金を『実質○○円』などと表示していることがありましたが、最近は新プランの兼ね合いで割引なしも増えています。また、機種によっては端末の操作方法の説明を店頭で受けることが出来ます。
ちなみに、これらのキャリア端末で他の会社の通信回線を利用するには『SIMロック解除』をしなければなりません。条件は年々緩くなっており、以前はSIMロック解除自体出来ない機種すらありましたが、今はおおよそ機種代金を全て払い終えたあとなら対応している場合が多いです。
SIMフリー端末とは、キャリアから発売されておらず格安スマホを取り扱うMVNO(Y!モバイル・LINEモバイル・UQモバイルその他さまざま)やアマゾン・楽天などの通販ショップで購入できるスマートフォンで、キャリアが限定されておらずさまざまな通信会社のSIMカードを使用することが出来ます。
また価格も3万円前後の格安のものから、10万円を超えるハイスペックまで様々な機種が存在するので、自分に合ったものを見極めて選ぶ必要があります。販売と契約に関してドコモなどの3大キャリアは無関係となるため、3大キャリアショップで手厚いサポートを受けることは出来ません。
Android機種は当然として、iPhoneも最新機種はアップルストアでSIMフリー版として取り扱っています。ちなみに、iPhone6やiPhone7などの発売から時間の経っている機種は、MVNOでも取り扱っており機種が残っているうちは比較的手に入りやすいです。
次はスマートフォンの選び方についてご紹介します。OSによる違いや3大キャリアとMVNOの違いなど、もう少し踏み込んでどのスマートフォンを選ぶのがいいのかご案内します。
これは上でもご紹介したiPhoneとAndroidの違いになってきますが、もう少し詳しくご紹介していきますので参考にしてください。

iOSはiPhone専用に作られているOS(オペレーションシステム)で、iPhone用に最適化されているため動作が非常に軽快です。通常、汎用性を持たせれば持たせるほど脆弱性が高まる傾向にありますが、iOSはその心配がなく非常に反応が良くレスポンスがいいと言えます。
またiOSは非常にセキュリティが高いことでも知られています。これはOSにサンドボックスという構造が採用されているためで、非常にセキュアな作りとなっていることに起因します。サンドボックスとはその呼び方の通り『子どもの遊び場の砂場』の意味で、安全に隔離した場所で他に影響を与えることなく個々のプログラムを動かす仕組みを指します。
またiOSはアップル製品のMacパソコンとの連携が非常に強く、icloudを通して様々なデータのやり取りが簡単にできます。iOSの操作の面でも『簡単』『シンプル』さには定評がありますので、スタイリッシュでありながら直感的に使用していける非常にわかりやすいOSだと言えます。

AndroidOSは先述の通りGoogle社がオープンソースで開発しているオペレーションシステムです。汎用性が高いため様々な会社がスマートフォンに使用しており、それぞれの開発会社のアプリやランチャーなど独自機能を組み合わせた状態で搭載されています。様々な機能やアプリを使用したい方は、Androidの方が自由度が高いです。
セキュリティの面では、あまり知られていませんがAndroid自体もサンドボックス構造を採用しています。しかしアプリは公開に関して審査がいらず、公式のアプリストアである『Google play』以外のアプリマーケットも認めており、悪意のあるアプリでも簡単に公開できてしまいます。
すると、インストールすることで不本意なアプリの動作も許諾していることとなるため、サンドボックス構造であってもスマートフォン内のデータに許可を得てアクセスする、という状態が生まれます。また拡張性が非常に高く、iPhoneほどのシンプル操作ではないため、使いこなせていないという意見も散見されます。
次は、スマートフォンを購入するときに、3大キャリアがいいのか、格安スマホなどのMVNOがいいのかという疑問についてです。ランニングコストなども交えてご案内します。
3大キャリアのスマートフォンはそれぞれのキャリアで契約する必要があります。3大キャリアで購入するメリットは、手厚いサポートが受けられるというところでしょう。スマートフォンの設定や操作に修理対応などの不安がある方は、キャリアでの契約をおすすめします。
しかし価格面の優位性はなく、いわゆる『格安系』と比べた場合に、家族割や2年縛り、支払いのクレジットカードをキャリア発行のものへ指定、ご家庭の光回線をキャリアのコラボ光への変更等全て行った場合で、利用パケット容量が少ない場合にようやく『格安系』と同等の価格となります。
また最近では36回払い、48回払いという長い支払い期間を設けて、一定期間終了後に端末を機種変更と同時にキャリアへ返却するシステムも打ち出しています。これによって端末自体は割引となりますが、実際はキャリアの乗り換えが不自由になるという制限にもなっています。(※2020年2月現在の施策です)
※参考までに、ドコモの簡単料金シミュレーションで『パケット5GB+通話オプションなし』で出した見積もりはこちらになります。
ギガライト(〜5GB)+通話オプションなし+機種代別 | ||
ファミ割 | ○ | × |
ドコモクレジットカード指定 | ○ | × |
2年縛り契約 | ○ | ○ |
家の光回線を光コラボに | ○ | × |
料金/月 | 3278円 | 5478円 |
格安スマホを取り扱うMVNOで機種を購入する場合は、一番大きなメリットは何と言っても『価格』になります。上で試算したキャリアプランのランニングコストと比べると非常に安いため、端末代金以上に毎月のプラン料金が安くなります。
