【2023最新】水中ドローンのおすすめ6選｜資格は必要？安いモデルや価格比較も

ドローンは主に空に飛ばして使うものが一般的ですが、水中で使えるドローンもあります。マリンスポーツや海中撮影・釣りのサポート・深海調査など、用途はさまざまです。

水中ドローンは撮影だけでなく、人では難しかった作業を水中で簡単に行えます。ドローンはテレビの撮影などのビジネスシーンでよく見かけますが、最近では趣味で利用している方も増えてきました。中には自作ドローンを使っている方もいます。

そこで今回は、趣味用として使えるおすすめの水中ドローン6選をご紹介します。さらに、水中ドローンの使い方や資格・許可の有無など、知っておくべき情報も解説します。水中ドローンが気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

人がマリンスポーツや海辺での撮影をするときは、安定して撮るための技術が必要です。しかし、水中ドローンなら操作の方法を覚えるだけで、安定した写真・動画撮影ができます。

また、専用のアプリを使えばスマホから水中の画面を写せます。さらに、VRゴーグルを使うと地上にいながらスキューバダイビングをしているような体験ができるのです。海では思わぬ事故がある点を考えると、安全性においても水中ドローンは安心ですね。

釣りをするからには、魚がいるところに糸を落として、釣れる確率を上げたいですよね。水中ドローンの中には魚群探知機能を搭載しているものがあり、釣りのサポートもできます。

給餌機能が付いたモデルもあり魚群探知で魚がいる場所を特定し、餌を撒いておびき寄せる効率のいい釣りを可能にできるのです。また、養殖の魚に餌を与えるシーンでも水中ドローンが活用できます。

今までの水中探査とは違い、産業用の水中ドローンを使うとより深く長くかつ安全に調査ができるようになります。水中探査をする場合は、潜水士と大きな船舶が必要です。一方、水中ドローンを使うと小型船舶と人員は2名で済むため、コスト削減や仕事の効率化にも効果的です。

海底だけではなく船底に損傷がないか、養殖場の網がほつれていないかなどの点検にも使えます。今後、水中に関わる産業シーンではとくに水中ドローンの存在が大きいです。

現在販売されている水中ドローンは有線接続が主流です。無線接続の場合通信速度が遅い「音波」でおこなうため、受信側・送信側でズレが生じやすいデメリットがあります。一般的には、有線接続でドローンを操縦すると考えてください。

しかし、最近では水中でWi-Fiが使えるようなワイヤレス製品が開発されています。通信可能距離は10mとまだまだ短いものの、安定した通信速度を実現しています。難点としては価格が約1,500万円と、個人で利用するには高額です。今後の技術発展によっては安価で水中Wi-Fiが使えるようになり、無線接続できる水中ドローンが増えてくるかもしれませんね。

水中ドローンを操作するために特別な資格はありませんが、民間資格の「水中ドローン安全潜航操縦士」があります。期間は1日で、水中ドローンの知識・技術を身につけてもらい、水中事業拡充に向けての人材育成が目的のようです。

水中ドローンの操作や知識を深く勉強したい方がいれば、水中ドローン安全潜航操縦士の受講を検討してみましょう。また、水中ドローン使用による規制も、空撮用のドローンとは違い今のところありません。

また、空撮用のドローンで投げ釣りは航空法違法になるため、釣りに使うのであれば法規制のない水中ドローンを使用するのがおすすめです。ただし、水中ドローンで釣りをする際は、ドローンの使用が可能な水域か必ず確認するようにしてください。

水中ドローンを使える水域を確認してみましょう。基本的にほとんどの湖では許可なく水中ドローンを使用可能です。一方、海では使用を制限される可能性があります。特に港湾地区・漁港区域に指定されている場所での使用は制限される場合があるため気をつけましょう。

湾岸地区・漁港区域で水中ドローンを使用するには、港湾・漁港を管理している自治体の湾岸局・漁業協同組合に許可を申請が必要です。

水中ドローンは法律や規制が少ないですが、常識やマナーなどは必要です。楽しく利用するためにも、利用場所のルールなどをしっかり守りましょう。まだまだ発展が見込める製品だからこそ、今から水中ドローンに触れておくのもおすすめです。水中ドローンが気になっている方はぜひ、試してみてください。