買ってはいけないミシンの特徴は？｜ドンキの安いミシンやおすすめ31選も

通園・通学グッズからマスクや巾着など、ちょっとした小物作りに役立つミシン。実用的な小物作りだけでなく服のリメイクやオリジナル作品作りなどもできるため、ミシンを使うと趣味の幅も広がります。

最近では自宅で過ごす時間が増えたため「これを機にハンドメイドに挑戦してみたい」と思う方も多いですよね。そんな便利なミシンですが、高価な製品から安いものまでさまざまなメーカーから販売されており、本当にいいミシンはどれか迷うことも。「安くて機能性の高いミシンが欲しい！でも、何を基準にして選んだらいいのか分からない...」と悩む方も多いです。

今回は、買ってはいけないミシンを購入時にやってしまいがちな失敗や選び方などを紹介します。また、買って後悔しないミシンやロックミシンのおすすめアイテムをご紹介します。ジャノメのij-240など、各メーカーの口コミやドンキの安いミシンについても必見の内容です。

初めてのミシン購入時にやってしまいがちな失敗として、まず挙げられるのが1万円前後の安価なミシンの購入です。「初心者だから、安い物でいいや」と安価なトイ系ミシンを購入してしまうと、上手く扱いができず、買ったものの使えないケースも多くみられます。

トイ系ミシンが扱いにくい理由は2点あります。まず、重量が軽く本体が安定しない点です。2点目は縫うことができるものの、ほつれやすく長持ちしない点です。上手く縫えないとミシンが嫌いになってしまうことも。初心者だから安価なものがおすすめとは限りません。

初心者の方には、自動糸調子機能が付いていないミシンの購入はおすすめしません。糸調子が合わなくても縫製自体は可能ですが、縫い目がきれいに仕上がらなかったり、ほつれやすくなったりします。

自動糸調子機能が搭載されていれば、ミシンがある程度自動で糸調子を調整してくれるので自分で確認をする必要がありません。

音の大きいミシンは使用できる時間が限られます。価格が安くてコンパクトなミシンは音が大きい傾向にあります。

音が静かなものであれば、子供や家族が寝静まった後などでも、ミシンに集中できる時間を確保でき、近所迷惑にならないのでおすすめです。

外国製のミシンはビジュアルはいいですが、値段の割には突起した機能がないものが多いのであまりおすすめできません。同じ値段でもっと便利な機能が多く搭載されてる国産のフルサイズミシンが買える場合があります。

また、壊れた時に外国製だと修理を受け付けてもらえない場合もあります。見た目だけで選ぶと後悔する可能性もあるため、長く使いたい方は性能重視で選ぶことをおすすめします。

使いたい生地の種類や厚さによって、相性のいいミシンが異なります。機能が充実していないミシンを購入すると、自分の作りたいものが作れない場合があります。

デニムやレザーなどを縫う場合、厚物縫いや重ね縫いに対応していないと上手く縫えない場合も多いです。特に初心者の方であれば仕上がりや、縫いやすさも大きく変わってきます。

そのため、デニムなどの厚物で洋服を作ったり、リメイクをしたりしたい方は厚物縫いや重ね縫いに対応したミシンがおすすめです。スムーズにストレスがなく、布送りができるのは嬉しいポイントです。

基本的に、刺繍や文字縫い機能はコンピューターミシンなどの高価な製品に搭載されています。便利機能がたくさん付いているからといって、初心者が高いミシンを購入しても、機能を活用できるとは限りません。まずは、自分にとってその機能が必要か必要でないかを見分けましょう。

ですが、入園・入学準備にはバッグや小物類に名前入れができると便利ですよね。中には、パソコンなどから刺繍データを取り込めるモデルもあります。刺繍縫いに挑戦してみたい方は、下記の記事を参考にしてください。

保証がついていないミシンは、不具合が起きた場合に交換や修理ができない可能性が高いです。その都度買い替えていたらかえってコスパが悪くなってしまうので、購入前に保証がしっかりあるかどうかを確認しておきましょう。

コンピューターミシンは、縫い目・スピードをコンピューターで制御できるミシンです。コンピューターと聞くと、操作方法が難しいのではと思う方もいらっしゃると思いますが、ボタンやパネルで簡単に操作できます。万が一設定を間違ってしまっても、エラーメッセージが表示され動かないので安心です。

また、サポート機能が充実している点も特徴です。針に糸を通すのが難しい方のために自動糸通し機能や、ダイヤルで簡単に糸調子を調節できます。ミシンを初めて使う初心者の方におすすめです。その他、刺繡機能やステッチの機能も豊富です。

電子ミシンは、針の動きを電子回路で制御できるミシンです。縫い目の調節はダイヤルを合わせておこないます。小物やエコバッグなどでしたら、電子ミシンで制作できます。操作方法がシンプルなので、気軽に使いたい方におすすめです。

コンピューターミシンにあるようなサポート機能がないので、初心者の方は誤作動による故障に注意する必要があります。しかし、シンプルな分、価格も安く購入しやすいミシンです。もともと家庭科の授業が得意な方は、電子ミシンをおすすめします。

電動ミシンとは、電子基板が付いていないミシンになります。昔の足踏みミシンが、電気で動くといえば想像しやすのではないでしょうか。縫い目の調子は電子ミシン同様ダイヤル式です。動かすときはミシンのスタートスイッチ、またはフットコントローラーどちらかしか使えません。

