シンガー その他調理家電 スクールメイト SM-10

SM10には自動糸調子機能が搭載されています。糸調子とは、ミシンの上糸と下糸の引っ張り合う力を調整することです。糸調子ダイヤルを「自動」に合わせるとミシンが生地の厚さに合わせて糸のテンションを自動でコントロールしてくれます。ミシン初心者にはとても嬉しい機能です。

ボビンのセッティングには垂直釜と水平釜がありますが、SM10には水平釜が採用されています。水平釜のメリットは糸がらみが少ないことです。学校の授業等で使用されることの多いミシンなため、糸トラブルが少ないのは嬉しいポイントです。しかし、工業用の垂直釜式に比べると糸が緩みやすいというデメリットがあります。

SM10の側面には、糸通しの順序が図解入りで記載されています。順序が分からなくなった際も説明書を見る必要がないのでとても便利です。学校で使用するときは生徒1人でも手順が分かるため、授業もスムーズになります。図解入りミシンは、お子様に手芸を教えたい親御様にも高評価です。

SM10にはセーフティー機能が搭載されています。ミシンの押さえが上がった状態のままスタートしても動かないため、指の巻き込みを防ぐことが可能です。また、スライド式のスピード調整ボタンがあるので生地のカーブや縫い終わりに合わせて自在に調整できます。

SM10はシンプルな機能面が高い評価を得ているミシンです。確かに直線縫いしかできませんが、ほとんどのミシンは直線専用です。また、SM10には文字縫い機能や自動糸切り、ワイドテーブル機能もない、ビギナー向けのミシンなので使用者のレベルを考えて購入しましょう。

シンガー SM10に関して、上記以外の悪い口コミは見つかりませんでした。

シンプルな構造と使い心地はSM10の最大の魅力です。多機能ミシンは上級者用ですので使いこなすのに時間がかかります。多機能ミシンには使用頻度の低い機能も付いているのに対し、SM10は最低限必要な機能が凝縮しています。これからミシンを始めたい初心者におすすめです。

性能の低いミシンは、厚手の生地を縫うときに引っ掛かったり、糸の張りが狂ったりして使えないとの意見があります。しかし、SM10には布送りを滑らかにする7枚の送り歯が付いているため厚手、薄手問わずスムーズに縫い進めることが可能です。

押さえが上がっている状態では動かないセーフティー機能に加え、針上下/スローボタンも搭載されています。スローボタンを押せばすぐにスピードを落として、安全に縫うことが可能です。そして、縫い終わりの焦りからくるミスも軽減できます。

SC200はシンガーの上位モデルで、コンピュータによる自動制御機能が搭載されています。生地や縫い目に最適な糸調子を自動でコントロールするので、糸の張りを合わせる煩わしい作業がなくなりました。高性能制御機能により、縫うのが難しい薄手の生地も流れるようにスムーズに縫えます。

さらに、SC200には液晶画面表示が備わっているため、現在の設定や間違った動作をすぐに確認することが可能です。他にも使用頻度の高い縫い模様をワンタッチで選べるボタンが搭載されています。SM10はベーシックモデルなのに対し、SC200は本格的に手芸を楽しみたい人におすすめです。

CE-15もSM10の上位モデルにあたります。CE-15には、自動針穴糸通し機能が搭載されているため、面倒な糸通しもすぐにでき大変便利です。さらに、2ステップボタンホールも搭載されているのでブラウスやシャツなど複雑な作業も簡単におこなえます。

他にもCE-15には、12種類の縫いパターンを自由に選べる模様選択ダイヤルが搭載されています。ダイヤルを回すだけで好みの縫い目に変えることが可能です。しかし、CE-15は機能が多すぎるため、初心者には使いこなせない可能性があります。

一方、SM10は付加機能が少ないため、裁縫上級者には物足らず不便ささえ感じるかもしれません。SM10は初心者向き、CE-15は中級・上級者向けミシンといえるでしょう。

「SINGER（シンガー） SM10ミシンの種類について、商品概要、説明書、おすすめポイント、口コミ・レビュー・評価、他製品との比較をまとめました。

SM10には、ダイヤル式自動糸通し機能や初心者に嬉しい図解、安心のセーフティー機能が搭載されています。基本機能しか搭載されていないため、上位モデルのような自動糸切やメッセージ表示などは一切ありません。そのため、SM10はビギナー用、学校用に最適のミシンです。

複雑な機能がない分、使い方もとてもシンプルです。実際に悪い口コミがなく、使いやすいと高い評判を得ています。SM10は、ミシンを活用する場面と使用頻度を考えて購入するなら不自由なく使いこなすことが可能です。