レンズフィルターケースのおすすめ5選｜100均の代用品やケンコーの商品も紹介

ミラーレスカメラなどで写真を撮影をしている方にとって、さまざまな効果を与えられるレンズフィルターはとても優れたアイテムです。ですが、レンズフィルターの種類は豊富で、フィルター径に合わせてそれぞれ揃えないといけないため、気づいたら大量に持っていたなんてことはありませんか？

そのような方におすすめなのが、複数のレンズフィルターをまとめて収納できるレンズフィルターケースです。レンズフィルターケースは収納できるレンズフィルターの大きさや枚数に合わせてさまざまな商品が販売されています。

そこでこちらの記事では、レンズフィルターケースの選び方やおすすめの商品をご紹介していきます。レンズフィルターの管理に困っている方、屋外に持ち出すことが多い方もぜひ参考にしてみてください。

レンズフィルターケースは、屋外に複数枚のレンズフィルターを持ち出すときに便利に使えます。なぜなら、種類が豊富にあるレンズフィルターも、簡単に収納することができるからです。

レンズフィルターは種類が豊富にあるため、気づいたら増えていることはよくあります。せっかく、さまざまな撮影シーンに合わせて集めたレンズフィルターですから、どこに行くにも持ち運びたいものです。

そんなときにレンズフィルターケースがあると、複数枚のフィルターをケースに収納して、持ち運べます。また、撮影状況に合わせてフィルターをスムーズに交換できることから、レンズフィルターケースは屋外に持ち出すときに役立つ商品です。

収納可能なレンズフィルターのサイズを確認して、ケースを選びましょう。なぜなら、収納可能なサイズに合わないと、ケースに収納して持ち運ぶことができなくなるからです。

一般的に、レンズフィルターのサイズは、37mm～112mmほどまでのサイズがあります。自分が持っているフィルターサイズを確認せずにケースを購入してしまうと、サイズが合わないため、まとめて収納できません。

サイズもそれぞれ違うレンズフィルターですから、複数枚をまとめて持ち運びたい方は特に、ケースに収納できるレンズフィルターのサイズを確認しながら、商品を選んでみてくださいね。

撮影するときのフィルターは、どのくらい必要かを考えて、収納して持って行きたい枚数でケースを選ぶという方法もあります。レンズフィルターケースの収納枚数は、一般的に3枚～11枚程度までという商品が多いです。

したがって、撮影時にどのくらいフィルターが必要になるのかによって、選ぶフィルターケースも変わります。自分が持っているフィルターの枚数が少ないのであれば、コンパクトなケースですべて持ち運ぶことも可能でしょう。

普段からよく使うレンズフィルターは、どのくらいあるのかを確認して、自分にピッタリな商品を選んでいくことをおすすめします。

レンズフィルターケースには、2種類の素材があるため、ケースを素材で選ぶことも可能です。具体的には以下の2種類があります。

• ソフトタイプケース
• ハードタイプケース

それぞれのケースの特徴や形状についても触れながら解説していきます。

ソフトタイプケースには、以下のように2種類の形状があります。

• 6～9枚収納できるポーチ型
• 3枚程度収納できる折りたたみ型

ポーチ型はコンパクトながら、たくさんのフィルターを収納できることが特徴です。また、クッション性に優れているため、持ち運び中の思わぬ衝撃からも、フィルターを守ってくれます。耐水性と防塵性も備えているため、フィルター以外のアクセサリーも保管することが可能です。

一方、折りたたみ型は、ポーチ型よりもさらにコンパクトなタイプになります。折り畳んで、カメラケースに一緒に入れることもできるため、携帯性を重視するのであれば折りたたみ型の一択です。ポーチ型と同じようにクッションがあるため、壊れる心配も必要ありません。

ハードタイプケースには、アルミ製やプラスチック製の素材でできたケースがあります。2種類とも硬い素材でできているため、思わぬ衝撃でレンズフィルターが壊れることはありません。ただ、収納枚数はソフトケースに比べて少な目で、取り出しもスムーズにはいかないでしょう。

