安いミラーレス一眼おすすめ7選｜型落ち・中古も！どこで買う？初心者には？

軽量コンパクトで持ち運びやすいミラーレス一眼カメラは、きれいな写真を撮りたい方に人気のカメラです。付け替え用のレンズも豊富で自分のイメージした写真が撮りやすいので、本格的にカメラをはじめる方の最初の1台にも向いています。

しかし、ミラーレス一眼カメラは本体価格が高いだけでなく、付け替えレンズも揃える必要があります。そんな高価なミラーレス一眼カメラが、市場価格よりもずっと安い値段で買えるとしたら嬉しいですよね。実は、型落ちや中古商品を選べば、想像以上に安い値段で購入できます。

そこで今回は、安いミラーレス一眼カメラの選び方と人気おすすめ商品を紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。新品・型落ち・中古で購入する場合の注意点や安く買う方法、どこで買うかについても詳しく解説します。

ミラーレス一眼カメラとは、レンズが交換できてカメラのボディ部分にミラー（鏡）がないデジタルカメラです。一眼レフカメラにあるミラーと光学ファインダーが付いていないので、軽量でコンパクトなモデルが多いのもミラーレス一眼の特徴といえます。

携帯性が高く、カバンに入れておいても荷物になりません。付け替えレンズもコンパクトなので、カメラ本体とレンズ数本程度なら気軽に持ち歩けます。撮りたいシーンですぐに取り出せるので、日常的にカメラを楽しみたい方に最適です。

ミラーレス一眼のメリットは、一眼レフよりも軽量コンパクトな点です。一眼レフにあるミラーは光学ファインダーを取り除いたため実現した進化です。カジュアルなデザインの商品が多く、女性からの注目も集まっています。また、一眼レフよりもデジタル化が進んでいるので、便利な機能付き商品が多い点も魅力です。

【ミラーレス一眼カメラのメリット】

• 一眼レフカメラよりも軽量コンパクトで持ち運びやすい
• おしゃれでカジュアルなデザインの商品が多い
• 便利機能が付いている商品が多い

一方、デメリットとしてはバッテリーを消費しやすい点が挙げられます。使用中は常にデジタルモニターを起動しているため、一眼レフに比べると電池持ちが悪いです。

【ミラーレス一眼カメラのデメリット】

• 一眼レフカメラよりもバッテリーを消費しやすい

新品のミラーレス一眼カメラがほしい方はエントリーモデルのレンズキットを買うのがおすすめです。エントリーモデルのミラーレス一眼カメラには安い分、高性能とは言えませんが、十分に美しい写真を撮影できます。

レンズキットは本体と一緒にレンズが付いてくるキットです。別でレンズを買う必要がない分お得になっています。ダブルレンズキットを買うのもおすすめです。レンズが2本あると撮れる写真の幅が広がるので、思った通りに撮影できます。また、後から付け足しで買うよりも安くなります。カメラを買い替える際はレンズも売却できます。

新機種発売後の型落ちモデルも狙い目です。新機種が発売されると旧モデルは型落ちとなり、在庫を売るために一気に安くなります。型落ちモデルといっても、新機種と比べて性能が著しく劣るわけではありません。価格差と比べて性能はあまり差がないので、新製品にこだわらない方は型落ちモデルを狙うのもひとつの方法です。

ただし、新製品の性能が著しく上がったり画期的な新機能が付いたりと、価格差があまりない場合があります。その場合は、新機種も検討するのがおすすめです。

ただ、型落ちと言っても1万円を切る値段のミラーレス一眼は非常に少なく、探すのは困難です。なるべく費用を抑えたい方は、知人・友人に譲ってもらえないか交渉してみましょう。

抵抗がなければ中古品を探してみるのもおすすめです。中古品は誰かが使ったカメラを中古販売店が買い取り、清掃・整備の上で販売しています。ミラーレス一眼カメラは近年人気のため中古品にも新しい製品は多いです。中古品なら驚きの安さで販売されていたり、ワンランク上の製品でも手の届く価格だったりします。

中古品は販売店でランク付けされています。あまり低いランクでなければOKですが、イメージセンサーの状態は確認しましょう。また内部までは確認できないので、保証付きを選びましょう。

