1TBの大容量microSDカード人気おすすめランキング8選｜Switchに最適なSDカードも

micro SDカードはデジタルカメラやビデオだけではなく、スマートフォンやドローンなどさまざまなデバイスで利用されています。容量に関しては2GBの小容量タイプから1TBの大容量タイプまで各メーカーから幅広い商品が発売されているため、用途に合わせて最適なものを選べます。

中でも大容量タイプは4Kの動画や写真などの高性能デバイスを使用する方や、パソコンやSwitchなどのゲーム機でたくさんのデータをダウンロードする方に向いています。しかし、容量はもちろん機能や種類も豊富なため、楽天やヨドバシでマイクロSDカードを探してもどれが自分に合っているか分からない方が多いです。

そこで、今回は1TBの大容量SDカードの選び方や注意点を徹底解説します。比較的安い商品やおすすめの最新SDカードもご紹介するので、ぜひご参考にしてください。

容量が256GBのSDカードはドライブレコーダー・スマホ・4Kビデオカメラなど多くのデバイスを不自由なく操作できるため、普段使いには十分な容量です。保存できる写真と動画の目安量は下記のとおりです。

• 【写真】1200万画素：51,200枚・1800万画素：29,440枚
• 【動画】HD動画：21時間20分・4K動画：7時間28分
• 【MP3形式の音楽データ】58,980曲

容量が512GBのSDカードはパソコンやゲーム機で大量のデータをダウンロードする方に向いています。SDカード本体に防水性といった付加機能がつく商品が多いのも魅力です。保存目安量は下記のとおりです。

• 【写真】1200万画素：102,400枚・1800万画素：58,880枚
• 【動画】HD動画：42時間40分・4K動画：14時間56分
• 【MP3形式の音楽データ】117,960曲

1TB以上のSDカードは仕事で使う方はもちろん、容量を気にせずにスマートフォンやNintendo Switchといったゲーム機を使いたい方に最適です。また、SDカードの耐久性が向上したりデバイス本体が熱くなりにくかったりするメリットがあります。保存量の目安は下記のとおりです。

• 【写真】最大250,000枚
• 【動画】フルHD: 166時間
• 【音楽】200,000曲

SDカードは容量によって種類が異なります。SDカードの種類に応じたデバイスで操作する必要があるので注意してください。容量と対応規格を下記の表にまとめました。

SDカードとmicroSDカードは使用するデバイスの規格によって使い分けます。SDカードは「24mm×32mm×2.1mm」の大きさで、主にデジタルカメラやビデオカメラに使われます。互換性が高いため古いデバイスでも利用できるのが特徴です。microSDカードへの互換性はありませんが書き込みロックスイッチがあります。

microSDカードは「11mm×15mm×1mm」の小型サイズで、主にパソコンやスマートフォンに使われます。書き込みロックスイッチはありませんが、変換アダプターを用いてSDとしての利用も可能です。

スピードクラスとは最低転送速度を表す規格であり、種類はビデオスピードクラス・UHSスピードクラス・SDスピードクラスの3つです。数字が大きくなればなるほど最低転送速度が速くなるため、高画質で鮮やかな動きのある動画が撮れます。

フルHD動画で撮影する場合はビデオスピードクラスがV10・UHSスピードクラスが1・SDスピードクラスが10などの数値を選択すると、安心して鮮やかな映像を撮れます。4K動画を撮る際はUHSスピードクラスは3がおすすめです。

スピードクラスは動画を撮影する際に非常に重要なチェックポイントです。スピードクラスはSDカードの上に表記されているので、購入する際は必ずチェックしてください。

最大転送速度とは写真撮影に関わる転送速度規格です。単位はb/sとB/sがありますが、それぞれの表す意味は違うので要注意です。b/sは1秒間に何bit転送できるか、B/sは何バイト転送できるかを表しており、1バイト=8bitなのでb/sはB/sの8倍になります。数字が大きくても、b/sとB/sでは単位が異なるので注意しましょう。

連写性能や画素数の向上に加えて4Kや8Kといったデジタルカメラの性能が向上するにつれて、わずかな時間で大量のデータを書き込まなければなりません。そのため、デジタルカメラの性能に合わせた転送速度規格が必要になります。SDカードを購入する際は転送速度規格も確認してください。

SDカードは、容量が大きいほど価格が高価なため、偽物SDカードが出回りやすくなるので注意してください。1番の対策方法としては、聞いたことがないメーカーの製品を避けることです。なぜなら、1TBのSDカードを製造しているのはサンディスクやキオクシアなど一部のメーカーに限られるからです。

また、メルカリやヤフオクなどのフリマサイトではメーカー品の容量を偽装して出品されているケースがあります。パッケージのデザインやSDカードの印字が異なるので外見から判断できる可能性がありますが、不安な場合は購入前に出品者へしっかり確認してください。容量が大きいSDカードを購入する際は公式ホームページから購入するのが最も安全です。

サムスン（Samsung）ではカードが本物か偽物か判断できるソフトをフリーで公開しています。使い方はmicroSDカードのドライブを指定するだけで簡単です。正規品なら「Genuine Samsung Product」とメッセージが表示されます。偽物の場合は「Either not a Genuine Samsung product or cannot authenticate product's software」と正規品ではありませんと表示されます。

1TBのSDカードの特徴や選び方を解説しました。デバイスの性能や用途が多様化した現代において1TBのSDカードはたいへん重宝します。ぜひ、この記事を参考にしてご自身にピッタリの1TBのSDカードを選び、ガジェット操作の快適性を体感してください。