ミシンの種類・特徴を徹底解説!初心者のための選び方も

ミシンにはたくさんの種類があります。ミシンの購入を考えているけど、種類が多すぎてどれを選んだらいいかわからないという方も多いはず。この記事では、ミシンの種類とその特徴について詳しく説明していきます。自分にぴったりのミシンを見つけて、楽しく作品を作りましょう!

2021/05/13 更新

ミシンが欲しいと思っているけど、種類も多いし何を基準に選べばいいのかわからないという方は多いのではないでしょうか。自分の作りたいものを作るにはどんな機能があればいいのか、どのミシンが何をできるのかわからず困ってしまうこともありますよね。

 

ミシンを選ぶ時にはいくつかのポイントをおさえることが大切です。ミシンはそれぞれの種類によってできることが変わってくるので、ミシンの種類やどんなものを作るのに向いているかがわかれば、もうミシン選びに迷うこともありません。

 

この記事ではミシンの種類・選び方を解説していきますぜひ、この記事を読んで自分にぴったりのミシンを見つけてみてください。お気に入りのミシンで楽しい作品作りを始めましょう!

ミシンの種類は大まかに4種類ほどに分かれています。

 

  1. 家庭用ミシン
  2. 職業用ミシン
  3. ロックミシン
  4. 工業用ミシン

 

一般的に販売されているミシンのほとんどは家庭用ミシンです。家庭用ミシンはさらに細かく「電動ミシン」「電子ミシン」「コンピューターミシン」の3つに分類することができます。

 

以下ではミシンの種類ごとの特徴とそれぞれの違いをご紹介します。

1.家庭用ミシン

家庭用ミシンは大きく分けると電動ミシン・電子ミシン・コンピュターミシンに分けられます。家庭用ミシンは一台で何でもこなすことができるオールマイティーなミシンなので、家庭で使うのならこちらのミシンがベターです。

 

  電動ミシン 電子ミシン コンピューターミシン
価格帯 5,000~15,000円前後 10,000~30,000円前後 20,000円~
作品例 裾上げ・ほつれ直し マスク・小物 小物・衣服作り
厚物縫い 不向き 向いている 向いている

電動ミシン

電動ミシンは、元々足踏み式だったミシンが電動になったものです。電源から取り組んだ電気を使ってモーターを動かします。ゆっくりと縫い始めることができず、また、縫うのを止めた時の針の位置を選ぶことができません。

 

構造・機能ともにシンプルなので故障し辛く、長く愛用できるのがメリットです。しかし、シンプルな構造ゆえに機能も限られているので、初心者の方には少し不向きです。最近では生産数は減少傾向にあります。

電子ミシン

電子ミシンは、電動ミシンの機能に加えて針の上下運動やスピード調節を電子化してコントロールできるようにしたミシンです。初心者に優しい機能も多く、小物や洋服などを気軽に作るのに適しています。

 

コンピューターミシンよりは操作が簡単で使いやすく、価格もお手頃で購入しやすいものが多いです。直線縫いを始めとしたいろいろなパターンの縫い模様が登録されているものが主流で、非常にコストパフォーマンスのいいミシンです。

コンピューターミシン

コンピューターが縫うスピードや縫い目の調整を自動で行ってくれる、非常に高性能で扱いやすいミシンです。誤った操作をしてしまっても、制御機能が反応することで故障につながらないようにしてくれます。

 

ディスプレイパネル付きのものが主流で、操作もしやすく安全面での配慮やスピード調節など、初心者に優しい機能も搭載されています。初めてミシンを買う方・ミシンに不慣れな方にも使いやすいミシンです。

刺繍ミシン

刺繍用ミシンはコンピューターミシンの一つで、コンピューターによる制御で一般的な縫い方に加えて、細やかで本格的な刺繍ができるミシンです。デザイン性の高い刺繍や名前の刺繍などを作品に入れて、さらにクオリティ・オリジナリティーの高い作品を作りたい方にはこちらのミシンがおすすめです。

