【2024】髪の毛が絡まないおすすめ掃除機特集｜ハンディ・コードレス掃除機も

掃除機はこまめに使用するからこそ気になるのが、掃除機に髪の毛が絡まってしまうトラブルです。髪の毛が絡まってしまうと、掃除機の吸引力が落ちてゴミを吸わないといった事態になります。さらに、髪の毛を取ろうとハサミやカッターも必要になるので、なにかと手間がかかります。

誰しもが頭を悩ませる問題ですが、実は掃除機に髪の毛が絡んでしまう原因があります。しかし、最近では髪の毛が絡まない掃除機がさまざまなメーカーから販売されています。

そこで今回は、掃除機に髪の毛が絡まる原因や絡まない対策方法・髪の毛の取り方・掃除方法を徹底解説。髪の毛絡まない掃除機のおすすめ商品をご紹介します。リーズナブルな価格のアイリスオーヤマの商品やコードレス掃除機も取り上げていますので、ぜひご覧ください。

掃除機に髪の毛が絡みやすい方は「髪の毛が長い」ことが原因かもしれません。短い髪の毛と違い掃除機のブラシにぐるぐると巻き付いてしまうので、短い髪の毛より絡みやすくなっています。

しかし、掃除機のために髪の毛を短く切るのは難しいですよね。対策として、髪の毛をなるべく落とさないようにゴムで結んだり、掃除機をかける前に目に見える長い髪の毛を拾ったりしましょう。粘着ローラーを使って取り除く方法もおすすめです。

また、髪の毛だけでなく長い糸くずも同じ原理で絡んでしまいます。長い糸状のものはなるべく掃除機をかける前に取り除きましょう。

【対策方法】

• なるべく髪を結んで過ごす
• 粘着ローラーを使って先に取り除いておく

掃除機の中で、最も髪の毛が絡まりやすい部分がヘッド内部の「回転ブラシ」です。回転ブラシに髪の毛や糸くず巻き込まれた結果、何重にも絡んでしまい吸引力の低下を招きます。

大きな絡まりに発展する前に、こまめに回転ブラシの掃除をしましょう。また、回転ブラシの付いていない掃除機を選ぶのも対策の1つです。しかし、回転ブラシの付いていない掃除機は他のタイプと比べて吸引力が劣る場合も。

中にはパナソニックの「からまないブラシ」のように、ヘッドに髪の毛が絡まらないように工夫された商品もあるのでチェックしましょう。

【対策方法】

• 回転ブラシの付いていない掃除機を選ぶ
• からまないブラシ等の工夫がされた掃除機を選ぶ
• こまめに回転ブラシのお手入れをする

掃除機には回転ブラシ以外にも小さなローラー（車輪）が取り付けられています。ローラーや車輪に髪の毛が絡んでしまうと、掃除機のヘッドの動きが悪くなってしまいます。部品が小さいので、髪の毛を取り除きにくい点も問題です。

ローラーや車輪に髪の毛が絡んでしまう方は、ヘッドの両サイドにカバーが付いていない可能性があります。掃除機を買い替える場合はヘッドの両サイドにカバーのある掃除機を選びましょう。

また、カバーが壊れてしまっても部品を交換できる場合があるので、使用しているメーカーに問い合わせてみましょう。

【対策方法】

• ヘッドの両サイドにカバーが付いている掃除機を選ぶ
• カバーが破損している場合部品を交換できるか確認・交換

ダストケースに直接ゴミをためるサイクロン式掃除機の場合、ヘッド部分に絡まらなくてもダストケース内で髪の毛が絡んでしまうことも。

ダストケースに新集じん構造を採用し、フィルターに髪の毛が絡まらない工夫が施されています。

【対策方法】

• ダストケースのごみをこまめに捨てる
• フィルターに絡まない構造の掃除機を選ぶ

掃除機の「自動カット機能」はブラシに絡みついた髪の毛を掃除機に付いているカッターで除去する上に、そのまま吸い込んでくれる機能です。カットする時間を設定できるタイプやヘッド部分のスイッチを押してカットするタイプがあります。

