掃除機の隙間ノズルおすすめ14選｜細い・曲がるノズルも！100均ダイソーにある？

家具と壁の隙間や窓のサッシなどの狭い箇所は、普段掃除がしにくく汚れを放置してしまいがちです。しかし、ふと見た時に汚れているととても気になります。そんな時に活躍するのが掃除機のアタッチメントである隙間ノズルです。

掃除機ノズルには、掃除機ヘッドでは入り込めない隙間の奥まで伸びる「ロングノズル」や、サッシの汚れをかき出せる「ブラシノズル」など、さまざまな商品があります。先端部分を曲げて角度を変えられる隙間ノズルも人気です。ダイソンでも継ぎ手パイプを使えば取り付けられるものもあります。

本記事では、隙間ノズルの種類や選び方のポイントを解説し、掃除したい箇所にぴったりなおすすめ隙間ノズルを紹介します。おすすめ商品では細い・曲がる・長いノズルをそれぞれセレクトしています。また、ダイソーなどの100均で手に入る商品や手作りする方法も解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

隙間ノズルと聞いて1番最初に思い浮かぶのは、この細いコンパクトなタイプです。以前は掃除機にもともと付属されているものがほとんどでしたが、近年ではこのオーソドックスな隙間ノズルを付属していない掃除機もあるようです。

別売りで販売されているものには、長く伸びて隙間の奥まで入り込めるタイプや自由に曲がるタイプもあります。隙間ノズルはさまざまな場面での掃除に幅広く活躍し、お手頃価格で手に入るので1つは持っておくと便利です。

ブラシノズルは使ってみて初めて利便性を実感する方が多いノズルです。ブラシで汚れをかき出しながら吸引できるので、窓サッシ・網戸・エアコンのフィルターなどの凹凸のある面に活躍します。

ブラシノズルには広い面積に向いている丸型や細かな箇所に適したスティック型、横幅の広がった布団用などがあります。場面に合わせてブラシノズルの形状を使い分けましょう。

ブラシノズルと通常の隙間ノズルを切り替えられる商品もあります。写真のように折りたたむと隙間ノズルになるタイプのほか、ブラシ部分をスライドするタイプもあります。あまりメジャーではありませんが、汎用性が高いので物を増やしたくない方には2WAYタイプがおすすめです。

LEDライト付きの隙間ノズルの存在はご存知ない方が多いかもしれません。LEDライトで隙間の奥まで照らせるので、目で確認しながらしっかりごみを吸い取れます。隙間に入り込めるように先端が細く、長めの商品が多いのが特徴です。

家具と壁の隙間のほか、ベッド下や車の座席下など暗いところの掃除にも役立ちます。

高い吸引力で人気のダイソンの掃除機ですが、そのままでは布団圧縮袋に使えません。ノズルの部分が出っ張っているため圧縮袋に押し付けた際、隙間ができてしまうためです。

しかし、継ぎ手パイプを取り付ければダイソンの掃除機でも布団を圧縮できます。継ぎ手パイプは100均やホームセンター、家電量販店などで売られていて、Amazonや楽天でも購入可能。継ぎ手パイプを選ぶ際は、手持ちの掃除機の内径を確認して取り付けできるか確認してください。

布団を圧縮できる方法を説明しましたが、実は掃除機での布団圧縮は故障の原因になるとして推奨されていません。とはいえ布団をできるだけ薄くして収納したいですよね。強い力で長時間吸い込まないようにして故障のリスクを減らしましょう。

オーソドックスな細い隙間ノズルは家具と壁との隙間はもちろん、本棚やエアコンフィルターの掃除にもぴったりです。ほかにも窓枠や洗濯機の防水パンなど、活躍する場所はさまざまです。

大きいゴミを吸い込めない点が不便と感じる方もいるようですが、それが逆にメリットでもあります。テレビの裏やデスク周りなど、配線がたくさんある場所も細い隙間ノズルなら手軽に掃除できます。

高くて手が届きにくいところを掃除できるノズルも1つあると重宝します。以下では、エアコンや窓枠などの高いところに適しているノズルを解説します。

エアコン掃除に適したノズルがあれば、フィルターを取り外さなくても手軽に掃除できるので1つあると重宝します。エアコンのフィルター掃除に使うノズルは、先端に硬めのブラシがついているロングタイプが使いやすいです。

