東洋リビングの防湿庫おすすめ商品5選｜寿命や使い方も解説！

カメラやカメラのレンズを、湿気から守るために使用する防湿庫。本格的にカメラを使いたい人にとって必需品の1つですが、販売しているメーカーが多く値段も安価ではないため、選ぶのに悩みますよね。そんな方におすすめなのは、東洋リビングの防湿庫です。

東洋リビングの防湿庫には、東洋リビングが独自で開発した光触媒機構の電子ドライユニットを搭載しているため、非常に耐久性に優れています。また、さまざまな用途に適した5タイプを展開しているため、保管したいものに合わせて選べるのもポイントです。

今回は、東洋リビングのオートドライやオートクリーンドライなど、それぞれの防湿庫の特徴について解説します。さらに、東洋リビングのおすすめの防湿庫や、寿命・使い方などにも触れているのでご覧ください。

オートドライタイプは3シリーズあるので、保存したいものに合わせて大きさを選びましょう。ここからは、東洋リビングのオートドライタイプについて紹介します。

オートドライタイプは、食品・薬品・貴金属・革製品・ウェアラブル製品など、幅広いものの保管に適しています。さらに、電気代は１日0.5円以下と超省エネ設計で、お財布にも嬉しい防湿庫です。

また、庫内湿度設定はダイヤル調節式なので、湿度の調節も簡単に行えます。そして、乾燥剤の交換が不要でメンテナンスフリーなので、乾燥剤の寿命によって防湿庫の湿度が下がらなくなる問題も起こりません。

そのほか、オートドライは庫内湿度を40RH％以下の低湿に保ち続けるので、海苔やスナック菓子もしけることなく、パリパリな状態を保てます。

オートドライタイプは、小型シリーズとクリアシリーズ、中型・大型シリーズの3種類あります。小型シリーズは、粉末素材や調味料など食品の保存に適しています。また、マイクロフィルムや各種フィルム、ビデオテープの品質保持や劣化防止にも役立ちます。

クリアシリーズは、食品保管や薬品保管の以外に、医療分野や研究所での自動デシケーターとして最適なモデルです。そして、中型・大型シリーズはカメラやレンズだけでなく、研究所や実験で使用する天秤や器具の保管にも使われています。

オートクリーンドライには、スタンダードサイズとワイドシリーズ、ハードケースの3タイプがあり、それぞれ中に保存するものによって使い分けます。ここからは、東洋リビングのオートクリーンドライの特徴について紹介します。

東洋リビングのオートクリーンドライは、東洋リビングが独自で開発した光触媒機構の電子ドライユニットを搭載しています。そのため、耐久性が抜群で、20年以上使っても壊れないユーザーもいるようです。

また、コンセントにプラグを差し込むだけで、カメラやレンズの保管に最適な湿度の30～50％RHを保ちます。湿度を保つことで、カメラやレンズずカビ・ホコリから守ることができます。

保管や出し入れが簡単なので、カメラやレンズを2台以持っている方にもおすすめです。オートクリーンドライは、電気代が1日1円以下と超省エネ設計なので、使い続けても電気代が高くなる心配はありません。

オートクリーンシリーズには、スタンダードサイズ・ワイドシリーズ・ハードケースの3種類があります。スタンダードシリーズは、縦長でコンパクトなので、置く場所にも困りません。

ワイドシリーズは、大きめのカメラの望遠レンズでも楽々収納できて便利です。ハードケースは、カビやホコリからレンズを守りながら持ち運べて頑丈なので、旅行やアウトドアにも最適です。

東洋リビングのスーパードライには、新開発の電子ドライユニットと除湿方式が採用されているので、扉の開閉後もスピーディーに低湿度に戻ります。ここからは、スーパードライブについて詳しく紹介します。

スーパードライは、東洋リビング独自の高性能日本製電子ドライユニットを搭載しています。そのため、１回の加熱再生で超低湿を持続する時間がかなり長いのと、扉開閉後の低湿度復帰能力が優れているのが特徴です。

さらに、スーパードライは他のメーカーの防湿庫に比べて、最大3分の1の電力消費量を可能にしています。最大消費電力も他のメーカーの半分ほどなので、複数台を同時に運転しても電気代がそれほどかかりません。

そして、低湿度での吸着能力に優れたゼオライトを乾燥剤として採用しています。乾燥剤が吸着した水分を加熱して庫外に排出するので、乾燥剤を繰り返し使えて便利です。また、湿度センサーが庫内湿度を常時監視するので、湿度管理も安心です。

スーパードライには、DRシリーズ・ウルトラシリーズ・スタンダードシリーズ・フィーダーシリーズ・M-Tempシリーズの5シリーズがあります。それぞれ優れた特徴があるので、使用用途や中に保存するものに応じて適切なものを選びましょう。

DRシリーズやウルトラシリーズは、最適到達湿度を0％RHで連続的に保持します。さらに、スタンダードシリーズは、庫内湿度を0～1％RHに連続保持が可能です。耐久性もあり、長く使い続けられるので、1台持っておくとかなり役立ちます。

