カメラ女子に人気のフィルムカメラおすすめ10選｜初心者向けやおしゃれなものも！

「カメラ女子」という言葉が生まれるほどのブームになっているカメラ。自分の力で美しい写真を撮れるのには憧れますよね。スマホやデジタルカメラで撮った写真ももちろんいいですが、カメラ女子の皆さんにはぜひフィルムカメラをおすすめしたいです！

フィルムカメラはコンパクトで持ち運びが便利だったり値段が安いだけでなく、フィルムカメラでしか出せないおしゃれな雰囲気が大きな魅力です。また新品にこだわらなくても、中古品にも魅力的なフィルムカメラはたくさんあります。

この記事では、フィルムカメラの魅力・種類・選び方・人気のおすすめ商品からうまく撮るコツまで詳しく解説していきます。ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

フィルムカメラは、サイズが小さいモデルが多く、ポケットや鞄に入れて持ち運びしやすいのが特徴です。また、軽量なモデルが多いので首からかけて持ち運びもできます。そのため、写真を撮りたいと思った時にすぐ使用でき、シャッターチャンスを逃す心配もありません。

現在では、スマホやデジカメが普及し、いつでも簡単に写真を撮れます。さらに、撮った写真をその場で確認できます。フィルムカメラは、スマホやデジカメのように、仕上がりをその場で確認できません。

しかし、現像して写真ができあがるまでに感じられるワクワク感は、フィルムカメラならではの魅力。どのような写真になっているかは、数日後のお楽しみです。撮影から時間を置いて改めて仕上がりを見ると、新鮮な出来事のように楽しめるはずです。

フィルムカメラで撮影すると、スマホやデジカメにはない質感や雰囲気を出せます。色味がノスタルジックに再現されたりレトロな雰囲気を醸し出したりと、独特のあたたかみを演出できます。

また、フィルムカメラ自体がおしゃれでかわいいデザインやレトロで懐かしいデザインのものも多いです。そういったカメラは持っているだけでおしゃれで、ファッションのポイントにもなります。そのため、若い女性からの人気が高くなっています。

一眼レフカメラは、カメラと一緒に使うフィルムやレンズなどのアイテム数が豊富で、選択肢が幅広いのが大きな特徴です。被写体や撮影の内容ごとにレンズを交換でき、撮影方法にこだわりたい方におすすめです。ファインダーから覗いて見た風景を、そのまま撮影できます。

さらに、背景がぼけた写真なども撮れるため、雰囲気を変えながら撮影が楽しめる点が大きなメリット。エントリーモデルもあり、初心者でも一眼レフカメラでの撮影が楽しめます。

コンパクトカメラはレンズが固定されており、名前の通りコンパクトなサイズが特徴です。レンズの交換などは必要なく、操作が簡単なのがメリットです。また、コンパクトカメラは、デジカメが普及する前に、一般的に広く使われていました。

コンパクトカメラは、中古で売られている場合が多く、リーズナブルな価格で購入できます。さらに、コンパクトカメラと一緒に使うフィルムも、お手頃価格です。コンパクトカメラはコストを小さく抑えられるため、手軽に始めやすいカメラと言えます。

二眼レフカメラは、レンズが上下に2つ並んでいるカメラです。撮影用のレンズとファインダー用のレンズが搭載されており、正方形の「スクエアフォーマット」で撮影ができます。

また、二眼レフで撮影する時はカメラを身体の前に持つので、被写体がカメラを意識しにくく、より自然な姿を収められます。二眼レフカメラは、目で見た位置と実際に撮影される位置にずれが出るため、上級者向けのカメラです。

一眼レフカメラは、ファインダー越しに像が見えるようにミラーが埋め込まれており、シャッターを切る際にこのミラーが上下に動きます。この動きの反動によってカメラ全体が振動して手ぶれしたような現象が起こり、これを「ミラーショック」と呼びます。

