128GBのSDカード人気おすすめランキング7選｜保存できる写真の枚数・動画の時間はどのくらい？

スマートフォン・デジタルカメラ・ゲーム機などさまざまなデバイスで使用されるSDカードは、ヨドバシカメラなどの家電量販店や通販で購入できます。メーカーや容量のほかにもWi-Fi対応などの付属機能があるので、どのSDカードが自分に合うのか悩みますよね。

128GBのSDカードだと十分な容量を使用できて、外出先でも困らず使用感を実現できるのでおすすめです。耐久性やWi-Fi対応などの機能が充実している製品もあり、128GBのSDカードは値段も比較的安価なのでコスパのよさにも定評があります。

本記事では、128GBのSDカードの選び方・容量の目安・利用シーンの解説をします。さらに、128GBのSDカードをおすすめ商品も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

128GBの写真枚数の保存量は画素数によって異なります。
近年発売されたスマートフォンの場合1200万画素が主流で、約25,600枚保存できます。デジカメなら2000万画素以上のものが多いため、目安は約11,790枚。趣味でたくさん写真を撮る方でも、十分な量を撮影できます。

128GBの動画の録画時間も、解像度によって異なります。4Kは高解像な分容量が大きく、フルHDの約半分ほどの録画時間になります。

128GBの音楽の録音曲数は、ハイレゾ音源かMP3形式かによって異なります。ハイレゾ音源はCD以上の音質なので、高音質な分MP3形式よりも録音曲数が大幅に減少する傾向があります。

SD・microSD・miniSDの大きな違いは大きさです。microSDは時代とともに小型化するデバイスに対応するために誕生しました。microSDの普及によって、miniSDは現代ではほとんど使われていません。

それぞれの寸法・重量・主な用途を表にまとめたのでご覧ください。

128GBのSDカードの場合、実際に使用できる容量は約115.2GBです。

SDカードはパッケージ表示の容量よりも、実際に使用できる容量が少なくなる場合があります。大きな原因は製品のカタログスペックと、OSが認識する容量計算方式の違いです。使用容量が減る現象はSDカードとデバイスの処理過程で起こり、どのSDカードでも起こる現象です。

2GBの小容量SDカードは、少しだけデータを保存したいときに適しています。高画質な画像・動画・データの大量保存には向いていませんが、少量のデータ送受信や保存におすすめです。価格が安く、古いデバイスにも幅広く対応しているので使い勝手もいいです。また、2GBのSDカードを何枚か購入し、必要に応じて使い分ける方法もあります。

4GB〜32GBのSDHCカードは、外出先で写真や動画を撮る方に適した容量です。家族で外出する際や、旅行に行く場面で非常に重宝します。SDカードよりも容量が大幅に増量しているうえに、価格も比較的安いです。SDHCカードは利用シーンを選ばないので、多くの方が利用しています。

大容量な128GB以上のSDXCカードは、データの大量保存に適しています。大量保存と同時に、一眼レフや4Kといった高解像度なビデオや写真にも対応しているので、プロのカメラマンの方も愛用する大容量SDカードです。ただし、容量が大きくなるにつれて価格の高騰や偽物の出回りなどが起きるので、購入する際は販売元をよく確認しましょう。

SDスピードクラスとは、デバイスとSDカード間における転送速度の最低限を保証する規格です。Class2・4・6・10とクラス分けされ、数字が大きくなるにつれて処理速度が高まります。現在発売されている製品の中では、Class10が一般的です。購入する際は、Class10以上の製品を選びましょう。

UHSスピードクラスとは、Ultra High Speedの略で、SDスピードクラスよりも処理速度が速いです。Class1から3までの数字があり、カード表面の「U」字の中に数字が表記されています。Class1は10MB/秒、Class2は20MB/秒など最低限の処理速度が保証されていますが、使用にはデバイスとSDカードの双方がUHSスピードクラスに対応していることが必須条件です。

ビデオスピードクラスとは、3つのスピードクラスの中で最も処理速度が速い規格です。SDカード上の「V」が目印で、フルHD動画・4K・8Kにも対応しているので、プロのカメラマンも使用しています。ビデオスピードクラスは、「V6・V10・V30・V60・V90」の5種類で、処理速度は毎秒6～90MBです。