しかし、サポートが少ない、利用者の多いピーク時間は通信が遅いといった不満も聞こえてくるため、必ずしも安いからいいとも言えません。また、契約にクレジットカードが必要となる、音声SIMからデータSIMへの変更が不可能(契約し直し)、名義変更が出来ないなどの不便な点もあるため、あらかじめ知識が必要です。
比較のため、MVNOで一番シェアの多い楽天モバイルで、同様に通話機能のついた音声SIMの5GBプランの料金を載せておきますので参考にしてください。また、前提として、ファミ割、2年縛り、クレカ指定、光コラボといった概念はありません。
楽天モバイル音声SIMプラン(通話オプションなし・解約金なし・機種代別) | |
5GB | 2150円 |
10GB | 2960円 |
ここまでスマートフォン購入にはつきものの通信代の問題についてご案内してきましたが、ここからはスマートフォン自体の端末スペックの見方についてご案内していきます。ゲームをよくする方とネットとSNSしかしないという方では求めるスペックが違いますので、選ぶ時の参考にしてください。
スマートフォンの基本スペックは『CPU』『RAM』『ROM』で構成されています。よく、CPUが頭の良さで、RAMが記憶領域で作業効率を司り、ROMが本体のストレージ容量として例えられます。そしてこのスペックがいい機種ほど本体の価格が高くなり、高機能なものは10万円を超える機種も少なくありません。
CPUは『SnapDragon 805 クアッドコア 2.7Ghz』などのように表され、前から順番に『名称 品番 コアのタイプ 能力』このようになります。基本的にはこのコアのタイプと能力も大きいものほど高性能となります。クアッドコアはコアが4つという意味ですが、最近ではオクタコアという8つのものも増えています。
またRAMも大きいほど作業効率がよく、ROMは大きいほど写真やアプリなどがたくさん入ります。ここではわかりやすく、どの程度のスペックでどのようなことができるかをまとめてみましたので参考にしてください。
スペック(CPU/RAM/ROM) | 価格 | 作業内容 |
クアッドコア/2GB/16GB | 3万円前後〜 | ネット閲覧、SNSなど |
オクタコア/4GB/64GB | 5万円前後〜 | 動画視聴 |
オクタコア/8GB/128GB | 7円前後〜 | ゲーム |
※価格はSIMフリースマホを参考にしています。
スマートフォンのカメラも最近は非常に高性能となっています。カメラの性能は基本的に『センサーサイズ』『画素数』『レンズ』『ズーム』『動画撮影機能』で決まります。よく画素数の数値が取り上げられますが、スマートフォン画面でしたら400万画素もあれば綺麗に撮影可能です。
スマートフォンのカメラ性能は、スペック表に載せられる部分以外でレンズの明るさやデータの内部処理によっても大きく変わりますので、数値は参考程度にして実際の使用感の口コミを確認した方がいい場合も多いです。しかし、スローモーション撮影や4K動画、レタッチ機能など自分に必要な機能はしっかり確認しましょう。

防塵防水性能もスマートフォンを選ぶ上で重要です。防塵防水性能は『IPXX』という国際的に統一されている表記で表され『IPX(防塵)X(防水)』を意味します。この数値はそれぞれ防塵0〜6、防水0〜8で表され、概ねIP67以上が推奨されます。ここでは一覧を表にしてまとめましたので参考にしてください。
防塵性能
0 | 無保護 |
1 | 直径50.0mmの外来固形物まで保護 |
2 | 直径12.5mmの外来固形物まで保護 |
3 | 直径2.5mmの外来固形物まで保護 |
4 | 直径1.0mmの外来固形物まで保護 |
5 | 粉塵が内部に侵入せず、若干侵入しても正常運転を阻害しない |
6 | 粉塵が内部に侵入しない |
防水性能
0 | 無保護 |
1 | 垂直に落ちてくる水滴より保護 |
2 | 垂直より左右15°以内からの降雨から保護 |
3 | 垂直より左右60°以内からの降雨から保護 |
4 | いかなる方向からの水の飛沫から保護 |
5 | いかなる方向からの水の直接噴流から保護 |
6 | いかなる方向からの水の強い直接噴流から保護 |
7 | 規程の圧力、時間での水没から保護(真水で水深1m30分にて測定) |
8 | 水面下での使用が可能(メーカー独自基準化で測定) |

おサイフケータイはスマートフォンをかざすだけでIDやQUICPay、楽天EdyやモバイルSuicaなどの支払いができる機能でドコモが開発した日本独自の機能です。Androidスマートフォンでも国内メーカーが発売する端末に搭載されている場合が多いです。また、中国メーカーでも機種によっては搭載しています。
またiPhoneではiPhone7以降の機種よりApple Payという同等の機能を搭載しており、これによってIDとQUICPayにモバイルSuicaそしてポンタカードを登録することが出来ます。まだ対応カードは少ないですので、今後種類の増加が期待されています。

スマートフォンのロックは今や情報保護の観点から必須にも近いですが、その時にパスコード保護だけでなく顔認証や指紋認証など使用できるとさらに便利です。指紋認証は暗い場所でもロック解除が可能となりますし、顔認証であれば画面を見つめるだけで可能です。また、富士通の一部機種は虹彩認証を採用しており、マスクをつけても認証出来ます。
次はスマートフォンを価格で選ぶ場合についてご案内しましょう。安いスマートフォンと高級スマートフォンは一体何が違うのかも参考にしてください。
格安スマホとはいわゆる格安系通信会社(MVNO)の代理販売やインターネットで購入できるスマートフォンの中でも2〜3万円ほどの安い機種を指します。MVNOで回線と同時購入であれば分割も可能です。性能はインターネットとLINEやツイッターなどのSNS投稿・閲覧を少しやるくらいという使い方に向いています。
