リコーイメージング デジタル一眼 PENTAX Q10

夢中でカメラを何百枚と撮影してしまった時、充電する機会がない時、操作に時間がかかってしまった時など、いつバッテリーが切れてしまうかとヒヤヒヤしますよね。そんな時、新たなバッテリーを持ち歩くと安心です。

撮影場所では、すぐに撮影できるように首に下げておく人がほとんどだと思います。ですが、撮影場所に到着するまでは、傷つけないように専用のバッグなどに入れて、しっかり保護しましょう。

手のひらに収まるほどの世界最小クラスのコンパクトさ。本体重量は180gで軽量です。持ち歩くにも場所も取らず邪魔になりません。新型の裏面照射型CMOSセンサーを採用しているので、コンパクトなサイズでも効率よく光を取り込めます。

そして、画像処理は裏面照射型CMOSセンサーの能力を引き出してくれるエンジンを採用。ノイズを抑えたクリアな描写・そして階調表現を実現してくれます。世界最小クラスのサイズ・軽量なpentax q10デジタルカメラ一眼でも、高感度な仕上がりになっています。

別売りですが、レンズの取り替えができます。開放F値1.9と明るくシャープに撮影できる01標準単焦点レンズ、遠近様々な被写体に対応可能な02標準ズーム、画角160°の超広角撮影や、ユニークな写真ができる03魚眼レンズ。

そして、柔らかな味わいのある描写を楽しむことができる04広角レンズ、望遠ならではのレンズ内の光の屈折が反射したフレアなどが楽しめる05望遠レンズ、全域F2.8を実現した明るい高性能望遠で一眼ならではのボケ感が楽しめる06望遠ズームの計６種類のレンズがあります。

01標準単焦点レンズ、02標準ズーム、06望遠ズームのレンズには光量を減少できるNDフィルターが装備されています。AFが効くのもこの3つのレンズで、他のレンズはマニュアルでピントを合わせます。

撮影機能も充実しています。最高1/2000秒まで設定可能なシャッタースピードに、像素子シフト方式の内蔵手ぶれ補正機構「SR」が手ぶれを抑えてくれます。

他にも、反射による写り込みを抑えるPLフィルターに、CMOSセンサーに付着したゴミ・ホコリを超音波振動で落とすことができるダストリムーバルや、状況に合わせて素早くピントを合わせるAF、パソコンを使うことなく画像の補正やアスペクト比の変更などの撮影機能が多く内蔵されています。

自然な写真だけでなく、エフェクトとフィルターを使い個性的な写真を撮影することができます。スマートエフェクトでは、「ソリッドモノカラー」や「水彩画」、「ドラマチックアート」、「さくらほのかな」ど９種類バリエーションがあります。

他にも仕上がりイメージを調整できるカスタムイメージが11種類、アーティスティックな写真に仕上げることのできるデジタルフィルターは19種類で、複数のフィルターを重ねることもできるので、簡単に自分のお気に入り作品を作ることができます。

バッテリーの持ちが悪いというレビューが上がっています。余裕を持って撮影に挑みたい方は予備のバッテリーを持ち歩きましょう。

新型の裏面照射型CMOSセンサーを採用して光を取り入れていますが、他のデジタル一眼と比べて写りが暗く感じる方が多いようです。

暗めの室内や天候の悪い日の写り具合はイマイチなので、晴れた日に撮影するのが良いそうです。しかし、炎天下の下では液晶画面が見にくくなるという声も。保護シートを貼れば若干見やすいそうです。

一眼と聞くと、画質が良くてデジタルカメラよりも綺麗な写真が撮れると思う方がほとんどだと思います。ですが、pentax q10デジタル一眼の写真は、デジタルカメラとあまり変わらないと感じる方も。

2012年発売のものなので、最新のスマホ画像とも変わらず、一眼なのに高画質じゃなかったなどの口コミがありました。

このカメラはスピードのある被写体を撮影するのは苦手だという声も上がっています。シャッタースピードは最高1/2000秒まで設定可能とのことですが、少々難しいようです。