便利な機能ですが、髪の毛の取り残しがある場合もあります。自動カット機能が搭載されていても、定期的に自分の目でしっかり確認しましょう。

髪の毛をカットせず絡まりにくくしたものが「円錐型」のヘッドブラシです。円錐型で中央に穴が開いている掃除機が多く、髪の毛を中央に向かって纏めながら掃除機で吸い取るブラシです。

髪の毛だけでなく、ペットの毛もしっかりと纏められます。しかし、内部で髪の毛が絡まってしまうこともあります。さらに、ローラー部分に髪の毛が絡まった場合は自分で掃除をしなければなりません。

前述しましたが、髪の毛が絡みにくいヘッドとしては髪の毛自動カット機能や円錐型のブラシなどがおすすめです。髪の毛カット機能は掃除機にカッターが付いており、ブラシに絡んだ髪の毛をカットして吸い込んでくれます。

円錐型のブラシはヘッドの中央部分に穴が開いており、中央に向かって髪の毛を集めて掃除機で吸い取れるブラシです。また、髪の毛が掃除機に絡んでしまったとしても簡単に除去できるタイプもあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

掃除機を使う用途や場所に合わせて掃除機の種類を選ぶのも大切なポイントです。掃除機の種類と特徴をまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

• スティッククリーナー…ほとんどコードレスタイプで電源不要なので、場所を選ばずに使用できます。縦置き収納できるため、場所を取らずに収納可能です。
• キャニスター掃除機…吸引力が高く集じん容量も多いため、リビングのような広い場所を掃除するのにおすすめです。コード式電源タイプが多く、電源切れを気にせず掃除できます。
• ハンディ掃除機…コンパクトで持ち運びやすいので、車の掃除やテーブルの上の掃除など手軽に掃除したいときにぴったりです。コードレスタイプが多く、電源のない場所でも使用できます。
• ロボット掃除機…スイッチひとつで、部屋中を自動で掃除してくれるのが特徴です。掃除にかける時間が省けるため、仕事や育児で忙しい人におすすめです。

床の材質に合った掃除機のブラシを選ぶのも、髪の毛を絡みにくくするためには重要ポイントです。ブラシの特徴をまとめたので、参考にしてみてください。

• タービンブラシ…モーターが内蔵されていないため、ゴミを吸い込む風の力によってヘッドのブラシを回転させるタイプです。ヘッドがコンパクトで軽量なのが特徴。吸引力はやや弱めなので、フローリングの掃除に適しています。
• モーター式パワーブラシ…内蔵されたモーターの力でブラシを回転させてゴミを吸引するタイプです。吸引力が強いのが特徴で、フローリングだけではなくカーペットでもしっかりとゴミを吸い取ります。
• フロアブラシ…ヘッドに回転ブラシが付いていない、シンプルなタイプです。軽量なので階段のような掃除機を持ち上げる機会が多い場所に向いています。風の力のみで吸引するので、吸引力は強くありません。

集塵方法は紙パックとサイクロンの2種類があります。それぞれの特徴を紹介するので、買い物の参考にしてください。

• 紙パック
  専用の紙パックをセットして使用する。ゴミに触れずに捨てられる・捨てる際にホコリやゴミが舞いにくいのが魅力
• サイクロン
  ゴミと空気を一緒に吸い込むタイプ。ゴミが溜まっても吸引力をキープできる・紙パックを購入する必要がない点が魅力

日立は価格幅が広くなっているため予算に合った商品を選びやすいです。サイクロン式や紙パック式など種類も豊富。特にサイクロン式掃除機の「パワかるサイクロン」はダストケースに髪の毛が絡まないのでおすすめです。

高性能で細かいほこりも取り除いてくれるため、アレルギーがある方や小さなおこさんがいるご家庭にもおすすめです。

ダイソンとはイギリスに本社を構える電気機器メーカーです。「サイクロン式掃除機」をはじめて開発・製造したメーカーとしても有名です。また、ダイソンの掃除機はとにかく吸引力に優れたサイクロン式の掃除機が特徴です。

強力な吸引力で細かいホコリやゴミまでしっかりと吸い上げてくれます。さらに、コードレスかつ軽量で女性でも掃除がしやすい点が人気です。ハンディタイプやスティックタイプなどさまざまな種類を販売しているので、あらゆるニーズに応えられるメーカー。