SIMフリースマホやキャリアスマホ問わず、スペックの高い機種は5万円〜10万円と高級機も数多く存在しています。有名なところではiPhone11proなどは10万円以上、最高スペック商品は14万円を超えますので高級機の筆頭だと言えます。他にも、ASUSのZenfoneやHUAWEIの高級機もよく知られています。
ここからはスマートフォンの主なメーカーの特徴についてご案内します。どのメーカーの機種にしようか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

Appleと言えば日本で爆発的にスマートフォンを普及させたiPhoneを開発しているメーカーとして有名です。しかしそれより以前から日本ではMacintosh(マッキントッシュ/通称・略称マック)パソコンを販売していたパソコンメーカーで、今もiPhoneとiPad、MACパソコンとの連携は強いです。
Appleの販売するiPhoneは、特にキャリアの店頭で操作案内が受けられないという特徴があります。あくまでキャリアは販売代理店となるため、修理も有料の延長保証でのみ対応し、保証をつけていない場合は直接アップルストアあるいはアップルのオンラインサポートを受ける必要があります。
日本でAndroidスマートフォンがまだ普及する前は、スマートフォンと言えばiPhone一強だった時代もあります。しかしAndroidスマートフォンの開発が進みストレスなく使用できるようになった今は両者シェアも拮抗しており、非常に選択肢が増えていると言えるでしょう。
ソニーモバイルコミュニケーションズはXperia(エクスペリア)を販売しているソニーの子会社です。国内メーカーで中韓メーカーと互角に渡り合っている、ほとんど唯一と言っていいメーカーだと言えます。Xperiaはソニーの独自アプリなども多数採用しており、XperiaユーザーはまたXperiaに機種変更する方が多いです。
またソニーはAV音響メーカーでもあるため、カメラ・テレビ・ブルーレイレコーダー、ウォークマン、スピーカー、イヤホンなどのソニー製品との連携が推奨されており、操作もスムーズに出来ます。またこれら派生の専用アプリが多いのも特徴の1つでしょう。
デザインはスタイリッシュかつXperiaらしい路線をいまだに貫いています。高級路線は当然として、エントリーモデルであってもデザイン性は高く男女問わず人気があります。しかし価格面ではコストパフォーマンスがいいとは言えず、最近では価格の安い中韓メーカーに押され気味ですので巻き返しを期待したいところです。
ファーウェイの日本展開の歴史は実は古く、キャリア向けはなんと2007年まで遡ります。その頃より日本市場を見定めプロモーションに力を入れてきた結果、日本国内のSIMフリースマホシェア1位となりました。中国メーカーとのことで苦手意識のある方もいますが、製品としてはコスパも高くとても魅力的なものが多いです。
ファーウェイの機種は『nova』『P』『Mate』の3ラインナップに別れており、それぞれ特徴が違います。まず『nova』はエントリークラスのスタンダードモデルでライトユーザーへ、『P』はミドル〜ハイスペックと幅広く、『Mate』は要求スペックの高いゲームもするようなヘビーユーザー向けとなっています。
SIMフリースマホを探している方は、ファーウェイのP20、P30などはもはやおなじみですね。また日本市場のためにおサイフケータイ搭載機種を多く発売しているところも人気の理由です。価格の安い機種から高性能なフラッグシップまで人気が高く、あらゆるユーザーにおすすめできます。
ASUSは台湾のPC・スマートフォン・情報周辺機器の開発・販売をしているメーカーです。日本にはスマートフォンより先に、マザーボード、パソコンメーカーとして展開していました。日本国内のSIMフリースマホのシェアは2位と非常に高い人気が伺えます。
しかし、ASUSのスマートフォンは品番やラインナップがわかりにくいという声がよく聞こえます。ASUSの展開するZenFoneシリーズのサブ名称として、『Pro』『Lite』『Max』などの製品特徴を添えているものの、スペックは購入時にしっかりと確認した方がいいでしょう。
2019年にはZenFone6が新たに発売され、集大成というべくハイスペックに高機能なフラップ式の縦に飛び出すカメラが搭載され話題となりました。スペックの割に価格も抑えられており、今でも売れ筋の常連です。海外製のコストパフォーマンスの良いSIMフリースマホを探している方におすすめのメーカーです。
富士通は『arrows』ブランドでキャリア用スマートフォンから、楽天モバイルやY!モバイルなどの格安系スマートフォンまで、さまざまなラインナップを揃えています。富士通のスマートフォンの一番の特徴は、国産ならではの使用感の親切さや、らくらくスマートフォンなどの特殊ラインナップです。
特に、ご年配の方にはこのらくらくフォン、そしてらくらくスマートフォンシリーズの支持が高く、『よくわからないがスマホを使いたい』というニーズにしっかりと答えています。また、防塵防水・おサイフケータイ・ワンセグなどの便利機能をほとんどの機種につけています。
そんな富士通ですが、パナソニックやNECなど多くの国産メーカーが携帯事業から撤退したように、富士通も携帯事業を売却しています。『arrows』と『らくらくスマートフォン』の名称は引き継がれるようですが、不安な方は今のうちに手に入れた方がいいでしょう。
