学習用タブレット人気おすすめランキング｜社会人・小学生・高校生の勉強に最適なタブレットを紹介

現在、勉強方法として「タブレット学習」が注目されています。紙で勉強するよりも効果があると期待され、隙間時間も有効に使えることが魅力と話題です。しかし、実際に効果がある学習法なのか不安ですよね。

実は、タブレット学習はゲーム感覚で学べるので子供が楽しく、積極的に勉強に取り組めるようになるのです。タブレットを有効活用するためにも、家族でしっかりとルールを決めましょう。

こちらの記事では、タブレット学習のメリットや選び方のポイントを詳しく解説します。また、記事後半では勉強におすすめの学習用タブレットをご紹介します。社会人におすすめの勉強用タブレットもご紹介しているので、ぜひご覧ください。

◎紙学習とタブレット学習を併用するのがおすすめ

これまで一般的だった紙学習と、近年利用者が増えているタブレット学習では、脳の使い方や勉強効果に違いがある研究データがあります。

紙学習にはタブレット学習にはない以下のようなメリット・デメリットが存在するので、紙学習とタブレット学習をバランスよく併用して勉強に取り入れるのがおすすめです。

【紙学習のメリット】

• テストや試験で正しく書けるようになる
• 文字を正しい筆圧や大きさで書く練習になる
• 書店で手軽にバラエティ豊かな教材を購入できる
• 手を動かして文字を書くことで記憶が定着しやすい

【紙学習のデメリット】

• 1度解答を記入するともう使えない
• 保管に場所をとる
• 楽しめる要素が少ない
• 書く・消す・採点するといった作業に時間が掛かる

メリット

• アプリ内の自動採点で親が採点する手間が減る
• ゲーム感覚で楽しく勉強できる
• 親が学習の進捗を確認できる
• 教材が豊富！レベルに合った学習ができる
• 送迎不要＆自宅で安心して学習させられる
• 勉強アプリが多数ある！
• 大学生や社会人の試験・資格勉強も効率よくできる

デメリット

• 初期費用がかかる
  →タブレットは安くても1万円前後。教材の初期費用を比較検討するのが大切
• 充電を忘れると勉強できない
  →タブレットの充電ステーションを作って子供が習慣的に充電できるように工夫
• 勉強以外に使ってしまう
  →ルール作り・キッズモードなど機能制限を設定する
• 長時間使用すると目に負担がかかる
  →ブルーライトカット機能・シートを活用する
• 落として壊す可能性がある
  →タブレットケースを使用する！

中学生・高校生の学習用タブレットは、オンライン授業やアプリ学習がしやすい10インチ以上の大きめタブレットがおすすめです。
7~8インチの場合、持ち運びやすさはあるものの、スマホより一回り大きい程度なのでタッチペンでの書き込みがしにくかったりスマホで学習しているのとあまり変わらないなど使い勝手でストレスが生じることも。

Androidなら予算1~3万円の安いタブレットも豊富です。
ただし、値段だけに注目して選ぶと容量不足・フリーズ多発など使いにくいものを選んでしまうリスクもあるので、以下を参考に性能もしっかりチェックしておきましょう。

大学生・社会人も資格取得などで勉強する際タブレットがあると通勤通学時も効率的に学習できます。

大学生・社会人の学習用タブレットは、iPadがおすすめです。基本的な性能が高いため、アプリの動作でストレスを感じることもなく、勉強以外にも仕事や調べ物、動画視聴など幅広く活用できます。

価格は5万円前後~とやや高くなるため、3万円前後で探す場合は整備品やAndroidから選ぶのもおすすめです。

タブレットを持ち歩く際に気にした方がいいのが、タブレットのサイズ・重量です。
画面のサイズと重量はほとんど比例するので、画面が大きいほど重たくなります。

カバンに入れて頻繁に持ち歩くなら、500g以内で収まる10インチ以下のモデルがおすすめです。特に小学生など子供が使う場合、大人よりも重さが負担になりやすいため、軽さも考慮するのが大切です。

サイズごとの重量目安の詳細は以下の通りです。

スタディサプリは小学生から大学受験生まで対応しています。特に小学生向けの「小学講座」はお得な価格でプロ講師の授業を受けられると評判です。小学校の授業だけではなく、中学受験にも備えられます。

また、授業の進み具合がわかるレポートも送られてくるため、親御さんも安心できますよね。気になる方は無料お試し期間もあるので、手軽に始められます。

Z会は塾から通信教育まで幅広い教育サービスを提供しており、その中に「Z会タブレットコース」があります。Z会なら学習スケジュールが自動で作成されたり、毎月定期面談を行われたりするサポート体制が充実しているアプリです。

