掃除機の隙間ノズルは自作できる？ストローで細いノズルの手作りも！

掃除機に付属の隙間ノズルでは窓のサッシや部屋の角のゴミが取りきれなくて、「もっと細いノズルがあればいいのに」と思ったことはありませんか？実は、家にあるものだけで細いところや狭いところにも届くノズルの自作が可能です。

掃除機の隙間ノズルを自作するなんて手間がかかると感じるかもしれませんが、実は自作ノズルだからこそのメリットもあるのです。自作のノズルなら、目的に合わせてノズルの長さや太さを決められる上に、使ったらすぐ捨てられるので、汚れた隙間ノズルでリビングや寝室の細かいところを掃除するのに抵抗がある人にもおすすめです。

今回は、掃除機ノズルをストローなどの代用品で手作りする方法や使うときの注意点を紹介します。また、自作のノズルでは心配な方や作るのが面倒な方のために、おすすめの別売ノズルも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

掃除機の隙間ノズルを自作する方法を2つ解説します。どちらも安く手に入るものや家にあるもので自作できる上に、作り方も簡単です。

コーヒーなどの持ち帰り用のふたとストローを使って、掃除機の隙間ノズルを自作する方法です。ストローの先はかなり細いので、細かいところを掃除するときにとても便利です。

• ファストフード店やコーヒーショップなどで、コーヒーやジュースを買うとつけてもらえる紙コップ用のふたとストローを用意

• ふたにストローを通した状態で、ストローが動かないようにグルーガンかガムテープで固定

• そのまま掃除機の口にあてて掃除機のスイッチを入れる

ふたが吸引されるので、自作ノズルを固定する必要はありません。ただし、ストローの固定が弱いと、ふたから抜けて掃除機に吸い込まれてしまうので、しっかりと固定しましょう。

続いて、トイレットペーパーの芯を使って、隙間ノズルを自作する方法です。窓のサッシなどの細いところを掃除するときに便利です。

• トイレットペーパーの芯・ハサミ・ガムテープを用意

• トイレットペーパーの芯が掃除機のノズルのような形になるように、45度くらいの角度で斜めに切る

• 掃除機の吸い込み口にはめて、ガムテープでしっかり固定したら完成

トイレットペーパーの芯が掃除機の吸い込み口より太い場合は、ガムテープで固定する前に、切り込みを入れると固定しやすいです。厚紙やサランラップの芯でも代用できます。掃除機の吸引力が強すぎると、芯がつぶれて吸えなくなってしまいますが、切り口の大きさを調節すると上手く使えますよ。

紹介した隙間ノズルはあくまでも手作りです。誤って作ったノズルを掃除機が吸い込んでしまったり、吸い込み口を細くすることで掃除機に負荷がかかりすぎたりすると、掃除機の故障や事故の原因にもなりかねません。

自作ノズルを使うときは掃除機の吸引力が調節できるなら、弱くして使いましょう。別売ノズルを買わずに自作ノズルで安く済ませられるどころか、掃除機の修理や買い替えとなると、本末転倒ですので十分に注意してください。

自作の隙間ノズルなら洗ったりする必要がなく、そのまま捨てるだけなので、あと片付けがとても楽です。作り方も簡単なので、毎回新しいものを作ってもそれほど手間ではないと思います。掃除機に付属の隙間ノズルと自作のノズルを掃除する場所によって使い分けるのもおすすめですよ。

ダイソーやセリアなどの100均でも掃除機用ブラシは購入可能です。100均の掃除機用ブラシは長くて細いだけでなく、曲がるように設計されています。そのため、タンスの裏などの狭い場所でも容易に掃除できておすすめです。

今回は、掃除機の自作ノズルのメリットや作り方を紹介しました。作り方はとても簡単でお金もほとんどかからないので、ぜひ試してみてください。自作ノズルを活用してお掃除ライフを充実させましょう。