サムスンは『GALAXY』で一躍有名となった韓国メーカーで、Androidユーザーの方は過去にキャリア端末として使用したことがある方も多いでしょう。一時期はスマートフォンと言えば『iPhoneかGalaxyか』と言われていた時代もありました。
そんなサムスンですが、現在キャリア向けと少数のMVNOモデルを発売しており、SIMフリー端末は販売していません。SIMロック解除した中古端末は出回っていますが、公式的には存在しないのが実情です。
日本向けにはフラッグシップの投入が続き、ハイスペックかつ大画面大バッテリーの『GALAXY NOTE』は今も変わらぬ人気を誇っています。日本向けは高級機のみで長らく展開してきましたが、最近ではGALAXY Aシリーズというエントリーモデルも発売しており、手頃な価格の機種も増えています。
らくらくスマートフォン me F-01L ゴールド
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
- メーカー
- 富士通
- 商品名
- F-01L
- キャリア
- docomo
- 発売時期
- 2018年冬春モデル
- RAM
- 3GB
- CPU
- Snapdragon 450 SDM450
- ROM(ストレージ容量)
- 32GB
- CPUコア数
- オクタコア
- 画面サイズ
- 4.7 インチ
- 解像度
- 1280x720
- バッテリー容量
- 2110 mAh
- 前面カメラ画素数
- 約500万画素
- 背面カメラ画素数
- 約1310万画素
- サイズ 重量
- 70x143x9.6 mm 143 g
- その他機能
- 防水IPX8 おサイフケータイ ワンセグ
こちらはdocomoが発売したらくらくスマートフォンで2018年の冬春モデルです。スマートフォンが初めてのご年配の方向けに、通常のAndroidのホーム画面ではなくらくらくスマートフォン独自の大きく見やすいUIで、『通話』『メール』『インターネット』などをわかりやすく配置しています。
長らくらくらくスマートフォンはアプリがダウンロード出来ないシステムでしたが、この機種はGoogle playストアに接続することができるため、通常の使い方と同じくダウンロードすることが出来ます。らくらくスマートフォンでもアプリを使用したいという方でも大丈夫です。
また、文字を大きく設定できることに加えて、『タップ』と『押し込み』の2パターンの操作性から選ぶことが出来ます。タップが難しく、ぐっとボタンのように押して使用したい方でも使いやすいと評判です。またSIMロック解除可能機種ですので、ドコモ以外のSIMカードも利用できます。
arrows M04(ブラック)
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
- メーカー
- 富士通
- 商品名
- arrows M04
- キャリア
- SIMフリー
- 発売時期
- 2017年夏モデル
- RAM
- 2GB
- CPU
- Snapdragon 410 MSM8916
- ROM(ストレージ容量)
- 16GB
- CPUコア数
- クアッドコア
- 画面サイズ
- 5 インチ
- 解像度
- 1280x720
- バッテリー容量
- 2580 mAh
- 前面カメラ画素数
- 約500万画素
- 背面カメラ画素数
- 約1310万画素
- サイズ 重量
- 71x144x8 mm 148 g
- その他機能
- 防水IPX8 おサイフケータイ
こちらは2017年夏モデルとなる富士通が発売したSIMフリースマートフォンです。3大キャリアではなく格安系の会社などで販売されていました。今でも中古機種をインターネットで手に入れることが可能で、国内メーカーの安心感と防水・おサイフケータイという機能で多くの方が選ばれた機種でもあります。
実際の使用感の口コミとしては、『価格なりのレスポンスだ』という意見が非常に多いです。iPhoneなどの高価で動作の軽いスマートフォンを利用した後での機種変更の場合は、おそらく不満を覚えることが多いでしょう。しかし、初めてのスマートフォンだという方や、お子さん用に探されている方には非常にお値打ちのためおすすめできます。
しかし一点、『カメラ性能はよくない』という意見が散見されます。また、インターネットとLINEなど少々アプリを利用するだけでバッテリーが1日持たないという意見もありますので、カメラ機能を重視しないライトユーザー向けの機種だと言えます。
nova lite 3
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
- メーカー
- HUAWEI
- 商品名
- nova lite 3
- キャリア
- SIMフリー
- 発売時期
- 2018年冬モデル
- RAM
- 3GB
- CPU
- Kirin 710
- ROM(ストレージ容量)
- 32GB
- CPUコア数
- オクタコア
- 画面サイズ
- 6.21 インチ
- 解像度
- 2340x1080
- バッテリー容量
- 3400 mAh
- 前面カメラ画素数
- 1600万画素
- 背面カメラ画素数
- 約1300万画素+200万画素カメラ内蔵
- サイズ 重量
- 73.4x155.2x7.95 mm 160g
- その他機能
- 指紋/顔認証 デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)
こちらはHUAWEIが2018年の冬に発売した比較的新しい機種で、非常にコストパフォーマンスがいいことから売れ筋の常連商品です。2万円前後の低価格で比較的軽快でレスポンスもいいため満足度も高い機種だと言えます。
