一眼レフカメラ用外部マイクおすすめ10選｜選び方や人気メーカーも！

一眼レフカメラを使用して動画を撮影する方は当然画質の良さを心がけていると思います。でも、せっかく画質にこだわるなら、それだけでなく音質にもこだわりたいとは思いませんか？そこでおすすめしたいのが一眼レフカメラ用外部マイクです！

「内蔵マイクと何が違うの？」と思う方もいると思いますが、外部マイクは内部マイクでは拾えないような音や内部マイク特有の雑音などを解消し、より高音質を実現することができるんです！

この記事では、一眼レフカメラ用外部マイクの必要性、選び方、人気メーカーからおすすめ商品まで詳しく解説していきます。ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

一眼レフカメラにマイクが内蔵されているので、動画撮影時は一眼レフのマイクだけで十分であると考えてしまう人も多いと思います。しかし、内蔵マイクは全方位の音を拾うため環境音や周囲の雑音などが入ってしまいます。そのため、いい音質は期待できないでしょう。

一方で、外付けのカメラマイクでは前方のみハッキリ聞こえる製品が多いため、臨場感にあふれた高品質な音を撮影できます。また、ノイズ除去機能についても豊富に搭載していて、カメラの操作音を抑える機能が付いた製品も存在します。

外付けのカメラマイクを使った方が明らかに音質が良くなるため、動画撮影の音質にこだわる人は、外付けカメラマイクは必須のアイテムとなります。

一眼レフ用マイクの種類によって、適切な撮影場面が大きく異なります。ここでは、撮影場面ごとの適切なマイクの種類について解説していきます。

マイクの音を拾う方向のことを指向性といいます。自然に囲まれた状態で撮影する時は、単一性や無指向性のカメラマイクがおすすめです。無指向性とは周囲360度の音を拾う方式になります。単一指向性は無指向性と異なり、音を拾える角度に制限があるものの、余計な環境音を抑えてくれます。

超指向性という方式も存在しますが、収音できる角度がかなり狭いため、屋外での収音には不向きです。

人がしゃべる場合は、カメラマイクの目の前にいることが多いです。そのため、音を拾う範囲が狭く、向けた方向の音をよく拾う鋭指向性（超指向性）のカメラマイクがおすすめです。鋭指向性（超指向性）は、単一指向性よりもより拾う音の幅が狭まります。

双指向性も音を拾う範囲が狭いですが、カメラの後ろの声も聞こえるため、会話を録音する時は鋭指向性（超指向性）の製品がおすすめです。

1眼レフ用カメラマイクでは、モノラルとステレオの2種類のマイクがありますが、それぞれ一長一短なので、自分の用途に合った方を選びましょう。

指向性があるカメラマイクにおいては、モノラルの製品は狭い範囲の音しか拾えませんが、雑音が少なく迫力のある音を拾うことができます。屋内においては、周囲の環境音を消して人の声だけを拾えるので、人の話し声を拾うのにもおすすめのマイクです。

ステレオマイクよりも音の広がりがなく、平坦でつまらない音になりがちですが、マイクの重量が軽く長時間撮影しやすいため、長時間動画を撮影するYouTuberにはおすすめです。

ステレオのカメラマイクは広い範囲で音を拾えるため、音に立体感が生まれ、臨場感のある音を作り出すことができます。音を撮り逃す心配があまりないため、屋外のライブ撮影において、体を激しく動かしながら撮影を行う場面には最適です。

しかし、周囲の雑音も拾ってしまいやすくなり、屋内等にいてあまり動かない場面では音質がかえって悪くなるため、広い空間で録音を行うのに向いているマイクと言えます。

プラグインパワーのマイクでは電池が不要なため、一眼レフカメラ用のマイクにおいては、電源方式がイヤホンジャック型になっている物が多いです。プラグインパワーは使い勝手がいいですが、機器の相性が悪いとホワイトノイズが発生することに注意しましょう。

コンデンサーマイクにおいては、ファンタム電源が搭載されていて、特にノイズが生じやすいため、ノイズを抑えたい人はコンデンサーマイク以外の製品がおすすめです。

マイクの使用用途に合わせてバッテリー方式を選択しましょう。一眼レフカメラ用のマイクのバッテリー方式は、おもに独立駆動タイプとプラグインパワーの2種類です。独立駆動タイプは、カメラの電源とは別の電源から供給するタイプ。長時間使用できるバッテリーが多いので、長く撮影したい人に適しています。

手軽に撮影したい方は、プラグインパワータイプがおすすめです。マイクのバッテリーがなくてもカメラの電源から電力を補給できます。荷物を減らしたい方やすぐに撮影したい方は、気軽に使用できるプラグインパワータイプの外付けマイクがおすすめです。

接続端子には、一眼レフカメラに接続しやすいミニプラグ式に加えて、業務用のXLR方式が存在します。ほとんどの製品がミニプラグ式なため、接続方式は考えなくてもいいでしょう。

一般的なカメラマイクでは、接続端子がミニプラグとなっていて、通常のイヤホンジャックと同様に抜けやすい上に、対応するカメラの機種も多いため扱いやすいです。

ただし、通常のイヤホンと同様に根元で断線することが多いため、耐久性がXLR方式に比べると低く、突然壊れることが多いのが欠点です。

XLRプラグは、日本の有名なカメラメーカーであるキヤノンが開発した物ではなく、アメリカの光学機器メーカーであるキャノンが開発した規格となります。

イヤホンジャックのようなミニプラグとは異なり、業務用のコードであるため耐久性が非常に高く断線しづらいです。ただし、一般的に使われている規格でないため、一眼レフカメラにそのまま接続できないため、PCMレコーダー等のアダプタが必要となります。

一般的な風防（ウインドシールド）はウレタンで出来ていて、風切り音をある程度防ぐことができる上に、音の減衰が少ないので音質にこだわる人におすすめです。

毛皮で出来た風防は、ウインドシャマーと呼ばれています。ウレタンでできた風防よりも風切り音を抑えられますが、音の減衰が目立つので風が強い時にだけ使いましょう。

RODEは聞き慣れないメーカーですが、一眼レフカメラ用マイクの製品においては、有名なブランドで高性能な商品を数多く販売しています。

初心者からプロ用まで幅広い製品を販売していて、使い勝手のいいワイヤレスマイクも販売しています。そのため、一眼レフカメラ用マイク選びで迷った時は、RODEの製品を選びましょう。

オーディオテクニカはオーディオ機器で有名なメーカーですが、一眼レフカメラ用のマイクにおいても安価で高性能な製品を出しています。

オーディオテクニカのAT9946CMは、三つのマイクを搭載していて、他の一眼レフカメラ用マイクよりも幅広い音を拾えるため、収音範囲にこだわる人におすすめのメーカーです。

ニコンの一眼レフカメラ用マイクは、ニコンの製品にしか対応していないのが欠点ですが、ノイズ低減機能が充実していて音質が非常にいいことが特徴です。

一眼レフカメラ用マイクのノイズ抑制機能が充実している割に、価格が安く他のメーカーよりもコスパがいいため、ニコンユーザーにおすすめのメーカーです。

今回は一眼レフ用のカメラマイクの選び方について詳しく説明した上で、おすすめの商品を10個紹介しましたが、いかがだったでしょうか。一眼レフ用のカメラマイクは、製品により適切な場面が異なるため、選び方を詳しく理解して、自分の用途に合った物を選べるようにしましょう！