キヤノン ビデオカメラ EOS C100 MARK II

映像を撮影することに最適化された、デュアルピクセルCMOS AFが標準搭載されています。動画撮影時のボケの発生を抑え、ナチュラルなピントを合わせる機能で、快適な撮影をサポートしてくれます。

コンティニュアスAFの機能が搭載されており、撮影時にレンズが駆動し続けて、被写体に常にピントを合わせてくれる、「動体予測」が作動します。

自然な色合いを再現したり、白飛びや黒つぶれを軽減してくれる、Canon LogガンマとワイドDRガンマがモード選択可能です。

高輝度になっている部分を滑らかに加工し、自然な色合いに変えてくれるので、肌の白飛びや影の部分の黒つぶれを大きく軽減することができます。

ISO102400の高感度な大型CMOSセンサーを搭載しており、非常に美しいディテールの表現や、ボケ味、あらゆる色味を再現することができます。

DIGIC DV4も搭載されており、ジャギーや偽色、モアレなどを効果的に抑制してくれます。ノイズを抑えることで、高感度での撮影時に非常に滑らかな映像を撮影することができます。

EOS C100 MarkII レンズキットのサイズは、縦169.0mm、横174.0mm、幅147.0mmです。このサイズは、一般的なビデオカメラとしては非常に大きいサイズになります。

EOS C100 MarkIIはどちらかというと業務用での利用を考えられて設計、販売されているので、サイズ面でのコンパクト化は特に考えられていません。持ち運ぶ場合には、レンズを外してキャリーケースに入れて持ち運ぶとよいでしょう。

サイズの大きさに伴って、EOS C100 MarkII レンズキットの重量は1125gになっており、一般的なカメラと比べて非常に重いです。長時間の手持ちでの利用や、持ち運ぶ際など、かなり重量は気になるポイントになっています。

移動しながらの撮影や、アウトドアでの利用などでは使いにくくなってしまうことがあるので、三脚などに固定した状態で撮影することが好ましいです。

静止画の撮影をする方には、そこまでの満足度を求めてはいけません。EOS C100 MarkIIはビデオカメラとしてのクオリティーを上げることに重きを置いており、静止画の有効画素数は高くありません。

映像の撮影に関しては満足度が高い分、静止画の撮影は他のクオリティーが高いカメラを利用したほうが良いでしょう。

EOS C100 MarkIIの動画有効画素数は約829万画素なので、動画撮影に非常に高いクオリティーを求める人は、しっかりとした満足度が得られるでしょう。

さまざまなレンズに対応できるEOS C100 MarkIIは、遠距離の撮影や、高画質の綺麗な撮影は、一般的なビデオカメラと比べると非常にハイクオリティな撮影をすることができるので、本格的な撮影をしたい方に非常にマッチするカメラです。

EOS C100 MarkIIの背面にある液晶モニターは、3.5型有機ELパネルと、バリアングル機構が採用されているので、液晶モニターをさまざまな角度で動かすことができるので、常に映像を確認しつつ、撮影をすることができます。

撮影している画面表示の中で、自分で範囲を選んで拡大表示することができる機能が搭載されているので、細かなカメラワークなどをする場合非常に便利になっています。

さまざまなモードの顔検出AF機能が搭載されているので、撮影されている画面のほぼ全面で顔検出をすることができます。

「コントラストAF」の機能によって、顔が検出されていない状態でデュアルピクセルCMOS AFを動作させるか、AFを停止するかが選択でき、自分でインタビューを撮影したり、人物の移動撮影などに柔軟に対応することができます。

EOS C100は、EOS C100 MarkIIの下位機種になります。EOS C100は、映像作品を制作することを目的に生産されているビデオカメラです。一般的な家庭用のビデオカメラよりもスペックが高く、さまざまな用途に利用することができます。

「PUSH AUTO IRIS」ボタンと「ONE-SHOT AF」ボタンが搭載されており、ワンタッチで自動的にIRISとピント合わせの調整をすることができます。

EOS C100 MarkIIではピント合わせの機能が向上しており、自動的にAFを合わせたり、追尾してくれるので、EOS C100より快適に撮影をすることができるという進化を遂げています。

EOS C100はFULL HD(1980×1080)の撮影に対応しており、結婚式や映画作成などの映像制作者に向けて制作されたカメラでしたが、EOS C100 MarkIIはC100と比べてグレードアップしたセンサーを搭載しています。

また、EOS C100 MarkIIは背面の液晶モニターのチルト角度もEOS C100と比べて大きくなっており、撮影者が自分の写り具合を常に確認しながら撮影を続けることができるので、非常に便利です。

初めて映像制作に興味を持ち、ある程度のクオリティーの撮影をしたい場合、EOS C100でもしっかりと撮影をすることができますが、撮影のシーンは限られてしまうでしょう。

本格的に映像制作を始めたり、自分でインタビュー動画や商品レビューをする場合、自分の姿を確認できる、EOS C100 MarkIIがおすすめです。

EOS C200はEOS C100 MarkIIの上位機種です。本格的な映像撮影を想定している、シネマティックカメラで、4K撮影も可能な機種になっています。

EOS C200は、4K UHD 60Pに対応しているカメラで、高画質の撮影ができるカメラです。デュアルDIGIC DV6のセンサーが搭載されており、本体は小型ですが高画質の撮影を可能にしています。

C-FASTカード記録、Proxy記録、SDカード記録の3つの4Kファイルフォーマットに対応しているので、撮影データの利用を非常に簡単で快適にすることができています。

EOS C100 MarkIIと同じく、ISO102400まで対応されているので、暗いところでの撮影や影などをしっかりと捉えることができます。高感度でなおかつ低ノイズでの撮影を可能にしています。

「Over Sampling HD Processing」が搭載されており、フラッグシップモデルのカメラと同等レベルの高画質と信号処理を可能にしています。フラッグシップモデルに搭載されている、「高感度ディベイヤーアルゴリズム」を採用しています。

モアレの発生を抑え、ノイズが目立たなくなるのはもちろん、4Kに基づいている表現力をFULL HD(1980×1080)画質での映像に有効活用することで、映像のクオリティを底上げすることに成功しています。

また、本機にWiFiが搭載されており、ワイヤレスでのカメラコントロールが可能になっています。同じWiFiに接続されている機器のWEBブラウザからリモート操作して動画を撮影することができます。

キャノン(Canon) EOS C100 MarkII ビデオカメラの種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

EOS C100 MarkIIはビデオカメラの中では高級な部類に入り、一般的な家庭用ビデオカメラと比べると間違いなく良いクオリティーの映像を撮影することができます。

本体は大きめのサイズ感で、重量もしっかりとありますが、三脚などに載せた状態でインタビュー動画を撮ったり、商品紹介をするのには非常に適したビデオカメラです。

2019年現在ではFULL HD(1980×1080)の映像画質が一般的で高画質となっているので、特に4K撮影などにこだわりがない方には非常におすすめできるビデオカメラです。

最近ではYoutubeなどに商品紹介をしたり、ビデオブログなどを撮る人が増えてきていますが、本格的な高画質や顔検出AFを利用して他の投稿者よりクオリティーの高い映像を配信したい方は検討してみてはいかがでしょうか。