使い勝手としては両手が空くうえに、スピード調整できるフットコントローラーの方が使いやすいです。購入する際は厚手の生地に対応しているかどうかチェックする必要があります。構造がシンプルな分価格が安く、さらに丈夫に作られているので、頻繁に使う人におすすめです。

実際使った人は、どんな感想を持っているのでしょうか。ここからは、ジャノメの「IJ-240」など、おすすめミシンメーカーの口コミを紹介していきます。商品選びの参考にしてください。

コンピューターが自動で糸調子を調節してくれる機能です。糸調子が正確でないと、少しの力でほどけてしまったり、糸が引きつってしまったりしてきちんと縫えません。しかし糸調子を手動で調節するのは、初心者にはなかなか難しいものです。

自動糸調子調節機能があれば、初心者の方でも簡単に糸調子の調節が可能です。また、自動糸調子機能が付いていると、厚い布地と薄い布地を組み合わせて縫いたい場合にとてもスムーズに縫えます。

縫製工場で使われている工業ミシンでは、作業の効率化のために自動糸切り機能が付いているものがほとんどです。糸くらい自分で切るから付いてなくてもと思う方も多いですが、付いているととても便利です。

頻繫にミシンを使う方や、ハンドメイド作品をフリマアプリで売ってみたいとお考えの方は、作業のストレスがぐっと減るので外せない機能です。

初心者だと、特に縫い始めのスピードが速いと怖いと感じる人も多いのではないでしょうか。スピード調節機能が付いていると、自分に合ったスピードで縫えます。フットコントローラーは軽く踏むと低速、強く踏むと高速と、使い分けが可能です。

初心者の場合はゆっくりスタート機能が付いているものか、フットコントローラー対応のものがおすすめです。

家庭用ミシンにはコンパクトサイズとフルサイズがあります。フルサイズとなるとかなり重くなるので、専用の場所または専用テーブルを購入しなければいけません。

持ち運びのできるコンパクトサイズを購入する方が多いですが、それぞれのメリット・デメリットをみて、どちらのタイプを購入するか検討してみてください。

コンパクトミシンのメリットは以下の2点があげられます。

1. 収納がしやすい
2. コンパクトサイズのため、小物類の作成には便利

見た目が小さいのはもちろんですが、軽量なので持ち運びする機会が多い方にはおすすめのミシンです。ですが、厚物を縫う際には注意が必要です。デニムの重ね縫いなど、ミシンに負担をかけると壊れやすくなったりパワーが落ちたりすることがあります。頻繁にミシンを使う方にはあまりおすすめできません。

フルサイズミシンと言っても、コンパクトミシンより数10cmの違いしかありません。しかしながら、しっかりとした構造なので、頻繁に使っても壊れづらく厚手の布や大きな物を縫えるのがメリットです。

そして、コンパクトミシンよりも重い分ガタつきも少なく、音もフルサイズミシンの方が静かです。これから本格的に洋裁を始めたい人は、初めからフルサイズミシンを購入するのも手です。

ただ、しっかりした作りな分、重いのがデメリットです。平均で7kg前後、中には10kgになるミシンもあるので、持ち運びには不向きです。ミシン用のテーブル等を用意するスペースを確保する必要もあります。

ブラザーのミシンの特色は、何と言っても低価格のコンピューターミシンです。必要最低限の機能を備えたシンプルなコンピューターミシンは、ほかのメーカーが3万円台に対し、2万円台で販売されれています。価格的にも初心者の方には購入しやすいメーカーと言えます。

また、低価格ながら保証やアフターサービスはしっかりしています。低価格のコンピューターミシンに対して、高性能の刺繍ミシンもあるのがブラザーの特色です。

文字も刺繍できるミシンでしたらほかのメーカーでも販売されていますが、ブラザーの刺繍ミシンはさまざまなイラストや模様も刺繍できます。オリジナリティーのある小物づくりをしたい方におすすめです。

ジャノメは日本で初めて国産ミシンを作った会社で、家庭用ミシンといえばジャノメミシンを思い浮かべる方も多いほど、知名度が高いメーカーです。電動ミシンからコンピューターミシンまで幅広く多彩なミシンを販売しています。

直線縫いの美しさに定評があるので、キルトを作っている方は、ジャノメミシンを使用する方が多いです。シンプルながら作りがしっかりしているので「壊れにくいメーカー」としても人気を集めています。長く使えるミシンを探しているなら、ジャノメの電子ミシンを候補に入れてみてください。

お仕事でミシンを使っている方にお馴染みのジューキは、工業用ミシンのノウハウを生かした家庭用ミシンを販売しています。工業用ミシンのパワフルさを兼ねそろえた家庭用ミシンは、デニム等厚手の布を縫う方に、おすすめしたいメーカーです。

工業用ミシンのような自動糸切り機能や、自動で返し縫いをしてくれる自動止め縫いを搭載しているコンピューターミシンは、洋服づくりで大変重宝します。そのほか、初心者の方におすすめな、自動糸調子や自動糸通しなどの機能も充実しています。

コスパがいいミシンがほしいなら、シンガーがおすすめです。シンガーは1851年に創業したアメリカのミシン会社。他のミシンメーカーと比較して、価格が安いミシンが多いのが魅力です。そのなかでも「SN-521」が人気があります。

「SN-521」は、フットコントローラーで操作でき、11種類の模様から縫い目のデザインを選択できます。また、パワフルでデニム生地も簡単に縫えるのが魅力。機能性が高いのにもかかわらず、税込11,500円で購入できます。