価格の安いwebカメラおすすめ5選｜コスパ最強のものや1000円のものは？

zoomといった会議ツールを使ったテレワークが急速に普及した関係で、仕事で使う機会が出てきたものの、webカメラの購入費用で困っている人は多いのでは。そんな人におすすめなのが、3,000円前後で購入できる価格の安いwebカメラです。

「安物のwebカメラはちゃんと使えるの？」と心配な方もいますよね。ですが、実は1000円台で買える低価格のモデルの中には有名メーカーの高性能なwebカメラも多く存在します。今回は、コスパ最強のwebカメラの選び方について解説した上で、有名メーカーの製品を中心におすすめ商品10選を紹介します。

webカメラを安く購入する方法に加えて、他の電子機器をwebカメラとして代用する方法についても詳しく解説しますので、ぜひご参考ください。

PC内臓のカメラでも、問題なくweb会議を行える場合が多いので、webカメラを外付けする必要性を感じられない人が多いと思います。しかし、PC内蔵カメラでは以下の制約があるので、特定の場面で思うような映像を映せない可能性があります。

• カメラの視点を自由に調整できない
• 解像度を変えられない
• 画角にも限りがある

特に、複数人の会議では内蔵カメラでは対応しきれない場合があるので、会議の様子を詳細に映したい場合はwebカメラを活用しましょう。

webカメラの設置方式には、以下の3つの設置方式があります。

安いwebカメラでも三脚に対応した製品は存在するので、映像のブレを抑えたい人は、三脚に固定できる製品がおすすめです。また、首振り機能の付いたwebカメラであれば、パソコンやモニターを動かさなくても、カメラのアングルを自由に調整できます。

安物のwebカメラでは、720p（HD）の解像度が主流ですが、1080p（フルHD）の解像度を持つものも存在します。解像度が高いほど画質がよくなり、きれいな映像を撮影できるようになるので、解像度の高いwebカメラを選ぶようにしましょう。

ただし、webカメラの解像度が高いほど、動画のデータ量も大きくなり処理落ちしやすくなるので、快適に会議を行いたい人はパソコンの性能も考慮する必要があります。

カメラの視野角は製品によって異なり、画角が広いほど広範囲の映像を映すことが可能です。しかし、周囲の余計な背景も写り込んでしまうので、人数に合わせて画角を選ぶ必要があります。会議の人数に対する、最適な画角の目安は以下の表の通りです。

遠くの背景を映し出す場合は、解像度が高くないと鮮明な映像を映し出せないので、広角カメラを選ぶ時は解像度も意識して選びましょう。

webカメラでは、最大フレームレートが15～30FPSの製品が一般的ですが、高性能な製品では60FPSの映像を映せる製品があります。フレームレートが高いほど映像を滑らかに映せるので、動画の実況を行いたい人はフレームレートの高い製品がおすすめです。

ただし、ネット環境がよくないと映像の処理落ちが発生し、webカメラの性能を活かしきれないことがあるので、インターネットの回線速度にも気をつけましょう。

webカメラの内蔵マイクには特定の範囲の音を集音する単一指向性と、広い範囲の音を拾える全指向性の2つがあります。複数人で会議を行いたい方は、集音範囲の広い全指向性マイクが搭載されたものを選びましょう。

zoomなどでwebカメラの音質を重視する人は、周囲の雑音を抑えるノイズキャンセリング機能付きがおすすめです。また、内臓マイクなしの製品もあり、こちらは1000円以下の値段でも購入できます。

webカメラの中には、物理的にレンズを遮断するプライバシーシャッターが搭載されたものがあります。プライバシーシャッターが付いていれば、サイバー攻撃による盗撮を防げるので、セキュリティ性を重視する人におすすめです。

webカメラの会議の記録を保存する時には、webカメラの録画機能の考慮が必要です。低価格帯のwebカメラでは、録画機能が標準搭載されている製品はほとんどありません。

そのため録画を行いたい場合はキャプチャーソフトをインストールする必要があります。また、長時間録画すると映像のデータ容量が大きくなるので、記憶装置の保存容量も考慮しておきましょう。

安物のwebカメラには、怪しい中華製のメーカーのwebカメラが数多く存在します。無名ブランドの製品の中には、表記されたスペック通りの画質がでない粗悪品があるので、外国製の製品を購入するときは口コミを必ず確認しましょう。webカメラの品質を重視する人は、信頼性の高い国産の商品がおすすめです。

ロジクールのwebカメラはラインナップが豊富にあり、高級品だけでなく低価格帯の製品も充実しているのが特徴です。デザインが洗練されていておしゃれなので、webカメラの見た目を重視する人におすすめ。ノイズキャンセリング付きのマイク内蔵や光補正機能も搭載されているので、使い勝手がいいのもメリットです。

エレコムのwebカメラは他のメーカーの製品に比べて安価でコスパがいいので、予算が少ない人におすすめです。価格の割に画質がよく、3,000円程度で500万画素の映像を映し出せる製品も存在します。

さまざまなところに設置できるマルチスタンドを搭載していて、場所を選ばずに利用できるのも魅力的です。低価格で高画質なwebカメラが欲しい・配信に使いたい方に向いています。

バッファローの低価格帯のwebカメラの中には、120度の視野角を持つ製品があるので、安くて画角の広いカメラを求めている人におすすめです。

盗撮を防止するためのプライバシーシャッターも搭載されているので、情報漏えいが気になる方にも向いています。コンパクトで携帯性に優れるので、屋外に持ち運んで使いやすいのも利点です。低価格帯のwebカメラとしては実用性が高く、コスパ最強とも言えます。

webカメラはAmazonなどのネット通販はもちろん、ヤマダ電機やヨドバシカメラなど、家電量販店でも購入可能です。家電量販店では実物が展示されている場合もあるため、サイズ感も確かめられます。

webカメラを購入費用を抑えるために、他の電子機器で代用しようと考えている人も多いのではないでしょうか。ここでは、スマホやデジカメで代用する方法について簡潔に説明します。

デジカメをwebカメラとして使う場合は、キャプチャーボードに対応したデジカメをUSB接続して、専用ソフトを利用すればwebカメラとして利用できます。スマホで代用する場合は、スマホアプリを使ってパソコンとWi-Fi接続を行うことで代用可能です。

ただし、バッテリーを充電しないと長時間使えない上に設置自由度も低いので、大人数の会議を行う時はwebカメラを利用した方がいいです。

価格の安いwebカメラには多種多様な製品があり、機種によって機能や撮影性能が異なるだけでなく、商品自体の品質も大きく異なります。webカメラの選び方について詳しく理解して、自分の用途に合ったwebカメラをお得に購入しましょう。