カメラの中でも難しい技術が必要なデジタル一眼。カメラが趣味の方は、一眼に憧れている方も多いです。ですが、技術が必要なため、初心者にはハードルが高いと尻込みしてしまうことも。

このカメラは普通のデジタルカメラと同じような操作なので、取扱説明書を熟読しなくても、操作がなんとなくわかると高評価。初めての一眼にぴったりです。

高価格なイメージのデジタル一眼ですが、pentax q10比較的コスパが良いので、一眼を試したい方に喜ばれることが多いようです。そのまま使い勝手の良いpentax q10デジタル一眼で満足する方の他に、使い方も慣れてきて、もう少し技術の必要なデジタル一眼へと移行する方といるようです。

他のメーカーのものよりもレンズの種類が多く、デジタルカメラではできなかったレンズの交換が楽しいとの声もありました。レンズを徐々に増やしていきたくなるようです。

CMOSセンサーに付着したゴミやホコリを超音波振動で落とすことが、レンズの交換時にはホコリなどの他に、落としにくい指紋にも注意しましょう。レンズキャップをつけたまま交換することをおすすめします。

pentax q7は、pentax q10が発売されてから1年後の2013年に発売されたカメラです。pentax q10とpentax q7の違いは、撮影素子、レンズの35mm換算焦点距離です。

pentax q1の撮影素子が1/2.3型だったのに対して、pentax q7は1/1.7型と大きくなって暗所耐性や解像感が高まりました。pentax q7デジタル一眼は電子水準器機能には搭載され、水平と上下の傾きを確認しながら撮影できたり、縦の写真に回転情報が付くようになったようです。

画素数や、カメラ本体の大きさに重量、デザイン的には変化はないので、特に撮影素子にこだわりがないのであれば、販売時期から年数が立っている今では、価格が安い方を選ぶのがお得なのかもしれません。

pentax q10の一年前である2011年に発売されたpentax q。pentax qは”小さいのに本格派”がコンセプトであるqシリーズで一番最初の機種です。pentax q10デジタル一眼とpentax qの違いは、カメラのボディ素材と若干の基本性能が向上といったところだと思います。

カメラのボディ素材はpentax qはマグネシウム合金、pentax q10はプラスチックで、高級感ではpentax qデジタル一眼の方が上のようです。そのかわりpentax q10デジタル一眼は、約100種類のオーダー製のカラーバリエーションがありました。（2013年に受注終了しています。）

高級感はpentax qですが、グリップ部分が持ちやすかったり、性能的には若干pentax q10の方が上なのでpentax q10をおすすめします。

pentax q10の2年後の2014年に発売されたpentax q-s1。性能としては、上記で比較したpentax q7と同じになるので、ここでは省略いたします。

pentax q-s1のボディはクラシカルで格好良い仕上がり。基本カラーの他に、オーダー性のカラーバリエーションが40種類ありましたが、こちらも残念ながら2015年に終了しています。

新しく追加されたのはスマートエフェクトの「アンティーク」と「フェードカラー」の２種類。そして、01・02のレンズを装着時には、動画撮影中のコンティニュアスAFに対応したので、動画撮影がしやすくなったそうです。現在、カラーにより価格の変動があるようですが、デザインを重視するのであればpentax q-s1をおすすめします。

pentax q10 デジタル一眼の種類について商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめてみました。

pentax q10は少々古く、2012年に製造されたデジタル一眼でした。今ではスマホの性能も良くなり、画質ではそれほど大差ないという意見もありましたが、レンズを取り替えたり、一眼ならではの味のある撮影を楽しめるのも魅力だと思います。

カメラが好きで画像もそこそこ良ければ十分という方はデジタルカメラでも良いですが、やはり一眼を体験してみたいという初心者の方には、撮影機能も簡単なpentax q10がぴったりなのではないでしょうか。

コンパクトで軽量という点で、女性でも気軽に持ち歩けるのでおすすめです。pentaxのqシリーズは、あまり大差はないように思えますので、自分好みのデザインを重視し、どのシリーズにするか選んでみるのも良いですね。