ミラーレス一眼カメラの型落ちと中古でどちらを購入するか迷っている方は、それぞれの特徴を理解したうえで選びましょう。それぞれのメリット・デメリットを表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

ミラーレス一眼カメラはどこで買うのがいいのでしょうか？ここでは実店舗と通販のそれぞれの購入先のメリットを紹介します。どこで買うか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

実店舗でミラーレス一眼カメラを購入するときのメリットは、以下の通りです。

• 実物に触れられるため重さや感触を試せる
• 購入したらすぐに使える
• 返品したいときは購入した店舗で簡単にできる

通販でミラーレス一眼カメラを購入するときのメリットは、以下の通りです。

• 実店舗よりも価格が安い場合が多い
• 24時間自宅にいながら購入可能
• 品揃えが豊富

ミラーレス一眼カメラは発売日以降、徐々に安くなっていきます。どの時期に安くなるか把握しておくと、当然安く買えるのでお得です。一般的には発売日から徐々に安くなり、約3ヶ月後に一度価格が安定します。

その後も徐々に価格が下がり、発売日から半年後、1年後に安定します。新製品を買うなら、3ヶ月後が狙い目です。新製品発売が間近になり、型落ち時期になると底値に向かっていきます。カメラの新製品発売は2月以降が多いです。新製品シーズンを迎えたら、型落ちモデルの値段もチェックしましょう。

ミラーレス一眼カメラを家電量販店で購入するなら、セール時期を狙いましょう。一般的なセール時期は、年末年始・決算期・夏冬ボーナス時期です。また、ブラックフライデーなど特別なセールを行う場合あるため、こまめに確認してみてください。ポイント還元率が高いタイミングを狙う方法もあります。

【家電量販店のセール時期】

• 12月～1月：年末年始
• 3月と9月：決算期
• 7月と12月：夏冬ボーナス時期

セール対象になる商品が限られる場合があるため、欲しい商品をいくつかピックアップしておくとスムーズに購入できます。抽選や先着などの販売方法についてもチェックしておきましょう。

カメラメーカーの公式オンラインショップなどでは、新機種発売のタイミングでキャッシュバックや付属品無料プレゼントなどのキャンペーンなどを開催する場合があります。最新機種をできるだけ安く買いたいと考えている場合は、発売時の公式キャンペーンを利用するのがおすすめです。

また、ポイント還元率が高い大手ECサイトなど、ネットショッピングで購入するのもお得な場合があります。中古や型落ち商品も販売しているので、気になる方はチェックしてみてください。

安いミラーレス一眼カメラはレンズが付属していない場合もあるので、しっかり確認しておきましょう。ミラーレス一眼カメラは、ボディ単体・標準レンズキット・ダブルズームキットなどのバリエーションがあります。型番の後ろに『ボディ』と記載されている商品は、ボディ単体です。

ミラーレス一眼カメラは、ボディとレンズを別々に購入すると結果的に高くついてしまいます。はじめて購入するときも買い替えのときも、できるだけレンズが付属しているキットを選びましょう。

コンパクトで軽量な方がカバンにも入れて持ち運びやすくなります。重いカメラだと持ち運びが面倒になり、結局使わなくなってしまうかもしれません。また重いと撮影時に腕が疲れやすくなります。初心者は気軽に撮影を楽しむ方がいいと思うので、最初はコンパクトで軽いカメラを選ぶのがおすすめです。

エントリーモデルのカメラは本体重量400g以下の製品が多いので、軽さ重視なら400gを目安にすしましょう。実際にはレンズが付いて、さらに300g前後プラスされます。500mlのペットボトルより少し重いくらいです。

初心者はオートモードもチェックしましょう。オートモードで簡単に綺麗に写真を撮れるとどんどん写真が楽しくなります。オートモードにはカメラがすべて判断して設定を決めるモードや、人物や風景、夜景などシーンを選ぶとシーンに合わせた設定をカメラ側で行ってくれるモードがあります。

オートモードは各カメラごとにシーン選択の有無などで違いがあります。初心者は全自動オートやシーン選択が多くあるカメラを選ぶのがおすすめです。どちらもあるカメラの中から選ぶ際には、どんなシーンを選べるかチェックし、好みのカメラを選びましょう。