エアコンの吸い込み口が上の方にある場合はなかなか掃除しにくいですが、吸い込み口の角度を調節できたり自由に曲がるノズルなら上部に届きやすく掃除しやすいです。

窓枠や天井の角に付着したほこりを掃除したいときは、軽量で長い隙間ノズルを使いましょう。掃除機が重くて持ち上げるのが難しいなら、できるだけ長さのあるタイプがおすすめです。

ロングタイプの隙間ノズルには2段階や3段階に長さ調節できる商品もあり、高さによって使い分けられるので機能的です。

外から入ってきた砂やほこりが溜まりやすい窓のサッシは、1番汚れが気になる場所です。窓のサッシ部分には柔らかめのブラシノズルが使いやすいです。ほうきのように汚れをかき集めながら吸い込むので、効率的に掃除できます。また、柔らかいブラシならサッシが傷がつく心配はありません。

ただ、サッシにこびりついたカビ汚れはブラシノズルでも落ちにくいので、ブラシノズルを使って汚れを吸い取ったあとは拭き掃除を行うのがベストです。

パソコンのキーボードには柔らかくて細いブラシノズルを使うと掃除がしやすいです。キーボードの奥には、ほこりや食べ物のカスなど細かな汚れが入り込みやすく、放置していると汚れが溜まります。

これらの汚れをエアダスターで吹き飛ばす方法もありますが、中から出たほこりが舞いやすいのが難点です。そのため、ブラシノズルで掃除した方が衛生的でおすすめです。

ほこりや小さい砂などの汚れが付着している足置きマットは、広い面積に適した丸形ブラシノズルを使うのがおすすめです。ブラシで汚れをかき出しながら吸引するときれいになります。狭い隙間はオーソドックスな隙間ノズルを使い分けるといいです。

また、座席下は暗くて見えにくいのでLEDライトつきの隙間ノズルが活躍します。汚れが目に見えるので掃除しやすいです。

掃除機ノズルはダイソーなどの100円ショップでも購入できます。本記事で紹介した「曲がるロングノズル」の他にも布団ノズルやブラシノズルなど、さまざまな商品があります。ただし、低価格な分耐久性に優れておらず、壊れるたびに買い替える必要があります。

また、トイレットペーパーの芯を使って手作りする方法もあります。トイレットペーパーの先端を斜めにカットして反対側にハサミで切れ込みを入れ、掃除機にテープで固定します。作る手間はありますが、汚れたら捨てられる点がメリットです。

一方、「手軽さよりもしっかりきれいにしたい」と思う方には、東芝やパナソニックなどの定番メーカーで作っている隙間ノズルを使うのがおすすめです。メーカー品ならしっかりとした造りで使いやすいため、ストレスなく掃除できます。

より細かな隙間には、極細ノズルがおすすめです。極細ノズルが役に立つ掃除箇所を解説しますので、ぜひチェックしてみてください。

【極細ノズルが役に立つ掃除箇所】

• テレビの裏
  配線が多くホコリもたまりやすいため、通常ノズルよりも極細ノズルが向いています。
• エアコン掃除
  エアコンのフィルターに溜まったホコリやゴミの吸い取りに最適です。
• 窓のサッシ
  外からのゴミや舞ったホコリなどが溜まりやすい窓のサッシは、極細ノズルで隅々まできれいにしましょう。
• 洗濯機の防水パン
  洗濯機の防水パンなどの狭い場所でも、極細ノズルなら奥まで掃除できます。

以下の記事では、極細ノズルの種類や人気おすすめ商品を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

隙間ノズルが汚れたら、柔らかい布で水拭きしましょう。水拭きでは取れない汚れがある場合は、薄めた中性洗剤を浸して絞ったタオルで、しっかりと拭き上げます。拭いたあとは、風とおしがいい場所で陰干しして乾燥させましょう。

掃除機に取り付けて使うおすすめの隙間ノズルを紹介しました。それぞれの場面に適した隙間ノズルを使い分ければ、より効率的に掃除ができます。隙間ノズルを活用して、家中の気になる汚れを隅々まできれいにしましょう。