実際の使用感としては、『インターネット』『SNS』『メール』『Googleマップ』などは非常に軽快だという口コミが多く見受けられます。また、ブラウザのスクロール速度やフリーズもほとんどなく、3400mAhのバッテリーもしっかり持つため、アプリのゲームをやらなければ不満はないとの意見が多いです。
しかし、音楽に関してはスピーカー品質はそこまでいいものではないため、音質を気にする方には向きません。ゲームを多くプレイする、音質にこだわりがあるというような事情がないライトユーザーの方であれば、非常にコストパフォーマンスに優れるおすすめの機種です。
ZenFone Max M2
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
こちらはASUSが発売しているエントリーモデルのSIMフリースマートフォンです。上のHUAWEIの機種と同じく2万円前後の低価格商品ですので、あまりこだわりがない方やあまりアプリでゲームをしないライトユーザーの方へおすすめします。
同じくHUAWEIの廉価機種である上でご紹介した『nova lite 3』と比べられることが多い機種でもあります。両者を比較した場合、こちらはフルハイビジョンではないため解像度は劣りますが、バッテリー容量は大きいのとRAMの容量が1GB多くなっているという違いがあります。
注意点としては、どちらもBluetooth 4.2対応ですので最新の5.0などの対応機種の強みを活かせないことでしょう。ワイヤレスイヤホンなどを使用する方は、もう少し上位機種を購入した方が接続が強く早いと言えます。
P30 lite
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
- メーカー
- HUAWEI
- 商品名
- P30 lite
- キャリア
- SIMフリー
- 発売時期
- 2019年春モデル
- RAM
- 4GB
- CPU
- Kirin 710
- ROM(ストレージ容量)
- 64GB
- CPUコア数
- オクタコア
- 画面サイズ
- 6.15 インチ
- 解像度
- 2312x1080
- バッテリー容量
- 3340 mAh
- 前面カメラ画素数
- 約2400万画素
- 背面カメラ画素数
- 約2400万画素 約800万画素 約200万画素
- サイズ 重量
- 72.7x152.9x7.4 mm 159 g
- その他機能
- 指紋/顔認証 デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)
こちらはHUAWEIが発売し非常に売れている定番のスマートフォンで、格安系通信会社などでも非常に多く見かけるモデルです。上でご紹介したHUAWEIの『nova』よりも性能面は上で、CPU自体は同じですが、RAM4GBにROM64GBと高性能なカメラを搭載しています。
またこちらの機種から前面のHUAWEIのロゴがなくなったことが非常に高評価を得ています。やはりまだまだ中華スマホを持つのは人目が気になるという人もいる一方で、『この機種であれば堂々と人前で使用できる』という意見も散見されます。
ミドルクラスとは言え、基本的にはライトユーザー向けの機種になるため、アプリのゲームを多くプレイするというような方には不向きです。しかし、時期によって非常に安く売出しもされる機種ですので、コストパフォーマンスの良い機種やサブ機をお探しの方に非常におすすめです。
AQUOS sense3 SH-M12-B
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
- メーカー
- SHARP
- 商品名
- SH-M12
- キャリア
- SIMフリー
- 発売時期
- 2019年秋モデル
- RAM
- 4GB
- CPU
- Snapdragon 630 SDM630
- ROM(ストレージ容量)
- 64GB
- CPUコア数
- オクタコア
- 画面サイズ
- 5.5 インチ
- 解像度
- 2160x1080
- バッテリー容量
- 4000 mAh
- 前面カメラ画素数
- 約800万画素
- 背面カメラ画素数
- 標準カメラ:約1200万画素 広角カメラ:約1200万画素
- サイズ 重量
- 70x147x8.9 mm 167 g
- その他機能
- 防水IPX8 指紋/顔認証 ハイレゾ おサイフケータイ デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)
こちらはシャープが2019年の秋に発売したSIMフリースマートフォンで、コストパフォーマンスが高いと概ね好評を得ています。SIMフリースマホは国産は弱いというイメージを一新し、HUAWEIに太刀打ちできるほどスペックと価格のコストパフォーマンスがいいと評判です。
ミドルクラスの機種にはなりますが、スペック自体はエントリーモデルよりであるため、『インターネット』『SNS』『音楽再生』『YouTuberでの動画視聴』『マップ』などの普段使いが想定されます。また国内メーカーらしく防水にお財布ケータイなどの便利機能が搭載されている点絵も魅力です。
液晶画面などはすでにどのメーカーも綺麗で美しく飛び抜けた優位性を持つメーカーはいない状態ですが、この機種はバッテリーの持ちがよく同じく長時間持つと言われるASUS Zenfoneにも太刀打ちできます。国内メーカーでコスパがよく中国メーカーに劣らないSIMフリースマホをお探しの方に強くおすすめします。
OPPO Reno A ブルー 【日本正規代理店品】 CPH1983 BL
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