手ブレ補正機能が強力なカメラを選びましょう。カメラ初心者の代表的な失敗が手ブレです。特に暗い場所で撮影する際は手ブレで失敗する人が多くいます。手ブレ補正が強力なものを選んでおくと失敗が少なくなるのでおすすめです。

手ブレ補正は『ボディ内手ブレ補正』が搭載されているカメラがおすすめです。レンズ側に手ブレ補正が付いていない場合でも手ブレ補正が効きます。またボディ内手ブレ補正の中でも前後・左右・水平・垂直・回転のブレをを補正する『5軸』が特におすすめです。

安いミラーレス一眼カメラを選ぶときは、画素数にも注目してみてください。画素数とは、小さな点『ピクセル』の総数です。写真はピクセルの集合で色合いを表現していて、画素数はその点がある数を表しています。画素数が高いほど、緻密できれいな写真が撮影可能です。

現在のデジタル一眼レフカメラの画素数は2000万～4000万画素が主流ですが、商品によっては5000万画素のものもあります。目安としては、8Kテレビできれいに映すなら3000万画素以上が最適です。画素数が低いとせっかくの写真もぼやけた仕上がりになってしまいますので、被写体をきれいに撮影したいなら画素数の高いものを選びましょう。

センサーサイズにもチェックしましょう。センサーサイズによって、画質や暗い場所での強さ、画角の変化などが生じます。ミラーレス一眼カメラのセンサーサイズはフルサイズ・APS-C・マイクロフォーサーズの3種類です。

今のミラーレス一眼カメラはスマホと通信機能で連携可能です。カメラとスマホを連携させることで、撮影した写真をスマホへの送信やリモート撮影などができるようになっています。

さらにそのままInstagramなどのSNSに投稿できる製品もあるので、SNSに写真をすぐに投稿したい方に便利です。SNSに写真を投稿したい方は、その場で投稿できる機能があるかどうかをチェックしておきましょう。

ミラーレス一眼カメラでおしゃれな写真を撮影したいなら、カラーモードの種類が多いモデルが向いています。カラーモードとは、写真の色調整を行える機能です。色調を変えるだけで、写真の雰囲気はガラリと変わります。InstagramなどのSNSに投稿する方やデザイン性にこだわる方には特におすすめです。

カラーモードは、機種やメーカーによって特徴・種類はさまざまです。カラーモード数の豊富さだけでなく、自分好みのカラーモードの有無もチェックしながら選ぶと満足度が上がります。

カメラ初心者の方は、メニュー表示や撮影方法がわかりやすいものを選ぶのもひとつの方法です。カメラの操作性はメーカーによって特徴があります。キヤノンやOMデジタルソリューションのミラーレス一眼カメラは直感的にわかりやすいので、カメラ初心者の方でも安心です。

初心者の方におすすめのカメラは、メニュー項目や撮影モードの説明がディスプレイ上に表示されるタイプです。カメラに詳しい方は、自分好みの設定ができるかに注目してミラーレス一眼カメラを選びましょう。

ミラーレス一眼カメラは、レンズ交換ができる点が魅力のひとつです。レンズによって撮影できるものが大きく変わるため、レンズ交換は一眼カメラの醍醐味ともいえます。

レンズの種類は多い方が嬉しいですが、実際に使用できるレンズはメーカーや機種によって異なります。いろいろな種類のレンズで撮影したい方は、ソニーやマイクロフォーサーズなどのレンズの種類が豊富なメーカーを選びましょう。

ミラーレス一眼カメラを選ぶときは、モニターが開く方向も確認しておきましょう。モニターを見ながら撮影するので、モニターの可動タイプによって撮影のしやすさが変わります。上下左右にモニターが動くタイプが『バリアングル式（バリアングルモニター）』、上下に動かせるタイプが『チルト式（チルトモニター）』です。

バリアングル式は中級クラス以上のモデルに多く、現在の主流となっています。一方、安いモデルにはチルト式が採用されている場合が多いです。それぞれのメリットとデメリットを表にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

SONY（ソニー）のミラーレス一眼カメラは、青や赤などの発色の鮮やかさに定評があります。また、どのメーカーよりも早く業界最先端の技術を取り入れる点も魅力のひとつで、フルサイズセンサー搭載や瞳AF機能はソニーが生み出したカメラ業界のトレンドです。最新機能のミラーレス一眼カメラが欲しい方に向いています。

