掃除機の極細ノズルおすすめ5選！細いノズル種類や手作り・自作の方法も紹介

掃除機を購入したときに細いノズルが付属している場合があります。極細ノズル・隙間ノズルとも呼ばれ、掃除機では吸い取れない家具の隙間や、細かいところの掃除に便利です。しかし、極細ノズルの存在は知っていても、なかなか活用できていない方も多くいます。

床の掃除は毎日の習慣でできるものの、家具の隙間や棚の上などは後回しにしてしまいがち。また、大掃除などいざ使おうと思ったときに、「気付いたらなくなっていて掃除ができない」と困るケースもあります。

そこで今回は、掃除機のノズルの種類や使い方などを詳しく説明します。脇役になりがちな極細ノズルの意外な活用方法を知って、毎日の掃除を楽しくしましょう。掃除機の極細ノズルのおすすめ商品と、極細ノズルの手作り方法もご紹介します。

掃除機の床用ノズルは一般的なタイプで、主にフローリングや絨毯、畳などの床のゴミを吸い取ります。床用ノズルにはブラシが付いていて、「モーター式パワーブラシ」と「タービン式ブラシ」の2種類があります。

モーター式パワーブラシはモーターでヘッド内部のブラシを回転するので、絨毯などの奥に入り込んだゴミもかき出しやすいのが特徴です。

タービン式ブラシは、ゴミを吸引してヘッド内部のブラシを回転させます。モーターが内蔵されていないので本体は軽いですが、モーター式パワーブラシに比べて吸引力が弱い点がデメリットです。

手ぼうき用ノズルは、先端がブラシになっていて、丸い形状の小さいノズルをいいます。主に家具の隙間や窓のサッシ、段差があるところなど細かいホコリを吸い取るときに使用します。エアコンや空気清浄機のフィルターのゴミを吸い取るときにも便利です。

先端がブラシになっているので、段差や溝に溜まったホコリを、ほうきのようにかき出しながら掃除ができます。ブラシ部分はホコリが絡まりやすいので、こまめにホコリを落とすお手入れも必要です。

布団用ノズルは、布団やソファなど布製品の掃除ができるノズルをいいます。通常の床用ノズルを布団などに使用すると吸い込んでしまい掃除ができませんが、布団用ノズルは中のブラシの形状が異なるので、効率よくゴミを吸い取れます。

布団やソファに溜まりやすいダニの死骸など、目に見えないゴミを吸い取るので、清潔に保てます。毎日使う布団やソファは、布団用ノズルを使って定期的に掃除をするのがおすすめです。

掃除機の極細ノズルは、テレビの裏の掃除にとても便利です。テレビの裏は狭い隙間の中に配線がたくさん通っていて、ホコリが溜まりやすい場所です。通常のノズルでは届かない場所ですが、極細ノズルであれば細かい隙間に入ってゴミを吸い取れます。

スティック型掃除機でハンディ型にもなるタイプであれば、先端のノズルを極細ノズルに付け替えてラクラク掃除ができます。テレビ裏はゴミが溜まりやすいので普段からこまめに掃除をするのがおすすめです。

掃除機の極細ノズルはエアコン掃除にも活用できます。エアコンは夏と冬メインに使用しますが、シーズンが終わった後のエアコンの中はホコリやゴミが溜まった状態になっています。エアコンのフィルターに付いたホコリは極細ノズルを使って吸い取れます。

エアコン掃除をしないでそのまま次のシーズンにまた使おうとすると、吹き出し口からホコリが出てきて空気中に舞うので、必ず掃除しましょう。

窓のサッシは開け閉めすると外からゴミが入ってきたり、部屋の中で動くと床のホコリが舞って窓のサッシに入り込んだりします。窓のサッシ部分にはホコリが溜まりやすいので、極細ノズルを使って掃除をするのがおすすめです。

外からの行き来で1日生活するだけでも意外とホコリが溜まるので、普段の掃除にプラスして窓のサッシの掃除も一緒にしましょう。

洗濯機の防水パンは洗濯機の足が入る段差になっている部分ですが、掃除が後回しになりがちな場所です。洗濯機の足部分は凸凹の形状なので、隙間の中にホコリが溜まりやすくなっています。

極細ノズルがあれば、洗濯機の防水パンのような狭い場所にも入り込んで、ゴミを吸い取れます。普段の掃除に合わせて一緒に掃除ができれば、ホコリが溜まるのを防ぎやすいです。

掃除機の極細ノズルは、ストローを使って作れます。用意するものはストローとジャムなどの空き瓶の蓋だけです。まず、空き瓶などの蓋にストローが入る大きさの穴をあけます。もし用意できる蓋がなければ、厚紙などでも代用可能です。

穴をあけたらストローを通して、通した穴部分をテープでずれないように固定して完成です。あとは掃除機のヘッドを外し、ホースの中にストローが入るように入れてスイッチを入れれば、蓋部分が吸い込まれてくっつくので簡単に掃除ができます。

ストローであれば通常の極細ノズルよりも細くなるので、パソコンのキーボードなど掃除機では難しいところも掃除が可能。簡単に作れて使い捨てもできるので、気になったときに手軽に掃除ができます。

掃除機の極細ノズルは、トイレットペーパーの芯でも代用ができます。作り方はとても簡単で、掃除機のヘッドを外し、ホースの先端にトイレットペーパーの芯を差し込みます。あとは根元部分をずれないようにテープで固定して、先をつぶして細くすれば完成です。

トイレットペーパーの先端は掃除したい場所に合わせてつぶせるので、用途に合わせて調整がしやすい点が特徴です。トイレットペーパーの芯がない場合は、厚紙などで代用もできます。

トイレットペーパーの芯は比較的すぐに用意ができ、簡単に作れて使い捨てができるのがメリットです。急遽、極細ノズルが必要になったときには活用しましょう。

手作りする自信がなければ、ダイソー・セリアなどの100均で安く入手するのも1つの方法です。種類も豊富なので、用途に合わせて選べます。お手持ちの掃除機とサイズが合わなかった場合でも対処可能です。詳しくは以下の記事でご紹介していますので、参考にしてください。

掃除機の極細ノズルは忘れがちな存在ですが、1本あれば掃除機では届かないところを幅広く掃除できます。普段からテレビの裏や家具の隙間まで極細ノズルを使って掃除し、いつでもキレイを保ちましょう。