ハードタイプケースの中には、フィルターを複数枚重ねることで、コンパクトに収納できるものや、ケースを積み重ねられるスタッキング式の商品もあります。

フィルターの収納枚数や取り出しやすさはソフトケースに劣りますが、頑丈で汚れにくい素材のため、より確実にフィルターを保護できるのがハードタイプケースです。確実にフィルターを防ぐことが目的のケースを購入するのであれば、ハードタイプケースがおすすめといえます。

ケンコー・トキナーは、2022年に創立65周年を迎えた日本の光学製品の専門メーカーです。精度・品質の高い光学フィルター・カメラ用交換レンズ・双眼鏡・天体望遠鏡などの光学製品で、人気があります。

ケンコー・トキナーのレンズフィルターケースは、カラビナ付きで、ベルトループやバッグに吊り下げて、使いたいときにサッとレンズフィルターを取り出せるのが特徴です。防塵防水性能を備えた商品もあり、屋外での急な雨にも安心です。

マルミ光機は1952年設立の日本のフィルター専業メーカーで、長く欧州メーカーのOEMに専念していましたが、1980年に自社ブランドを立ち上げました。熟練の職人が作り上げる製品の数々は、世界最高水準を誇ります。

マルミ光機では、ポリプロピレン製のハードタイプケースや、三つ折りのソフトタイプケースを取り扱っています。ソフトタイプはポケットの透明度が高く、フィルター名わかりやすいと好評です。

NiSiは、2005年に中国の珠海市で光学製品の研究開発所としてスタートしました。創立以来カメラフィルターを開発しており、これまでに20カ国以上で国際特許を取得しています。日本でも、ヨドバシカメラ・ビックカメラで商品を展示・販売中です。

NiSiのレンズフィルターケースは、おしゃれなファブリック調のケースと、シックなレザー調のケースがあります。ベルトで三脚などに取り付けられるもの、防水加工が施されているものなど、機能性の高い商品が多く揃っています。

レンズフィルターケースを100円ショップの商品で代用することもできます。たとえば、アイテムポーチや小銭入れをケース代わりとして、使うことも可能です。カメラには小物がたくさんあるため、管理は大変になります。そんなときにアイテムポーチを使うと便利です。

また、ダイソーから販売されているナイロン製の小銭入れは、72mmのレンズフィルターにピッタリなサイズになっています。小銭入れのサイズ展開は他にもあり、52mm径のレンズフィルターが入る小銭入れも販売されているため、少量のレンズフィルターを保管するのに役立つでしょう。

小銭入れには、3枚ほどのレンズフィルターを入れることはできますが、本格的なレンズフィルターケースではないため、クッションはありません。コスパを重視し、とにかく少量のレンズフィルターを持ち運びたいだけという方におすすめの代用方法なので、参考にしてみてください。

レンズフィルターケースをチェックしたのなら、カメラ周辺のアイテムも収納できる道具も見ていきましょう。たとえば旅行や学校行事で、カメラを持って行くのであれば、カメラバッグがあると便利です。小さな備品の収納力にも優れているため、持ち運びも楽になります。

また、カメラやレンズは湿気や熱に弱いため、正しく保管しておかなければ、カビが発生することもあります。そこで役立つのが、防湿庫です。温度や湿度の自動調節をしてくれる電子防湿庫もあるため、カメラ全般のアイテムを保管するのには非常に便利な商品といえます。

このようにレンズフィルターケース以外にも、カメラ周辺のアイテムを収納する際に、役立つ道具はたくさんあるため、ぜひ参考にしてみてください。

レンズフィルターケースを持っていると、集めたフィルターも簡単に収納でき、取り出しも楽です。収納枚数やサイズによっても選ぶべき商品は変わってしまうため、ぜひ本記事を参考に、自分にピッタリなレンズフィルターケースを見つけてください。