レンズのバリエーションが豊富で、2種類のセンサーサイズ（APS-Cとフルサイズ）が同じレンズ規格なのも嬉しいポイントです。上位モデルの買い替えでセンサーサイズが変更になった場合も、レンズは同じものが使用できます。プロ写真家にも愛用者が多いソニーのミラーレス一眼カメラは、本格的な撮影をしたい方にも最適です。

Canon（キヤノン）は世界最大のカメラメーカーといわれています。キヤノンのミラーレス一眼カメラは、鮮やかでありながら自然な発色と色合いが特徴です。透明感のある肌色を表現するのが得意なので、ポートレート撮影に向いています。また、メニュー表示がシンプルでわかりやすいため、カメラ初心者の方にもおすすめです。

センサーサイズはAPS-C・フルサイズの2種類で、レンズの互換性はありません。上位機種への買い替えでセンサーサイズが変わる場合は、レンズも集め直しとなります。

富士フイルムのミラーレス一眼カメラは、クラシカルなデザインが人気です。また、発色もレトロ感のある雰囲気で、その美しさは海外でも高く評価されています。さらに、アナログ感のある操作性で昔ながらのカメラのように楽しめる仕様です。いい意味でデジタルカメラらしくないカメラで、ファッション性も高いアイテムといえます。

富士フイルムのセンサーサイズの主流はAPC-Sです。超高画素の中判センサーモデルも販売していますが、カメラ本体だけで70万円以上のプロ仕様となっています。

OMデジタルソリューションズは、オリンパスのカメラ部門が独立したメーカーです。入門機から上位機種まで揃っていて、初心者でもわかりやすい操作性に定評があります。発色の鮮やかさ特徴で、有名な『オリンパスブルー』はミラーレス一眼カメラでも健在です。

上位機種は、手ブレ補正・連続撮影・防塵防滴機能などに優れています。特に、手ブレ補正については、三脚なしでも星空の撮影ができるほどです。センサーサイズはマイクロフォーサーズのみで、使用レンズはパナソニックやライカと互換性があります。入門機と上位機種の画質の差が小さいのも嬉しいポイントです。

Nikon（ニコン）は、100年以上の歴史がある老舗カメラメーカーです。職人気質が特徴のニコンのミラーレス一眼カメラは、ファインダーの見やすさや握りやすさなどスペックに表示されない部分にもこだわって設計されています。これまで自然に忠実といわれていた発色については、『Nikon Zシリーズ』から鮮やかな発色に変わりました。

カラーモードが豊富なので、写真の雰囲気をアレンジしたい方にも向いています。センサーサイズはAPS-Cとフルサイズの2種類で、レンズ規格が同じです。上位モデルに買い替えても、手持ちのレンズをそのまま使用できます。

ビデオカメラで人気のPanasonic（パナソニック）のミラーレス一眼カメラは、写真だけでなく動画撮影にも優れているのが特徴です。動画を連続撮影しても熱くなりにくいので、YouTuberなどの映像制作者からも人気があります。動画機能が充実しているので、本格的な動画撮影も楽しみたい方にぴったりです。

発色はごく自然で、カラーモードを使用しても違和感のない鮮やかさです。センサーサイズはマイクロフォーサーズとフルサイズの2種類で、レンズの互換性はありません。しかし、マイクロフォーサーズはライカやシグマのレンズと互換性があるので、併用するのもおすすめです。

OLYMPAS（オリンパス）の初心者向けミラーレス一眼カメラ『OLYMPAS PENシリーズ』は、その洗練されたデザイン性とコンパクトなサイズ感がカメラ女子の間でも人気です。本革のショルダーストラップもカラーバリエーション豊富に展開しているので、おしゃれに持ち運べます。

オリンパスが採用しているセンサーサイズ『マイクロフォーサーズ』は、パナソニックと共同開発した新規格です。そのため、レンズに互換性があるので上位機種をパナソニック製から選んだとしても、手持ちのレンズをそのまま使用できます。

ミラーレス一眼カメラは手軽に美しい写真が撮影できる、初心者におすすめのカメラです。価格の高さが難点ですが、この記事でご紹介したとおり安く買う方法もあります。ぜひこの記事を参考に、ミラーレス一眼カメラカメラを安く購入して、写真を楽しんでください。