教材のレベルが少し高い声もありますが、ハイレベルな教材を安く手に入れられる点がメリットでもあります。WEB上で体験できるので、気になる方は一度のぞいてみてください。

スマイルゼミはタブレット学習なのに「紙のように書ける」ことが売りです。専用ペンで鉛筆のように字を書けて、紙のテキストと同じように使えます。デメリットは、サクサクと進み過ぎてしまうことです。

さらに、スマイルゼミには自動採点機能があります。「どこを間違えたのか分からない」事態を招くこともあるので、親御さんの手助けが必要になります。体験会もあるので、ぜひ参加して検討してください。

チャレンジタッチはコスパのよさが魅力です。1か月の受講費は4教科あわせて4,000円以下と非常に手が出しやすいです。さらに、プログラミングや漢検・英検対策など追加で受けたい講座の費用はかかりません。

個別指導でお子様の興味やレベルに合った指導を受けられます。タブレットは専用のものを使用しますが、6か月以上受講するとタブレット代は無料になります。

すららの特徴は「無学年式」です。小学生から高校生までの教材を年齢関係なく使用できます。学年をさかのぼって苦手な教科を復習できますし、上の学年の単元を学んで受験対策も可能です。

カリキュラムは子供に合わせて組んでもらえます。子供の習熟度に応じて、柔軟な学びをさせたい方におすすめです。

テストや試験で重要な教科である算数に特化したタブレット教材です。1度苦手意識を持つとその後なかなか好きになるのが難しい算数を、豊富な画像や良問で楽しく学べます。

子供1人1人のレベルをしっかり分析した上でぴったりの問題が配信されるため、つまづかずに自主性を持った学習が可能です。算数を伸ばしたいならRISU算数が最適です。

タブレットのスペックは「CPU」「メモリ」「ストレージ」の3つで決まりますが、
基本的には「メモリ(RAM)」の数字だけに注目すればOKです。

その理由として、

• 一般用途において動作速度への影響が最も大きいのがメモリ
• 高負荷がかからない場合、CPUの違いは動作速度への影響は小さい
• ストレージは使えるアプリの数に関わるが動作速度には影響しない

といった点が挙げられます。

主なメモリ容量は2GB・4GB・6GB・8GB・16GB・32GBです。動作のために必要なメモリ容量は

• Androidタブレット→2GB以上
• Windowsタブレット→4GB以上

です。iPadは8GB以上のモデルしかないのでほとんどの用途で動作には不自由しません。

メモリ(RAM)とは、タブレット内でデータを一時的に保管する部分で、容量が多いほど動作が軽くなります。

必要メモリは用途にもよりますが、4GB以上あれば複数アプリも快適に使用できます。
メモリ4GBのモデルは3万円前後で買えるものが多いため、自宅で趣味程度に使う人・PCやスマホのサブ機として使う人におすすめです。

なお、タブレットのメモリは基板に直付けするように搭載されているので、パソコンと違って基本的に増設できません。

ストレージとは、タブレット内にあるアプリや写真などあらゆるデータを恒久的に保存する場所を指します。

• 写真・動画を保存する
• 電子書籍・漫画をダウンロードする
• ゲームアプリなど重いアプリを複数使う

といった使い方を前提としている方は、64GB以上がおすすめです。
タブレットはPCのように手軽に外付けHDDを繋ぐなどの増設が難しいため、迷ったら大きめを選んでおいた方が安心です。

タブレットのストレージが足りない場合、

• iCloud・Googleドライブなどオンラインストレージを使う
• SDカードにデータを保存する

といった方法でもデータを保存できます。ただし、iPadなどタブレット本体にSDカードを挿入するスロットがない商品も多いので、SDカードスロットの有無は確認しておきましょう。

バッテリーはバッテリー容量(mAh)が大きければ長持ちするとは限りません。
実際の稼働時間は使用するアプリの重さなど使い方によっても変わりますが、稼働時間が8時間であれば外出先でも十分持ちます。

バッテリー性能の高いタブレットを選びたい場合は

• 連続使用8時間以上
• 急速充電対応

を指標にしましょう。

メーカーがうたう連続使用時間はあくまで目安ですが、
10時間を超えるなら比較的長く、8時間あればストレスは感じにくいでしょう。

タブレットで急速充電に対応しているモデルは半分程度しかないため、バッテリー重視で機種選びする際は要チェックです。

急速充電の規格は、

• USB-PD Power Delivery
• Quick Charge
• メーカーごとの独自規格

といくつかあり、タブレット＋ケーブル＋AC電源の規格を統一しないと急速充電できません。
ケーブルが初めから同梱されている場合は、そのまま純正品を使用しましょう。

タブレットはWi-Fi接続のみ対応のモデルと、4G/LTEに接続できるWi-Fi + Cellular対応(SIMフリー)のモデルがあります。

• Wi-Fiのみ対応
  こちらの方が安い
  Wi-Fiのある場所でしかオンライン接続できない
• Wi-Fi + Cellular対応（4G/LTEの電波を使用したデータ通信）
  SIMカードを挿入すればどこでもモバイル通信可能
  SIMカードの契約に通信費がかかる
  キャリア販売品以外は基本的に「SIMフリー」