弦楽器や美術品が家にある方は、フラットドライでの保存がおすすめです。弦楽器は、湿度変化にデリケートです。湿度が高い場所で保管すると、ニカワが剥がれたり、カビが発生したりします。

また、逆に湿度が低すぎてしまうと、弦楽器本体の木材に対して過度な収縮ストレスを与えてしまい、反りやひび割れを起こします。フラットドライは、一定の庫内湿度を保てる全自動恒湿庫なので、湿度の変化に弱い美術品や弦楽器を安心して保存できますよ。

さらに、デジタル制御タイプであれば、静電容量式センサーによって湿度検知とマイコン制御を行います。そのため、40％RH・50％RH・60％RHのいずれかの湿度設定で、誤差±5％RHでの制御が可能です。

モバイルドライやハードケースは、旅行のときにも持ち運びやすいコンパクトサイズです。これらは家用のフラットドライやスーパードライと、合わせて持っておくと便利です。ここからは、東洋リビングのモバイルドライとハードケースについて紹介します。

モバイルドライは、密閉ボックスで使用することでボックス内を低湿度に保つため、カメラやレンズなどの簡易的な保管に最適です。コンセントに刺すだけで繰り返しつかえるので、乾燥剤を交換する必要もありません。

さらに、持ち運びもしやすいコンパクトサイズかつ、AC100V～240Vの電源にも対応しているため、海外旅行でも防湿保管ができて非常に便利です。

また、モバイルドライは加熱再生４時間で電気代が約１円と、省エネなのもポイントです。MD-6は、MD-3の２倍以上の乾燥剤が入っているので、強力乾燥ができます。そのため、比較的大きめの密閉容器でも使えて非常に便利です。

ハードケースは、カメラやレンズを持ち運ぶために多く使用されます。モバイルドライと合わせて使うことで低湿度をキープでき、強化プラスチック製で頑丈なので、高性能な機器も安心して持ち運べます。さらに、可変型ソフトマットがついているので、収納するものに応じてスペースが作りやすいのも特徴です。

ハードケースには小型タイプ・ミドルタイプ・大容量タイプの3種類があります。それぞれのタイプによって大きさが異なるので、使用目的に合わせて選びましょう。

小型タイプとミドルタイプでは2点、大容量タイプでは4点で扉を閉めるため、しっかりと密閉した空間を作れます。さらに、ストラップもついているので、持ち運びのときにも便利ですよ。

湿気から守りたくても、湿度設定をしないと防湿庫の中に入れても何も変わりません。ここでは、防湿庫の基本的な使い方について説明します。

日本は、高温多湿のためカビが生える危険が高い80％以上の湿度になる日も多いため、カメラやレンズはできるだけ防湿庫に入れて保存しましょう。カビは基本的に湿度60%以上で生育するため、カメラをやレンズを保存する場合、防湿庫の中の湿度設定は30％～50％程度に設定するのがおすすめです。

カビは早いものだと1～2日で発芽します。防湿庫内をできる限り早く湿度60%以下にして、カビが育つ時間を与えないでください。また、濡れたもの・水分の多いものを入れたときにも、防湿庫内の湿度が一時的に上がることがあるので、ある程度水分をなくしてから入れましょう。

さらに、皮脂汚れもカビの発生原因になるため、ストラップやケースなどの皮脂汚れや湿気が多いものは、レンズの付いたカメラからは分離してください。

防湿庫の湿度が下がらない時は、防湿庫の後ろにある湿気放出用の排気口がふさがっていることが原因のケースがあります。防湿庫の出荷時に排気口に貼られていたテープがそのまま張られていると、湿度が下がりにくくなります。

また、防湿庫のコンセントが抜けていることが原因との場合もあります。コンセントがしっかり差し込まれていないと防湿庫が機能しないので、コンセントを確認しましょう。

そして、湿度設定のメモリを読み間違えていると、湿度を下げるどころか上げている場合もあります。レバー操作で湿度を調節する設定になっていると、自動で湿度が調節されないので、注意が必要です。

東洋リビングの防湿庫は、独自の電子ドライユニットを採用しているので、非常に耐久性に優れています。そのため、利用状況や使用条件によって異なりますが、購入してから20年以上使っている方もいます。

また、防湿庫を長持ちさせるためには、定期的なお手入れが必須です。防湿庫の中を柔らかい布で軽く拭きましょう。汚れが気になる場合は、水で濡らした布で軽く拭きとり、その後で乾いた布を使って水気をふき取りましょう。水気は防湿庫の天敵なので、拭き残しのないように注意してください。

東洋リビングの赤ランプは、通電ランプです。通電ランプは除湿動作中に点灯し、設定湿度以下になると消灯します。そのため、赤ランプがついているからといって慌てる必要はありません。赤ランプが点灯するときはカチッと音がするので、除湿作業が始まったことが分かります。

今回は、東洋リビングの防湿庫のタイプの特徴や、おすすめの防湿庫を紹介しました。防湿庫は、カメラやレンズだけでなく、食品や薬品も保存できる優れものです。ぜひ生活に取り入れて、活用してください。