しかし、レンジファインダーカメラには一眼レフに埋め込まれているミラーがなく、動作が静かなのでミラーショックが起こりません。また、ミラーがないため、ファインダーが真っ暗になる「ブラックアウト」が起こらないのもメリット。レンズ設計の自由度が高い点や、高機能なのにコンパクトなサイズなのも特徴嬉しいポイントです。

インスタントフィルムカメラとは、撮影した写真がその場で現像できるカメラです。チェキやポラロイドが有名で、誰でも簡単に「エモい」写真が撮れると近年若者に人気の商品です。

最近では、撮影した写真を携帯に送れる機能がついているものや自撮りアプリのようなフィルター機能が搭載されているものなど、進化した高性能のモデルが多数登場しています。SNSに撮影した写真を載せたい方にぴったりです。

カメラによって、使用できるフィルムのサイズが異なります。フィルムは35mm、中判、大判の3つがあり、一眼レフやレンジファインダーなど多くのカメラでは35mmフィルムを使います。また、チェキやポロライドの場合は専用フィルムがあるのでそちらを使いましょう。

• 35mm：ほとんどの一眼レフやレンジファインダーで使用。初心者からプロまで使うフィルムです。
• 中判：二眼レフや蛇腹カメラなど、クラシカルなカメラでの使用が多いです。
• 大判：シートフィルムとも呼ばれ、昔の写真館で使われていたような蛇腹のついたカメラで使います。

カメラによって、AF（オートフォーカス）を搭載しているか、MF（マニュアルフォーカス）を搭載しているかが異なります。まず、AFとは自動でピントを合わせくれるものを指し、MFは手動でピントを合わせるものを指します。また、カメラによっては両対応のモデルも。

AFの場合は、シャッターボタンを半押しすると素早くピントを合わせてくれます。そのため、ピントを合わせにくい速く動くものを撮影するシーンなどでおすすめの機能です。

「露出」とは、フィルムに光を当てて感光させることです。この時の光を取り込む量が写真の仕上がりに影響します。光が多すぎると写真が真っ黒になり、光が足りないとフィルムに被写体のデータを残すことができません。ファインダー内の露出計を使って適正露出に設定しましょう。

綺麗なフィルム写真を残すには、露出の適性設定が非常に重要です。初心者は特に、露出計が搭載されているモデルが使いやすく、ガイドとしておすすめ。慣れてきたら露出計のないモデルに挑戦してみましょう。

ここまで、フィルムカメラの魅力やおすすめ商品について紹介してきましたが、どこで買えるのか気になっている方も多いはず。

フィルムカメラは中古品を購入するのが一般的なパターンです。中古のフィルムカメラは、中古カメラの専門店などで購入できます。また、ネットの通販サイトやカメラショップの公式サイトなどでも販売しています。中には比較的安いものもあるので、ぜひ探してみてください。

被写体の喜怒哀楽が表現されているタイミングを上手く撮影できると、人を惹きつける写真になります。また、日常の中でふと撮りたいと感じるさりげない気持ちで撮影したものは、気合を入れて撮ったものよりも満足する仕上がりになる場合が多いです。

フィルムカメラは、失敗してもデジカメやスマホのように撮り直しができません。1枚1枚を丁寧に撮影をすれば、より上手に納得のいく作品ができるはずです。

フィルムカメラは、本体以外にもいくつか必要なものがあります。カメラ本体と一緒に購入するのがおすすめです。

一眼レフカメラの場合、本体がレンズとセットのタイプでない場合、別途レンズを購入する必要があります。焦点距離が35mmもしくは50mmのものが初心者の方にはおすすめです。また、ネックストラップも一緒に購入しておくと、万が一撮影中に手が滑っても安心です。

そして、忘れてはならないのがフィルム。モノクロ、カラーネガ、カラーポジの3種類があります。初心者の方は、カラーネガが扱いやすくおすすめ。慣れてきたら、さまざまなフィルムに挑戦してそれぞれの写りの違いを楽しむのもいいですね。

今回は、フィルムカメラの良さやおすすめのカメラを紹介しました。いつもとは違う雰囲気の写真が撮りたいと思った方は、この記事を参考にぴったりのフィルムカメラを見つけてください。