SDカードのWi-Fi機能とは、SDカード本体に無線LAN接続機能を搭載しているSDカードです。SDカードがWi-Fiを通じて直接通信できるので、AppleデバイスなどのSDカードを挿入できないデバイスと、データ送受信する際に重宝します。しかし、製品やデバイスの型が古い場合、Wi-Fi通信できない可能性があるので注意してください。

microSDカードの耐久性の有無は、購入前に確認しましょう。防水や衝撃耐性などの耐久性がある場合、デバイスが水没や衝撃などからデータを守ってくれる可能性があります。特にスマートフォンやデジタルカメラなど、持ち運びがメインなデバイスにSDカードを使用する場合は、なるべく耐久性が強いものを選びましょう。

SDカードの「転送速度」とは、「書込み速度」と「読取り速度」にわけられます。書き込み速度が速ければ速いほど、スムーズな連続撮影や動画・写真などのデータを大量に保存が可能です。連写や保存量だけではなくデータ移行やバックアップの快適さにも影響するので、書込み速度の速さはとても重要な性能です。

読み取り速度とは、データを読み込む速さです。デバイスに保存したデータを別のデバイスに転送する際、読み取り速度が速ければ速いほどスピーディーなデータ転送を実現できます。また、読み取り速度はゲーム機でデータを保存する際にも大きく関係し、大人気のNintendo Switchには、60～95MB/秒の読み取り速度が推奨されているほどです。

デジタルカメラやビデオカメラの一般的な推奨容量は64GBなので、128GBのSDカードなら十分な容量です。普段使いはもちろん、家族で外出した際や旅行先など特別なシーンをすべて記録に残せます。また、デジタルカメラやビデオカメラはパソコンとセットで使うので、読み取り速度や書き込み速度が速いSDカードがおすすめです。

スマートフォンのSDカード推奨容量は64GBです。しかし、スマートフォンでゲーム・写真・動画・音楽をたくさん保存する方は、128GBがおすすめです。容量を気にせず、快適でスピーディーな操作性を実現できます。また、データの送受信やSDカードの扱い方を考慮して、Wi-Fi対応で耐久性があるSDカードを選びましょう。

ただし、同じスマホでもiPhoneにはSDカードが搭載されていません。そのため、SDカードをiPhoneで使いたい場合は、SDカードリーダーが別途必要になります。

Nintendo Switchなどの最近のゲーム機は、SDカードを使用できる場合が多いですよね。ゲーム機も64GB推奨ですが、データの保存や操作性などを考慮すると、128GBといった大容量のSDカードが長期的に考えておすすめです。また、ゲーム機に使うSDカードは読み取り速度が速いものを選択する方がデータ保存する際に重宝します。

SanDiskは、SDカードやUSBメモリなどのフラッシュメモリ製造を行うアメリカの企業です。世界シェア1位の実績から流通量も多く、販売店ではたくさんの商品がラインナップされています。高品質と信頼性の高さが定評で、プロカメラマンからも愛用されているブランドです。高品質ながら購入しやすい価格なのも魅力です。

SAMSUNGは、世界最大の総合家電メーカーである韓国のサムスングループが手掛けるブランドです。家電のほかにスマートフォンの世界シェアも広く、日本でも販売されていて知名度も高く人気があります。メモリーカードはmicroSDを専門に販売していて、信頼性が高くコスパがいいと評判です。

Transcendは台湾に拠点を置く、メモリーカードやUSBメモリなどのメモリ製品を中心に扱うメーカーです。日本でも多くの販売店で扱われているので、手に入れやすい身近な製品になっています。品質を維持した低価格化が実現されたコスパの良さが魅力です。問題なく使えて安いSDカードを探している方におすすめです。

安いSDカードと高いSDカードの違いは、容量や転送速度です。容量が多く転送速度が速いほど、SDカードの値段は高くなります。また、極端に安く知名度の低いメーカーは、耐久性や信頼性が高くない可能性があるためおすすめできません。

以下の記事にておすすめの安いSDカードを詳しく紹介しているので、安いSDカードが欲しい方はぜひチェックしてください。

今回は、128GBのSDカードの選び方・容量の目安・利用シーン・おすすめ製品をご紹介しました。SDカードは、使用するデバイスや利用シーンに合わせた選び方がとても大事です。目的に合わせた処理速度や価格を考慮し、自分にぴったりなSDカードを選びましょう。