- メーカー
- OPPO
- 商品名
- Reno A
- キャリア
- SIMフリー
- 発売時期
- 2019年秋モデル
- RAM
- 6GB
- CPU
- Snapdragon 710 SDM710
- ROM(ストレージ容量)
- 64GB
- CPUコア数
- オクタコア
- 画面サイズ
- 6.4 インチ
- 解像度
- 2340x1080
- バッテリー容量
- 3600 mAh
- 前面カメラ画素数
- 2500万画素
- 背面カメラ画素数
- 1600万画素 200万画素
- サイズ 重量
- 75.4x158.4x7.8 mm 169.5 g
- その他機能
- 防水IPX7 指紋/顔認証 おサイフケータイ ハイレゾ デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)
こちらはOPPO(オッポ)というメーカーが発売しているSIMフリースマートフォンです。OPPOは世界シェア5位のスマートフォンメーカーで、アジアを中心に人気があります。OPPOは元々はAV機器メーカーであり、スマートフォンにも性能の良いカメラを搭載しています。
この『Reno A』も価格重視のミドルクラスモデルにも関わらず、カメラ性能がいいという意見が非常に多く見受けられます。全体的な使用感も良く、CPUも中級以上のものが積まれているため、動作の重いゲームなどをしなければレスポンスも軽快です。
しかし一点、このOPPOは、『Color OS』というアンドロイドを大幅にカスタマイズした独自OSを使用しています。Androidではない別OSという扱いですので、Androidだと思って操作すると慣れるまで時間がかかるでしょう。その点を前提の上で選べば非常にコストパフォーマンスの良い機種だと言えます。
国内版SIMフリー Google Pixel 3a 64GB Just Black
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
- メーカー
- 商品名
- Pixel 3a
- キャリア
- SIMフリー docomo softbank
- 発売時期
- 2019年春モデル
- RAM
- 4GB
- CPU
- Snapdragon 670
- ROM(ストレージ容量)
- 64GB
- CPUコア数
- オクタコア
- 画面サイズ
- 5.6 インチ
- 解像度
- 2220x1080
- バッテリー容量
- 3000 mAh
- 前面カメラ画素数
- 8 メガピクセル
- 背面カメラ画素数
- 12.2 メガピクセル (デュアル ピクセル
- サイズ 重量
- 70.1x151.3x8.2 mm 147 g
- その他機能
- 指紋認証 おサイフケータイ
こちらはAndroidOSを開発しているGoogleが直接販売しているスマートフォンで、2019年の初に発売されたモデルとなります。SIMフリー版と、キャリアではdocomoとsoftbankから発売されており、それぞれの利用回線に合わせて選ぶことが可能です。
この機種の大きな特徴はまずGoogleが販売しているスマートフォンであるため、他社製にあるようなカスタマイズされたAndroidではなく、ピュア・Androidが搭載されているところです。そのため、メーカー独自のプリインストールアプリがなく自分で1から選んで使用して行きたい人に人気です。
またこのランクの機種をご利用の方は、ライトユーザーからレスポンスを気にする方までさまざまですが、CPUが省エネなスナドラ600台を使用している割に、動きは比較的軽快だという意見が多いです。高級なハイエンド機種には叶いませんが、そこそこのスペックが欲しい方におすすめします。
Zenfone5 ブラック ZE620KL-BK64S6/A
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
- メーカー
- ASUS
- 商品名
- Zenfone5
- キャリア
- SIMフリー
- 発売時期
- 2018年夏モデル
- RAM
- 6GB
- CPU
- Snapdragon 845 SDM845
- ROM(ストレージ容量)
- 128GB
- CPUコア数
- オクタコア
- 画面サイズ
- 6.2 インチ
- 解像度
- 2246x1080
- バッテリー容量
- 3300 mAh
- 前面カメラ画素数
- 800万画素
- 背面カメラ画素数
- 1,200万画素カメラ内蔵 (メインカメラ) 800万画素広角カメラ内蔵 (2ndカメラ)
- サイズ 重量
- 75.6x153x7.7 mm 165g
- その他機能
- 指紋/顔認証 ハイレゾ デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)
こちらはASUSが2018年の夏に発売したハイスペックスマートフォンです。この機種を選ばれる方はスペックを気にする方が多く、特にCPUの『Snapdragon 845(スナドラ845)』のレスポンスを期待し、また実際に使用してみて満足だという声が多いです。
スマートフォンでゲームをするという方でも、『立ち上がりと画面の切り替えが早く満足』だという声が見受けられました。またカメラ性能も非常に高く、各メーカーから発売されているハイスペックラインナップの中でもかなり上位の方だという口コミもあります。
さらに、スペックに対してコストパフォーマンスが高いのも特徴で、5万円前後で購入できることに満足度の高い機種でもあります。一点、バッテリーの消費が早いという欠点がありますが、高性能なCPUを積んでいるためある程度は仕方ありません。総合的に見てお得感の強いおすすめ機種です。
