【5分で選べる！】レンズフィルター・プロテクターの人気おすすめランキング｜選び方・外し方も解説！

種類も専門用語も多すぎてわからない！

レンズフィルターって何をどう選べばいいの？

実は、たった2つのポイントを意識するだけでレンズ選びを失敗する確率がグッと下がります。

まず最初に、レンズとフィルターの口径が一致しているものを選びましょう。
それぞれ〇〇mmと表記があり、50mm~80mm超までかなり幅があります。

レンズごとにサイズの合うフィルターを用意するのが基本ですが、サイズの違うレンズにフィルターを使いまわしたい場合、「ステップアップリング」「ステップダウンリング」といった器具でサイズ調整ができます。
ステップリングは1,000円前後で購入できるので、同じフィルターを異なるサイズで買うよりも経済的です。

ただし、

• レンズフードが併用できなくなる
• 小さいフィルターを大きいレンズに変換する「ステップダウンリング」は
  ケラレ(写真の四隅にフィルターの影が映り込むこと)が生じやすい

といったデメリットもあります。
そのため、基本的にはサイズの合うレンズフィルターを使った方が後悔しません。

保護フィルターはその名の通り、傷や汚れからレンズを保護するためのフィルターです。
運動会やスポーツ観戦、登山などのアウトドアといった屋外での撮影は砂ぼこりが入ったり傷がつくリスクもあります。高価なレンズを長くきれいに使うために、最初に押さえておきたいアイテムです。

NDフィルターは、レンズに入る光の量を減らし白飛びを防ぐ効果があります。

• 背景を大きくぼかす
• 滝・川の流れを流線的に捉える

といった撮影では、シャッタースピードを遅くしたりF値を小さくする必要があります。
そうするとレンズに入る光量が多くなり、白飛びや画質低下の原因にも。NDフィルターを使えばシャッタースピード・F値を保ったまま光の量を調整できます。

PLフィルターは、偏光膜で被写体表面の光の反射を抑えてくれるフィルターです。

PLフィルターが効果を発揮する撮影シーンには以下のようなものがあります。

• 窓ガラス・水面など映り込みしやすい場合の撮影
  ガラス表面・水面が反射しなくなることで
  ガラス奥の空間や水面下にある被写体もきれいに写し出せる
• 空の撮影・紅葉や新緑など遠景の撮影
  大気中の乱反射も抑えて景色がかすむのを防止
  抜けるような青い空やくっきりと白い雲を撮影できる
  また、コントラストを強調してより鮮やかな紅葉・緑の写真が撮れる

特殊効果フィルターには、色味を変えたり光の表現を変えたりとさまざまな種類があります。
ここでは特殊効果フィルターの種類とおすすめの撮影シーンを一覧で紹介します。

ここまでのおさらいをしましょう。レンズフィルター選びで失敗しないためのポイントは、

①レンズに合うフィルターのサイズをチェックする
②フィルターの種類を決める

レンズフィルターには「通常枠」「薄型」の2種類の厚みがあります。

選ぶ際には

• 標準ズームレンズ・望遠レンズは「通常枠」
• 焦点距離28mm以下の広角レンズは「薄型」

と覚えておけばOKです。

広角レンズにのみ薄型を使うのは、写真の隅に影ができてしまうケラレを防止するためです。

広角レンズは写せる画角が広いため、レンズの上に取り付けたフィルターの枠を写し込んでしまう可能性があります。標準・望遠レンズではこういった心配がないため通常枠で問題ありません。

保護・UVフィルターを選ぶ際には透過率もチェックしましょう。

透過率とは、フィルターに当たる光がどの程度透過するかを表しています。
透過率が高いほどレンズに届く光量が大きくなり、フレア・ゴーストや画質の劣化を防止できます。

撥水・撥油コーティングのあるレンズフィルターなら、メンテナンスを楽にしてくれます。

それぞれ

• 撥水：レンズにつく水滴を防止
• 撥油：指紋などの汚れを防止

といった効果があります。

フィルターはスクリュー溝がある面とない面があり、溝がある方がレンズ側になります。

ガラス面に触れないようにフィルターを持ち、時計周りにねじって装着しましょう。この時、きつくねじ込んだり、斜めに装着したりすると故障や不具合の原因になります。

もしレンズフィルターがうまく外せなくなってしまった場合は、以下の方法を試してください。

• いったんカメラからレンズごと外す
• 反時計まわりに回しているか確認
• ゴム手袋やゴムマットを使って外す

自分で外せない場合は、カメラショップに持ち込んで相談してみましょう。落下・衝撃による歪みがある可能性もあります。

レンズフィルターの掃除はティッシュや通常の布で行うのは避けましょう。フィルターのガラス面に傷がつくと、細かな傷であってもフレア・ゴーストの写り込みや画質劣化の原因になります。