初心者におすすめのミシンの種類はこちら

2.職業用ミシン

職業用ミシンは家庭用ミシンと違い、直線縫いしかできないミシンです。直線縫い専門なので、その分家庭用にはないパワー・スピードが出せます。分厚い生地でも縫うことができ、非常に早いスピードで縫い上げることも可能です。

 

本格的な作品を作りたい方・大量に作品を作りたい方向けのミシンで、基本的には初心者の方にはおすすめできないミシンです。ミシンに慣れていて、より早く縫いたい方・より特殊な生地も縫いたいという方はこちらのミシンを考えてみてもいいかもしれません。

3.ロックミシン

ロックミシンは、布端をかがり縫いしてほつれないようにするためのミシンです。かがり縫い専門のミシンなので、このミシンで直線縫いをすることはできません。直線縫い用のミシンを別に所持していることが前提の、補佐的な役割をこなすミシンです。

 

ロックミシンがなくても作品を作り上げることはできますが、ロックミシンを使うことでさらにクオリティの高い作品になります。ロックミシンの種類によっては既製品のような裾の仕上げ方も可能です。

 

また、ロックミシンの中にも以下のような種類があります。

 

・オーバーロックミシン

・カバーステッチミシン

・複合機(オーバーロックミシン+カバーステッチミシン)

 

ロックミシンの種類について詳しくは下記のリンクを参考にしてみてください。

4.工業用ミシン

工業用ミシンは、名前の通り基本的に縫製工場などで使われるミシンです。工程ごとに直線縫い用・ボタンつけ用と役割が分かれていてそれぞれに特化した専門的で大型のミシンです。

 

ミシンの中でもパワー・スピードともに非常に高く、それぞれの専門性に特化した上で素早く作品を作り上げることができます。工場などで使うことがほとんどなので、基本的には一般の方が使うことはありません。

ミシンは種類のほかにサイズによっても機能に違いが出ます。目的に合わせたサイズを選ぶことも、ミシン選びでは重要なポイントです。こちらでは、コンパクトミシン・フルサイズミシンについて解説していきます。

コンパクトミシン

コンパクトミシンは、本体幅38.0cm以下、重量6.0kg以下のサイズが目安の小型で軽量なミシンです。価格も安価なものが多いので、初めてのミシンとしても試しやすいです。軽量で場所をとらないので、収納しておくのにも邪魔にならないサイズです。

 

ただし、本体サイズが小さくなることで、作業スペースも狭くなってしまいます。大きなものを作ったり、本格的な作品を作るのには不向きなサイズのミシンです。マスク・裾上げ・小物・入園入学のグッズを作りたいという方には、コンパクトミシンがおすすめです。

フルサイズミシン

フルサイズミシンは、本体幅45.0cm前後のサイズが目安のミシンです。各メーカーの主力商品はこのサイズが多いです。シンプルなものから多機能なものまでラインナップが豊富で、自分の好みに合わせて選ぶことができます。パワーも強いので、本格的な作品から小物までしっかりと縫うことができます。

 

ただし、しっかりした作りの分本体は重く、収納するのにも場所をとってしまうのがデメリットです。出したり片付けたりするのが面倒だと思う人には不向きなミシンといえます。しかし、ちょっとした小物から洋服まで、厚手の生地も含め幅広い作品を作ることができる万能型として根強い人気があります。

初心者の方・初めてミシンを買うという方には、一台あれば基本的な作品の制作はなんでもできる家庭用ミシンがおすすめです。電子ミシンの中から自分の作りたい作品に合った機能を持つものを選ぶのがいいでしょう。

 

電子ミシンなら、直線縫いはもちろんさまざまな縫い模様・縫い方ができます。ミシンの機能を使いこなし、アタッチメントなどを一緒に使えば、電子ミシン一台で洋服などの本格的な作品を作り上げることもできます。

 

また、予算に余裕のあるという方はコンピューターミシンも考えてみてはいかがでしょうか。機能はミシンによってさまざまですが、本格的で繊細な刺繍を始めとしたコンピューターミシンならではの機能は、手作りアイテムの高級感をグッとアップさせてくれること間違いなしです。

ミシンを使って作品を作りたいけど、ミシンについてよくわからないという方のために、初心者の方のよくある質問にお答えしました。ぜひ、ミシン選びの参考にしてみてください。

1万円以下の安いミシンでも縫える?