日本の大阪に拠点を置く大手電機メーカーです。掃除機だけでなく、エアコンや洗濯機といった家電製品も人気があります。「からまないブラシ」を搭載した人気シリーズ以外にも部屋の隅までしっかりと掃除できるロボット掃除機「ルーロ」も人気商品です。

その他にも、拭き掃除ができるロボット型の掃除機も販売しています。掃除機の中でも日本製かつ高機能な商品を探している方におすすめのメーカーです。

日本の愛知県に本拠を置き、電動工具をはじめとする総合電動工具の製造・販売を行っています。コンパクトで軽量な掃除機が特徴です。女性でも片手で掃除できる商品を取り揃えており、手軽に掃除できる点が人気です。

ダイソンに比べると吸引力の弱さや稼働時間の短さが挙げられますが、普段使いには全く問題ありません。決まった範囲を手軽に掃除したい一人暮らしの方におすすめのメーカーです。

スウェーデンのストックホルムに本社を置くヨーロッパ最大の電機メーカーです。コードレスかつハンディタイプになる掃除機が有名です。さらに高い吸引力ときれいな排気が特徴で、空気を汚さず掃除できます。

エレクトロラックス最大の特徴はヘッド部分のスイッチを押すことで自動的にブラシの掃除を行う機能です。足でスイッチを押すだけなので、簡単に髪の毛や糸くずの絡まりを解消できます。細かいゴミまで吸引できるので、ペットのいるご家庭やアレルギー対策として掃除機をかけたい方におすすめのメーカーです。

日本の宮城県に本拠地を置き、さまざまな生活用品の販売を行っています。軽量型、充電式からコード付きの掃除機、ハンディクリーナーなど用途によって多様なデザインから商品を販売しています。

数ある商品の中でも、充電式スティッククリーナーは人気のモデルです。コードレスなので狭いすき間や届きづらい場所までお掃除できます。また、「大径ソフトローラーブラシ」を採用したモデルなら髪の毛が絡まりづらくおすすめ。高性能ながら、他社に比べるとお手頃値段で購入できるのも魅力です。

掃除機に髪の毛が絡むと、どのような問題が発生するかご存じですか。まず、横向きに回転ブラシが入っている掃除機は髪の毛が絡むとゴミが通る隙間自体が減ってしまいます。また、最近流行りのロボット掃除機も髪の毛が絡むと掃除できません。

掃除機に髪の毛が絡んでしまうと掃除の効率が下がる上に、放置していれば故障の原因にもなります。髪の毛の絡まりにくい掃除機を使用したり、こまめにヘッドのお掃除をしたりしましょう。自動カット機能を持つ掃除機もあるので、ぜひチェックしてくださいね。

ここでは掃除機に髪の毛が絡まってしまった場合の掃除方法を紹介します。

1. ブラシに絡まった髪の毛や糸くずを掃除する際は必ずブラシの回転を止める
2. ブラシに沿って横向きにハサミやリッパーで髪の毛をカット
3. 掃除機で吸わせる・手で引っ張る

細かいホコリも同時に取り出せるので、リッパーの使用もおすすめです。それでも取れない場合は、可能な掃除機の場合は説明書をみながら分解して本格的なお手入れもしてみましょう。

また、掃除機に絡まってしまった髪の毛を取り除くのも大切ですが、粘着ローラーで髪の毛を取り除く事前の対策も大切です。

掃除機をかけても、静電気でなかなか髪の毛やゴミが吸えないと困った経験はありませんか。せっかくいい掃除機を買っても静電気が起こってしまっては掃除機の性能を最大限生かせません。ここでは、そんなお悩みの解決策をご紹介します。

• 静電気防止スプレーや除去シートを使用する
• 加湿を行い静電気が発生しにくい環境をつくる
• 静電気が発生しやすい化学繊維の使用を避ける

乾燥や摩擦は静電気が発生する原因となります。静電気にうまく対処しながら、快適にお掃除をしましょう。

掃除機に髪の毛が絡んでしまう原因はさまざまです。髪の毛が絡んでしまうと吸引力が下がってしまい、掃除もストレスに感じてしまいます。ぜひこちらの記事を参考に、髪の毛の絡まない掃除機を見つけてください。