1. レンズブロアーでホコリを吹き飛ばす
2. 指紋などの汚れはクリーニング液を少量つけたクリーニングクロスで
   フィルター中心から外側に向かって円を描くように拭き取る

クリーニングクロスを使っていても、乾拭きは傷の原因にもなるためNGです。また、クリーニング液のつけすぎはムラの原因になるので注意しましょう。クロスをフィルターから離さないように一筆書きで拭くのがコツです。

フィルター掃除のアイテムでは、HAKUBAの「レンズペン」も人気です。レンズペンは一方にブラシ、一方にクリーニングチップを備えたペン型の掃除アイテム。レンズペンが1本あればホコリの掃除も指紋などの皮脂汚れも掃除できるため、持ち歩きにも便利です。

フィルターは、基本的にはつけっぱなしでも問題はありません。
ただしカビや劣化防止のため、時々は取り外してフィルターやレンズのお手入れするのが理想です。

ちなみに、保護フィルターの上からNDフィルターやPLフィルターを重ねづけするのはおすすめできません。画質低下や広角レンズ使用時のフィルター映り込みの原因になります。いったん保護フィルターを外してから取り付けるようにしましょう。

レンズフィルターと一緒に、レンズフードも購入しておくと安心です。レンズフードはレンズフィルターを保護してくれる役割があり、うっかりレンズに触れる・誤って落としてしまった際のレンズ割れなどを防いでくれます。フィルター割れなどが心配な方は購入しておきましょう。

レンズフィルターの掃除はレンズと同様に少なくとも1年に1回は行いましょう。埃や汚れがついたままだとカビの原因にもなります。さらにレンズフィルターからレンズに埃や汚れが移ってしまうとレンズにも影響が出ます。そのためカメラを使用した後や定期的な掃除を必ずおこないいましょう。

クリーニング用品は以下のようにキット販売されているものも多いです。大切なカメラ・レンズを守るために最初に購入しておくのがおすすめです。

最新技術が搭載された高性能なレンズが欲しい方は、新品の最新モデルを選びましょう。メーカー保証もついているため、壊れたときもすぐに対応してもらえます。

型落ちでもいい方や、練習用に使いたい初心者の方には、低価格で入手できる中古のレンズがおすすめです。ただし、レンズに傷がついていたり、内部にホコリが入っていたりする可能性があるので販売元をよく見極めて購入しましょう。

デジタル一眼は撮影したいものによって最適なレンズに交換できるのが大きな特徴でありメリットです。

ボディとレンズがセットで販売されているレンズキットもありますが、さらに撮りたいものに特化したレンズを買い足すと表現の幅が広がります。

主なレンズの種類とその特徴は以下の通りです。

主なレンズマウントは以下の通りです。
マウントの種類によってお手持ちのカメラが使えるレンズが異なりますので、参考にしてください。

組み合わせとしては、ボディ側がキヤノンRFマウントならレンズ側もキヤノンRFマウントを使用すればOKです。

例外的に、PanasonicのマイクロフォーサーズマウントとOLYMPUSのマイクロフォーサーズマウントは規格が同一なため、メーカーが異なっても同規格のレンズを使用できます。

また、PanasonicのLマウントもライカ・シグマのLマウントと共通規格です。

性能のいいデジタル一眼をできるだけ安く購入するには、2通りの方法があります。

1. 型落ちのカメラを買う
2. 中古のカメラを買う

おすすめは①型落ちカメラを買う方法です。

新しいモデルが出ると、それまで最新だったモデルは少し値下げされる傾向があります。1世代前のモデルであれば十分高性能な場合も多いため、選択肢としてはおすすめできます。

ただし、5年以上などかなり前のモデルは性能差が大きくなるため、型落ち品は2~3年程度前のものを選びましょう。

中古のカメラも新品より安く購入できる場合が多いですが、中には見た目よりダメージがあるものもあるため、良いものを選ぶにはある程度知識が必要です。

撮影した写真や動画を記録するためにSDカードは必須です。
SDカードには大きく分けて3種類あります。

種類はSDカードの容量の大きさによって分けられており、

• 64GB以上→SDXC
• 4~32GB→SDHC
• 2GB以下→SD

と呼ばれます。

目安としては、32GBの場合2000万画素の写真を約3276枚ほど保存できます。
4K動画を撮影するなら64GB以上あれば3時間分以上保存できて安心です。 

SDカードの選び方は以下の記事でも紹介しています。
デジタル一眼選びとあわせてチェックしてみてください！

今回はおすすめレンズフィルターとその選び方を一挙紹介しましたが、気になるフィルターを見つけることはできましたか？
フィルターは保護のためにも最初に揃えておきたいアイテムの一つです。また、効果のあるフィルターなら写真撮影の幅も広がります。一つのレンズでも多彩な表現が可能になるため、長くカメラ・レンズを楽しみたい人におすすめです！

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