1万円以下で販売されているミシンは、使い物にならない可能性が高いです。縫えているように見えても、使っているうちにすぐにほつれてしまったり、洗濯に耐えられなかったりすることがほとんどでしょう。

 

しかし、1万円台でもしっかり縫えるミシンもあるので、数千円高くなってもそちらを選ぶのがおすすめです。1万円前後の価格帯では、「子育てにちょうどいいミシン」が評判もいいので、ぜひ検討してみてください。

初心者でも使いやすいミシンって?

ミシンを買ったとしても、使い方が複雑で使えなかったら困りますよね。初心者の方が初めてミシンを買うなら、まずはミシンを使うのが簡単になるような機能があるものを選ぶといいでしょう。初心者の方向けの便利な機能は以下の通りです。

 

・簡単糸通し機能

・糸調子調整機能

・自動糸切り機能

・スピード調整機能

 

糸通し・糸調子の調整はミシンを使う上で欠かせない作業です。しかし、慣れていない方だとここで時間を使ってしまったり、何度やってもうまくいかなかったりと、縫製に入る前につまずいてしまうこともあります。そのため、簡単糸通し機能・糸調子調整機能のあるミシンが特におすすめです。

ミシンのおすすめメーカーって?

ミシンの主要メーカーには、「brother」・「JUKI」・「ジャノメ」などがあります。メーカーはいろいろありますが、基本的にはミシンならこのメーカーがいい!といったことはありません。各メーカーそれぞれ特徴がありますので、気になる方はぜひ、以下の記事を参考にしてみてください。

ミシンはどこで買えばいい?

ミシンを買う場所としては、ミシン専門店・家電販売店・ネット通販などが挙げられます。初心者の方は、ミシン専門店で買うのがもっとも安心できるでしょう。ミシン専門店で購入すれば、万が一故障した際にもすぐにお店に問い合わせができ、ミシンを買う際にも相談しながら選ぶことができます。

 

ネット販売は種類が豊富で価格も安く、直接お店に行かなくていいので交通費や時間が浮きます。ただし、ネット販売は自分一人で買うミシンを決めなければいけません。なるべく詳しく説明をしてくれているサイト、できるならミシン専門のサイトからの購入をおすすめします。

 

中古でミシンを探してるという方は、個人取り引きには注意しましょう。個人間のやりとりになるので、不良品や何かトラブルがあっても自分で対応しなければいけません。

すでにミシンを持っている・ある程度ミシンに慣れているという方で、もっと本格的な作品を作りたいと思う方・手早くたくさんの作品を作りたいという方には、職業用ミシンがおすすめです。

 

職業用ミシンは家庭用ミシンよりもスピードが出るので、作品を素早く縫い上げることができます。パワーも十分なので縫える生地の種類も増え、いろいろな作品作りにチャレンジできるでしょう。

 

ロックミシンを持っていない方は、さらにクオリティを上げて裾の始末をするために、ロックミシンの購入を検討してみるのもおすすめです。刺繍に挑戦したい方なら、刺繍ミシンも併用してみるといいでしょう。自分の使用用途に合わせてミシンを増やせば、今よりたくさんの作品作りにチャレンジできますよ。

ここまで、ミシンの種類について解説しました。いかがでしたか?自分に合ったミシンを選ぶことで、快適に楽しく作品作りができます。是非自分にぴったりのミシンを見つけて、作品作りをもっと楽しんでくださいね。