フリーWi-Fiを活用したり、オフラインでも読める電子書籍アプリを使用するなら基本的にはWi-Fiのみ対応でも問題ありません。Wi-Fiのない環境でも快適にネットを使いたい人は、SIMフリーのWi-Fi + Cellular対応を購入しましょう。

ただし、Wi-Fi + Cellular対応モデルは本体価格も2万円程度上がります。2万円＋通信費を払ってでもWi-Fiのない環境でインターネットを使いたい場合だけ選びましょう。

タブレット市場のシェア率はApple(iPad)が50.2%と圧倒的です。

次点でマイクロソフト(16.8%)、NEC(11.7%)、Amazon(5%)と有名メーカーが続きます。

激安中華タブレットと呼ばれるメーカーは絶対に避けましょう。ネットサーフィンすら非常に遅く、スマホでよかったと後悔する一番の原因です。

▼メーカー名をタップして詳細に飛べます！▼

直感的な操作で使いやすく、セキュリティも優れており、圧倒的な市場シェア率No.1を誇ります。

タブレットといえばAppleのiPadを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。動作が軽くて使い勝手がよく、iPhoneやMacユーザーならAppleIDで連携も簡単です。

出回っている数が圧倒的に多く、操作も直感的なので初心者にもおすすめです。本体価格は高価で家電量販店での値引きもないものの、手放す時も1番高く売れます。

最大手ECサイトの印象が強いAmazonですが、タブレットなど一部の商品を自社で作っています特にタブレットのFireシリーズは同価格帯の商品と比べて圧倒的にスペックが高いのが特徴です。

なぜここまで価格の割に性能が高いかというと、Amazonサービスでの利用者向けに作られており、prime会員などのAmazonサービスでの課金が主な目的だからです。

YouTubeなどの超大手アプリのインストールは可能なので動画を見るだけやネットサーフィンだけといった用途であれば問題なく行えます。

WindowsのノートPC同様に使用したい

WordやExcelなどMicrosoftOfficeをそのまま使いたい

という方はMicrosoftのSurface一択です。

軽量かつ丈夫で携帯性に優れているため、大学生やビジネス用に人気です。

脱着式のキーボードがついた2in1型で操作性はノートPCとほぼ変わりません。

またファンレス設計でほぼ無音のため、静かな場所での使用も引け目を感じません。

NECとLenoboは実は「NEC・レノボジャパン」グループの一つで同じ会社です。NECの方が高価格よりで高性能、Lenovoは低価格でコスパの良い機種が多めなのが特徴。