AQUOS zero SH-M10
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
- メーカー
- SHARP
- 商品名
- AQUOS zero SH-M10
- キャリア
- SIMフリー
- 発売時期
- 2019年春モデル
- RAM
- 6GB
- CPU
- Snapdragon 845 SDM845
- ROM(ストレージ容量)
- 128GB
- CPUコア数
- オクタコア
- 画面サイズ
- 6.2 インチ
- 解像度
- 2992x1440
- バッテリー容量
- 3130 mAh
- 前面カメラ画素数
- 約800万画素
- 背面カメラ画素数
- 約2260万画素
- サイズ 重量
- 73x154x8.8 mm 146 g
- その他機能
- IPX8 おサイフケータイ ハイレゾ 指紋/顔認証
こちらはシャープが2019年の春に発売したSIMフリースマートフォンでハイエンドモデルです。1つ上でご紹介した『Zenfone5』と同じ『Snapdragon 845』を搭載していますが、発売日自体は1年ほど遅いので、1世代前のCPUを積むことでハイエンドながら価格を抑えたモデルだと言えます。
特徴として多く言われるのが『本体の軽さ』です。大きさの割にとにかく軽いため携帯性が非常に高く喜ばれています。またレスポンスも高くサクサク動くと評判ですが、カメラ性能はAFが弱くいまいちだという口コミが見られます。またバッテリーの持ちもいまいちです。
しかし、国内メーカーのハイエンドSIMフリースマホで、おサイフケータイに防水と便利な機能がついている数少ない機種ですので、国産の安心感も重視される方におすすめの機種です。
iPhoneXR 64GB
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
- メーカー
- Apple
- 商品名
- iPhone XR 64GB
- キャリア
- SIMフリー docomo softbank au
- 発売時期
- 2018年秋モデル
- RAM
- 公称なし
- CPU
- Apple A12
- ROM(ストレージ容量)
- 64GB
- CPUコア数
- ヘキサコア
- 画面サイズ
- 6.1 インチ
- 解像度
- 1792x828
- バッテリー容量
- 公称なし
- 前面カメラ画素数
- 7MP
- 背面カメラ画素数
- 12MP広角カメラ
- サイズ
- 75.7x150.9x8.3 mm 194 g
- その他機能
- 顔認証 Apple Pay デュアルSIM
こちらはアップルの2018年発売モデルで、同時期に発売されたiPhone XSよりも廉価版のモデルとして人気です。Androidと比べるとレスポンスはさらに軽快で、1年使用してフリーズを1度2度しか経験したことがないという人も多いです。
上位モデルやAndroidのハイスペックスマートフォンと比べると、デュアルカメラになっていないという違いはありますが、4K撮影やスローモーション撮影に擬似的にデータ処理をして背景をぼかすポートレートモードといった一連の機能は使用することが出来ます。
新型のiPhone11が非常に高価だということもあり、相対的にこのXRはコストパフォーマンスが良くお得な機種となっています。インターネットにSNS、アプリで少しゲームをプレイするくらいで高性能なカメラは不要という方であれば、このXRで十分だという方も多いです。
Sony XPERIA 5
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
- メーカー
- Sony
- 商品名
- XPERIA 5 SO-01M
- キャリア
- docomo au
- 発売時期
- 2019年冬春モデル
- RAM
- 6GB
- CPU
- Snapdragon 855 SDM855
- ROM(ストレージ容量)
- 64GB
- CPUコア数
- オクタコア
- 画面サイズ
- 6.1 インチ
- 解像度
- 2520x1080
- バッテリー容量
- 3000 mAh
- 前面カメラ画素数
- 約800万画素
- 背面カメラ画素数
- 26㎜(標準):約1220万画素 52㎜(望遠):約1220万画素 16㎜(超広角):約1220万画素
- サイズ 重量
- 68x158x9.1 mm 164 g
- その他機能
- 防水IPX8 指紋認証 おサイフケータイ ハイレゾ ワンセグ
こちらはソニーが発売したXperiaの2019年春冬モデルとなります。docomo、au、softbankの3大キャリアで取り扱っているため、実機を見たことがある人も多いモデルでしょう。2020年2月現在のXperiaの最新機種かつ最高スペックの機種となります。
使用感はレスポンス良く、ソニーらしいフラットなデザインも評価が高く、横幅が細いため持ちやすいという意見が多いです。しかし、Qiのワイヤレス充電に非対応という点が不満点としてあげられます。またこのXperiaはカメラに『指写りセンサー』が付いており、わかりやすい反面素早く撮影出来ないという口コミも存在します。
また国産スマホらしくおサイフケータイに防水、ワンセグ、と便利な機能が込み込みになっていますので、キャリアご契約の方でフルスペックのいい機種が欲しい方におすすめします。
ASUS ZenFone 6
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
- メーカー
- ASUS
- 商品名
- ZenFone 6
- キャリア
- SIMフリー
