【徹底解説】カメラレンズクリーナーおすすめ10選｜100均代用品も

カメラを買ってから1度もレンズのお手入れをしたことがないという場合は、レンズに思わぬ汚れが付着しているかもしれません。レンズにホコリが付いていた時につい手で取ってしまうことはありませんか？これもレンズが汚れる原因の1つです。

レンズに付着した汚れを放置すると、画質に影響を及ぼすだけではなくレンズの劣化にもつながりますので、レンズクリーナーでのこまめなお手入れが必要です。しかし、レンズクリーナーは種類が多くどれを選べばいいか迷いがちです。

この記事ではカメラレンズクリーナーの選び方とおすすめ商品をご紹介します。これからレンズクリーナーの購入を検討している方に向けて、役立つ情報も解説するのでぜひ最後まで読んでください。

カメラレンズクリーナーは主にウェットティッシュタイプ・リキッドタイプ・クロス/ペーパータイプに分類されます。タイプによって使い勝手が異なりますので、使いやすいと思えるものを選んでください。

ウェットティッシュタイプのクリーナーは手を拭くウェットティッシュのように1枚ずつ取り出せるタイプと、1枚ずつ個別包装されているタイプがあります。自宅で使うのであれば1枚ずつ取り出せるタイプを、外出先に持っていきたいのであれば個別包装タイプがおすすめです。溶液を染み込ませているので、拭き取るだけで汚れを落とせます。

リキッドタイプは1滴ずつ使用でき、汚れ具合や範囲に合わせて使う量を調整できます。使いすぎて無駄にすることもありませんし、足りなければ追加もして使えます。汚れを拭き取るにはレンズ用クロスやレンズ専用ティッシュが必要で、リキッドクリーナー単体では使用できません。また、クロスの素材によってはレンズを傷つける可能性があるので注意してください。

クロスやペーパーはカメラ専用に作られているのでレンズを傷つけずに済みます。リキッドタイプのクリーナーを染み込ませてそのまま拭き取るタイプが多いため、気軽に使用できるのがメリットです。リキッドを染み込ませて拭き取ったあと、仕上げに乾いたクロスやペーパーで拭き取るとよりきれいに仕上がります。

カメラレンズの汚れにはいくつか種類があり、汚れの種類によって最適なクリーナー成分が異なります。掃除方法では乾式と湿式がありますが、洗浄力の高さとお手入れのしやすさでは湿式がおすすめです。湿式の2タイプをご紹介します。

一般的なのは界面活性剤タイプです。洗剤が含まれているので油性から水性まであらゆる汚れをきれいに落とせます。初心者でも気軽に使えるのがメリットです。一方で、洗剤がレンズに残ってしまったり、乾くのが遅かったりするデメリットがあります。時間をかけてお手入れできるときは問題ありませんが、手早く済ませたいときは若干煩わしさを感じることがあります。

無水アルコールタイプも油性から水性まであらゆる汚れに対応できますが、揮発性が高く早く乾くのが特徴です。拭き跡を残さずに手早くお手入れが済むので、こまめに手入れしたい方に適しています。

ただし、無水アルコールは引火性物質のため機内持ち込みができません。旅行にカメラレンズクリーナーを携帯する際は注意してください。無水アルコールタイプはどちらかというと上級者向けのクリーナーです。もし、初心者が使うのであれば個別包装されたペーパータイプがおすすめです。

レンズクリーナー以外にも、レンズの掃除に代用できる便利なグッズはいくつかあります。こちらでは100均グッズやクリーニングキットについて紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

カメラレンズのお手入れにはレンズクリーナー以外にもいくつかのアイテムを使用します。あると便利なのは、エアブロー・マイクロファイバークロス・ネイル用のオレンジスティック・ブラシなどです。実は、これらのアイテム全てが100均で揃えられます。クリーニングアイテムまでお金をかけられないという時は100均であれば気軽に購入できます。

クリーナーがないときはメガネクリーナーで代用も可能です。ただし、やはりカメラレンズの掃除には専用アイテムが適しているため、これらはあくまでも一時的な代用と考えるべきです。

これからカメラレンズの手入れをしたいと考えている方には、必要なものが揃ったクリーニングキットをおすすめします。必要最低限のものは揃っていますので、初心者にも使いやすくておすすめです。メーカーによってセット内容が異なりますので、用途に合わせて最適と思えるクリーニングキットを選んでください。

カメラレンズクリーナーは正しく使うことが大切です。間違った使い方をするとかえってレンズを傷つけてしまうこともあるので注意してください。基本的なレンズの掃除方法をご紹介します。

レンズの汚れを拭きムラなく拭き取るには、揮発性があり乾きが早い無水アルコールがおすすめです。1枚ずつ個別包装されたタイプであれば、初心者でも気軽に使用できるうえ携帯性にも優れています。

商品名で「ティッシュ」と名がつくものがありますが、普通のティッシュはレンズに傷がつくので絶対に使用しないでください。レンズ専用の「レンズティッシュ」であれば傷をつけることなく安心して使えます。

手元にティッシュしかない場合は水で湿らせてから使用するという方法もありますが、傷が心配な方にはメガネ拭きで代用することをおすすめします。

レンズ掃除の基本手順・拭き方は以下の通りです。

1. レンズを下に向けブロアーでレンズ外側のホコリを飛ばす
2. クリーナーでレンズフィルターを中心から外に円を描いて拭く
3. 汚れがひどい時はクリーニング駅をクリーナーに吹き付けて拭く

クリーナーを使って拭く時には、すべて同じ面を使うのではなく、クリーナーのまだきれいな部分を使うように意識することがコツとなります。また掃除中にフィルターに水滴が付いた場合、乾拭きをしておくとよりきれいにケア可能です。

大切なカメラはこまめなお手入れが必要です。レンズのメンテナンスには専用のレンズクリーナーを使いましょう。タイプはいくつかありますので自身にとって使いやすいものを見極めてください。外出先でカメラを使う場合は持ち運びのしやすいものをおすすめします。