両者とも非常に価格性能ともに非常にオススメのメーカーなので、Androidが欲しいけどどれが良いかわからないと迷った際は是非選択肢に入れてみてください。

オススメの商品はNECの「LAVIE」シリーズやLenovoの「Tab」シリーズでどちらも液晶の質が最も良いIPSパネルでお手頃価格です。

インターネット検索・動画視聴がメインなら、付属品の有無を気にする必要はありません。

製品によっては以下のような付属品がつきます。

• キーボード：メールや文書作成など長文を打つ
• タッチペン(スタイラスペン)：お絵描き・会議資料にメモを残す

ネイルをしていて爪が長い女性もタッチペンがあると操作がスムーズです。

ただし、付属品が特になくても別売りで後から揃えられます。

USB形状はなるべくUSB-TypeCのものを選びましょう。

USB-TypeBは抜き差しする際の摩耗が激しいので、潰れる可能性がより高いです。

現在発売されているタブレットの多くはUSB-TypeCを採用していて、近年発売のiPadもすべてUSB-TypeCに変わっています。

ほとんどのタブレットには充電ケーブルが同梱されているため、たとえばiPhone利用者で自宅にLightningケーブルしかない場合もご安心ください。

生体認証付きのタブレットなら、画面ロックの度にパスワードを打つ手間がかかりません。パスワードよりセキュリティが高いのも嬉しいポイントです。

生体認証は指紋認証と顔認証の主に2つで、顔認証の方が搭載されている機種が多いです。

自宅での使用がメインなら顔認証で十分ですが、出先や屋外で使用する方は指紋認証があると重宝します。

ドラマや映画視聴をメインにする方

映像に特化したゲームをプレイする方

は、より高画質なタブレットで世界観に浸りたいですよね。

タブレットの画質は液晶パネルと解像度で決まりますが、

現在はほとんど高品質なIPS液晶パネルを採用しているため、解像度に注目すればOKです。

• WQXGA（2560×1600）
• WUXGA（1920×1200）
• フルHD（1920×1080）
• WXGA（1280×800）→価格重視向け

タブレットの解像度は色々ありますが、主流は上記の通りです。快適に映像を楽しみたい方は、最低でもフルHD以上がおすすめです。

予算の関係で低解像度タブレットを選ばざるをえない場合、動画の綺麗さはどうなるか気になりますよね。

結論をいうと、いくら動画やアプリの設定を高画質にしても、ディスプレイの解像度以上の映像にはなりません。たとえば高画質動画の場合、本来もっと綺麗なはずなのにぼやけてしまう…といった弊害が起こります。

タブレットの用途が動画目的なら、価格で妥協しすぎると後悔するため、最低でもフルHD以上の解像度かはチェックすべきです。

タブレットの防水機能は、以下に該当する場合は必須です。

• 子供用に持たせる（IPX6程度）
• お風呂の中やキッチンでの使用を考えている（IPX8）

逆に寝室やリビングでしか使わない場合は、ないよりはあったらいい程度と思っておけば大丈夫です。

タブレットの防水性能IPコード（IPX○）で表され、「0〜8」のうち数値が大きいほど性能がいいです。

カーナビ代わりに地図アプリを使用する方や、位置情報を利用するゲームをインストールしたい方はGPS機能搭載の確認は必須です。

GPSとはアメリカによって運営されている、人工衛星を利用した位置情報システムを指します。スマートフォンと違って、タブレットは搭載されている製品が限られます。

AppleやLenovo製品には比較的搭載されていますが、全て該当するわけではないので、旅行や出張の機会が多い方、使用を前提としている方は、事前に要確認です。

ブルーライトカットはあってもなくても選択理由にはなりません。

搭載モデルは目の疲れを軽減する効果がありますが、後から保護フィルムを貼れば同じです。

長時間のタブレット使用による目の疲れやすさや、眠れなさには一定の効果が期待できるため、長時間利用する予定の人にはあったら嬉しい機能の位置付けです。

タブレットはタッチパネル機能が搭載されているので、タッチペンとノートアプリを使えば、アイデアを自由に記録しておけます。また、タイピング音もしないので、周りへの配慮にもなります。

ノートアプリは以下のようなものがあります。

【使いやすいノートアプリ】

• Word
• OneNote
• MetaMoji Note
• TruNote

内蔵されているメモ機能だけでなく、アプリを使えばノートの質がグッと上がります。タブレットに板書した講義ノートを、パソコンで簡単に見られるものもあり、とても便利です。ただし、OSが限られている場合もあるため確認が必要です。無料版のものと、有料版のものがあります。

タブレットとノートPCの大きな違いは操作方法です。

ノートPCはキーボード・キーボード部分のタッチパッド・マウスで操作するのに対し、タッチ操作が前提になっているのがタブレットです。

ただし、キーボードが付属したタブレットPCなら、ノートPC同様のタイピングも可能ですが、キーボード性能自体はノートPCの方が優れていることが多いです。

重量を含めたサイズ感・携帯性はタブレットの方が優位のため、外での作業が多く持ち歩きの頻度が高い方や寝ながら使用したい方にはタブレットがおすすめです。

タブレットのメリットはたくさんありますが、ここでは主に3つのメリットを紹介します。

1. ゲームや動画アプリを大画面で楽しめる
   タブレット最大の魅力！スマートフォンと比べてより大きな画面で、ゲームや動画視聴を楽しめるので、操作性や臨場感アップ
   
   
2. 持ち運びに便利でパソコンの代用にもなる
   
   パソコンよりもサイズが小さく軽量で携帯性に優れている
   移動の多いビジネスマンや大学生にぴったり。
   ※パソコンの代わりとして使用する場合は特にOSに注意
   
   
3. 子供の敎育の場面でも活躍
   頭を使うゲームなど知育アプリも充実
   タブレットを導入する学校も増えている

タブレットの寿命は一般的に3〜4年と言われています。

バッテリーの減りが急激に速くなったり、動きが遅くなったりしたら寿命のサインです。現在だけでなく、3〜4年先の使用シーンも想定しながら購入すると失敗が少ないでしょう。

下記記事ではタブレットの寿命について、より詳しく解説しています。

タブレット学習は上手く取り入られれば、効率よく勉強ができる魅力的な学習法です。ただし、やり過ぎは目に負担がかかるので注意です。あらかじめきちんとルールを決めて、子供も大人も楽しく学びましょう。