- 発売時期
- 2019年夏モデル
- RAM
- 6GB
- CPU
- Snapdragon 855 SDM855
- ROM(ストレージ容量)
- 128GB
- CPUコア数
- オクタコア
- 画面サイズ
- 6.4 インチ
- 解像度
- 2340x1080
- バッテリー容量
- 5000 mAh
- 前面カメラ画素数
- -
- 背面カメラ画素数
- フリップカメラ 4,800万画素(メイン) 1,300万画素(超広角)
- サイズ 重量
- 75.4x159.1x9.1 mm 190 g
- その他機能
- 指紋/顔認証 ハイレゾ
こちらはASUSが2019年の夏に発売したハイスペックスマートフォンです。2018年製のASUSスマホは多種のラインナップを発売していましたが、2019年は集大成とばかりにこの1機種に絞っており、その意気込みに違わぬスペックを搭載したハイエンドスマートホンです。
この機種で特筆すべきところは、カメラが背面にフリップとして搭載されていることで、インカメラがない分画面が非常にスッキリしています。また使用時にフリップで飛び出してまた収納する仕組みもギミックとして面白いと、比較的受け入れられています。
ハイスペックなCPUにRAM6GBのためレスポンスは当然良く、重い3Dゲームもサクサク動くと好評ですが、一点音質があまり良くないという評価があります。しかし全体的にとても評価が高く、ハイスペックスマートフォンをお探しの方におすすめです。
HUAWEI Mate 20 Pro
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
- メーカー
- HUAWEI
- 商品名
- Mate 20 Pro
- キャリア
- SIMフリー
- 発売時期
- 2018年秋モデル
- RAM
- 6GB
- CPU
- HUAWEI Kirin 980
- ROM(ストレージ容量)
- 128GB
- CPUコア数
- オクタコア
- 画面サイズ
- 6.39 インチ
- 解像度
- 3120x1440
- バッテリー容量
- 4200 mAh
- 前面カメラ画素数
- 約2400万画素
- 背面カメラ画素数
- 広角:約4000万画素 超広角:約2000万画素 望遠:約800万画素
- サイズ 重量
- 72.3x157.8x8.6 mm 189 g
- その他機能
- 防水IPX8 指紋/顔認証 ハイレゾ デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)
こちらはHUAWEIが2018年の秋モデルとして発売したスマートフォンでハイエンド機種です。1年以上前の機種ながらいまだに最高スペックを誇り、レスポンスも早くジェスチャー操作も反応が良く、新モデルが次々に発売される中でいまだにこの機種をメイン機として使用している方も多いです。
また特にカメラが特に素晴らしい機種で、光学ズームと広角ワイドレンズが搭載されているためコンデジはもはや不要という方も多いです。ノイズ処理も素晴らしく、同スペックの他社スマートフォンを含めても一番だという声もあります。
また有機ELディスプレイの特色を生かしエッジの効いた画面の曲がったデザインで、没入感が楽しいという意見がある反面、汎用フィルムが貼れないというデメリットも上げられます。しかしながら、ヘビーユーザーの方でもおすすめできる、総じて満足度の高いスマートフォンです。
iPhone11 Pro 256GB スペースグレイ
※公開時点の価格です。価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。
- メーカー
- アップル(Apple)
- 商品名
- iPhone11 Pro 256GB
- キャリア
- SIMフリー docomo softbank au
- 発売時期
- 2019年秋モデル
- RAM
- 公称なし
- ROM(ストレージ容量)
- 256GB
- CPU
- Apple A13
- 画面サイズ
- 5.8 インチ
- 解像度
- 2436x1125
- バッテリー容量
- 公称なし
- 前面カメラ画素数
- 12MP
- 背面カメラ画素数
- 12MP超広角カメラ 12MP広角カメラ 12MP望遠カメラ
- サイズ 重量
- 71.4x144x8.1 mm
- その他機能
- 188 g
- CPUコア数
- 公称なし
こちらはアップルが2019年秋モデルとして発売したiPhoneで、2020年2月現在の時点では最高スペックのiPhoneになります。今までのiPhone、そして下位モデルとの一番の違いは、後ろ面でひときわ目を引くトリプルカメラでしょう。これによって、広角、超広角、2倍望遠を可能にしています。
このトリプルカメラが特に力を発揮するのは、背景をボカしたポートレート写真と、今までのiPhoneでは不可能だった2倍の望遠ズーム写真でしょう。また、1つ上でご紹介したHUAWEIのMateよりも、夜間の手ぶれ補正は上だという口コミも見受けられます。
また背面の素材がすりガラスのようなマット加工になっており高級感があるという一方で、価格が同スペックのAndroid機と比べても非常に高額であるため、コストパフォーマンスまあまり良いとは言えません。カメラ機能をどの程度重視するかによって、このiPhone11 Proが必要かどうかが別れるところでしょう。
ここまでスマートフォンの最新事情や選び方、大手キャリアとMVNOの違いやおすすめ機種などをご案内してきました。スマートフォンは平均して2年で買い換える方が多く、出費の多い買い物でもあります。しっかりと自分にあった機種を見極めて選んでくださいね。